みんなの活動:これまでの活動報告

地域

夏休み! 親子で鈴廣かまぼこ工場見学!

東都生協 第9地域委員会「鈴廣かまぼこ㈱交流訪問」の報告

2018.08.12


東都生協第9地域委員会は2018年7月27日「体に優しい自然の味」をお届けすることをコンセプトとし、化学調味料・保存料を一切使わず、天然素材を使用した商品作りに徹する小田原の鈴廣かまぼこ㈱に、親子連れを含む総勢21人で工場見学とかまぼこ手作り体験に行ってきました!

行きのバスの中では鈴廣かまぼこ㈱の学習に加え、食育クイズも行い食への興味につなげました。参加者は全員、自己紹介しましたが、小学生からは「今回の訪問を夏休みの自由研究にしたい」との声もありました。

鈴廣かまぼこ㈱の恵水(めぐみ)工場では、かまぼこを実際に作っている生産ラインを見学し、1本のかまぼこに5~6尾分の魚(グチ)が使われていること、小田原のきれいな地下水がかまぼこ作りに大切なことなどを学習しました。

市販のかまぼことの食べ比べを行い、鈴廣かまぼこ㈱の弾力の違いにみんなで驚きました。

同社イチオシのお薦めは、白かまぼこの「小田原っこ」ですが、実はお正月用と思われがちな「伊達巻」もお薦めです。年間通して需要があり、不定期ながらも企画していますので、商品案内をしっかりチェックして注文してくださいね。

「手作り体験」では、職人さんのようにはうまくできず苦心。小さいお子さんは、お母さんに手伝ってもらいながら最後まで頑張りました。

環境にも配慮し、化学調味料、保存料不使用に徹した本物の味・鈴廣かまぼこ㈱の製品を、皆さんもどうぞご利用ください。

(農)房総食料センターで、かぶの収穫体験、若手生産者との交流を行いました

第6地域委員会主催「(農)房総食料センター」交流訪問企画の報告        

2018.04.16

かぶは昼食時ステーキや煮物に

かぶは昼食時ステーキや煮物に

かぶの花

かぶの花

房総の野菜を利用するゾ!

房総の野菜を利用するゾ!

第6地域委員会は2018年3月17日、千葉県の産直産地・(農)房総食料センターの小島さん引率のもと、かぶの収穫体験、若手生産者との交流を行いました。大人18人・子ども6人が参加。

かぶの収穫体験では山崎さんの育てたかぶを収穫しました。山崎さんの元で農業研修をしていらっしゃる方2人もいらして、かぶの生育や収穫までの流れを教えてくださいました。

中でも、私たちが食べている白い部分は根っこではなく"茎"であるというお話に一同驚きました。

昼食は産地の野菜を使ったかぶのステーキや、煮物など、心のこもった手料理でお腹いっぱいに!

昼食後の若手生産者との交流では、青年部部長の田山さんも加わり、若手「房総SUNS」生産者の話、農業の現状やこだわり、苦労話など幅広いお話を伺うことができました。

今回の(農)房総食料センター交流訪問は昨年2017年10月に行う予定でしたが、台風による被害が大きかったため中止となり、再企画したものです。

暴風雨による被害だけでなく、海が近いことから、同産地は深刻な塩害に見舞われたそうです。そして今年の冬は寒さが厳しく、台風を生き延びた作物も寒さでやられてしまったことなど、気候が及ぼす農業への影響の大きさを学びました。

生産者からは「野菜は値段の変動が大きい食材で、市場価格の変動による売上高の増減が激しい」「若い人が安心して農業を続けられるために安定した利用を!」とのお話がありました。

参加した組合員からは、「これからは値段に振り回されることなく、作り手のこめた思いも私たちは買っているんだと思いながら利用していきたいと思いました」との声が寄せられました。


 
2018.03.08


多くの種類のパンを試食しました



パン論議が弾みました


2018年12月22日、府中南ブロック委員会は、商品活動エントリー企画「商品丸わかり」をさんぼんすぎセンターで開催しました。

今回のテーマはパン。「北海道産小麦食パン」「国産小麦食パン」「サラのまるパン(紅茶・オレンジ・トマトバジル・全粒粉)」を試食しました。

「パンを焼くのは夜中で早朝に出荷」という厳しい仕事の様子、以前はお試し規格があったが今はない理由、異なるパンを同時に焼き上げ袋詰めする難しさ、バターよりマーガリン・ショートニングといわれていた時代の話など、菓子・パン部門の職員から直接聞くことができました。

また、現在の多様化したライフスタイルでは食パンは何枚切りが良いのかなど、いろいろと話が弾みました。

同ブロック委員からは「今回知り得た知識を、今後の企画につなげていきたい」との声が聞かれました。

親子で憲法を学び、平和への思いを深めました

第8地域委員会「平和を学ぶための~子ども憲法塾」開催報告

2018.03.07


戦争ほうき(放棄)を作る


戦争ほうき(放棄)に平和の願いを込めて


第8地域委員会では12月17日、弁護士の長尾詩子さんを講師に「平和を学ぶための~子ども憲法塾」を開催しました。

長尾さんは、人権について「ワタシがワタシとして大事にされ、自由を認められること。それには平和が大事」として「自分たちがこの国の主人公である」という国民主権や民主主義について説明。

戦前の憲法で戦争が起こり戦後に戦争放棄したことに触れ「私たちは間違えるかもしれないから、最初にルールを決めた」と立憲主義を解説。「憲法はブレーキ役。戦争した人たちからの贈り物。大事にしましょう」と語り掛けました。

参加者の印象に残ったのは、JVC(日本国際ボランティアセンター)が行う「北朝鮮、韓国、日本の子どもたちによる絵の交換」の話。

日本の子どもに北朝鮮について聞くと「怖い」と答え、北朝鮮の子どもも日本を「怖い」という現状にありますが、お互いの絵を交換すると、共通点も多く「なんだ同じじゃん」と意識が変わるそうです。

「テレビの向こう側にも自分と同じような子どもたちがいると想像の翼を広げ、世界中の人と友だちになってほしい」と長尾さん。

講演後は戦争放棄と掛けた「戦争ほうき」と、平和への思いを込めたプラ板作り。

子どもたちからは「平和は、当たり前に人それぞれが幸せを感じられること。憲法の話も素直に受け入れられた」「仲良くすればどの国も幸せなのになぜ戦争するの。みんな幸せで笑顔になったらうれしい」、おとなからは「憲法や戦争について、親子一緒に考えるきっかけができた。共有した時間はとても貴重」などの感想が...。

学習会の会場では、原爆投下後の広島、長崎のパネルや"あの時の広島から、現在伝えたい"絵本の展示も行われました。

和やかな雰囲気の中、親子で平和や憲法について理解を深める貴重な時間となりました。

NPO法人フードバンク狛江と連携したフードドライブに取り組みました。

入間センター組合員から寄贈された食品をNPO法人フードバンク狛江に寄贈しました!

2018.02.21


総重量約130㎏もの寄付食品



フードバンク狛江のスタッフの方と一緒に
食品の仕分け作業を行いました

2018年1月29日~2月9日の2週間、東都生協入間センターの組合員を対象に、NPO法人フードバンク狛江*1(以下、フードバンク狛江)と連携したフードドライブに取り組みました。

フードバンク狛江は、近所に暮らす一人親家庭の子どもとの出会いをきっかけに、2014年12月に「フードバンクを考える会」から活動がスタートし、2016年5月にNPO法人格を取得。地域のネットワークづくりを模索しながら、地域の人々が共に支え合う未来を見つけ出せたらとの願いで日々活動を重ねています。

今回のフードドライブでは、入間センター所属の組合員から518点、総重量約130㎏もの寄付食品が寄せられました。

中には、日頃利用している東都生協の商品や新たに購入した食品も見受けられ、破損している商品はほとんどなく、組合員の活動に対する理解や思いを垣間見ることができました。

寄付食品の回収に取り組んだ入間センターの職員からは
「生活協同組合(生協)は助け合いの組織であり、喜びややりがいを感じながら取り組むことができた」
「この活動を継続していきながら、さまざまな形で少しでも組合員の暮らす地域社会に貢献できるように取り組んでいきたい」
「寄贈いただいた多くの食品を見て、組合員一人ひとりの思いとパワーを感じた」などの声が寄せられました。

組合員と職員、地域の人々と心の通い合った生協活動にできるように、東都生協は今後も引き続きフードドライブに取り組み、組合員と地域の皆さまとの協同の力で、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりに貢献してまいります。

◆NPO法人フードバンク狛江 理事長の田中妙幸さんからの東都生協組合員へのコメント
 
フードバンク狛江は、8万人の小さな市の生活困窮相談窓口で寄り添い支援をする「こまYELL」と結んで食料支援を必要とする世帯へ食料提供をしています。

利用する世帯人数や世代、使えるライフラインに合わせ、時には希望される食品をセットし、安全に管理して提供してきました。また地域にある子ども食堂をはじめ19の福祉団体にも提供しています。時には他都市からのSOSに応え送ることもあり、食料支援の需要は増加し月に300㎏~400㎏の食品を必要としています。

このたびのフードドライブによるご支援は本当にありがたいところです。日本は一方でまだ食べられるのに廃棄される食品が621万トン、企業だけでなく家庭からも半分といわれています。

食品ロスと困窮者支援を上目線でない活動にと、「『もったいない』を『いただきます』へ」を合言葉にボランティア団体として「フードバンクがあってよかった、助かった」といわれ、「見えない貧困」にも声を掛け合い、支え合う地域づくりを目指して取り組んでまいります。

*1「NPO法人フードバンク狛江」の団体概要はホームページをご覧ください。

平和募金企画「ユニセフハウスで平和について考えよう!~世界の子どもたちの今~」

まずは知ること、そして考え、自分にできる行動に移すことの大切さを学びました

2018.01.16



東都生協・第9地域は2017年12月9日、東村山と立川からバスでユニセフハウスを訪問しました。

組合員など参加者は13人で、そのうち初参加者は1人でした。車内では東都生協の平和活動への取り組みを学習し、その大切さを確認し合いました。

ユニセフハウスには、活動の歴史・子どもの権利条約などのパネル展示のほか、現地の診療所や学校、避難所テントなどが再現されています。また、水瓶や子ども兵士が持つ銃の重さなどを体験できるコーナーもあります。

一行は、ボランティアさんによる1時間半のガイドツアーに参加し、一つ一つ丁寧な説明を聞きながら見学しました。

かつて日本も、第二次世界大戦後には粉ミルクや綿・薬などの支援を受けていました。近年では、東日本大震災の際にユニセフの支援を受けながら日本ユニセフ協会が支援活動を行っています。

「貧困・紛争・自然災害、さまざまな厳しい状況下に置かれた子どもたちの命と健康を守るために、私たちは何ができるのか?」

難しく考えずに、まずは知ること、そして考え自分にできる行動に移すことの大切さを、感じることができました。

私たちは支え合っています。世界の子どもたちが平和でありますように...。ユニセフハウスは品川駅徒歩7分 ぜひ訪問してみてください。


    【参加者の感想】

  • 一歩を踏み出す体験ができました
  • 今までは募金して終わりでしたが、訪問して募金の使途や意義がよく分かりました
  • 「予防」と「自立」という言葉が印象に残った。自立できるよう支援することが大切だと分かった


真っ赤なトマトに会いに行きました!!

高原露地トマトの里を久保産直会を交流訪問

2018.01.11
2017年9月6日、第9地域委員会は久保産直会の高原露地トマトの里を訪問。

生産者の大半は70〜80代と高齢ですが、最年少の伊藤さん(28歳)は、観光で訪れて久保産直会のトマトに出会い、そのおいしさに魅了されて2017年4月、就農者里親制度で仲間入りしたそうです。

また、40代の終わりに脱サラして就農し7年目の高橋さんは、「これからは、若い人に農業に興味を持ってもらうことが大事。若者を支援する制度ももっと必要」と話しました。

昼食交流会では、「久保産直会の高原露地トマト」を初めて味わった参加者もいて、「昔懐かしい味!」「もう他のトマトは食べられない」など感嘆の声が上がっていました。

畑の見学から昼食交流まであっという間の短い滞在時間でしたが、まるで親戚の家に遊びに来たような心温まる雰囲気の、楽しくも懐かしい交流訪問となりました。

魚から環境問題も見えてきた「おさかな学習交流会」

水産資源を保護し、持続可能な漁業を目指す産直産地・千倉水産加工販売㈱の取り組みを学びました

2017.06.12

たくさんの魚の試食品


食から環境まで掘り下げました

2017年3月16日、第1地域の足立とーと会は千倉水産加工販売㈱の古川信利さんを講師に招き「おさかな学習交流会」を開催しました。

商品ごとの原料魚や製造工程、女川やノルウェーの工場などについて丁寧な説明を聞いた後、試食。

当日の商品は「東都しめさば」他9品目とつみれ汁。主催者はご飯とたくあんも用意。お魚のおいしさが一層引き立ちました。

質疑応答では「子持ちししゃもは商品としてたくさん出回っているが、資源減少にはつながらないのか?」との問いに、古川さんは
「ししゃもは決められた漁期にだけ、資源を保全しながら漁をしているので減少にはつながりません」
と回答。海外漁場の状況も学びました。

主催者は「国産、ノルウェー産のさばの違いと良さがよく分かり、また魚から見える環境問題などいろいろ勉強になった」と今回のような企画の大切さを実感していました。

第7地域委員会で組合員・生産者・職員の「大交流会」を開催

交流を通じて、産直産地・メーカーと商品への理解と信頼を深めました

2017.06.12

㈱エルベ・プランズは
撥水加工ネクタイの実演

(有)どさんこ農産センターの生産者による紹介

やさと農業協同組合の産地紹介

2017年3月18日、第7地域委員会は「大交流会」を武蔵野スイングホールで開催。組合員、産地・メーカー8団体、東都生協職員の計58人が参加しました。

はじめに各団体(エム・シーシー食品㈱、中野市農業協同組合、千葉北部酪農農業協同組合、㈱ミサワ食品、㈱エルベ・プランズ他)から、取り扱っている商品、各団体の特徴やこだわりを紹介。

(農)埼玉産直センターの若手生産者からは「百年トマト」の目指すものと意気込みについて話しました。また「新世代チャレンジプロジェクトのマークの名前を知っていますか?」の質問には、幼稚園児の男の子が「やったろう」と正解し、みんなびっくり。

その後8テーブルに分かれ、昼食交流。生産者・組合員・職員は途中1回、席替えを行い、交流を深めました。

参加団体からは
「生産者がおいしく安全な作物を作るのは当たり前。消費者の顔、生産者の顔が思い浮かべられることが、本当の安心・安全、産地直結だと思う」( ㈲どさんこ農産センター)、
「これからはレタスが旬。きゅうりもトマトもサラダにして1日350g以上食べてください。ぜひ東都ファームの『にんじんドレッシング』を使って!」(JAやさと)
などのメッセージが。

東都生協の職員からは
「生産者の思い、苦労話、商品の安全性などを伝えていくのが務め」
「普段知ることができない情報は担当者ニュースや供給などで伝えていく」
と日頃の業務にかける思いを語りました。

組合員からは
「生産者の熱意を感じ、品質への信頼感を強くした」
「今日の話は他の組合員にも伝えたい」
「若い人が頑張っていて頼もしい」
などの感想がありました。

じっくり深く交流することで、産直産地・メーカーや商品に対する理解や信頼度が深まった有意義な交流会となりました。

「わたしのこだわり」商品にはたくさんのこだわりがあふれている

東都生協プライベートブランド「わたしのこだわり」商品の誕生秘話なども聴きました

2017.06.12


商品のこだわりを学習



テーブルいっぱいに並ぶこだわり商品


第9地域委員会は2017年3月14日、商品事業部の林秀明職員を講師に招き「わたしのこだわり」学習&試食会を開催。誕生秘話を聞きながら商品を試食し、国産原料へのこだわりや作っている人のこだわりに加え、環境に優しい商品であることを確認しました。

参加者からは「東都生協でしか味わえないものを実際に口にすると説得力がある」「食べたことのなかった商品、今度注文してみたい」とうれしい感想が寄せられました。

こだわりすぎて産地・メーカーには苦労もあるそうですが、そこは妥協をしないプロ集団。「毎日口にするものだから安全・安心なものを...」と届けてくれていることに感謝したいものです。

組合員、生産者、メーカーが一緒になって作り上げた「わたしのこだわり」商品。今後もみんなが納得するおいしい商品が誕生するのが楽しみですね。

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