みんなの活動:これまでの活動報告

魚から環境問題も見えてきた「おさかな学習交流会」

水産資源を保護し、持続可能な漁業を目指す産直産地・千倉水産加工販売㈱の取り組みを学びました

2017.06.12

たくさんの魚の試食品


食から環境まで掘り下げました

2017年3月16日、第1地域の足立とーと会は千倉水産加工販売㈱の古川信利さんを講師に招き「おさかな学習交流会」を開催しました。

商品ごとの原料魚や製造工程、女川やノルウェーの工場などについて丁寧な説明を聞いた後、試食。

当日の商品は「東都しめさば」他9品目とつみれ汁。主催者はご飯とたくあんも用意。お魚のおいしさが一層引き立ちました。

質疑応答では「子持ちししゃもは商品としてたくさん出回っているが、資源減少にはつながらないのか?」との問いに、古川さんは
「ししゃもは決められた漁期にだけ、資源を保全しながら漁をしているので減少にはつながりません」
と回答。海外漁場の状況も学びました。

主催者は「国産、ノルウェー産のさばの違いと良さがよく分かり、また魚から見える環境問題などいろいろ勉強になった」と今回のような企画の大切さを実感していました。