魚から環境問題も見えてきた「おさかな学習交流会」
水産資源を保護し、持続可能な漁業を目指す産直産地・千倉水産加工販売㈱の取り組みを学びました
2017.06.12
たくさんの魚の試食品
食から環境まで掘り下げました
商品ごとの原料魚や製造工程、女川やノルウェーの工場などについて丁寧な説明を聞いた後、試食。
当日の商品は「東都しめさば」他9品目とつみれ汁。主催者はご飯とたくあんも用意。お魚のおいしさが一層引き立ちました。
質疑応答では「子持ちししゃもは商品としてたくさん出回っているが、資源減少にはつながらないのか?」との問いに、古川さんは
「ししゃもは決められた漁期にだけ、資源を保全しながら漁をしているので減少にはつながりません」
と回答。海外漁場の状況も学びました。
主催者は「国産、ノルウェー産のさばの違いと良さがよく分かり、また魚から見える環境問題などいろいろ勉強になった」と今回のような企画の大切さを実感していました。