みんなの活動:これまでの活動報告

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食の未来づくりフェスタ2017」を開催しました!!

共催:東都生協産直生産者団体協議会、東都生協共生会 協賛:東京南部生活協同組合、株式会社東都ライフサービス

2017.10.23

4700人来場者が、"商品のこだわりを実感・体感・再発見! 2017年10月14日(土)、五反田TOCビル(東京都品川区)13階にて「食の未来づくりフェスタ2017」を開催しました。今年のテーマは、「商品のこだわりを実感・体感・再発見!」120を超える産直産地・メーカーをはじめ計132団体が出店し、約4700人の参加者が集まりました。

商品販売・試食コーナーには、産直野菜・果物などの農産物、畜産物、水産物、食品、家庭用品など東都生協の取引産地・メーカーのブースが広い会場いっぱいに並びました。

通常ではカタログ(商品案内)でしか見られない商品を、手に取ったり、試食したり、産地やメーカーの方に直接説明を聞いたりしながらお話やお買い物を楽しみ、交流する姿があちこちで見うけられました。大きなキャリーバックを引いて、お目当ての品物をいっぱい買っている方も大勢いました。




参加型の体験企画コーナー「るんるんズ広場」では、おはしを使い、豆をお皿からお皿へ移動し20秒間でいくつ移動できるか? タイムトライアル「お箸の達人」や、食べ物カードで遊ぶ「食べ物の旬でビンゴゲーム」、和食の配膳にトライする展示体験「お膳を整えよう」、展示体験「やってみよう、野菜の花あてクイズ」、1日の野菜摂取目安(350g)野菜を使って重さを当てよう「野菜でぴったり! 350gゲーム」、牛乳パックを使って小物入れを作っちゃおう! ぬり絵もできる「牛乳パックで小物入れ・ぬり絵」など多くの親子が参加し楽しんでいました。



展示コーナーでは、「みんなの食育 からだチェックシート」が紹介されていました。






新世代プロジェクトのブースでは、野菜・果物などの産直生鮮品などを展示・販売、取り組みも紹介され、食の未来を担う、若い生産者や生協職員の意気込みや勢いで盛り上がりました。




保険などを扱う㈱東都ライフサービスのブースでは、ドライブシミュレータを使い、エコ運転チェックや高速道路での安全運転走行チェックを行いました。

共済を扱うブースでは、保障の見直し大相談会が行われ、CO-OP共済のキャラクター「コーすけ」も登場しました。




東都生協への加入コーナーでは、このフェスタで東都生協や商品や産地、メーカーへの信頼や理解を深め、加入相談や手続きをする方の姿が多く見られました。




会場入口付近では、ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名「被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます」協力を呼びかけました。




ステージでは、午前11時から「農業高校応援リレー米」応援金目録授与式を行いました。
東都生協では農業高等学校が生産した米を共同購入(登録米)で取り扱っています。未来の食の担い手を目指す若者を応援することで、若者が安心して農業に従事でき、私たち消費者がこれからも安心して米を食べ続けられるという、「未来の生産者との絆」を作る取り組み。農業高校応援リレー米の価格には応援金が含まれており、集まった応援金は栽培に使用する資材購入の補助や、人材育成に役立てられます。

恒例となった秋田県立大曲農業高等学校の皆さんが披露してくれる民謡と踊りを楽しみにしている方も多くいたようでした。


11時45分からは、皆さんお待ちかねの大抽選会。今回は2回の大抽選会、まずは1回目。
観客席には大勢の方が詰めかけ、皆さん首から下げた入場証に記載された番号を確かめています。当選番号が読み上げられるたびに、歓声とため息が漏れていました。



午後1時からは、㈱東洋ライスと東都生協との間で「米の精」に関する基本協定が今年9月1日に結ばれたことの報告がされました。
東洋ライスのBG無洗米機で無洗米加工した際に取り除かれる肌ヌカを生かした有機質肥料・飼料「米の精」を、東都生協が安定供給することを目指しています。
ステージには、東洋ライス雜賀慶二社長が登壇し報告、「米の精」を使う産地者からも報告がありました。








午後1時30分からは、参加型の、みんなで合唱「いただきます」。東都生協の活動紹介の映像や歌の歌詞をスクリーンに流し来場者、出展者など多くの方が参加し、歌やジェスチャーを交えてあっという間の楽しい時間となりました。






午後2時15分からは、本日2回目大抽選会。
当選者には、東都生協の商品を中心にプレゼント。大盛況でした。




今回のフェスタでは、産直協・共生会のご協力のもと、出展産地・メーカーと協働して、食に困る人に食品をおすそ分けする活動「フードドライブ」に取り組みました。
フェスタで販売しきれなかった商品をフードバンクに寄付・提供する呼び掛けに多くの協力がありました。

来場者からは、
「いつもは購入しないや日ごろ食べたことがない商品の味見が出来て良かった」、「おいしさを知れた。産地訪問で会った生産者さんにも会えてお話もできた」、「いつも購入している商品の生産者の方もいらして、より身近感がわきました」、「昨年買って良いと思い今年も買うつもりで来たのに出店してなかった」など、生産者などとの交流の様子や、東都生協および商品への信頼が深まったことを示す声が寄せられました。
お子さん連れの来場者からは、
「子どもが喜んでゲームをしていました」、「子どもが楽しめる企画もあり娘が毎年来るのを楽しみにしています」など、展示・クイズ・体験コーナー『るんるんズ広場』に参加された感想が寄せられました。

「第3回避難者と支援者による2017ふれあいフェスティバル」

2017年10月1日(日)都立篠崎公園で開催された「第3回避難者と支援者による2017ふれあいフェスティバル」に東都生協も出展し、焼きそば400食を提供しました。

2017.10.10

東都生協からは7人が参加し焼きそばを作りました

焼きそば400食を参加者に提供しました。

舞台では、支援団体などによる出し物も

10月1日(日)、広域避難者支援連絡会in東京が主催する、東日本大震災により東京に避難している方々とのふれあいフェスティバルが、東京都江戸川区の都立篠崎公園で開催されました。
広域避難者支援連絡会in東京 広域避難者交流会実行委員会主催のこのイベントは今年で3回目になります。避難者団体・支援者団体のブース出展やステージでの企画なども行われ、さらに、避難者と支援者の今の思いを伝える「メッセージボード」が設けられ、多くのメッセージが寄せられていました。参加者は、554人(うち、避難者236人)と大盛況でした。

東都生協も第1回から出展。今回7人が参加し、東都生協の食材で作った焼きそば400食を避難者、支援者に供しました。(※食材などは東日本大震災支援募金を活用しています。)

東日本大震災から6年が経ちましたが、全国の避難者は約11万人(復興庁:2017.03.28)。
そのうち都内に広域避難されている方々は6,145人。広域避難者としては東京都が最も多く避難されています。広域避難者交流会実行委員会では2013年度より、避難者が広域で交流できるプログラムを継続的に実施してきています。こうした取り組みの結果、少しずつ、支援の輪が広がり、避難者同士の交流、避難者と支援者の交流が深まり、互いに心配し、励まし合う関係づくりができているということです。

ふれあいフェスティバルでは、東日本大震災によって、東京での避難生活を余儀なくされている方々と支援者の交流や東京で避難生活を送る方々同士の交流、一般市民へ避難者や避難者支援についての理解を広めることなど、これまでどおり避難者同士・避難者と支援者の交流を深めました。

加えて今回は、関東圏域の避難者や支援団体との交流をより進めるとともに、今後の生活について情報交換・情報提供できる場が設けられました。都内だけでなく、他県の方にも声をかけ、埼玉県、千葉県、山梨県、神奈川県などからも参加がありました。


2017年6月のNO2測定結果

東都生協(コープ)環境の取り組み

2017.10.09

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地図をクリックすると拡大画面が開きます

東都生協(コープ)は、組合員とともに空気中のNO2(二酸化窒素)測定を行っています。
年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけづくりにいかしています。

■2017年6月の測定結果は以下のとおりです。
①測定日時
・2017年6月1日(木) 午後6時 ~ 2017年6月2日(金) 午後6時
②測定規模
・測定カプセルの配付数:245個 
・測定カプセルの返却数:222個 (回収率90.6%) 
・有効測定数:183個

平和募金企画 人形劇でつながろう!〜LOVE&PEACE〜

親子でアイスを選びながら楽しく食べる時間は、まさに「平和」!!<・b>

2017.10.05

人形劇を鑑賞

表現ワークショップでは大人も熱中


 8月27日(日)代田区民センターにて『平和募金企画 人形劇でつながろう!〜LOVE&PEACE〜』を開催しました。(参加者:大人23名、子ども15名 内初参加者22名)


 当日は人形劇団体はづき〜ずさんの「3びきのこぶた」を鑑賞したり、人形劇俳優の髙橋弘⼀さんを迎え表現ワークショップを行いました。

 試食はアイスの食べ比べやアレルギー対応のお菓子を用意。親子でアイスを選びながら楽しく食べる時間はまさに平和そのもので、大人にとっても嬉しい時間だったようです。

 表現ワークショップでは『お花が笑った みんなが笑った』というテーマで、紙皿・画用紙・チラシの棒を使って工作を行いました。
 子どもはもちろん大人も熱中してそれぞれオリジナリティ溢れる作品ができあがり、最後に舞台で音楽に合わせて作品を披露しました。

 また会場の一角には、平和関連の絵本を置いたコーナーを用意。休憩時間に読み聞かせをする親子の姿も見られ、平和について考えるきっかけとなりました。

 参加者からは「子どもと一緒にする工作は久しぶりで楽しませてもらいました」「人形劇は迫力があり子どもも楽しんでいて良かったです」「夏休みの楽しい思い出になりました」など嬉しい感想を多くいただきました。

 夏休み最後の日曜日に、親子で平和について考えるひとときを提供できたことを嬉しく思います。今後も初参加者が多く来てくれるような企画をしていきたいです。

2016年12月のNO2測定結果

東都生協(コープ)環境の取り組み

2017.10.04

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東都生協(コープ)は、組合員とともに空気中のNO2(二酸化窒素)測定を行っています。
年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけづくりにいかしています。

■2016年12月の測定結果は以下のとおりです。
①測定日時
・2016年12月1日(木) 午後6時 ~ 2016年12月2日(金) 午後6時
②測定規模
・測定カプセルの配付数:230個 
・測定カプセルの返却数:223個 (回収率91.3%) 
・有効測定数:175個

種子法の学習会~種子法廃止で日本の食はどう変わる?~開催報告

日本の種子が世界のグロ-バル企業に支配される可能性も

2017.10.04

種子法の学習会~種子法廃止で日本の食はどう変わる?~開催報告

https://www.tohto-coop.or.jp/faq/upload_img/4566051768f13691df967defe459c4cabb4e0f53.jpg

講師の印鑰智哉氏

https://www.tohto-coop.or.jp/faq/upload_img/image002.jpg

参加者からも意見・質問が出された

私たち日本人の食を支えてきた米、麦、大豆。これら「主要農作物」を安定供給するために、優良な種子の生産・普及を担ってきた種子法(主要農作物種子法)が、農業改革関連8法案の一つとして今年4月の通常国会で廃止されました。このため今後、米などの種子の価格が高騰し、また各地で栽培されている特産農作物の種子の維持が難しくなる恐れがあります。さらに日本の種子が世界のグローバル企業に支配される可能性も指摘されています。

2017年9月25日(月)、東都生協さんぼんすぎセンター地下ホールで、「日本の種子(たね)を守る会」設立に関わった印鑰智哉(いんやく ともや)氏を講師に、種子法廃止に伴う経過や、主要食材の安定的供給が崩れる恐れなど、今後の課題について学びました。参加者60名。

種子の問題は、世界の動きを理解していないといけない。
また、多国籍の化学企業、特に遺伝子組み換え企業によって世界の種子市場が独占されていること、それがどうして生まれたのか、日本の場合はどうなるかなど、種子の問題は、世界の動きを理解していないといけない。独占の手段として化学肥料や農薬と種子が1つのセットになっていることが大きな問題で、決して化学肥料や農薬を一切使わない農業でなければいけないというようなことではない。

とりわけ今後予想されるのが、大手の化学企業による種子から栽培、流通まで仕切っていく形での食の再編が行われること。消費者や生産者が自分たちの食を主体的に選べないシステムが大きくなっていくことであり、それが与える影響はきわめて大きく、ここで消費者や生産者が声をあげて、自らの食のシステムを守れるようにしていく必要がある。

生産者・消費者の力として、今、起きていることを多くの人びとに伝えて、食があぶなくなること、それは人びとの健康や生態系にも大きな被害が考えられることを伝えること。多くの人が知らないまま、知ることが第一歩。種子の重要さ、食が果たす役割の大切さ、そして地域で作ることの重要さを共有し、それを実現させるための政策を求めることが重要であると話されました。

2016年6月のNO2測定結果

東都生協(コープ)環境の取り組み

2017.10.03

15.10june.jpg

地図をクリックすると拡大画面が開きます

東都生協(コープ)は、組合員とともに空気中のNO2(二酸化窒素)測定を行っています。
年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけづくりにいかしています。

■2016年6月の測定結果は以下のとおりです。
①測定日時
・2016年6月2日(木) 午後6時 ~ 2016年6月3日(金) 午後6時
②測定規模
・測定カプセルの配付数:250個 
・測定カプセルの返却数:229個 (回収率91.6%) 
・有効測定数:194個


憲法学習会開催報告

~本当に憲法改正は必要なのか?~

2017.08.16

講師の長尾詩子弁護士

熱心に話を聞く参加者

開催日時:2017年7月5日(水)10:00~正午
開催場所:東都生協さんぼんすぎセンター 地下ホール
講  師:東京南部法律事務所 長尾 詩子弁護士
参加人数:21人

2017年5月3日安倍首相は2020年までに憲法改正を施行する 9条3項に自衛隊を明記すると表明しました。
憲法が改正されると私たちのくらしにどのような影響があるのか、長尾弁護士を招いてご講演いただきました。

憲法「改正」の目的は何か、「国家安全保障会議(日本版nsc)」の設置、「特定秘密保護法」の成立、 「安保法制」の成立、「共謀罪」など現政権が推し進めてきた政策を振り返りながら「改憲草案」を読んでいくと、「立憲主義を緩め、人権をより制限しやすくし、国防軍を保持する」というような方向に進めようとしているように思える。 憲法9条に新たに3項を付け加え、自衛隊を明記することの目的は何か。どのような形で明記されるかはまだわからないが、自衛隊を明記することにより1項、「戦争の放棄、武力の行使の放棄」2項の「陸海空軍のその他の戦力を保持しない」を死文化させる恐れがある。 現9条は、自衛隊を明記しないことにより「必要最小限」という「縛り」をかけてきた。その「縛り」によって日本の平和は守られてきたなど、「現行憲法」と「改正草案」を比較しながら説明をしていただきました。

参加者からは、わかりやすい内容で「憲法改正」が必要ないという根拠が理解できた、自分が学ぶだけでなく憲法カフェなど他の人が学ぶ機会を作ろうと改めて思ったなどの声がありました。 憲法について学び、考えるきっかけとなる学習会となりました。

「今こそ、約束しよう 戦争のない未来を」 

第14回東都生協平和のつどいを開催しました。

2017.08.10

東都生協では、次世代に歴史の事実と平和の大切さを伝えていくため、平和について学び、交流する機会として東都生協 平和のつどいを毎年夏に開催しています。14回目を迎える今年は、「今こそ、約束しよう 戦争のない未来」をテーマに8月3日文京シビックホールで開催しました。

東都生協の平和活動報告、被爆者の証言、映画「父と暮せば」を上映、また、組合員から寄せられた平和メッセージの展示や、モールを使ったハートのストラップ作り、折り紙にチャレンジなどの体験コーナーを行い、約180人が参加しました。
 最初に東都生協がこの1年間で取り組んできた平和活動の報告をしました。
昨年の8月に実施した東都生協平和代表団の広島・長崎訪問の様子や、沖縄戦跡・基地めぐり、長野県の松代大本営地下壕見学会、地域委員会での平和活動などが映像で紹介されました。

 その後、一般社団法人東友会の山田玲子さんにヒロシマでの被爆体験をお話しいただきました。
山田さんから、学校での被爆状況や被爆後の街並み、亡くなった方々の状況などについて、ご自身の体験を踏まえ語っていただきました。
最後に山田さんから、「今日の話は、ご自分の問題として考えてほしい。未来のためにあのような無残な兵器が使われることがないように、またその犠牲になるようなことがないように活動していってほしい」とのメッセージをいただきました。
被爆証言に続き、東都生協組合員から東友会の皆さんに、ひざ掛けを贈呈しました。このひざ掛けは、組合員が毛糸で編んだモチーフを、とーと会(ピースニットカフェ)・サークル(パッチワーク三本杉)の皆さんがつなぎ合わせて作ったものです。

東都生協の平和の活動を紹介


東友会 山田玲子さん


東友会の皆さんにひざ掛けを贈呈


休憩をはさみ、映画「父と暮せば」を上映しました。
映画の原作は、井上ひさしの戯曲。原爆投下から3年たった広島で、生き残った後ろめたさから幸せになることを拒否する主人公 美津江の物語です。原爆により大切な人を突然失う理不尽さ、悲劇の中でも変わらない人間の尊厳が描かれた作品でした。

 最後は、ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名の取り組みと、この署名活動に寄せる思いを東友会業務執行理事家島さんよりお話しいただきました。

 平和を伝えていくために、忘れてはいけない現実を、私たち一人ひとりが伝えていくことの大切さを、実感した一日となりました。

©2003 「父と暮せば」
パートナーズ

東友会 家島昌志さん

平和のメッセージや

パネルを展示しました

「みえない子どもの貧困~広がるフードバンクの活動から考える~」組合員向け学習会を開催しました

東都生協さんぼんすぎセンターに組合員と役職員36名が集まりました!

2017.08.02

フードバンク活動に関心のある
組合員が多く集まった

認定NPO法人フードバンク山梨の
米山けい子理事長

NPO法人フードバンク
八王子えがおの佐野英司理事長

 2017年7月21日(金)、認定NPO法人フードバンク山梨理事長の米山けい子さんを講師にお迎えし、子どもの貧困問題とフードバンク*1の活動を学ぶ学習会を開催しました。
 2016年のユニセフの報告によると、経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進41カ国を対象に調査された子どもの貧困格差の分析において、日本は34位で悪い方から8番目という結果が報告されています*2。また、日本の食料自給率(カロリーベース)は、わずか4割を下回る状況の中、廃棄されている食べ物は年間500万トン~900万トン以上にも上っていると言われています。
 米山さんは市民・企業・行政・福祉施設と協働して、食べ物が無駄なく消費され、誰もが食を分かち合える心豊かな社会づくりを目指し、食のセーフティネット事業やフードドライブ*3に取り組んでおり、学校現場の教員アンケート調査結果や全国フードバンク推進協議会*4の取り組みのご紹介をいただきながら、見えない子どもの貧困の実態と貧困が子どもに与える影響などについて分かりやすくお話いただきました。
 また、日本でも海外の途上国支援が積極的に取り組まれる中、マザーテレサの「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」という言葉を紹介しながら、日本の身近な地域で起きている現実に目を向ける必要性と、「賛同から参加・参画へ」と行動に移す一歩を踏み出すことが問題解決につながることを参加者に問いかけました。

 フードバンク山梨の取り組みを参考に、東京・八王子市でフードバンクを設立し実践活動を重ねているNPO法人フードバンク八王子えがお理事長の佐野英司さんからは、活動に取り組む中で見えてきた1人親世帯の生活の厳しさ、SOSを発する心のゆとりもなく暮らす食料支援を必要としている人々の様子などについてお話いただきました。
また、「食に困る」ということは、私たち誰にでもにも起こり得る可能性があり、貧困問題は決して個人の責任で片づけられるものではないこと、フードバンクの灯が"困った時はお互いさま"と労わり合い、支え合うことができる「共生の地域社会づくり」の一助になれることを展望しながら、賛同者の輪を広げていきたいと、活動に対する想いを参加者に力強く訴えかけました。

 今回の学習会を通じて、地域で既にフードバンクに取り組む組合員やNPOなどの諸団体と連携しながら、貧困問題への取り組みを進めていくことや、東都生協が安全・安心で良質な食品を食に困る人々に提供する取り組みを通じて地域社会に貢献していく必要性と可能性に対する理解を深めることができました。そして、私たちの身近な地域で起きている貧困問題に対して、今、食に困る地域の人々のために、私たちにできることについて、参加者全員で考える機会となりました。


フードドライブでは、79点総重量33.5kg
もの食品が集まった

「寄贈食品リスト」に商品名・賞味期限
などを記入する体験をしました

食品の賞味期限の年度ごとに回収箱へ振り分けます

<参加した組合員の声>
・知識としては「子どもの貧困」を分かっているつもりだったが、深刻さを痛感した。何か動き出さなくてはと思った。 ・病気や離婚など、きかっけは色々あると思いますが、誰にでも起こり得ることで、他人事ではない。 ・母子家庭中心でしたが、所得の低さに絶望しました。日本の話とは思えない貧困さでした。カンボジアの孤児院に何度か寄付や学費援助をしましたが、国内に目を向ける方が必要だと再認識しました。 ・「もったいない」から「おすそ分け」へというのはとても大切な視点だったと思います。 ・こういう活動が特別なことではなく、普通になればいいと思います。
以上
*1  「フードバンク」とは、「食料銀行」を意味する社会福祉活動。まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける活動のこと。
➜セカンドハーベストジャパンHPより
*2  ➜ユニセフ報告書「子どものための公平性」より
*3 「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動のこと。フードバンク発祥の地、アメリカでは1960年代から盛んに行われていると言われている。
➜セカンドハーベストジャパンHPより
*4全国フードバンク推進協議会は、関係省庁への政策提言、フードバンク活動の推進に必要な情報収集・調査研究事業、フードバンクの認知度や信頼性を高めるための広報活動、新設フードバンク団体への支援などに取り組む協議会のこと。
➜全国フードバンク協議会HP 
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