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第1回総代会議 ~方針の定期点検と「組合員の新たな活動スタイル案」の論議を実施~
組合員から選出された「総代」が出席し、1回目の会議を開催
1月25日「シアター1010」会場の様子
第48回総代会で決議された方針に基づく活動・事業の中間報告と、次年度の方針づくりに向けての論議を行う総代会議が、2022年11月25日から5日間の日程で、集会型、オンラインと合計10回、開催されました。
今年度は、組合員の活動スタイルについての見直し論議を進めることが総代会で確認されたことを受け、この間ブロック委員会などの活動団体や総代(昨年度・今年度)へ説明会を開催し、意見交換会を行ってきました。
組合員活動の参加をより豊かに広げていくために、目指す姿を「興味関心のあることでゆるやかにつながり、地域と組合員のくらしにに寄り添う活動」として、いただいたご意見を踏まえて検討を重ね、課題解決のための新しいスタイルとして提案しました。
概要は、現在の活動の一本化と1人から活動できる新しいスタイルへの変更です。そのためのブロック委員会規約の改正や役割などの説明と意見交換を行いました。
「活動イメージが湧かない」「実際にやってみて、修正していけばよいのでは」「なぜブロック委員会をやめないといけないのか」「ものづくりが得意。そういう人ができることがあるのか」など、総代の立場や活動経験によって、さまざまな質問・意見が出ました。
総代の皆さんからいただいた意見を反映し、今後の総代会議へ提案していきます。
「第1次議案書」(2月6日~10日配付)で皆さんからの声も集めています。
バスで行く 第18回埼玉産直センター収穫祭
第2地域委員会「(農)埼玉産直センター交流訪問」
※第9地域委員会も収穫祭に参加
2022年11月12日、第2地域委員会は(農)埼玉産直センターが主催する第18回埼玉産直センター収穫祭に参加しました。
3年ぶりとなる、とても良い収穫祭日和の朝、渋谷、新宿の2カ所からバスで出発。
行きの車中では「産地訪問のしおり」を配付し、学習交流も!
「好きな野菜料理は?」というお題には、
「ゴーヤとバナナと牛乳で作るスムージー」「長ねぎをバターで炒めてとろけるチーズを入れたオムレツ」「レンコンのきんぴら」「大根ステーキ」など個性満載のメニューが続々...
大いに盛り上がる中、現地に到着しました。
畑へ案内された参加者は、大根・にんじん・白菜・長ねぎ・キャベツなどの作物から自分で選べたので、産地の方にコツを教わりながらたくさん収穫して、大満足でした。
会場では他にも野菜の販売があり、みんな両手にあふれるほど野菜を購入して帰路に就きました。
<参加者の感想から>
- 収穫し持ち帰ったかぶは、皮をむいてくし切りし、オリーブオイルで焼いて岩塩で食べました。とてもジューシーでおいしく、家族にも大好評でした!
- 感染症対策が取られたため収穫体験と野菜販売のみになり、生産者との密な交流ができなかったのはちょっと残念。次回に期待しています。
心を元気にする!「色彩ぬり絵セラピー」
南中野ブロック委員会が東都人材バンクから講師を招き講習会
2022年11月29日、南中野ブロック委員会は、ぬり絵から今の気持ちを引き出すことを教えていただく講座を開催。東都人材バンクの青山恵理子さんを講師に招きました。
1枚目は「オーラぬり絵」。オーラの色は自分を取り巻く環境や関係を表します。
人物(自分)から塗るかオーラ(周囲)から塗るかで、気持ちや性格(内面)も分かってしまうそう。確かに、同じ絵も塗る色で全く違う印象に!
2枚目は花束、鳥、月など絵それぞれに意味があるぬり絵から、今塗りたい絵を選んで彩色。
あっという間に塗る人、細かく塗りつぶす人、色を重ねてオリジナリティを出す人...塗り方もタッチもさまざまです。
最後に2枚を見比べて、青山さんが解説。
参加者からは
「色を塗るだけでいろいろ分かるとは!」「内面を当てられた感じで楽しかった」などの感想が。
明日、皆さんが塗る色は何色になるでしょうか。
「ウクライナ緊急募金」へのご協力ありがとうございました(最終報告)
募金総額2,474万6千円は、国連WFP協会を通じてウクライナの方々への食料支援に活用されます
食料引換券で入手したヨーグルトを手にする子どもたち
©WFP/Antoine Vallas
東都生協が2022年3月から取り組んできた特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会)「ウクライナ緊急募金」には、組合員の皆さまから総額2,474万6千円もの募金が集まりました。ご協力ありがとうございました。
第1次分1,600万円(昨年6月に贈呈済み)に続き、2023年1月5日に874万6千円を国連WFP協会に送金しました。
【募金使途】
お預かりした募金は、国連WFP協会を通じ、ウクライナ国内、また近隣諸国へ避難している方々への食料支援に活用されます。
第9回商品ふかぼり交流会を開催しました
身近な商品をふかぼり! メーカー4社とのオンライン交流会
Aチーム:㈱コープミート千葉「東都千葉のこめ豚ロース西京味噌焼き」、北海道漁業協同組合連合会「北海道産味付き数の子(折子)」
Bチーム:㈱若草食品「東都ねじり糸こんにゃく」、サンスター㈱「ソルテージⅡ」「透白麗」
2022年12月8日、東都生協は第9回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。組合員27人が2チームに分かれ、メーカーの各担当者と交流しました。
参加者から原材料についてなど多くの質問が出され、商品への関心の高さを実感した交流会でした。
㈱コープミート千葉さんからは「東都千葉のこめ豚ロース西京味噌焼き(※)」を紹介。
※2023年2月1回より「東都千葉のこめ豚ロース西京焼き」に商品名を変更してします
「千葉のこめ豚」は、味の決め手となる出荷前の2カ月間、飼料用米を15%配合した餌を与えて育てた豚です。
肉の柔らかさは、1枚1枚を筋切り機に通す丁寧な筋切りにあり、そこに西京味噌ダレがなじんで、ひときわおいしい味わいです。
肉の利用頻度や調理法へ話題が広がり、参加者全員の声を聞くことができました。
北海道漁業協同組合連合会さんは「北海道産味付数の子(折子)」を紹介。
商品ができるまでに驚くほど多くの工程と人手が関わっていることが分かり、うまみと価格に納得しました。塩加減が絶妙で、食感がしっかりしていて、後を引きます。普段でも食べたくなるおいしさです。
ニシンと漁の話が興味深く、生産者への信頼がより強くなりました。
㈱若草食品さんからは「東都ねじり糸こんにゃく」を紹介。
この商品は30年前、とある生協の組合員からのアイデアを基に生まれました。66本の糸こんにゃくをまとめ、ねじって成型されているので味染みが良く、口の中でパラリとほどける食感も楽しいこんにゃくです。製造工程では、何と100メートルのパイプを通ってボイルされます。参加者は製造工程の映像に興味津々でした。
お薦めのレシピは、味の染みたこんにゃくを天ぷらにするというもの。実際に試した方からは「おいしい!」とのコメントが寄せられていました。
サンスター㈱さんからは、薬用の「ソルテージⅡ」と、美白を主目的とした「透白麗」の2点の歯磨き粉を紹介。
参加者からは「歯磨き後にあまり口をすすがない方が良いというのは本当?」「一般的に配合されているソルビット液は何のために入れているの?」など、さまざまな質問が寄せられました。
歯の健康についてクイズなども交えて楽しくお話が進み「身近な日用品だからこそ、しっかりと選びたい」という組合員の関心の高さがうかがえる会となりました。
物流の要! 東都生協 要冷・ドライセットセンターを視察
理事研修で東都生協の物流センターを視察
2022年9月22日、組合員が注文した商品はどのようにセットされて届けられるのか...組合員理事が現在稼働中のセットセンターを視察訪問しました。
八潮セットセンター(常温食品・日用品)
八潮セットセンターは、産直米やパン・日用品などのドライ商品をセットする施設。組合員に届く青い箱をレーンに並べるところから作業がスタート。
箱の進路には810もの商品棚があり、スタッフはペアを組んでチェックを行いながら商品を丁寧に入れていきます。
1箱約2秒で進むので、1秒でも遅れたら全体に影響が出てしまう作業、チームワークはさすが!でした。そして最後に点数チェック。
毎週届く商品案内のセットレーンでは、それぞれのカタログをセットする21台の機械が並び、圧倒されました。
自動丁合システムにより1時間に約3千部の注文書セットができるそうです。
新座セットセンター(冷凍・冷蔵・青果)
新座セットセンターは、冷凍・冷蔵・青果を扱う施設。冷凍と青果のセットを、時間帯別に同じレーンで行うため、作業は深夜までかかるそうです。
冷凍の場合、作業用の箱に商品お届けポリ袋をセットし、注文品を入れていきます。セットチェック後はマイナス25度の保管冷凍庫へ。
青果は、産地で袋詰めされたもの、大箱で入荷したものを規格に分けたりカットしたりして袋詰めし、生産者カードを同封。
玉ねぎやじゃがいもなど、水分や温度差で結露が発生しやすい野菜を紙袋に入れる理由を、ここで知ることができました。
両セットセンターでセットされた商品は大型トラックに積まれ、各供給センターに運ばれ、供給担当者が組合員の皆さんにお届けします。
生産者から届いた商品が多くの人の手によって大切に仕分けされていることがよく分かった視察となりました。
「除菌から助菌へ」学習会
第4地域・田無北ブロック学習会
2022年10月18日、田無北ブロックは東都人材バンク林佳子さんによる「除菌から助菌へ」学習会を開催。
コロナ禍では、アルコールで除菌・殺菌が当たり前のような日常ですが、体に良い菌まで殺菌してしまうのではなく、微生物の働きを助け育てていく「助菌・育菌」が大切とのこと。
酵母菌の働きが生きている漬物やキムチ、発酵食品のみそを使ったみそ汁などを意識して取るようにすれば、健康にもつながります。
昨今話題の腸内細菌のお話も伺い、とても勉強になりました。新型コロナウイルス感染症対策で休止後初の久しぶりのブロック企画、みんなで顔を合わせ和気あいあいと学び、楽しい時間を過ごしました。
2022年度総代オリエンテーション開催
第2地域委員会・総代オリエンテーション
2022年10月25日、第2地域委員会は2022年度総代オリエンテーションを開催。
組合員から選ばれた550人の2022年度総代が、総代の役割と今後のスケジュールについて確認しました。
第2地域委員会で設定した会場(渋谷商工会館)では、「総代のてびき」「組合員活動と組織のあり方骨子案」の説明動画を上映後、出席した30人の総代が経験年数などに応じて4グループに分かれてディスカッション。
「多くの人が組合員活動に関わっていることが分かった」という感想や、「若い人が気軽に集まれる場所があれば」といった意見も出ました。
総代の皆さんは、2023年6月15日開催予定の通常総代会までに3回、次年度の方針づくりに向けて重点課題の論議を行います。
たくさんお米を食べよう♪ 食べて支える日本のお米!
第9地域委員会・産直米学習会
クリックすると「お米を真ん中に」 |
「お米を真ん中に」ページ |
2022年9月26日、第9地域委員会は商品案内「ごはんおかわり!」コーナーでおなじみ、商品部・小俣徹職員を講師に学習会を開催。
東都生協の産直米は、全て生産者の顔が見える「産地指定米」。北海道から鹿児島まで、30以上の産地で収穫された個性豊かなラインアップです。
土づくりや昔ながらの天日干し、有機栽培や化学合成農薬・化学肥料に頼らない米作りの取り組み、アイガモロボの活躍や無洗米の技術など、産直米にまつわる熱いストーリーが盛りだくさん。
参加者から「もっと知りたい」「続編を!」とリクエストも。お米愛深まる企画でした。
2022年度北海道・枝幸漁協とのオンライン交流会を開催しました
おいしい海の幸でつなぐ笑顔 ~北海道枝幸町へジャーニー~ 学習交流会を開催
枝幸漁協 総務部次長 新井田さんと |
桁網を使ったホタテ漁の様子 |
事前の工作で |
植樹活動など枝幸漁協の取り組み |
東都生協(コープ)は2022年11月19日、Zoomアプリを使い「2022年度北海道枝幸漁協とオンライン交流会 おいしい海の幸でつなぐ笑顔 ~北海道枝幸町へジャーニー~」と題した学習交流会を開催。今回は「秋のオンライン交流会」と冬に開催していた「女性部との交流会」のコラボレーション企画として、同日午前・午後の2回に分けて開催しました。
産直産地・枝幸(えさし)漁業協同組合(※)の女性部の方々をはじめ職員の方々、同組合産品の販売などを手掛ける北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)の方々や東都生協の組合員など、午前の部は59組125人、午後の部は41組 89人が参加しました。
まずは、枝幸漁協が位置する北海道枝幸町の外気温や天候をビデオ通話でライブ中継。
枝幸港に水揚げされる魚介の様子や、ホタテ漁に使う特殊な八尺(はっしゃく)と呼ばれる爪の付いた桁網(けたあみ)で操業する漁船について説明がありました。学習動画では「魚を増やすために山に木を植える」という先人漁師の言い伝えを守り、山に木を植え、100年かけて「100年前の浜の実現」を目指す植樹活動について学習しました。
ホタテの水揚げ・加工、秋鮭の生育の様子・サケ漁の様子などの動画を上映。視聴後にクイズが出題され、答え合わせと解説を行いました。3問のクイズの後には、枝幸漁協女性部・上野部長が動画で秋鮭のさばき方を披露しました。
北海道ではエゾシカが増加。シカは木の新芽を食べるため、植樹したハンノキ(過去にはヤチダモを植樹)にも少なからず影響が出ているそうです。他方、北海道ではナラ類が枯死する「ナラ枯れ」の発生は確認されていないとのことでした。
参加者は事前に、枝幸産鮭といくらを使った「バラコ飯」を試食。枝幸の海の幸のおいしさを実感できました。参加者からは事前に枝幸漁協への質問を受け付け、同組合女性部の皆さんに答えていただく形で交流しました。
枝幸漁協・女性部とオンラインでつながることで、1,200km離れていても身近に感じることができ、消費者・生産者の距離がぐっと近くなった学習交流会となりました。
北海道ぎょれんが作成した枝幸についての参加型学習クイズでは、参加者が「○」「×」で答えながら、魚つきの森植樹活動をはじめ、ホタテ、サケの生態などについても学習できました。それぞれ実際の漁の様子の映像を流し、どのように加工されて組合員の手元に届くのかがよく分かりました。
枝幸で漁獲されるのはシロザケ(白鮭)という種類のサケ。シロザケは「アキザケ(秋鮭)」、時期によってはトキザケ(時鮭)とも呼ばれます。養殖のギンザケ(銀鮭)やアトランティックサーモンなどと比べ、脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。
枝幸産秋鮭の○×クイズ
枝幸産ホタテの○×クイズ
クイズ進行役は
北海道ぎょれん・竹花さん
枝幸漁協女性部の部長・上野さんがサケのさばき方を動画で披露。切り分けた部位や雄雌の違いなどについても詳しく説明いただきました。
サケのさばき方を説明
切り分けた部位を説明する上野さん
枝幸漁協・女性部の皆さま
秋鮭はらこ飯の出来上がり!「北海道枝幸産秋鮭と昆布の炊き込みごはん」と「北海道枝幸産いくら醤油漬」を使って簡単にできます。参加者の皆さん一緒に頂きました。
女性部との交流では、参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。4人の女性部それぞれの方からは、サケと野菜を一緒に米こうじで漬けた「飯寿司(いずし)」や、新鮮なサケの腎臓(血合い)で作った珍味の塩辛「めふん」など、お薦めレシピや郷土料理を紹介いただきました。
枝幸漁協・女性部作、はらこ飯と三平汁です
はらこ飯には「北海道枝幸産秋鮭と昆布の炊き込みごはん」と
「北海道枝幸産いくら醤油漬」を使用
郷土料理「飯寿司(いずし)」
サケと野菜を一緒に
米こうじで漬けた発酵食品
<参加者の声>抜粋
- 対話しているような形式で、とても楽しく、小さい子どもがいるので、なかなか外には出られないのですが、オンラインなので参加しやすかった。
- 産地の風景が見られるのもオンライン交流のいいところ。遠くてなかなか行くことができないところとつながるのはいいですね。
- クイズの動画が素晴らしかった。子どもも食いついて見ていました。子どもと一緒に事前に鮭やすごろくの駒の工作をして、それを使ったので楽しめました。
- このような企画は初めて参加しましたが、産地の方たちの声が直に聞けて素晴らしいと感じました。
- 魚を取るところから販売まで、漁業の流れがとても分かりやすかった。ホタテ工場の映像では「こんなふうに作っているんだ~」と子どもたちと感動していました。
- 植樹は毎年500本! 皆さんお疲れさまです。海と森のつながり、地球はつながっていることを忘れてはいけないと思いました。
枝幸漁協オンライン交流会のお薦めレシピ動画を限定公開でアップロードしました。ぜひお試しください!(別ウィンドウが開きます)
※枝幸漁業協同組合:
北海道宗谷総合振興局管内の南部、オホーツク海に面する枝幸町で活動する漁業協同組合。冬季は流氷に覆われるオホーツク海で、流氷が運んでくる動植物のプランクトンが豊富なため、さまざまな魚介が集まり、豊かな漁場となっています。漁の中心はケガニ、サケ・マス、ホタテ、タコなどで、特にケガニは全国的に高い評価を得ています。