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大人も子どももみんなで学ぼう! 憲法学習会
第1地域委員会の憲法学習会
※個人の尊重、表現の自由、 |
2022年7月18日、第1地域委員会は「大人も子どももみんなで学ぼう! 憲法学習会」を開催。
「日々の生活の中で幸せだと思うのはどんな時?」という長尾詩子弁護士の問い掛けから始まった学習会。「ゆっくり食事をおいしくいただける時」「子どもが生まれた時」など一人ひとり回答し、「幸せ」が憲法の条文のどこに当てはまるのかを全員で探しました。
絵本『あなたこそたからもの』(※)読後の「なぜ戦争が起きたのか」との問いには、「わがまま・欲張り」「相手のものが欲しいという気持ち」「リーダーを正しく選べなかったから」などの意見が。
対話形式の学習会は、自ら判断するきっかけになります。参加した小学3年生の「難しかったけど、憲法が何のためにあるのか分かった。弱い人のためにある」という感想が印象的でした。
おいしいお好み焼き教室
第2地域・とーと会「ばなな・くらぶ」でオタフクソース㈱から講師を招き開催
2022年7月5日、第2地域・とーと会「ばなな・くらぶ」はおいしいお好み焼き教室を開催。
3年ぶりに開催した夏のつどいでは、オタフクソース㈱からお好み焼き博士の菊地瑠菜さん、田中美紅さんを講師に迎え、プロ直伝の焼き方を学習。
キャベツの切り方、生地の混ぜ方、肉を乗せる・ひっくり返すタイミングに、みんな「え~っ、そうなの?」。そして出来上がりの美しさに歓声が上がりました。
今回は、取扱商品の「国産大麦のお好み焼粉」と「お好みソース 野菜と果実」を使用し、仕上げはやはり「わたしのこだわり東都マヨネーズ」。関東と関西で好みが分かれるソースの世界も奥が深い...。
たかがお好み焼き、されどお好み焼き。粉もん文化よ永遠であれ!! 早く試食できる日が来るといいですね。
産直産地・(農)船橋農産物供給センターとオンライン交流
マシュマロなす(白なす)、落花生の畑からライブ中継
ハウスからマシュマロなすの収穫を中継 |
マシュマロなすのお薦めレシピを紹介 |
(農)船橋農産物供給センター |
2022年9月25日、東都生協は産直産地の(農)船橋農産物供給センター(※)と、「Zoom」を使ったオンライン交流会を開催しました。当日は東都生協の組合員19組が参加しました。
前日まで台風の影響で悪天候が続きましたが、開催日当日は見事な晴天に恵まれ、屋外でのライブ中継も行うことができました。
5月に「マシュマロなす」「落花生(おおまさり)」の定植の様子をライブで行い、今回は2回目の開催。
(農)船橋農産物供給センターの畑から、5月に植えた「マシュマロなす」と「落花生」の成長した様子や動画を交えながら、収穫、選別の様子などをライブ中継で参加者に伝えました。
参加組合員には事前に「マシュマロなす」「落花生」とレシピを提供。生産者からは、ライブ中継で「マシュマロなす」の収穫や調理などを実演していただきました。
クイズあり、質問コーナーありと、あっという間の90分となりました。
(農)船橋農産物供給センターの生産者の皆さま、参加していただいた組合員の皆さま、ありがとうございました。
※農事組合法人 船橋農産物供給センター:
千葉県の北総地域を中心に、約120人の生産者が野菜を中心に米、果物を生産し、「畑と食卓といのちを結ぶ」活動をしている産直産地。東都生協との交流では、例年「田んぼの学校」を開催し、大勢の組合員が参加して米作りを体験しています。
東都生協発「100万人のピースベル」に取り組みました
平和への思いをメッセージに!
※画像クリックで拡大表示(JPEG) |
「国際平和デー」とは、2002年に国連が定めた平和の記念日です。毎年9月21日を世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するように働き掛けています。
アメリカ・ニューヨークの国連本部では毎年、国連事務総長が日本から贈られた「平和の鐘」(Japanese Peace Bell)を鳴らす特別記念行事が行われています。
参加した19人の方より「平和のメッセージカード」として、平和への思いや、「100万人のピースベル」への感想をお寄せいただきました。
その一部をご紹介します。
- 終戦の月に生まれた私。食糧難で栄養失調になり、医師からもうダメかも知れないと母が告げられた。母の懸命な努力で生き長らえることができました。戦争で物事を解決することには絶対反対です。
- みんなで鳴らそう"ピースベル"国際平和を祈りつつ...
- この世に生まれた。たった一つの命。それはかけがえのない大切な命。その命は戦争のために生まれてきたものではない。幸せになるために生まれてきた命。だからこそ、誰もその権利を奪うことはできない。NO WAR ― そして平和で暮らせる日々も私たちの権利なのです。
- かつて日本でも戦争をしていた不幸な時代がありました。人の幸せは、平和の礎の上にあります。9月21日午後7時、平和の尊さを忘れないために、わが子と共にベルを鳴らそうと思います。世界が平和であるよう祈ります。
- できることなら、この日が、今起きている戦争・紛争が停止する方向へ向かうきっかけの日になってほしい。
第5回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催
事前に「テーマ商品(試供品)」を試して、東都生協商品のメーカーと楽しくおしゃべり
Aチームでは、マルイ食品㈱ |
Bチームでは、全国農協食品㈱、 |
東都生協は2022年9月2日、第5回商品ふかぼり交流会をZoomによるオンラインで開催しました。メーカーのこだわりから食べ方、利用の仕方まで伺うことができ、まさに目からうろこ! の内容となりました。
参加した東都生協組合員27人はAチーム(マルイ食品㈱、アズマ工業㈱)、Bチーム(全国農協食品㈱、オタフクソース㈱)の2グループに分かれ、それぞれのメーカー担当者の方々と楽しく学習交流しました。
事前に提供されたテーマ商品(試供品)をもとに、参加者から多くの質問が出されました。
マルイ食品㈱
― 南国元気鶏使用「鹿児島県産竜田揚げ」と「チキン南蛮」 ―
添える野菜にもかけられるようにチキン南蛮のタレが多めに入っています。タレはササっとかけることで、しっとり・サクッとした食感を味わえ、2つの食感でおいしさ倍増だとか!
全飼育期間で抗生物質・合成抗菌剤を使用しない南国元気鶏の品質へのこだわりは、ヒナ・飼料・農家・加工・販売・物流まで一貫した体制で行っているマルイ農業グループだからこそできる強みだそうです。(南国元気鶏は2022年10月に、発売25周年を迎えます。)
アズマ工業㈱
― 「ふんわりワイパーシート」 ―
色は水色とピンクがありますが、どちらもホコリ取り効果は同じです。
表裏はありません。少しもんで毛羽立たせてから使うと良いそうです。薬剤不使用で(他社では通常使用)、畳などでの実演もあり、オンラインでもホコリの取れ具合を良く確認できました。
全国農協食品㈱
― 「東都エビピラフ」 ―
東都生協産地指定米を使用。原材料も極力国産を使用。(エビは、インドネシア産)。お米の炊飯は、釜炊き直火製法。
「国産米をもっと手軽に食卓へ!」をテーマに、便利でこだわりがたくさん詰まった商品開発が進められています。
オタフクソース㈱
― 「東都無着色中濃ソース」「東都無着色とんかつソース」 ―
日本初! カラメル色素不使用の貴重なソース。国産生野菜を使用した野菜スープと自家挽き香辛料が味の決め手です。りんごジュースと赤ワインを使用し、味にコクを追加。注ぎ口にたまる塊は、水で薄めてカレーなどに入れるといいそうですよ!
のぞいてみよう蛇口の向こう側 ~多摩の水道水と地下水を学ぶ学習会を開催
機関誌「MOGMOG」編・第7・第8・第9地域委員会合同「水の学習会」
講師の水ジャーナリスト・橋本淳司氏 |
2022年6月25日、第7・第8・第9地域委員会は合同企画の学習会を開催。「のぞいてみよう蛇口の向こう側~多摩の水道水と地下水を知ろう~」と題し、オンラインと八王子クリエイトホール会場の複合型で開催。
昨年、「府中市の浄水所にて、残留性の高さや健康への影響が指摘される有機フッ素化合物が水道水から検出された」と新聞報道があり、「水の安全性」がメンバーで話題に。今飲んでいる水道水はどこから? 「蛇口の向こう側」について私たちは知らないことが多いのでは? と、今回の企画となりました。
水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に、安全な水の必要性や正しい情報と知識、多摩地域の水道水、地下水について学習しました。
まず、どこから来た水を飲んでいるのかを地図上で確認。地下水は、土地利用や地下構造物など、ヒト社会の活動の影響を受けていることも再確認しました。
有機フッ素化合物の地下水混入問題については、「現在は禁止されているが、過去使用していたものが地中に入り、その汚染の蓄積が今になって出てきていると考えられる。20年前の農薬が出てきたところもある。地下水は継続的なモニタリングが必要」とのことでした。
今後の大雨による浸水や洪水などへの心構えとしては、「自分がどの川の恵みで生活しているか、『流域』を意識する。治水だけでなく利水、くらしをコンパクトで持続可能なものにするための水マネジメントが大事」とのこと。
また、「田んぼは、米の生産だけではなく、地下水を育み洪水を緩和し、生き物を育む場所」という話も聞けました。
参加者からは、「今何ができるか、緊急を要する。公にして大きな議論を呼ぶべき」「減反が将来の水不足につながると知り、水田は水がめといわれることを改めて実感。今後、自治体でも総合的な水対策をする必要がある」など、熱い感想も...。学びの多い学習会となりました。
大阪発! アイデア家庭用品 オンライン学習会
第4地域委員会・トップ産業㈱アイデア家庭用品学習会
2022年6月17日、第4地域委員会はトップ産業㈱を講師に「大阪発 アイデア家庭用品 オンライン学習会」を開催。
風呂敷より着物を包みやすい「和装バッグ」開発を機にアイデア商品を作る一方で、メーカー品も取り扱うトップ産業㈱。同社の佐藤淳樹さんが、一般商品から生協仕様の商品まで、生活に役立つ7品を紹介。
「実際に試してみた!」動画など、画面上でも分かりやすく、特徴やメーカーのこだわりがよく伝わりました。
参加者からは「フッ素加工とテフロン加工の違いは?」「規制の始まるPFOAやPFOSは不使用?」「ステンレス包丁は砥石(といし)とシャープナーどちらで研ぐのが良い?」など、紹介商品への質問もたくさん。
同社が作る別配付チラシ「愛着良品」ページを「どんなこだわり商品なのか想像しながら読みたいと思う」との声もありました。
生協の原点を学ぶ ~賀川豊彦記念松沢資料館を訪ねて~
第5地域委員会で賀川豊彦記念松沢資料館で生協の原点を学ぶ学習会
保存された美しい木造チャペル |
礼拝堂での講義 |
解説を受けながら |
2022年6月30日、第5地域委員会は「生協の父」と呼ばれる賀川豊彦の功績を伝える「賀川豊彦記念 松沢資料館」を訪ね、協同組合の成り立ちや彼の思想を学びました。
100年も前から持続可能な社会を提唱・実践、「子どもは未来をつくる」と教育を重んじ、弱者救済と平和な社会の実現に力を尽くした賀川。
同志として共に歩み、女性運動の先駆者でもあった妻ハル。夫妻の足跡を刈谷雅夫事務長から伺う貴重な機会を得ました。
古い時計やステンドグラスのある礼拝堂での講義、静かな心地良い空間で過ごした有意義な時間でした。
おいしいコーヒーの入れ方教室 ~㈱21世紀コーヒー~
第2地域・渋谷北ブロック「21世紀コーヒー㈱講習会」
最後の数滴は苦味となるため、 |
渋谷北ブロック委員会は2022年7月9日、コーヒーの品質を高めるため国を限定して大量買い付けをするなど、独自の工夫を行う21世紀コーヒー㈱によるオンライン学習会を開催。
同社の児玉研代表取締役が「コーヒーは赤道付近の標高の高い、涼しい場所で栽培される。世界共通の格付けはなく、国ごとに違う」といった豆知識や、ペーパードリップでのおいしい入れ方について伝授しました。
沸騰後2~3分置いた93度ぐらいのお湯で15~30秒、コーヒーの真ん中に「の」の字を描きながら入れるのがコツと聞き、各自で事前に送られた「いつもの珈琲」を入れました。
最後に参加者だけで行ったブレイクアウトルームでは「お湯の温度でこんなに味が違うとは!」「講師の手元が見えて良かった」などの感想が聞かれました。
「夏休み親子で学ぼう! 『へいわ』って何だろう?」開催
第9地域委員会・平和学習会
引き揚げ船の中での様子 |
第9地域委員会は2022年7月28日、平和企画として平和祈念展示資料館(新宿区)の学芸員の方を講師にお迎えし、親子を対象に、「Zoom」を使った平和に関するオンライン学習会を行いました。大人14人・子ども7人の計21人が参加しました。
テーマは「海外からの引き揚げ」。敗戦によって外地での生活のよりどころを失い、身に危険が迫る過酷な状況の中をくぐり抜けて祖国に戻ってこられた約320万人に及ぶ方々の労苦について学びました。
引き揚げ船の中での様子
特に旧満州での引き揚げは、1945年8月9日のソ連軍侵攻により大混乱に陥り、過酷を極めるものでした。
反日感情を持つ現地農民の襲撃もある中、青壮年男子が徴兵されていたため、女性・老人・子どもだけでの引き揚げだったそうです。
想像するだけでも、恐ろしい状況です。
講師は「戦後すぐに平和が訪れたわけではない。戦争が起こると弱い者が犠牲になる。過去に起きたことを知る=未来の平和を考えることにつながる」とおっしゃっていました。
学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」
企画参加者には、同資料館より提供された学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」を配付。こちらは、同資料館の公式ホームページでも電子版がいつでも閲覧できますので、ぜひご覧ください。
皆さんは「へいわ」とはどのようなことだと思いますか? ぜひ考えてみてください。
<参加者の感想>
- 大勢の人を殺したら刑罰があるのに、なぜ戦争で人を殺しても刑罰を受けないのか納得がいかない。戦争はどんな人でも殺してしまうからかなしい。(小4)
- 兵士対兵士の戦争の裏には引き揚げ者のような苦しい思いをした人がいることを知った(小6)
- 低学年の子には、少し難しかったかもしれませんが、とても分かりやすい解説でした。
- 資料館を訪れているような解説でした。資料をまとめていただきありがとうございました。
- 小学生には、理解が難しい時間もあったかもしれませんが、クイズなど工夫されて、親子でZoomでの戦争と平和について考えることができた貴重な企画でした。
- 平和とは、自分の幸せだけでなく、誰に対しても暴力がないこと(大人)
- 宇宙飛行士・毛利衛さんの言葉:「宇宙からは、国境線は見えなかった」―宇宙から見ると、とても小さな地球。そんな小さな世界で争う必要性があるのか? 人間社会だけでなく、地球が(環境・生物、などなど)平和であることを願うばかりです。
- 戦争について「知る」こと、そして、「考える」ことが大切だと思います。「知」って、「考」えれば、戦争はなくなるのではないかと思います。
- 人を傷つけない。お互いが寄り添って笑顔になれる。世界中が幸福を感じられる。そんな時代を迎えられることを諦めないことが大事だと思いました。
<参加者の方々の平和へのメッセージ>