みんなの活動:これまでの活動報告

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2022.10.03
平和のメッセージカード

※画像クリックで拡大表示(JPEG)

東都生協 第6地域では、国際平和デー(9月21日)の夜に鐘を鳴らし、家族や身近な知り合いと平和について語り合おうという企画、東都生協発「100万人のピースベル」に取り組みました。

「国際平和デー」とは、2002年に国連が定めた平和の記念日です。毎年9月21日を世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するように働き掛けています。

アメリカ・ニューヨークの国連本部では毎年、国連事務総長が日本から贈られた「平和の鐘」(Japanese Peace Bell)を鳴らす特別記念行事が行われています。

参加した19人の方より「平和のメッセージカード」として、平和への思いや、「100万人のピースベル」への感想をお寄せいただきました。
その一部をご紹介します。

  • 終戦の月に生まれた私。食糧難で栄養失調になり、医師からもうダメかも知れないと母が告げられた。母の懸命な努力で生き長らえることができました。戦争で物事を解決することには絶対反対です。
  • みんなで鳴らそう"ピースベル"国際平和を祈りつつ...
  • この世に生まれた。たった一つの命。それはかけがえのない大切な命。その命は戦争のために生まれてきたものではない。幸せになるために生まれてきた命。だからこそ、誰もその権利を奪うことはできない。NO WAR ― そして平和で暮らせる日々も私たちの権利なのです。
  • かつて日本でも戦争をしていた不幸な時代がありました。人の幸せは、平和の礎の上にあります。9月21日午後7時、平和の尊さを忘れないために、わが子と共にベルを鳴らそうと思います。世界が平和であるよう祈ります。
  • できることなら、この日が、今起きている戦争・紛争が停止する方向へ向かうきっかけの日になってほしい。

第5回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催

事前に「テーマ商品(試供品)」を試して、東都生協商品のメーカーと楽しくおしゃべり

2022.09.21

 Aチームでは、マルイ食品㈱(写真は配付された資料)、アズマ工業㈱の商品についてふかぼり

Aチームでは、マルイ食品㈱
(写真は配付された資料)、
アズマ工業㈱の商品についてふかぼり

 Bチームでは、全国農協食品㈱、オタフクソース㈱の商品をふかぼり

Bチームでは、全国農協食品㈱、
オタフクソース㈱の商品をふかぼり

東都生協は2022年9月2日、第5回商品ふかぼり交流会をZoomによるオンラインで開催しました。メーカーのこだわりから食べ方、利用の仕方まで伺うことができ、まさに目からうろこ! の内容となりました。

参加した東都生協組合員27人はAチーム(マルイ食品㈱、アズマ工業㈱)、Bチーム(全国農協食品㈱、オタフクソース㈱)の2グループに分かれ、それぞれのメーカー担当者の方々と楽しく学習交流しました。

事前に提供されたテーマ商品(試供品)をもとに、参加者から多くの質問が出されました。


マルイ食品㈱
― 南国元気鶏使用「鹿児島県産竜田揚げ」と「チキン南蛮」 ―

添える野菜にもかけられるようにチキン南蛮のタレが多めに入っています。タレはササっとかけることで、しっとり・サクッとした食感を味わえ、2つの食感でおいしさ倍増だとか!

全飼育期間で抗生物質・合成抗菌剤を使用しない南国元気鶏の品質へのこだわりは、ヒナ・飼料・農家・加工・販売・物流まで一貫した体制で行っているマルイ農業グループだからこそできる強みだそうです。(南国元気鶏は2022年10月に、発売25周年を迎えます。)



アズマ工業㈱
― 「ふんわりワイパーシート」 ―

色は水色とピンクがありますが、どちらもホコリ取り効果は同じです。

表裏はありません。少しもんで毛羽立たせてから使うと良いそうです。薬剤不使用で(他社では通常使用)、畳などでの実演もあり、オンラインでもホコリの取れ具合を良く確認できました。


全国農協食品㈱
― 「東都エビピラフ」 ―

東都生協産地指定米を使用。原材料も極力国産を使用。(エビは、インドネシア産)。お米の炊飯は、釜炊き直火製法。

「国産米をもっと手軽に食卓へ!」をテーマに、便利でこだわりがたくさん詰まった商品開発が進められています。


オタフクソース㈱
― 「東都無着色中濃ソース」「東都無着色とんかつソース」 ―

日本初! カラメル色素不使用の貴重なソース。国産生野菜を使用した野菜スープと自家挽き香辛料が味の決め手です。りんごジュースと赤ワインを使用し、味にコクを追加。注ぎ口にたまる塊は、水で薄めてカレーなどに入れるといいそうですよ!

のぞいてみよう蛇口の向こう側 ~多摩の水道水と地下水を学ぶ学習会を開催

機関誌「MOGMOG」編・第7・第8・第9地域委員会合同「水の学習会」

2022.09.12

講師の水ジャーナリスト・橋本淳司氏

講師の水ジャーナリスト・橋本淳司氏

2022年6月25日、第7・第8・第9地域委員会は合同企画の学習会を開催。「のぞいてみよう蛇口の向こう側~多摩の水道水と地下水を知ろう~」と題し、オンラインと八王子クリエイトホール会場の複合型で開催。

昨年、「府中市の浄水所にて、残留性の高さや健康への影響が指摘される有機フッ素化合物が水道水から検出された」と新聞報道があり、「水の安全性」がメンバーで話題に。今飲んでいる水道水はどこから? 「蛇口の向こう側」について私たちは知らないことが多いのでは? と、今回の企画となりました。

水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に、安全な水の必要性や正しい情報と知識、多摩地域の水道水、地下水について学習しました。

まず、どこから来た水を飲んでいるのかを地図上で確認。地下水は、土地利用や地下構造物など、ヒト社会の活動の影響を受けていることも再確認しました。

有機フッ素化合物の地下水混入問題については、「現在は禁止されているが、過去使用していたものが地中に入り、その汚染の蓄積が今になって出てきていると考えられる。20年前の農薬が出てきたところもある。地下水は継続的なモニタリングが必要」とのことでした。

今後の大雨による浸水や洪水などへの心構えとしては、「自分がどの川の恵みで生活しているか、『流域』を意識する。治水だけでなく利水、くらしをコンパクトで持続可能なものにするための水マネジメントが大事」とのこと。

また、「田んぼは、米の生産だけではなく、地下水を育み洪水を緩和し、生き物を育む場所」という話も聞けました。

参加者からは、「今何ができるか、緊急を要する。公にして大きな議論を呼ぶべき」「減反が将来の水不足につながると知り、水田は水がめといわれることを改めて実感。今後、自治体でも総合的な水対策をする必要がある」など、熱い感想も...。学びの多い学習会となりました。

大阪発! アイデア家庭用品 オンライン学習会

第4地域委員会・トップ産業㈱アイデア家庭用品学習会

2022.09.12

2022年6月17日、第4地域委員会はトップ産業㈱を講師に「大阪発 アイデア家庭用品 オンライン学習会」を開催。

風呂敷より着物を包みやすい「和装バッグ」開発を機にアイデア商品を作る一方で、メーカー品も取り扱うトップ産業㈱。同社の佐藤淳樹さんが、一般商品から生協仕様の商品まで、生活に役立つ7品を紹介。

「実際に試してみた!」動画など、画面上でも分かりやすく、特徴やメーカーのこだわりがよく伝わりました。

参加者からは「フッ素加工とテフロン加工の違いは?」「規制の始まるPFOAやPFOSは不使用?」「ステンレス包丁は砥石(といし)とシャープナーどちらで研ぐのが良い?」など、紹介商品への質問もたくさん。

同社が作る別配付チラシ「愛着良品」ページを「どんなこだわり商品なのか想像しながら読みたいと思う」との声もありました。

生協の原点を学ぶ ~賀川豊彦記念松沢資料館を訪ねて~

第5地域委員会で賀川豊彦記念松沢資料館で生協の原点を学ぶ学習会

2022.09.12

保存された美しい木造チャペル

保存された美しい木造チャペル

礼拝堂での講義

礼拝堂での講義

解説を受けながら展示に見入りました

解説を受けながら
展示に見入りました

2022年6月30日、第5地域委員会は「生協の父」と呼ばれる賀川豊彦の功績を伝える「賀川豊彦記念 松沢資料館」を訪ね、協同組合の成り立ちや彼の思想を学びました。

100年も前から持続可能な社会を提唱・実践、「子どもは未来をつくる」と教育を重んじ、弱者救済と平和な社会の実現に力を尽くした賀川。

同志として共に歩み、女性運動の先駆者でもあった妻ハル。夫妻の足跡を刈谷雅夫事務長から伺う貴重な機会を得ました。

古い時計やステンドグラスのある礼拝堂での講義、静かな心地良い空間で過ごした有意義な時間でした。

おいしいコーヒーの入れ方教室 ~㈱21世紀コーヒー~

第2地域・渋谷北ブロック「21世紀コーヒー㈱講習会」

2022.09.12

最後の数滴は苦味となるため、サーバードリッパーを外します

最後の数滴は苦味となるため、
サーバードリッパーを外します

渋谷北ブロック委員会は2022年7月9日、コーヒーの品質を高めるため国を限定して大量買い付けをするなど、独自の工夫を行う21世紀コーヒー㈱によるオンライン学習会を開催。

同社の児玉研代表取締役が「コーヒーは赤道付近の標高の高い、涼しい場所で栽培される。世界共通の格付けはなく、国ごとに違う」といった豆知識や、ペーパードリップでのおいしい入れ方について伝授しました。

沸騰後2~3分置いた93度ぐらいのお湯で15~30秒、コーヒーの真ん中に「の」の字を描きながら入れるのがコツと聞き、各自で事前に送られた「いつもの珈琲」を入れました。

最後に参加者だけで行ったブレイクアウトルームでは「お湯の温度でこんなに味が違うとは!」「講師の手元が見えて良かった」などの感想が聞かれました。

2022.09.09

引き揚げ船の中での様子

引き揚げ船の中での様子

第9地域委員会は2022年7月28日、平和企画として平和祈念展示資料館(新宿区)の学芸員の方を講師にお迎えし、親子を対象に、「Zoom」を使った平和に関するオンライン学習会を行いました。大人14人・子ども7人の計21人が参加しました。

テーマは「海外からの引き揚げ」。敗戦によって外地での生活のよりどころを失い、身に危険が迫る過酷な状況の中をくぐり抜けて祖国に戻ってこられた約320万人に及ぶ方々の労苦について学びました。



引き揚げ船の中での様子

特に旧満州での引き揚げは、1945年8月9日のソ連軍侵攻により大混乱に陥り、過酷を極めるものでした。

反日感情を持つ現地農民の襲撃もある中、青壮年男子が徴兵されていたため、女性・老人・子どもだけでの引き揚げだったそうです。

想像するだけでも、恐ろしい状況です。

講師は「戦後すぐに平和が訪れたわけではない。戦争が起こると弱い者が犠牲になる。過去に起きたことを知る=未来の平和を考えることにつながる」とおっしゃっていました。



学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」

企画参加者には、同資料館より提供された学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」を配付。こちらは、同資料館の公式ホームページでも電子版がいつでも閲覧できますので、ぜひご覧ください。

平和祈念展示資料館ホームページ(外部サイトにリンクします)

<あらすじ>

亡くなった母親が遺した3冊の手記を手にした大助は、それらが、母親が満州へ渡り、やがて引き揚げてきてからの生活までを記したものであることを知る。満州からの引き揚げの苦しくつらい状況をつづった手記には、大助の父親や姉妹たちの悲しい思い出と、希望を失わず必死に生きてきた母親の姿があった。(総ページ数:72ページ)


皆さんは「へいわ」とはどのようなことだと思いますか? ぜひ考えてみてください。

<平和祈念展示資料館>

総務省委託機関。戦争が終わってからも労苦体験をされた、「兵士」「戦後強制抑留者」「海外からの引揚者」の3つのテーマを扱う。戦争体験の労苦に関するビデオ上映や、毎月第3日曜日「語り部お話し会」などを実施。
[交通案内]
●JR線・小田急線・京王線 新宿駅西口より徒歩約10分、新宿住友ビル33階



<参加者の感想>
  • 大勢の人を殺したら刑罰があるのに、なぜ戦争で人を殺しても刑罰を受けないのか納得がいかない。戦争はどんな人でも殺してしまうからかなしい。(小4)
  • 兵士対兵士の戦争の裏には引き揚げ者のような苦しい思いをした人がいることを知った(小6)
  • 低学年の子には、少し難しかったかもしれませんが、とても分かりやすい解説でした。
  • 資料館を訪れているような解説でした。資料をまとめていただきありがとうございました。
  • 小学生には、理解が難しい時間もあったかもしれませんが、クイズなど工夫されて、親子でZoomでの戦争と平和について考えることができた貴重な企画でした。


  • <参加者の方々の平和へのメッセージ>
    • 平和とは、自分の幸せだけでなく、誰に対しても暴力がないこと(大人)
    • 宇宙飛行士・毛利衛さんの言葉:「宇宙からは、国境線は見えなかった」―宇宙から見ると、とても小さな地球。そんな小さな世界で争う必要性があるのか? 人間社会だけでなく、地球が(環境・生物、などなど)平和であることを願うばかりです。
    • 戦争について「知る」こと、そして、「考える」ことが大切だと思います。「知」って、「考」えれば、戦争はなくなるのではないかと思います。
    • 人を傷つけない。お互いが寄り添って笑顔になれる。世界中が幸福を感じられる。そんな時代を迎えられることを諦めないことが大事だと思いました。

第18回東都生協平和のつどいを開催

チェロの音色に耳を傾け、みんなで平和の大切さに思いをはせました

2022.08.17

組合員からの折り鶴を展示

組合員からの折り鶴を展示

組合員からの「しあわせフォト」をスライドショーで上映

組合員からの「しあわせフォト」
をスライドショーで上映

組合員からのモチーフをつないだ膝掛け

組合員からのモチーフをつないだ膝掛け

麦藁帽子の皆さんによる朗読劇

麦藁帽子の皆さんによる朗読劇

熊田育郎さん・村田未知子さんによる被爆証言

熊田育郎さん・村田未知子さん
による被爆証言

チェリスト・阪田宏彰さん、横山二葉さん

チェリスト・阪田宏彰さん、
横山二葉さん

東都生協は2022年7月31日、「奏でよう平和のしらべ 届けよう平和のメッセージ」と題し、チェロミニコンサートとお話会などのステージ企画からなる第18回東都生協平和のつどいをさんぼんすぎセンターで開催しました。

東都生協では、次世代に歴史の事実と平和の大切さを伝えるため、平和について学び、考える機会として「平和のつどい」を毎年夏に開催しています。

2020年度はコロナ感染拡大の影響で3月にオンライン開催しましたが、2021年度は開催が見送りに。今年度は3年ぶりに集会型での開催が実現しました。



さんぼんすぎセンター・1階会議室では、これまでも行ってきた「原爆パネル展」「戦争ほうきキットコーナー」「折り鶴コーナー」「膝掛け」などを展示。



今回は初の試みとして、組合員から寄せられた平和をテーマにした写真「しあわせフォト」をスライドショーでモニター上映しました。展示会場には猛暑の中、約50人ほどが来場しました。



さんぼんすぎセンター・地下ホールでは、午前・午後の入れ替え制でステージ企画を開催しました。



午前の部では、とーと会・麦藁帽子メンバーによる朗読劇「『この子たちの夏―1945・ヒロシマ ナガサキ』より抜粋」を上演。戦時下の子どもたちそれぞれが体験した悲惨な「原爆」を、メンバー6人が語りました。



午後の部では、広島被爆者・熊田育郎さん(立川友の会/立川被爆者の会会長)、東友会被爆者相談員・村田未知子さん(一般社団法人 東友会・原爆被爆者相談所主任相談員)による被爆証言を聞きました。耳を覆いたくなるような悲しい実相ですが、小さなお子さんもしっかりお話を聞いていました。



午前・午後ともにステージ企画の後半は、チェリスト・阪田宏彰さん、横山二葉さんによるチェロミニコンサートを上演。

ゆったりとした中にも面白いお話を交え、カザルス「鳥の歌」、サン=サーンス「白鳥」、テレマン「チェロソナタ」、ビートルズメドレーなどの演奏を聴きました。

参加者は間近で聴くチェロの音色に心を癒され、平和への思いを新たにしました。ステージ企画での午前、午後延べ参加者数は約70人となりました。


なお、ステージ企画は一部編集の上、動画配信する予定です。組合員活動情報紙「ワォ」と東都生協ホームページにてご案内します。



<参加者の感想>
  • 平和のつどいが続いていることに感謝です。ずっと昔のことだからこそ、忘れないように活動しなくてはならないですね。
  • 平和な生活は尊いものだと感じています。「平和なくして生協なし」という言葉が胸に響く現代の状況の中で自分は何をできるかを考えたいと思います。
  • お話に涙が止まりませんでした。朗読いただき、力強い平和の思いが伝わってきました。
  • 原爆のことは、忘れてはいけない。核兵器が無くなるように周りの人に伝えていきたいと思いました。
  • 本日はありがとうございました。伺ったお話を一人でも多くの方に伝えていきたいと思います。
  • 素晴らしい演奏に心が癒やされ、平和のありがたさを実感しました。
  • やはり、生の音、チェロの音、素晴らしかった! ブラボー! デュオの素晴らしさ、演奏(奏法)の幅広さなど、楽しく学び、音色に聞き入らせていただきました。

「のぞいてみよう蛇口の向こう側」~水の学習会を開催 

水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に第7・第8・第9地域合同で学習会を開催

2022.08.12

水ジャーナリスト・橋本淳司氏

水ジャーナリスト・橋本淳司氏

会場の様子

会場の様子

提供された詳細な資料

提供された詳細な資料

提供された詳細な資料

2022年6月25日、第7・第8・第9地域委員会は、水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に迎え、「のぞいてみよう蛇口の向こう側~多摩の水道水と地下水を知ろう~」として、合同で「水の学習会」を開催しました。

参加人数は、八王子クリエイトホール会場21人、オンライン50人と、総勢71人となりました。参加者の年齢層も20代以下から70代以上と幅広く、命に直結する「水問題」の関心の高さが感じられました。

橋本氏は、全国の水道管の老朽化問題に触れ、老朽化した水道管の年間更新率が2018年度で1%以下であることを紹介。

水道事業運営の担い手不足、それに伴う水道料金の格差拡大など、水道事業の現状を解説しました。

私たちの下を流れる地下水の存在と、自然要因や人的要因により今後起こりうる事象など、さまざまな切り口で問題が提起された学習会となりました。

途中、参加者と橋本氏とのディスカッションもあり、あっという間の2時間となりました。参加者からは「続編をお願いしたい」との声も寄せられました。



<参加者の感想>
  • 水の問題をさまざまな視点からお話しいただき、有意義でした。
  • 見えるのは蛇口からの水だけ。向こう側を知ることにより、環境問題を知ることができました。
  • 講義内容が分かり易く、川や流域の資料など関心を持ちながら学べました。知識の有無にかかわらず、水環境は、どんな人とも切り離せないと再認識しました。
  • 田んぼが減ると地下水が減る。田んぼが治水効果の面で重要な役割があるなど、良く分かりました。

★この企画については機関誌「MOGMOG」9月号にも掲載予定です
★今回の企画について資料をご希望の方は、小平センターまでお電話ください
 申し込み受付期限:2022年8月31日(水)
 ☎:042-460-6861(午前9時~午後5時)

第4回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催

なるほど、納得! おいしさの秘密をふかぼりしました

2022.08.09

 Aチームでは、<br />
美勢商事㈱「東都肉餃子」、オタフクソース㈱「東都トマトケチャップ」をふかぼり

Aチームでは美勢商事㈱「東都肉餃子」、
オタフクソース㈱「東都
トマトケチャップ」をふかぼり

 Bチームでは、エム・シーシー食品㈱「パスタソース2種」、小川珈琲㈱「東都香りのブレンドコーヒー」「ASUEフェアトレードコーヒー ドリップコーヒー」をふかぼり

Bチームではエム・シーシー食品㈱
「パスタソース2種」、
小川珈琲㈱「東都香りのブレンド
コーヒー」「ASUEフェアトレード
コーヒー ドリップコーヒー」をふかぼり

2022年7月19日、東都生協は「第4回商品ふかぼり交流会」をオンラインで開催。事前にテーマ商品(試供品)を提供された組合員が、東都生協商品を製造するメーカー担当者と商品について楽しくおしゃべりしました。

参加した東都生協の組合員30人は15人ずつ2チームに分かれ、Aチームは「東都肉餃子」の美勢商事㈱・「東都トマトケチャップ」のオタフクソース㈱と、Bチームは「パスタソース」のエム・シーシー食品㈱・「東都香りのブレンドコーヒー」小川珈琲㈱の担当者の方と、それぞれオンラインで交流しました。

美勢商事㈱さんからは「東都生協向けに配合した国産小麦粉」作りが結んだ東都生協との出会いから「国産原料を使用するこだわり」まで語っていただき、生産者の熱い思いが伝わってきました。

オタフクソース㈱さんからは、生食用と加工用トマトの栽培方法や栄養価の違いなどを紹介。
そのすっきりとしたおいしさの秘密に、参加された皆さんも「納得!」でした。

エム・シーシー食品㈱さんからは、パスタソース製造工程のこだわりについてのお話を伺いました。

「カニのトマトクリームソース」は、乳製品の風味を落とさないように工夫。
「ジェノベーゼソース」は、バジルの色と香り、チーズの滑らかさのために、一釜ごとに担当者が付き、製造しているとのこと。

小川珈琲さんからは、おいしいものを安定してお届けするための原料へのこだわりを伺いました。

SDGs達成に向けた「国際フェアトレード認証コーヒー」商品や、途上国の子どもたちの教育環境や女性たちの雇用整備の向上を目指す支援活動を行う「One of Love(ワン・オブ・ラブ)」プロジェクトへの寄付の取り組みなどを紹介。珈琲をおいしくいただくためのヒントや保存のコツも伺いました。

各メーカーのおいしさを追求する姿勢を知ることができ、おすすめレシピの交換など、メーカーさんと東都生協組合員の「商品愛」を感じる貴重な時間となりました。

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