みんなの活動:これまでの活動報告

商品活動

わたしの「いいね」を産地・メーカーへ届けました!(2021年3月)

「ひとりでも いえのなかでも できること わたしの『いいね』を発信しよう」報告No.5

2021.03.03

たべるン

(農)さんぶ野菜ネットワーク代表理事 富谷 亜喜博(とみや あきひろ)さん

(農)さんぶ野菜ネットワーク代表理事 
富谷 亜喜博(とみやあきひろ)さん

「登録 さんぶの『絆』みのり野菜セット 3種」


「登録 さんぶの『絆』みのり野菜セット
3種」

「ほたるいか甘酢漬け 110g(固形量60g)」

「ほたるいか甘酢漬け 110g
(固形量60g)」

エム・シーシー食品㈱ 栗山さん(左)と生井さん(右)

エム・シーシー食品㈱
栗山さん(左)と生井さん(右)

「鶏ひき肉と豆の和漢カレー 180g×2」

「鶏ひき肉と豆の和漢カレー
180g×2」
※画像はイメージです

組合員の皆さまから寄せられた「わたしの『いいね』」に対する産地・メーカーからのお返事紹介の第5弾です。今年度最後のご紹介になります。コロナ禍で産地・メーカーの皆さまと直接会えなくても、産地直結を実感できる取り組みになりました。

今回の紹介もぜひ商品利用の参考にしてくださいね!


いいね  横浜 ゆかママさん
登録商品「さんぶの『絆』みのり野菜セット 3種」

■登録の「さんぶの『絆』みのり野菜セット」は、新鮮でとてもおいしい。生産者さんからのメッセージも入っていて、作り手の顔が見えるようで楽しみもあります。フルーツ、肉などの登録商品も、次は何が届くか楽しみです。

産地・メーカーからのコメント  (農)さんぶ野菜ネットワークさんより

登録商品「さんぶの『絆』みのり野菜セット」をご利用いただき、ありがとうございます! このセットが、(農)さんぶ野菜ネットワークと組合員の皆さんとの間に「絆」をつないでくれましたね!

千葉県、そして山武地域は昨年9月の台風15号と10月の千葉県豪雨により大きな被害があり、ボロボロの畑やハウスを前に、生産者もうつむいてしまい、農業をやめることを考える人もいる状況でした。

しかし、組合員の皆さんのご支援・ご注文を受けて、「私たちの野菜を待ってくれている人がいる!」という思いを再度胸に抱き、前を向いて土を耕し、種をまくことができました。今後とも皆さんの「いのち」につながる、安全・安心でおいしい野菜を、真心込めて大切に育てていきたいと思います。

コロナ禍で日常のお買い物に行くにも不安が付きまとう難しい状況が続いていることとお察しします。今こそ、玄関先までお届けすることができる、産直の仕組みが活躍する時と思います。今後とも消費者の皆さん、間をつないでくれる生協の皆さん、そして生産者の「絆」でこの難局を乗り越えましょう! だいぶ肌寒くなってまいりました、どうぞご自愛ください。



いいね  第2地域 とーと会 すみれ会さん
「ほたるいか甘酢漬け」

■メンバーから強い推薦がありました。目などは取れていて食べやすく、甘酢なので、きゅうり、大葉、ワカメなどプラスしてアレンジ自由‼冷凍ですがすぐ解凍でできて便利とのこと。

産地・メーカーからのコメント  魚津漁協さんより

ご愛用いただきありがとうございます。ほたるいかの目は、一尾一尾丁寧に手作業で取り除いております。組合員様より評価いただけ従業員一同喜んでおり、今後ともおいしい商品をお届けできるよう努力してまいります。



いいね  板橋区 K・Hさん
「鶏ひき肉と豆の和漢カレー」

■本格的な辛さで、市販品と比べると脂もしつこくなく、おいしく食べられます。冷凍庫にも収納しやすい薄型タイプなので、場所も取りません。玄米ご飯と相性もいいので健康に気を使う方にもどうぞ。

産地・メーカーからのコメント  エム・シーシー食品㈱・栗山さんより

この商品のアピールしたいポイントをすごく分かりやすくコメントいただき、ありがとうございます。

鶏ひき肉と豆の和漢カレーはヘルシーを意識し開発した商品です。油の使用を極力控えたり、漢方でも使われる冬虫夏草や高麗にんじんなどをスパイスとして使用、軽い口当たりにするため小麦粉を使用していないなど、通常のカレーとは異なる内容で仕上げています。

薄いパッケージで冷凍庫の隙間にも入りやすいので、今後ともご愛顧いただけますと幸いです。玄米はもちろん、雑穀米やサフランライスと合わせるのもお薦めです。

わたしの「いいね」を産地・メーカーへ届けました!(2021年2月)

「ひとりでも いえのなかでも できること わたしの『いいね』を発信しよう」報告No.4

2021.02.16

たべるン

(有)加須畜産 代表取締役 田口和寿さん

(有)加須畜産 代表取締役
田口和寿さん

かぞの豚小間切(バラ凍結)

「かぞの豚小間切(バラ凍結)」

トマト

ミニトマト

JA新おたるクリーンアグリ仁木 村井康男さん

JA新おたるクリーンアグリ仁木
村井康男さん

「無洗米 金芽米長野あきたこまち 2.5kg」

「無洗米 金芽米長野あきたこまち
2.5kg」

つくるン

組合員の皆さまから寄せられた「わたしの『いいね』」に対する産地・メーカーからのお返事紹介の第4弾です。

第1弾から第3弾までのお返事はもうご覧になりましたか?
産地交流訪問や学習会など、これまでのように直接交流ができない中でも、このように東都生協では組合員と産地・メーカーが双方向で取り組んでいます。

ぜひ今回ご紹介した商品も、利用の参考にしてくださいね!

いいね 月桃さん
「かぞの豚小間切(バラ凍結/分包)」
■夫婦2人分の豚汁など、ちょっとだけタンパク質がほしい時に便利です。いつも常備していま~す。

産地・メーカーからのコメント  ㈱コープミート千葉さんより
いつもご利用いただきありがとうございます。バラ凍結は使いたい分をお皿に移してまんべんなく広げてラップをかけ、冷蔵庫に移すと短時間で解凍されて使用できるので、冷凍庫に常備しておくと大変便利な商品です。今後もご利用よろしくお願いいたします。

いいね もっちゃんさん(川口市)
「百年トマト、モグラのトマト、ミニトマト、北海道のトマトその他全てのトマト」
■トマトが大好きで、一年中欠かさず食べるのですが、生協で扱っているトマトはどれもおいしく、もう近所のスーパーでは買えません。特にミニトマトは全く違います。これからもおいしいトマトをよろしくお願いします。

産地・メーカーからのコメント

「モグラのトマト」生産者[八代マルタ(熊本県)、雲仙マルタ(長崎県)]さんより
お褒めの言葉をいただき誠にありがとうございます。私たちは、このような言葉をいただきたくて生産に励んでおります。組合員の方の喜ぶ顔を浮かべながら、引き続きおいしいトマトを作れるように努力したいと思います。

(農)埼玉産直センター 部会長:木村秋良(きむらあきら)さんより
ミニトマト:コメントありがとうございます!ミニトマト部会では食味には特にこだわって栽培しております。これからもよろしくお願いいたします。

(農)埼玉産直センター 野口悟(のぐちさとる)さんより
ありがとうございます! 部会員みんなで協力して、食味にこだわったトマトをお届けしていきますので、今後ともたくさんトマトを食べてください! これからもよろしくお願いします!

JA新おたるクリーンアグリ仁木の生産者さん一同より
コメント誠にありがとうございます。仁木町は一日の温度の寒暖差が大きく食味がのる産地条件にございます。また、使用する資材も食味が良くなるような工夫をしながら、組合員の方の食べる姿を思いながら栽培しています。

継続して利用していただけることが、私たちも次の世代に引き継いでいくことにつながりますので、今後とも何とぞろしくお願いいたします。

いいね T.Tさん(入間センター)
「無洗米 金芽米長野あきたこまち2.5kg」
■もともと5kgを利用していました。家族の数が減り、多すぎていたので「2kgも供給してもらいたい」と希望していました。0.5kg多いけれど、2.5kgを作ってくださってありがとうございました。同じ班の1人暮らしの人も喜んでいます。

産地・メーカーからのコメント 東洋ライス㈱さんより
コメントいただき、誠にありがとうございます。
お米は乾物のイメージがありますが、実は野菜などと同じ生鮮品で賞味期限がない商品です。(ご家庭での保管環境にもよるのですが、精米日から1か月以内に食べきってしまう量を購入するのがベストです。)

1人当たりのお米の商品の消費量が年々減っていく中、5㎏規格ですと、精米日から1か月以上を費やししまうご家庭が増えていることをいろいろ耳にしておりました。

少量規格でフレッシュなものを都度購入いただく方が、おいしく食べていただけるものと思います。
また少量規格ゆえの割高感を無くし、5㎏のちょうど半分の価格にしております。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

わたしの「いいね」を産地・メーカーへ届けました!(2021年1月)

「ひとりでも いえのなかでも できること わたしの『いいね』を発信しよう」報告No.3

2021.01.14

たべるン

ミディートマト

「ミディートマト」

骨まで丸ごと甘酢味(さば)

「骨まで丸ごと甘酢味(さば)」

東都 北海道枝幸産ほたて貝柱

東都 北海道枝幸産ほたて貝柱

つくるン

東都生協は一人からできる活動として、組合員が日頃感じている商品の「いいね」を発信しようと、広報紙やホームページを通じて呼び掛けています。コロナ禍で直接会えなくても、東都生協の「この商品がおいしい」「この商品がお薦め」など、たくさんの「いいね」投稿が広がっています。

組合員から寄せられた「いいね」には、産地・メーカーからもお返事が寄せられています。今回は第3弾! ぜひ商品利用の参考にしてください。

いいね M .Oさん(第4地域)
「ミディートマト」
■とにかくバランスの良い、濃いトマトです。サイズも少人数の家には良く、「半分、冷蔵庫に保管」などとせずとも一人で好きなだけいただけます。半分に切ったり、4つ・8つに切ったり、またはそのままグラタンに乗せてもおいしく便利。大きいトマト、小さいトマトでなければならないメニューの予定がない時は、とりあえずミディートマトを1パック注文しています。

産地・メーカーからのコメント  (農)埼玉産直センター 部会長:八木義一(やぎよしかず)さんより
「いいね」コメント大変、ありがとうございます。これからも部会員一同、一層努力してミディートマトをお届けしていきます!

いいね はなみずきさん(第2地域)
「骨まで丸ごと甘酢味(さば)」
■甘酢味が好きならご飯のお供にぴったり。缶詰とはまた一味違うおいしさです。

産地・メーカーからのコメント  天生水産㈱さんより
組合員の皆さま、いつも天生水産(株)の製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。これからも、お魚を通して「おいしくて、安心・安全な商品」をお届けしながら、皆さまの暮らしのお役に立てたらと願っております。

いいね ハッピーキッチンさん(町田市)
「東都北海道枝幸産ほたて貝柱」
■プリッとして甘みのある、間違いのないおいしさです。常備しています。生でよし‼ バター焼きでよし‼おもてなしにも大活躍‼

産地・メーカーからのコメント 北海道ぎょれんさんより
「いいね」を頂きまして誠にありがとうございます。
おっしゃる通り、枝幸産ほたて貝柱はオホーツクの砂地でよく運動をして育つので、プリっとした食感と甘みが特徴です。

今回はおもてなしの際にお勧めな、特別な解凍方法をご紹介します。

ボールに解凍するほたてと同じくらいの量の氷を入れて、塩を小さじ1杯(氷250gにつき)氷に振り掛けます。
ボールの中に、凍った状態のほたて貝柱をそのまま入れてください。ラップを掛け、常温で3時間~5時間ほど置き解凍してください。時間が経つと氷が解け、水に浸っていきますがそのままで大丈夫です。
「塩」がポイントで、温度を低く保てることと、ほたてが水っぽくなるのを防ぐことができます。塩味になることはありませんのでご安心ください。


大きさにより解凍時間は変わりますので様子を見てください。触ってみて、ほたての中が少し凍っているくらいの半解凍状態で取り出し、キッチンペーパーで水気を取ってからお召し上がりください。
手間はかかりますが、こうすることで冷凍する前の状態にかなり近づけることができます。ぜひお試しください。

オンラインでも充実した意見交換を!

東都生協の商品づくりの活動「新商品おしゃべり会」開催報告

2021.01.11

商品部の担当職員がパソコン越しに説明

商品部の担当職員がパソコン越しに説明

「めかじきごましょうゆ揚げ」ごまの香ばしさとしょうゆ味のバランスが絶妙

「めかじきごましょうゆ揚げ」
ごまの香ばしさとしょうゆ味の
バランスが絶妙

「天然海老入り餃子」魚介ベースの優しい味。タレをつけなくてもおいしくいただけました。

「天然海老入り餃子」魚介ベース
の優しい味。タレをつけなくても
おいしくいただけました。

東都生協は2020年10月6日、商品活動「新商品おしゃべり会」を開催しました。

新商品おしゃべり会は、商品案内に載る前の商品の原材料や製造方法などを確認し、組合員の視点から声を寄せ合う活動です。

今年度は府中市市民活動センター プラッツで開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため4月〜8月の活動は中止、9月はビデオ会議システム(Zoom)を使用して試験的に開催しました。

10月〜3月もオンライン開催の予定で募集し、13人が登録。事前に送られた2品の試食品を包材の記載通りに調理・試食し、製造工程や原材料などが書かれた商品ガイドを見て各自で評価しました。

10月6日の新商品おしゃべり会は、各自の評価を用意して自分のパソコン前で待機。職員からの詳しい説明の後、意見交換を行いました。参加者それぞれが、商品を自宅の食卓で試食し、家族みんなの声を反映した評価を持ち寄った様子がうかがえました。

1時間15分という短い開催時間でしたが、メンバーに、充実した意見交換ができたと感じてもらえるように、今後も工夫を重ねていきます。

わたしの「いいね」を産地・メーカーへ届けました!(12月)

「ひとりでも いえのなかでも できること わたしの『いいね』を発信しよう」報告No.2

2020.12.17

東都ビビンバピラフ

東都ビビンバピラフ

「東都ビビンバピラフ」

東都マヨネーズ

「東都マヨネーズ」

冷凍内麦ピザ生地

冷凍内麦ピザ生地

たべルン

新型コロナウイルス感染症対策のため、今春より多くの組合員活動が休止となっています。
こうした中、東都生協は、1人からできる活動として「この商品がおいしい」「この商品がお薦め」など「わたしのいいね」の発信を組合員に呼び掛け、寄せられた声を産地・メーカーに届ける活動を進めています。

今月の「わたしのいいね」と、それに対して産地・メーカーからいただいたコメントをご紹介します。年明けの来月も掲載しますのでお楽しみに! ぜひ商品利用の参考にしてください。

いいね ぴょろママさん(文京区)
「東都ビビンバピラフ」
■とてもいい味つけで、家族全員大好きです。目玉焼きをのせて食べるのが好きで、簡単なランチの一品にもなります^v^

産地・メーカーからのコメント  全国農協食品㈱ 北谷さん
貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。卵を温泉卵にしてのせて召し上がっていただくのも好評ですので、ぜひお試しください。

いいね imotaさん(横浜)
「東都マヨネーズ」
■安全・安心の原材料で作られたマヨネーズなので、2歳の息子に野菜を食べさせるために安心して付けてあげられる。

産地・メーカーからのコメント  ユニオンソース㈱ 菊地 瑠菜さん
いつもご愛顧いただきありがとうございます。産地が指定された卵と遺伝子組換えでない原料で製造しているため、誰が食べても安心できる仕様になっています。お子様の成長に合わせて、今後ともご利用をよろしくお願いいたします。

いいね かんちゃんさん(杉並区)
「冷凍内麦ピザ生地」
■国産小麦粉が97%使用されている! この生地さえあれば、レストランで食べるピザの味が楽しめます。お値段も4個入(480g)で358円!

産地・メーカーからのコメント ㈱サンフレッセ 尾崎さん
ご利用ありがとうございます。
この商品はイーストフードを使用せず、パン酵母の自然の力を使ってふっくらさせています。また、国産小麦粉はピザやパン生地にすると取り扱いが難しいのですが、より小麦の香りを感じていただけるように努力しております。
好きな大きさや厚みにアレンジして、ぜひたくさんお好みのピザを作ってください。

河田昌東さんを講師にゲノム編集技術に関する学習会を開催しました

分子生物学者・河田昌東先生による「ゲノム編集技術に関する基礎学習」報告

2020.01.07

分子生物学者で遺伝子組換え食品を考える中部の会代表・河田昌東先生

分子生物学者で遺伝子組換え食品を
考える中部の会代表・河田昌東先生

スライドを使って分かりやすく解説いただきました

スライドを使って分かりやすく解説

会場からは数多くの質問がありました

会場からは数多くの質問がありました

2019年10月22日、東都生協は分子生物学者の河田昌東(かわた まさはる)さんをお招きし、「ゲノム編集技術の基礎学習」を開催しました(新宿・農協会館)。東都生協の組合員など67人が参加しました。>>当日の講演要旨(pdf)

河田さんは、「遺伝子組換え食品を考える中部の会」代表で、原子力災害の被災者救援などの活動もされています。名古屋大学で遺伝子の基礎研究をしていた1996年、世界で初めて遺伝子組換え大豆が商品化されたことが、遺伝子組換え問題に関わるきっかけとなりました。分子生物学の学術用語や基礎概念を平易な表現に置き換え、スライドを使って分かりやすく解説しました。

遺伝子の総体を表す「ゲノム」。これを人為的に壊したり入れ替えたりして食料や医療に役立てようとするのがゲノム編集技術です。標的遺伝子を自在に切断できる"遺伝子のはさみ"「CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)」が開発されたことで、世界で研究が急速に広がっています。

はじめに河田さんは、筋肉量を増やした「マッスル真鯛」、成長ホルモン抑制遺伝子を壊して太らせた「マッチョ豚」などゲノム編集技術を応用した品種開発、病気の治療、ヒト受精卵を操作する研究など、国内外の情勢を紹介。日本政府は2018年、ゲノム編集を成長戦略として位置付け、2019年には安全性審査や表示などの規制を行わず、事実上"野放し"とすることを早くも決定しました。

これに対して河田さんは、ゲノム編集技術が持つさまざまな未解決の問題について解説。標的外の遺伝子を傷つけてしまう「オフターゲット」や、免疫反応(アレルギー)や発がん性などゲノム編集酵素(CRISPR-Cas9)が持つ問題のほか、ゲノム編集にウイルスや細菌、外来生物の遺伝子や抗生物質耐性遺伝子などの外来遺伝子を使用することなど数多くの問題を指摘し、「技術的には従来の遺伝子組換えとあまり変わらない」「標的遺伝子以外の他の宿主遺伝子に対する影響を調べる必要がある」「食品の場合は表示義務が必要」との考えを示しました。

また、ヒトの遺伝病治療や臓器移植を目的としたゲノム編集について、生命倫理の問題に言及。皮膚から卵細胞を作り出すiPS技術を使うと、同一遺伝子を持つ人が多数作れるようになること、雌×雌の「同性婚マウス」から生殖能力のある子どもが誕生したこと、ラットの膵臓、心臓、眼、鼻、脊髄などを持ったマウス(キメラマウス)が誕生したことなどを紹介。生殖細胞のゲノム編集が種の保存を脅かす危険性、編集した遺伝子が子孫に伝えられ、社会のニーズによって生命が左右される生命倫理上の問題点を指摘しました。

最後に、CRISPR-Cas9を開発した研究者の「これは遺伝病の治療に使えると同時に、生物兵器の道具にもなる」「国際基準を作るべき」との言葉を紹介し、原子核を操作する中性子技術と核兵器や原子力発電との関係への類似性を説明。数十億年にわたる進化を経た生命の根幹となる遺伝子を人間の欲望のために利用することの問題点を示し、「環境・生態系に対する影響とヒトゲノムの編集には生命倫理の観点からの規制が必要」「専門家だけでなく一般市民を巻き込んだ国際的な規制が必要」と締めくくりました。

東都生協はゲノム編集食品について、日本政府に対し「消費者が理解できる情報提供と説明の徹底」「消費者が適確に選択できる環境や条件づくり」「国の管理・監督責任の明確化と消費者の不安や懸念に応える仕組み作り」を要請しています。
ゲノム編集技術は、消費者が健康な暮らしを営む上で根底となる食の分野を含む問題として重く受け止め、引き続き学習会の開催などに取り組んでまいります。

>>当日の講演要旨(pdf)

学習会 「ゲノム編集 最新の品種改良技術の現状を知る」を開催しました。

最新の品種改良技術であるゲノム編集について学びました。

2019.07.29

講師の四方 雅仁さん

講師の四方 雅仁さん

学習会の様子

学習会の様子

東都生協は2019年7月13日、文京シビックセンターにて、農研機構(※)本部 広報部広報課 四方 雅仁(しかた まさひと)さんを講師に、最新の品種改良技術であるゲノム編集についての学習会を開催しました。組合員など54人が参加しました。以下は講演要旨です。

品種改良(育種)には、性質の異なる品種を交配し目的の性質のものを作る「交配育種」、突然変異で遺伝子を書き換える「突然変育種」、遺伝子組換えで新たな性質を付与する「遺伝子組換え育種」、遺伝子を狙い撃ちし、変異を起こさせる「ゲノム編集育種」があります。ゲノム編集は、品種改良技術の1つであり、突然変異育種を効率化させたものです。

ゲノム編集は、もともとある遺伝子を狙って変異を起こすことが可能です。ゲノム編集技術で生じる変異は自然界でも起こりうることで、今までの突然変異での変化との差を見出すことはできず、科学的な検証もできません。ゲノム編集で育種が進められている例として、超多収イネや、芽の毒素産生量を減らしたジャガイモなどがあります。

遺伝子組換えによる育種との違いは、その生物が本来持つ遺伝子に変異を起こすゲノム編集に対し、遺伝子組換えは、遺伝子を加えることでその生物が本来持っていない新しい性質を足すという点です。

ゲノム編集という新しい技術を利用していくためには、正しい情報を得た上で、消費者、生産者、企業などがさまざまな視点から議論することが必要です。そのため今回のような講演会で情報提供したり、厚生労働省、農林水産省、消費者庁が主催で消費者や事業者などとの意見交換会が行われています。

以上のような四方さんのお話を受け、最後に東都生協の野地専務理事は「私たち消費者にとっては、何を選ぶかがリスクへの抵抗手段」とし、「東都生協が厚生労働省に提出した意見書の通り、ゲノム編集食品については、確実な表示をし、それをもとに個人個人が選択できることが最低限必要」と締めくくりました。

    <参加者の声>
  • ゲノム編集できる作物をいろいろ紹介してもらえてよかった。ゲノム編集には不安なこともあるので、少なくとも表示をしてほしいと政府に要望したい。
  • ゲノム編集への参加者からの不安の声はもっともだと思います。一方、気候変動など世界規模で見た食料難を考えると、新技術を全否定はできないと思います。なので、表示によって消費者が選べるようになること切に希望します。
  • 遺伝子組換えとの違いが分かり、突然変異と同じだということですが、新しい技術については、しばらく年月をかけて経過を見ることも必要だと思う。
  • 説明はとても分かりやすかった。良いか悪いかは別とすれば理解はできました。科学的なところでは、きちんとされていていることが分かりました。
  • 「安全性」とは何か? 自分でどう判断していくのかが難しいなと思いました。
  • 科学的な根拠なしに安全性を疑うのはどうかと思いました。


※農研機構:
正式名称は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構。農業、食品産業、農村の健全な発展のための研究、農機具の改良の研究、新品種の栽培試験などを行う農林水産省所管の機関(独立行政法人)

※東都生協は厚生労働省に「ゲノム編集技術を利用して得られた食品等の食品衛生上の取扱い(案)」に対する意見を提出しています。詳細はこちらをご覧ください。

2018.03.20

SDGsのロゴ

SDGsのロゴ

講師の新良貴泰夫さん

講師の新良貴泰夫さん

会場の様子

会場の様子

東都生協は2018年3月13日、日本生活協同組合連合会 環境事業推進部 新良貴 泰夫(しらき やすお)さんを講師にお迎えし、持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習会を開催しました。

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)は、異常気象、貧困問題、エネルギー、気候変動など、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットです。。

SDGsの前身となるMDGs(エムディージーズ:ミレニアム開発目標)を継承し、2015年9月の国連で採択されました。地球上の誰一人として取り残さないという壮大な理想を掲げています。

学習会では、「SDGsの達成に向けて生協ができること 誰一人取り残さない」と題して、持続可能でない世界の状況やSDGsの概要を学び、私たち生協や消費者にどのようなことができるかを考える場となりました。

講演では、地球は様々な問題を抱え、持続可能でなくなっていることや、SDGsの成り立ち、SDGsを巡る世の中の動きについて説明。SDGsの17目標が協同組合の理念と重なること、SDGsにおける協同組合への期待など、ポイントを絞って分かりやすく説明いただきました。
さらに新良貴さんは「生協が具体的な目標を検討・策定していく際には、バックキャスティング(将来の在るべき姿を想定し、未来から現在を振り返って考える)の手法を用いることが大切」としました。

今回の学習会を通じて、SDGsの目標を実現するためには、一人ひとりが「自分ごと」と捉えて取り組むことが不可欠なこと、日常のくらしや行動を少し変えるだけでもSDGs達成につながることを学びました。

参加者からは、
「人が地球で生きていく上で極めて当たり前のことだと思います。このことを全ての人々が理解すべきと思います」
「SDGsについては、名称しか知らなかったので、その中身を知りたくて参加しました。講師の方の説明が分かりやすく理解しやすかった」
「個人として何をすべきか、周りにどう伝えていくべきか考えさせられました」
「今回の学習会の続き、もしくはグループトークなどを企画して自分たちのSDGsを感じる学習会を企画していただければと思います」「成立までの経緯、世界・日本でどのように受け止め履行されているのかがよく分かりました」
などの意見が寄せられました。

2018.03.08


多くの種類のパンを試食しました



パン論議が弾みました


2018年12月22日、府中南ブロック委員会は、商品活動エントリー企画「商品丸わかり」をさんぼんすぎセンターで開催しました。

今回のテーマはパン。「北海道産小麦食パン」「国産小麦食パン」「サラのまるパン(紅茶・オレンジ・トマトバジル・全粒粉)」を試食しました。

「パンを焼くのは夜中で早朝に出荷」という厳しい仕事の様子、以前はお試し規格があったが今はない理由、異なるパンを同時に焼き上げ袋詰めする難しさ、バターよりマーガリン・ショートニングといわれていた時代の話など、菓子・パン部門の職員から直接聞くことができました。

また、現在の多様化したライフスタイルでは食パンは何枚切りが良いのかなど、いろいろと話が弾みました。

同ブロック委員からは「今回知り得た知識を、今後の企画につなげていきたい」との声が聞かれました。

親子カフェでママの添加物学習会

安全・品質管理部からの講師 子どもと一緒に安心した学べる 20...

2017.07.13


安全・品質管理部からの講師



子どもと一緒に安心した学べる


2017年5月18日、第8地域委員会は「親子カフェWithCo」(多摩市)で、安全・品質管理部の職員を講師に「ママの添加物学習会~食の安全について考えよう~」を開催。

新たな仲間づくりも考え、会場は多摩センター駅近くで地域の子連れの方が中心に訪れるスペースに設置。食の安全に関心のあるママたちやプレママなどが集まり、真剣に話に耳を傾けました。

まず避けるべきはたばこやカビ毒、食中毒という話に始まり、最後の質疑応答では牛乳が日本人に足りないカルシウムの吸収に優れた食品であることを説明。「科学的な根拠を理解した上で、食べ物を選ぶことが大切と納得した」と参加者の声。

ママたちは、子どもも一緒に遊ばせながら安心して食べ物の大切さや、東都生協の取り組みを知ることができました。
1  2  3  4  5  6