食と農
日本の水田を守ろう! みんなdeミーティングを開催しました
生産者と消費者が信頼でつながり、産直米を守り続ける
全農パールライス㈱ 服部常務取締役
東都生協商品部 菱木職員
北海道・(有)どさんこ農産センター 石川取締役
新みやぎ農業協同組合 佐々木部会長
やさと農業協同組合 廣澤専務理事
グリーン近江農業協同組合 安孫子課長
東都生協 橋本副理事長
東都生協 奥山専務理事
2025年8月22日、東都生協は「日本の水田を守ろう! みんなdeミーティング」を東京都農業会館(渋谷区代々木)にて開催しました。会場には90人ほど、オンラインでは150人近くの東都生協の組合員、生産者、関係取引先、職員が集まりました。
今回の「みんなdeミーティング」は、昨年来のいわゆる"令和の米騒動"について、生産者の状況を正しく知り、日本の稲作・水田を未来に引き継ぐ行動について考える機会として開催。「消費者の食べ続ける約束があってこそ、生産者は米をずっと作り続けられる」として、産直米を食べ続けるために正しい情報を知り、みんなでできることを考えました。
開会あいさつで東都生協・風間理事長は「報道だけでは伝わらない現場の声を届けることが生協の責務」だとして、「日本の米の危機的状況の中で、生産者と消費者が対等な立場で意見を述べる貴重な機会。活発な意見を頂戴したい」と延べました。
米に関する情勢報告
初めに登壇した全農パールライス㈱の常務取締役 服部康行氏は「令和の今回の米騒動は、需要に対して生産が不足していたこと、農林水産省の認識が甘いまま対応しなかったことが原因だった」と指摘。
「卸会社では2023年産米の収穫段階から年間供給に不安があった」として、米騒動が起きた経緯、マスコミや消費者の動き、備蓄米放出に当たっての障壁など、さまざまな視点から米騒動を振り返りました。
服部氏は、2025年産米の買取価格が例年に比べて高くなっていることを示し「今後は生産者と消費者の適正価格のギャップがどう埋めるかが課題。令和の米騒動は日本の農業のさまざまな課題を浮き彫りにした」とまとめました。
東都生協からは商品部部長補佐の菱木正悟職員が産直米について報告。「天日干し米」や「農業高校リレー米」など、長年にわたる東都生協の産直米の取り組み経緯を説明しました。
「令和の米騒動」で東都生協内でも急激に産直米の需要が増え、年間契約量の範囲で対応するために抽選で対応せざるを得なくなった経緯を説明。「今後は東都生協として『登録米』から『約束米』へと進化させることで生産者とのつながりを強め、価格設定の見える化を進め、国産米を誰もがおなか一杯に食べられる社会を目指したい」としました。
生産現場からの声
有限会社どさんこ農産センター取締役 石川隼人氏
「地域の水田を守りたいと農業を始めた。コロナ禍では、米の買取価格は下がる一方で肥料や資材代が上がり、一番きつかった。これまでの米価格は家族労働でしか賄えないほど低水準だったが、2025年産米の価格が上がることで『米を育てたい』という若者が挑戦できる環境を整えることができる」と話しました。
新みやぎ農業協同組合田尻産直委員会米部会 部会長 佐々木武美氏
「田尻産直委員会米部会は50年にわたり、安全·安心な農産物を消費者に届けたいという強い思いで活動してきた。生産者の高齢化、資材の高騰などさまざまな課題があるが、特に除草作業が大変。一つ一つの課題に向き合い、2025年産米についても安全·安心でおいしい米を生協の組合員へ届けられるように頑張っていきたい」と話しました。
やさと農業協同組合 専務理事 廣澤和善氏
「長い間生産調整をしてきた結果が米騒動につながった。政府は農業の大規模化を推奨しているが、日本の農業の4割は中山間地で行われている。そのため、中山間地での農業が生き残るための政策も必要になっている。これからの産直の取り組みは、産地で消費者自らが食料作りに参加することで、産地と生協組合員の関係を強化していくことにある。産地とつながる生協の未来に向けた発想の転換が必要」だと語りました。
グリーン近江農業協同組合 販売推進課 課長 安孫子雅則氏
「近江は環境こだわり農業の取り組みが日本一。米については価格の下落、労働力不足、資材高騰により、麦や大豆へ転換が増えて水田が減り、米の収量は近年減少傾向にある。生産者が安心して農業を続けていけることを目指している。作る約束と食べる約束により、これからは『約束米』作りに組織を挙げて取り組み、生産者と生協組合員をつないで食べる量=作る量を明確にすることで安定供給に努めていきたい」と話しました。
続けて東都生協・橋本副理事長が組合員から寄せられた声を紹介。米が届かないことへの不安の声など現実的な課題のほか、「農業を自分ごととして考える」組合員の意識の変化が見られたことを報告しました。
「今回の米騒動はお米に限ったことではない。産地や生産者と近い距離にある東都生協だからこそ、日本の農業の未来に責任を持つことが重要。産地と組合員がより近い関係になれるように、みんなでお米について考える企画を進めている」として「今回の各方面の思いを受け止め、消費者は安さを求め過ぎず、一人一人が農業という課題を自分事としてとらえ、東都生協というプラットフォームを産地直結で作り上げていきたい」と述べました。
閉会あいさつに立った東都生協・奥山専務理事は「『食べ続ける約束とつくり続ける約束』とい信頼関係が重要。お米はいつでもあるものではなく、守り続けることが必要な時代になっている」と延べました。
「最も大切なのは生産を自分事としてとらえること。生産者にとって必要な価格と、消費者が利用し続けられる価格を追求することも必要。これからも東都生協組合員・役職員が一体となって、持続可能な農業を維持できるように活動を続けていきたい」と締めくくりました。
今回の学習会を通じて、米は「あって当たり前」ではなく、守り続けることが必要な時代であることをみんなで共有することができました。生産者と消費者が信頼でつながり、持続可能な農業を支える仕組みづくりを目指して、東都生協は「約束米」に取り組んでいきます。
登壇いただいた産直産地の皆さまと
「協同組合フェスタTOKYO2025」に出展
食育体験企画でイベントを盛り上げました

手のひらをセンサーに当てて推定野菜摂取量を測定

1日分350gを目指し、野菜の重さ当てクイズ
国際協同組合年2025に当たり、東京の協同組合を広く都民に知らせるため2025年9月13日に開催された「協同組合フェスタ TOKYO2025」に、東都生協は東京都生協連のブースで共同出展しました。
2025国際協同組合年東京都実行委員会が主催するこのイベントには、東京都内のさまざまな協同組合が参加。会場のJA東京アグリパーク(渋谷区代々木)は、450人を超える来場者で賑わいました。
東都生協のブースには午後1時から2時10分までの1時間余りで、家族連れを中心に40人以上の方が訪れました。ブースでは参加者自身の食生活に関心を持っていただくため、2つの食育体験企画を実施しました。
「ベジチェック®」で推定野菜摂取量を測定
食習慣改善に向けた行動変容のきっかけにと、「ベジチェック®」(※)を使って参加者の野菜摂取量を測定。
この機器は手のひらをセンサーに数十秒当てるだけで、簡単に日頃の推定野菜摂取量を測定できます。東都生協組合員の方は比較的数値が高い方が多い傾向が伺えました。
※カゴメ㈱が開発・製品化した機器。当日は日本コープ共済連からお借りして実施しました
野菜の重さ当てクイズ
おとな1日当たりの野菜摂取目標量350gを目指し、実際に生野菜をトングで取って重さを当てるゲーム。ほとんどの方が、目標に届かない中で、350gピッタリ量ることができた親子には、大歓声が上がりました。しかも東都生協の組合員だと知って納得!
「食」の学校特別企画「第1回ふるさと料理教室」を開催しました
料理研究家・今別府靖子氏を講師に各地の郷土料理作りを体験

本日の料理を説明する講師の今別府先生
2025年8月23日(土)、東都生協は「食」の学校登録者優先の特別企画 「郷土の味で旅する! ふるさと料理教室 ~日本各地の"おいしい"を、つくって・知って・味わう体験型プログラム~」の第1回を開催しました。会場のシンクネクスト キッチンスタジオ(世田谷区船橋)には、8組 計10人の組合員が参加しました。
講師は、家庭料理の楽しさと大切さを伝える料理研究家・今別府靖子(いまべっぷ やすこ)氏。雑誌やテレビ、講演会など多方面で活躍する今別府氏は、「誰でも無理なく、楽しく作れる料理」をモットーに、親しみやすく実践的な指導で人気を集めています。
■ 今回の料理:宮城県「ずんだ餅」と宮崎県「冷や汁」
今別府氏は冒頭、料理の由来や食文化について解説。「ずんだ餅」の「ずんだ」の語源には戦国大名の伊達政宗公が関連している説など諸説あることや、「冷や汁」は暑い時期に農民が麦飯に生みそをのせ、それに水をかけたことが起源の料理であることなど、郷土料理にまつわる歴史や地域の背景に触れるひとときとなりました。
■ 昔ながらの工程で郷土料理を体験
今回の料理はどちらもすり鉢を使って調理。手間はかかるものの、昔ながらの工程をたどることで、郷土料理ならではの味わいと雰囲気を楽しむことができました。
特に参加者の関心を集めたのは、冷や汁のみそを焼く工程。「香ばしさとコクが加わり、料理の深みが増す」と今別府氏は説明しました。

今回使用する食材です

今別府先生の指導を受けながら調理

すり鉢で枝豆をすりつぶします
■ 試食と交流の時間
完成した料理は参加者全員で試食。
出身地の郷土料理や家庭でのアレンジ方法など、今別府氏を交えて活発な交流が行われました。

生地をこねて白玉作り

豆腐でできた白玉(ゆでる前)

完成した「ずんだ白玉団子」
<参加者の声>
・「家ではなかなか丁寧にできないので、ゆっくり楽しんでできました」
・「みそを焼くことで、ごちそう感がアップしておいしかった」
・「食に興味がある人たちとご一緒できてうれしかった」
・「おなか一杯食べてしまいました」

「冷や汁」があと少しで完成

みそを焼き、香ばしさとコクを出します

出来上がった料理を試食する参加者
ふるさと料理教室は、8月から1月までの毎月1回、全6回開催します。
各回は「食」の学校登録者にご案内しています。ぜひ「食」の学校にご登録の上、次回の料理教室にご参加ください。
東都生協「食」の学校では、これからも"見て、感じて、学ぶ"体験を大切にした企画を通じて、「食」への関心や学びを広げていきます。
JA東京中央と「再発見!協同組合フェスタ!」を開催
共に東京の農業を知り、地域の食と農を守り、豊かなくらしの実現を目指す

JA東京アグリパーク入口

オープニングセレモニー
2025年8月9日、東都生協はJA東京中央との共催で「再発見! 協同組合フェスタ!」をJA東京南新宿ビルで開催し、300人を超える来場者でにぎわいました。
このイベントは、今年の「国際協同組合年」を記念し、東京の農業と地域社会への貢献を目指して連携協定を締結している両組合の事業や取り組みを発信することで多くの方に魅力を再発見していただくことを目的に企画しました。
◇会場の様子
1階では、来場者先着300人にJA東京中央の麦茶ティーバッグをプレゼントしました。
会場内には、JA東京中央ファーマーズマーケットで取り扱っている世田谷サンドやスムージー、東都生協の商品を販売する「食のブース」や、両組合の事業や活動を紹介する「発信ブース」を配置。クイズ形式で楽しく学べる「クイズラリー」を各ブースに掲示し、多くの来場者でにぎわっていました。
3階では、協同組合について学べる「2025国際協同組合年」(IYC2025)ブース、「野菜のクイズコーナー」「トマトの重量当てクイズ」「ごみ分別魚釣りゲーム」「射的」など、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさんでした。
特に人気を集めたのが「やさいスタンプでオリジナルトートバッグ作り」。れんこんやオクラなど本物の野菜を使って、個性豊かな作品が次々と生まれました。
「地震体験! ザブトン教授の防災教室」のコーナーでは、イス型の地震動体験装置「地震ザブトン」で、過去に起こった地震のリアルな揺れを、多くの来場者が興味深く体験していました。
「つながり」をテーマにしたメッセージコーナーには約100人の方が最近感じた「つながり」についてコメントいただきました。

多くの人でにぎわう会場

[発信ブース]東都生協の取り組み紹介コーナー

[発信ブース]JA東京中央の取り組み紹介コーナー

[食のブース]東都生協のお薦め商品を販売

[食のブース]JA東京中央 かき氷を販売

[食のブース]JA東京中央の野菜・果物で作ったスムージー
◇1階「発信ブース」「食のブース」コーナー
食のブースでは、JA東京中央ファーマーズマーケットで取り扱っている世田谷産の野菜を使っ世田谷サンドやスムージー、ブルーベリージュース、かき氷を、東都生協からは50周年開発商品の「河内晩柑やわらかドライフルーツ(熊本県産)」や国産果汁ジュースを販売しました。
発信ブースでは、各団体の事業や取り組み、国際協同組合年の取り組みを発信しました。
・国際協同組合年ブース = 各協同組合、社会、地域づくりに取り組みなどを展示しました。
・JA東京中央 = 事業や取り組み、都市農業を支える事業・くらしに備える金融について紹介しました。
・JA東京中央セレモニーセンター = 取り組み内容、ペット葬などを紹介しました。
・東都生協ブース = JA東京中央との連携協定締結、事業紹介、商品案内やリサイクルびん、牛乳パックなどを展示しました。

2025国際協同組合年ポスターを掲示

受付で先着300人に麦茶ティーバッグプレゼント

来場者受け付け
◇3階「体験ブース」コーナー
・「野菜スタンプを使ってオリジナルトートバッグをつくろう」 = カットした野菜をスタンプにしてオリジナルのバッグを作りました。
・「野菜知識クイズ」 = 野菜に関するクイズを出題、野菜の基礎知識を学びました。
・「トマト重量当てクイズ」 = 産直産地で育てている北海道産トマト、さまざまな形状、重さのものが収穫されます。トマトを選んで、正解者にトマトをプレゼントしました。
・「ごみ分別釣りゲーム」 = 釣り竿で魚に扮したごみ(可燃物、不燃物、缶など)を釣り上げ、分別してもらいました。
・「射的コーナー」 = 野菜知識クイズ、ごみ分別釣りゲームで射的の玉をゲット! 射的を楽しみました。
・「メッセージコーナー」 = 「つながり」をテーマに、来場者の皆さまから応援メッセージを頂きました。

[体験ブース]うまく出来るかな

[体験ブース]いろいろな野菜をスタンプに

[体験ブース]野菜スタンプでトートバック作り
<メッセージコーナー> ※一部をご紹介します
・産地交流訪問でお世話になった生産者さんの小松菜が届いた♡
・今日という日😊
・東都生協とJA東京中央のイベントに参加して、知らないことが楽しく学べた
・地域のつながり好きです
・共感 共有 協同
・楽しい時間をありがとう
・こちらの企画で地球や食のつながりを感じました!
・人間関係で悩んでいた時に母が一緒に悩んでくれて、今までより絆が深まった。
・びんのリユース活動が、障害者の雇用につながる―良いことがつながっている😊
・周りにいる人たちを大切にしたい
・東都生協の活動―地域のつながり大切にしたい―参加します♡
・今の時代、人とのつながりの大切さを感じます

[体験コーナー]トマト重量当てクイズ

[体験コーナー]ごみ分別釣りゲーム

[体験コーナー]射的コーナー

[体験コーナー]シミュレーター「地震ザブトン」で大規模地震の揺れなどを体感

つながりをテーマに多くのメッセージが届きました
<参加者アンケート> ※一部をご紹介します
・日常では気にしたことのない知識を得ることができ、とても有意義だった。
・JA東京中央の活動内容を詳しく知ることができた。
・2025国際協同組合年(IYC2025)について、知人や家族に教えていきたいと思った。
・JA東京中央と東都生協の関わりや触れ合いが学べた。
・地震体験がとてもリアルで驚いた。
・子どもも大人も楽しめるイベントだった。
・知らないことをたくさん学べて、とてもためになった。
・野菜のことを楽しく学べた。
今回の再発見! 協同組合フェスタには双方の組合員や役職員が訪れており、2025国際協同組合年に当たっての協同組合への理解、認知を広げる取り組み、両組合の取り組みを再発見する機会となりました。
2025年度の活動計画として、2025国際協同組合年に当たっての協同組合への理解、認知を広げる取り組み、東京の農業を知る農業体験、教育研修を介した人材交流の推進や、さらなる情報発信の強化を柱に活動を進めることを両団体で確認しました。
東都生協はこれからもJA東京中央との連携を強めながら、引き続き、東京の農業を知り、地域の食と農を守り、豊かなくらしの実現を目指す取り組みを一緒に進めていきます。
「魚を描いて学ぼう! 〜食を見つめるアート体験〜」を開催しました
東都生協「食」の学校 夏休み特別課外授業

講師は、魚譜画家の長嶋祐成氏
2025年8月2日(土)、東都生協「食」の学校の夏休み課外授業として、「魚を描いて学ぼう! 〜食を見つめるアート体験〜」を開催しました。
会場の東都生協さんぼんすぎセンター地下ホール(杉並区下高井戸)には、組合員のお子さんたち12組・計14人の小・中学生と3人の未就学児が参加し、魚を見て描く特別な90分間を過ごしました。
◆ 実物の魚と向き合い、自由に描く
講師は、魚譜画家(ぎょふがか)として活躍する長嶋祐成(ながしま ゆうせい)氏。海の生きものたちを絵に描くことで、命の美しさや多様さを伝える活動を続けています。
みんなで描く対象は、前日に仕入れた新鮮な「真さば」。中でも今回は「関さば」を選びました。大分市佐賀関(さがのせき)沖「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」で一本釣りで漁獲され、佐賀関町の認定シールが貼られた本物です。
子どもたちは、目の前の真さばの形や模様、質感をじっくり観察しながら、"プロ仕様"の絵の具を使って自由に表現しました。
長嶋氏からの「正確に描くことが目的じゃない。自分が感じた世界を描いてみよう」といったアドバイスも受けながら、会場にはのびのびとした創造の空気が広がりました。

描く対象をみんなでじっくりと観察

本日の題材、真さば(関さば)

個別にアドバイスする長嶋先生
◆ 「食」をテーマにした、見る・感じる・表現する学び
本企画は、動画で学ぶ東都生協「食」の学校の取り組みの一環で、日々の「食」についてより深く見つめ直す体験の場として開催したものです。
生き物としての魚の姿に向き合い、自分の目と手でかたちにしていくプロセスを通じて、「食べる」という行為の背景にある命の重みや自然の多様性にも触れる、そんな時間となりました。

感じたままをスケッチ

作品を切り抜き

額装して完成!
◆ 作品は額装して持ち帰り、記念に
完成した作品は、各自で切り抜いて額装し、世界に一つだけの「魚のアート作品」として持ち帰りました。最後には参加者全員で記念撮影も行いました。

参加者の作品

どれも感性あふれる作品です

こちらは長嶋先生の作品!
【参加保護者の声より】
「本物の魚を見て描くだけでなく、"世界観を切り取る"という体験が新鮮でした」
「そっくりに描くのが正解じゃない、という考え方が子どもに響いていた」
「子どもが自由に、自分の感じた世界を表現できて、楽しそうでした」
「長嶋先生が子ども一人ひとりの良いところを見つけて声を掛けてくださり、とても温かい時間でした」
東都生協「食」の学校では、これからも"見て、感じて、学ぶ"体験を大切にした企画を通じて、「食」への関心や学びを広げていきます。

長嶋先生と、それぞれの作品を手に笑顔の参加者の皆さま
JA東京中央との連携協力会議を開催
共に東京の農業を知り、地域の食と農を守り、豊かなくらしの実現を目指す

東都生協は2025年7月18日、JA東京中央本店会議室にてJA東京中央と2025年度連携協力会議を開催しました。
2022年に東京の農業と地域社会への貢献に関する連携協定を締結してから、両団体の協力会議は今年で4回目を迎えました。両団体の役員、関係者が出席し、2024年度の実績報告と2025年度の活動計画について議論しました。
JA東京中央 代表理事組合長の宍戸幸男氏は開会に当たり、「7月4日にJAはだの主催で国際協同組合サミットが開催できたのも、まさに協同組合間連携があったからこそ実現できた。2025国際協同組合年に当たり、連携協力会議の中でさらに活動を深めていきたい」と述べました。
東都生協の風間理事長は「産地直結で52年歩んできたが、日本の農業は縮小傾向にある。消費者の組織として「使う責任」「食べる責任」への努力のみならず生産への関わりの推進など、生産と消費の持続的な関係づくりに向けた協同組合の役割と活動をさらに発信していきたい」とあいさつ。
続いて、東都生協とJA東京中央による2024年度の連携企画を振り返りました。
2024年度は「とうとフェスin杉並」でのJA東京中央の「花の寄せ植え体験」ブース出展、地域を歩いて知る体験企画「農ツアー」や伝統工芸体験企画「わら細工体験」の開催、JA東京中央「農業感謝まつり」への東都生協のブース出展など、さまざまな企画を協同して実施してきました。
参加者からは「とても楽しい時間を過ごせた」「次回の企画も楽しみにしています」などの感想を頂き、全ての体験企画で定員を上回る大盛況となったことが報告されました。

花の寄せ植え体験

郷土を研究し歴史を守る「わら細工体験」

農業感謝まつりに東都生協が出展

農業感謝まつり会場にて

歩いて地域を巡り、身近な農業を知る「農ツアー」
2025年度の活動計画では、2025国際協同組合年に当たっての協同組合への理解、認知を広げる取り組み、東京の農業を知る農業体験、教育研修を介した人材交流の推進や、さらなる情報発信の強化を柱に活動を進めることを両団体で確認しました。
まずは、本年8月9日(土)午前11時~午後3時、東都生協・JA東京中央の共催で「再発見! 協同組合フェスタ」を開催します。
[会場:JA東京アグリパーク(1階)、東京都農業会館 会議室(3階) 住所:渋谷区代々木2-10-12 JA東京南新宿ビル ※JR「新宿駅」南口より徒歩4分]
詳しくは、再発見! 協同組合フェスタのご案内をご覧ください。
引き続き、東京の農業を知り、地域の食と農を守り、豊かなくらしの実現を目指す取り組みを、双方の連携の下で進めていきます。

JA東京中央の皆さま


東都生協から出席した役職員
「見て、聞いて、体験、協同組合フェスティバル」に出展しました
協同組合の魅力を伝える国際協同組合デーイベントに参加

東都生協のブース

産直のかんきつ「河内晩柑」を味わう来場者
東都生協は2025年7月5日、東京国際フォーラム(東京・有楽町)で開催された「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」にブース出展しました。
国際協同組合デーに合わせて開催されたこのイベントは、協同組合の活動やSDGs(持続可能な開発目標)について楽しく学び、実感していただくことを目的に、2025国際協同組合年(IYC2025)全国実行委員会が主催。
当日は生協の他、農協、漁協、共済など、計38の協同組合が出展しました。それぞれの団体は、取り組みを紹介する展示やクイズ、体験型の企画、新鮮な野菜や東京江戸野菜などの販売を通じて、来場者に活動内容を伝え、実際に体感してもらう工夫を凝らしました。想定を超える4,000人の来場者でにぎわいました。
東都生協のブースでは、環境、福祉、平和、協同組合間連携、東都生協50周年の取り組み、地域の誰もが立ち寄れる場「ふらっと・とーと」、試食イベント車について紹介しました。
50周年の取り組みに関連した試食コーナーでは、50周年開発商品の「河内晩柑やわらかドライフルーツ(熊本県産)」を配布。試食した来場者からは「程よい酸味と香り、独特な食感でおいしい」と好評でした。今回は試食のみだったため「販売していないのは残念」との声も多く頂きました。
環境への取り組みに関しては、3R活動をクイズにしたミニゲームコーナー「エコゴルフチャレンジ」を設置しました。ゴルフに挑戦した人からは、「楽しく学ぶことができた!」「東都生協の組合員だけれども、知らないことがあった」などの感想を頂きました。子どもから大人まで幅広い層の方に挑戦していただき、大盛況となりました。
展示、試食、体験を通じて東都生協の活動を紹介することで、SDGs達成に向けた協同組合への関心を高め、その認知を広げる機会としました。東都生協はこれからも多くの協同組合との連帯を強めながら、平和と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。

クイズに挑戦 〇かな? ✕かな?

ゲーム「エコゴルフ」にチャレンジ!

大にぎわいの会場
写真提供:IYC2025全国実行委員会
「2025国際協同組合年記念 協同組合サミット」に参加しました
活発な意見交換と交流を通じて、生協、JA、韓国農協中央会がつながりを深化
JCA代表理事専務の比嘉政浩氏が基調講演
左から生活協同組合パルシステム神奈川 代表理事専務理事 網野 拓男氏、
東都生協 風間理事長、
韓国農協中央会 日本事務所所長 キム ヨンス氏
左からJCA 代表理事専務 比嘉 政浩氏、
JAはだの 代表理事組合長 宮永 均氏、
JA東京中央 代表理事組合長 宍戸 幸男氏
2025年7月4日、東都生協はJAはだのが主催する「2025国際協同組合年記念 協同組合サミット」に参加しました。
JAはだのでは例年より、国際協同組合デー(7月第1土曜日)に合わせて記念行事を企画してきました。今年は2025国際協同組合年(IYC2025)を記念して、同組合と日頃から交流のある東都生協、JA東京中央、パルシステム神奈川、韓国農協中央会の計5団体、約130人が参加しました。
JAはだの代表理事組合長の宮永 均氏は開会に当たり、「2025国際協同組合年を一過性のものとせず、これを契機に協同組合間協同をさらに進めたい。その礎となるよう相互理解を深めたい」と述べました。
基調講演に立った日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務の比嘉 政浩氏は、「協同組合の果たす役割と進むべき未来について」と題して、協同組合への期待と評価や、国連が定めたIYC2025のテーマ「協同組合はよりよい世界を築きます」について講演。
「この機会を生かし、協同組合のアイデンティティのさらなる発揮とSDGs達成に向けて、学び、実践し、発信する取り組みを進めましょう」と呼び掛けました。
続くパネルディスカッションでは各団体の代表者が登壇し、JCA 比嘉氏を司会に2つのテーマについてそれぞれ報告が行われました。
東都生協 風間理事長は「協同組合間でどのように連携を進めていくべきか」について発言。「産直を掲げる生協として、産地を守るために生協として生産活動に関与していきたい。大学生協やワーカーズコープと連携して多様な人たちを巻き込んでいきたい」と述べました。
「IYC2025に際し、どのような実践を進めているか、その狙いは」とのテーマに、JAはだの 宮永氏は「毎年国際協同組合デーの取り組みを企画しているが、今年はチラシや記念品の配布で認知度の向上に取り組んでいる」と述べました。
現在、東都生協とJA東京中央とは連携協定を、JAはだのとパルシステム神奈川は地域連携協定を締結しており、協同組合間の連携を進めています。JAはだのは、韓国農協中央会と友好農協締結を結び、韓国の農協グループとの交流を深めてきました。
協同組合の意義や協同組合間連携の重要性を確認し合う活発な意見交換と交流を通じて、協同組合間のつながりを互いにより一層深める機会となりました。
パネルディスカッションでは代表者が登壇
約130人が参加しました
協同組合サミット参加者の皆さまと
6生協が食料・農業・農村基本計画策定に伴う院内集会を開催
農業を守るために、消費者・生産者の声を反映させましょう!

農水省に6生協による新基本計画への提言を提出

提言について説明する風間理事長

消費者の立場から橋本組合員常任理事が発言

紀ノ川農協副組合長理事 西野文敏氏
生産現場からの要求・要望を発言

院内集会の第1部をまとめる石渡副理事長
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、生活協同組合連合会コープ自然派事業連合、生活協同組合連合会アイチョイス、グリーンコープ生活協同組合連合会、パルシステム生活協同組合連合会、東都生協の6生協は2025年3月27日午後、合同で衆議院第二議員会館で食料・農業・農村基本計画策定に伴う意見交換会(以下、院内集会)を開催しました。
2024年6月に施行された改正食料・農業・農村基本法に基づく新たな食料・農業・農村基本計画が、近く閣議決定される見込みです。近年、食料・農業を取り巻く状況は大きく変化しており、新基本計画が国内の農畜水産業を守り、日本の食料自給率を向上させる重要な転機となる可能性があります。
今回の集会に先立ち「農業を守るために、消費者・生産者の声を反映させましょう!」をテーマに掲げ、6生協が思いを共有し、10月の学習会で得た成果を基に取りまとめた「食料・農業・農村基本計画」策定に関する提言(PDF)を、農林水産大臣へ正式に提出しました。
院内集会では、6生協より消費者団体の立場から共同で策定した新しい基本計画に対する提言を発表するとともに、農林水産省や国会議員、参加者と意見交換。消費者、組合員、生産者団体の声を伝え、提言が食料・農業政策や新基本計画に反映されるように取り組みました。
食料・農業への社会的関心が高まる中、集会にはオンラインを含めて約300人が参加。6生協からは96人、国会会期中にもかかわらず国会議員17人、農林水産省9人が参加するなど、6生協合計320万世帯の思いを結集した提言の影響力が感じられる場となりました。
生産者の意見を積極的に取り上げ、国内農業の現状を伝えることで、政策形成での生産者視点の重要性を改めて認識させられる機会となりました。6生協は今後、提言に対する政策動向を継続的に注視しながら対応していきます。
「食料・農業・農村基本計画」策定に関する提言(PDF)はこちら
院内集会の概要
開会に当たり生活クラブ事業連合生活協同組合連合会会長 村上彰一氏は「国際情勢が緊迫する中で、日本が食料を調達できなくなることは目に見えている。『令和の米騒動』は供給不足が要因で、米不足は来年も続くと考える。担い手にとって再生産できることが最低限の課題であり、夢を持てる政策にすることが必要。日本の農業を元気にして、国の存立基盤である食料の自給、農業・農村の再生を実現するために、消費者・生産者と政府が協力し合っていきたい」と述べました。
続いて東都生協の風間理事長から、院内集会に先立って農林水産省に提出した提言を説明。食料自給率目標の明示と実現に向けた対策、国内農業を守るための適正な価格形成、環境保全型農業とみどりの食料システム戦略、消費者の立場に立った食料の安全確保の強化、農村政策の5つの柱から成る提言の概要を示しました。
消費者を代表してグリーンコープ生活協同組合ふくおか理事長 坂本寛子氏、東都生協・橋本組合員常任理事、パルシステム生産者・消費者協議会 副代表幹事渡部さと子氏、生活クラブ生活協同組合連合会・東京副理事長 豊崎千津美氏、生活協同組合コープ自然派しこく理事長 泉川香氏、生活協同組合連合会アイチョイス専務理事 見崎一石氏が登壇。
「食料を輸入に頼ることを当たり前とせず、国内で賄えるようにしてほしい」「生産者が持続できるように農山村地域の活性化を」「持続可能な食と農を農政の基本に」「国産品を安心して利用できるように、生産者をしっかり支える仕組みを」「こだわって作った商品を消費者が主体的に選べるように、原料原産地、遺伝子組換え、ゲノム編集食品など消費者目線の表示を」「農業は生産者だけの問題ではない。政府と生産者・消費者が一体となって行動すべき」「国民に情報を開示し、生産者・消費者の声を農政に反映させる仕組み作りを」「国民の命を守るためには、まず苦境にある国内生産者を支援し、安心して農業を続けられる環境整備を」「自給率向上と食料の安定供給に向け農林水産関連予算の大幅な増額を」「地域の農畜水産業の多様な担い手をしっかり支えられる直接支払い制度を」「優良種子の安定確保のために農家の自家採種を認めるべき」「有機農業推進と出口戦略としての学校給食での活用、食育の強化を」など、新基本計画への消費者の切実な願いを訴えました。
生産者からは、長野県・のらくら農場代表の萩原紀行氏、山形県・庄内みどり農業協同組合・遊佐町共同開発米部会事務局長の池田恒紀氏、和歌山県・紀ノ川農業協同組合副組合長理事の西野文敏氏が発言。
「資材高騰や異常気象の常態化で若手の廃業が相次いでいる。農産物が不足しない限り価格転嫁が進まないのが現状」「生産と消費が対立しない、生協などが実践する持続可能な仕組みを取り入れてほしい」「担い手不足は喫緊の課題。新たな担い手の育成に向けた目標設定と切れ目のない支援制度を」「中山間地域の小規模な農地にも支援制度を」「輸出促進よりも国内の消費者への安定供給に向け計画の再考を」など、生産現場の実情を踏まえた発言がありました。
提言を受けて、農林水産省の各担当者が回答。「食料自給率は新基本計画では『5年後45%』に設定し、国内生産の増大に向けて施策を講じていきたい」「自給率目標と併せて、食料安全保障を確保するために農地面積、49歳以下の担い手人口、単収などで数値目標を設定する」「新規就農は規模の大小を問わず支援している」「生産者、食品事業者が持続できる適正なコストを話し合い、消費者の商品選択に資する活動を進める事業者を支援する仕組みづくりを行う」「有機農業に安心して取り組めるような支援や学校給食への活用、販路の確保に向けて関係省庁、地域間、事業者間での連携を進める」など新基本計画策定に向けた考えを説明しました。
最後に生活協同組合連合会コープ自然派事業連合理事長 岸健二氏は「学習会や協議など3年にわたる取り組みを踏まえて取りまとめた」と提言に至る経過を説明。「米の高騰など物価上昇が進み、エンゲル係数は半世紀ぶりの水準にある。近年のインフレは供給不足が原因。生産基盤の縮小が加速する中で『5年後の自給率45%』は並大抵の努力では達成できない。食料を支える農業の再生に向けて、これからが議論の始まりと受け止めている。引き続き消費者・組合員の声に応えて取り組んでいきたい」と締めくくりました。
「Tohto Week 2024」を新宿にて開催しました!
お気に入りを見つけ、産直・国産へのこだわりを知り、食料問題について考える
2025年2月25日から3月1日まで、東都生協は取引先団体の東都生協産直生産者団体協議会と東都生協共生会との共催で「Tohto Week 2024」をJA東京南新宿ビルで開催し、約1,700人が来場しました。
このイベントは、東都生協の組合員にお気に入り商品を見つけ、産直・国産へのこだわりを知り、広く消費者に日本の食料問題について考えていただく機会とし、商品の利用や仲間づくりにもつなげようと開催しました。
会場中央には、東都生協プライベートブランド「わたしのこだわり」商品を展示。今回は組合員がお気に入り商品を見つけられるように、周りに配置した試食ブースで試食や試飲で実際に味わいながら、産直産地やメーカーとの交流を深めました。
期間中、産直産地・メーカー5~6団体が日替わりで参加しました。
毎日3回、参加団体によるミニ学習会を開催。来場者のうち先着10人がミニ学習会に参加し、産直産地の生産者やメーカーの担当者から商品のこだわりについて説明を受けました。
産直・国産の食材を中心に調味料、レシピがセットされた「おかずキット」の実演では、普段利用していない組合員も「簡単に調理できるのね」などと熱心に聴き入る様子が見られました。
また、参加団体によるお楽しみ企画も開催。「野菜の花当てクイズ」「トマトの重量当てクイズ」「わけありかんきつの詰め放題」では会場内には笑い声が広がり、子どもから大人までが楽しみました。



参加団体紹介
産直産地・メーカー29団体が参加しました。

㈱ニッキーフーズ 東都肉ワンタン(スープ付)ほか試食
平和食品工業㈱ 東都カップコーンポタージュ試飲
北海道漁業協同組合連合会 東都北海道枝幸産秋鮭スモークサーモン試食
東洋ライス㈱ 無洗米金芽米長野コシヒカリほか試食
(農)ながさき南部生産組合 いちご(さちのか)試食、野菜販売
2025年2月26日(水)
JA全農ミートフーズ㈱ めぐみ米豚ロースしょうが焼用試食
(有)須黒食品 東都きぬ豆腐(充填豆腐)試食
岩手阿部製粉㈱ 東都黒豆塩大福試食
オタフクソース㈱ 東都トマトケチャップ試食
(農)大矢野有機農産物供給センター 有機いちご、柑橘類試食
(有)寺島農場 有機おかひじき試食
2025年2月27日(木)
やさと農業協同組合 鶏肉と小松菜のガリバタ醤油炒め試食
アイケイ食品㈱ 東都中華ちまき、東都おいものようかん、飲茶ほか試食
ムソー㈱ オーガニック玄米フレークほか試食
千倉水産加工販売㈱ 東都しめさば各種ほか試食
(農)大矢野有機農産物供給センター 有機いちご、柑橘類試食
(農)房総食料センター 焼き芋試食、野菜販売
2025年2月28日(金)
㈱協和 酢豚試食
北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場
北里八雲オーガニック牛試食
㈱小川珈琲 東都香りのブレンド珈琲(粉)試飲、お菓子試食
全国農協食品㈱ 東都金芽米野沢菜としらすの焼おにぎりほか試食
㈱マルタ モグラのいちご、銀二郎トマト試食
2025年3月1日(土)
グリンリーフ㈱ 白湯水餃子スープ(国産きくらげ入り)試食
信州ハム㈱ 東都あらびきポークウインナー(信州ハム)試食
㈱風見 東都サラのまるパン試食
㈱藤井養蜂場 東都アカシアの花はちみつ、東都日本の花はちみつほか試食
栃木おいしい会 いちご(とちあいか)試食
(農)和郷園 野菜販売">
◇試食・試飲コーナー






◇わけありかんきつの詰め放題


多くの組合員や一般消費者など来場者に喜んでいただけるように、さまざまな企画を実施しました。
- 組合員とお友達(東都生協未加入者)来場者2人に「わたしのこだわり」商品プレゼント
- 東都⽣協公式SNS 登録者へプチプレゼント
- 来場者アンケートに応えて抽選でプレゼント
- Tohto Week 期間中 新規加入特典「わたしのこだわり」商品3点プレゼント
◇参加団体コメント
- 「試食もおいしい」との感想が多かった
- 東都生協組合員以外の方が多くて驚きました。商品のご質問やご感想などの会話をしながら、積極的にご試食いただき、私たちも楽しみながら対応することができました。
- 組合員と関わる機会は貴重でした。組合員が何を商品に求めているのかがしっかりと伝わってきました。生産者としての責任感を改めて感じました。今後の業務につなげていきます。
◇来場者コメント
- 試飲・試食、おかずキットの実演、野菜詰め放題などが良かった。野菜や商品の販売があれば良い。
- 直接、メーカーや産地の皆さんと商品の試食を通じで交流できて良かった。普段利用していない商品を試食でき、おいしかったので次回利用してみます。
◇「Tohto Week」と連動してさまざまな開催
会場のJA東京南新宿ビル3階では「Tohto Week」と連動したさまざまな企画が開催されました。
☆ 家庭用品見本市 ☆
2月25日は「家庭用品見本市」が東都生協共生会の主催で開催されました。
10社のメーカー・取引先の協力の下、114人の来場者と交流しました。来場者からは「メーカー担当者から直接、商品の説明を聞けてとても貴重な体験だった」などの感想が寄せられ、メーカー・取引先からは、商品を通じて利用者と交流できたことに喜びの声が寄せられました。


2月26日は、防災・減災学習会「~カードゲームで体験しよう~被災地した時の生活再建について」を開催しました。「3.11を忘れない」作業チーム・東都生協災害ボランティア運営委員会が共催しました。
3月1日は「親子で遊んで学べる東都生協ラボSDGs大作戦!」を東都生協 組合員活動委員会の主催で開催しました。
このイベントは組合員や大学生(明治大学政治経済学部食料経済学研究室)が研究員となって、ワークショップ「ごみ分別魚釣りゲーム」「野菜の花当てクイズ!」「パネルシアター・紙芝居」「バウムコースターを作ろう」など、子どもたちが学んで楽しめる盛りだくさんな内容となりした。
また、健康的な食生活を送る上で参考になる「野菜の重さをはかってみよう」「豆の世界へようこそ」「牛乳パックパズル」といった展示もあり、親子で楽しめる催しになりました。土曜日ということもあり、多くの家族連れが訪れていました。
今回も東都生協の組合員と産直産地の生産者やメーカーの皆さんが直接交流し、話し合うことの大切さが感じられる機会となりました。また、これまで利用したことのない商品の試食を通じて、新たな利用につながり、新規組合員をお迎えする機会ともなりました。