食と農
第5回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催
事前に「テーマ商品(試供品)」を試して、東都生協商品のメーカーと楽しくおしゃべり
Aチームでは、マルイ食品㈱ |
Bチームでは、全国農協食品㈱、 |
東都生協は2022年9月2日、第5回商品ふかぼり交流会をZoomによるオンラインで開催しました。メーカーのこだわりから食べ方、利用の仕方まで伺うことができ、まさに目からうろこ! の内容となりました。
参加した東都生協組合員27人はAチーム(マルイ食品㈱、アズマ工業㈱)、Bチーム(全国農協食品㈱、オタフクソース㈱)の2グループに分かれ、それぞれのメーカー担当者の方々と楽しく学習交流しました。
事前に提供されたテーマ商品(試供品)をもとに、参加者から多くの質問が出されました。
マルイ食品㈱
― 南国元気鶏使用「鹿児島県産竜田揚げ」と「チキン南蛮」 ―
添える野菜にもかけられるようにチキン南蛮のタレが多めに入っています。タレはササっとかけることで、しっとり・サクッとした食感を味わえ、2つの食感でおいしさ倍増だとか!
全飼育期間で抗生物質・合成抗菌剤を使用しない南国元気鶏の品質へのこだわりは、ヒナ・飼料・農家・加工・販売・物流まで一貫した体制で行っているマルイ農業グループだからこそできる強みだそうです。(南国元気鶏は2022年10月に、発売25周年を迎えます。)
アズマ工業㈱
― 「ふんわりワイパーシート」 ―
色は水色とピンクがありますが、どちらもホコリ取り効果は同じです。
表裏はありません。少しもんで毛羽立たせてから使うと良いそうです。薬剤不使用で(他社では通常使用)、畳などでの実演もあり、オンラインでもホコリの取れ具合を良く確認できました。
全国農協食品㈱
― 「東都エビピラフ」 ―
東都生協産地指定米を使用。原材料も極力国産を使用。(エビは、インドネシア産)。お米の炊飯は、釜炊き直火製法。
「国産米をもっと手軽に食卓へ!」をテーマに、便利でこだわりがたくさん詰まった商品開発が進められています。
オタフクソース㈱
― 「東都無着色中濃ソース」「東都無着色とんかつソース」 ―
日本初! カラメル色素不使用の貴重なソース。国産生野菜を使用した野菜スープと自家挽き香辛料が味の決め手です。りんごジュースと赤ワインを使用し、味にコクを追加。注ぎ口にたまる塊は、水で薄めてカレーなどに入れるといいそうですよ!
おいしいコーヒーの入れ方教室 ~㈱21世紀コーヒー~
第2地域・渋谷北ブロック「21世紀コーヒー㈱講習会」
最後の数滴は苦味となるため、 |
渋谷北ブロック委員会は2022年7月9日、コーヒーの品質を高めるため国を限定して大量買い付けをするなど、独自の工夫を行う21世紀コーヒー㈱によるオンライン学習会を開催。
同社の児玉研代表取締役が「コーヒーは赤道付近の標高の高い、涼しい場所で栽培される。世界共通の格付けはなく、国ごとに違う」といった豆知識や、ペーパードリップでのおいしい入れ方について伝授しました。
沸騰後2~3分置いた93度ぐらいのお湯で15~30秒、コーヒーの真ん中に「の」の字を描きながら入れるのがコツと聞き、各自で事前に送られた「いつもの珈琲」を入れました。
最後に参加者だけで行ったブレイクアウトルームでは「お湯の温度でこんなに味が違うとは!」「講師の手元が見えて良かった」などの感想が聞かれました。
第4回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催
なるほど、納得! おいしさの秘密をふかぼりしました
Aチームでは美勢商事㈱「東都肉餃子」、 |
Bチームではエム・シーシー食品㈱ |
2022年7月19日、東都生協は「第4回商品ふかぼり交流会」をオンラインで開催。事前にテーマ商品(試供品)を提供された組合員が、東都生協商品を製造するメーカー担当者と商品について楽しくおしゃべりしました。
参加した東都生協の組合員30人は15人ずつ2チームに分かれ、Aチームは「東都肉餃子」の美勢商事㈱・「東都トマトケチャップ」のオタフクソース㈱と、Bチームは「パスタソース」のエム・シーシー食品㈱・「東都香りのブレンドコーヒー」小川珈琲㈱の担当者の方と、それぞれオンラインで交流しました。
美勢商事㈱さんからは「東都生協向けに配合した国産小麦粉」作りが結んだ東都生協との出会いから「国産原料を使用するこだわり」まで語っていただき、生産者の熱い思いが伝わってきました。
オタフクソース㈱さんからは、生食用と加工用トマトの栽培方法や栄養価の違いなどを紹介。
そのすっきりとしたおいしさの秘密に、参加された皆さんも「納得!」でした。
エム・シーシー食品㈱さんからは、パスタソース製造工程のこだわりについてのお話を伺いました。
「カニのトマトクリームソース」は、乳製品の風味を落とさないように工夫。
「ジェノベーゼソース」は、バジルの色と香り、チーズの滑らかさのために、一釜ごとに担当者が付き、製造しているとのこと。
小川珈琲さんからは、おいしいものを安定してお届けするための原料へのこだわりを伺いました。
SDGs達成に向けた「国際フェアトレード認証コーヒー」商品や、途上国の子どもたちの教育環境や女性たちの雇用整備の向上を目指す支援活動を行う「One of Love(ワン・オブ・ラブ)」プロジェクトへの寄付の取り組みなどを紹介。珈琲をおいしくいただくためのヒントや保存のコツも伺いました。
各メーカーのおいしさを追求する姿勢を知ることができ、おすすめレシピの交換など、メーカーさんと東都生協組合員の「商品愛」を感じる貴重な時間となりました。
地域のつどい+登録商品「北海道放牧豚」を知ろう
Non-GMO・PHF飼料にこだわり循環型畜産を実践する希望農場の「北海道放牧豚」についてオンライン学習
飼育日数は一般的な養豚より |
2022年4月27日、第9地域委員会は地域のつどい+登録商品「北海道放牧豚」学習会を開催。
オンライン開催となったこの日、前半の地域のつどいでは「コロナ禍は『じっくり学習する時間』となった」「オンラインでもいろいろな活動に参加できた」などの声が...。
後半は、商品部・千葉祐二職員による「北海道放牧豚」学習会。
北海道厚真町・希望農場の豚は、屋根付き豚舎と放牧地を自由に行き来し、ストレスのない環境で育ちます。
敷料は完熟堆肥のバイオベッドのため、糞尿は発酵処され臭気も抑制、冬は発酵熱が床暖房の代わりになるそうです。
飼料の「とうもろこし」「大豆油かす」は非遺伝子組換え(Non-GMO)で、さらに「とうもろこし」はポストハーベストフリー(PHF=収穫後農薬無散布)と聞き、「今後も循環型畜産を目指してほしい」と参加者も納得でした。
東都生協商品のメーカーと第3回商品ふかぼり交流会を開催
メーカーのこだわりや思いなど、オンラインで楽しくたくさんおしゃべり!
Aチームでは、 |
Bチームでは、 |
2022年6月24日、東都生協は「第3回商品ふかぼり交流会」として、組合員26人と東都生協商品を製造するメーカー5社がオンラインで交流しました。
事前にテーマ商品(試供品)を提供された参加者が、東都生協の商品を製造するメーカーの担当者と商品について楽しくおしゃべりしました。
組合員13人ずつ2チームに分かれ、Aチームは(有)須黒食品・㈱鎌倉ハムクラウン商会と、Bチームは㈱タケイ・三菱食品㈱・㈱スープストックトーキョーと交流。
参加者からの商品についての感想や質問に対し、各メーカーの担当者が丁寧に説明。商品への熱い思いなども聞くことができました。
参加者からは「購入するならここにしようと思えた」「東都生協の商品は、メーカーと直接交流できる感じが良い」などの感想がありました。
●(有)須黒食品さんとのおしゃべりから...
「タンパク質は、きぬより、もめんの方が高い」「油揚げはいきなりトースターなどで焼いてしまうと焦げてしまうので、まず2分位レンジするとふっくらおいしい」といった豆知識まで知ることができました。
Q:油揚げに使用している油は入れ替えていますか?
A:毎週(稼働日6日ごと)入れ替えをし、1日1回ろ過して良い油を使用しています。
Q:消泡剤の有無でどれだけ差が出るのでしょうか?
A:豆腐の製造過程で、大豆を煮て豆乳を作る際に、大量の泡が発生します。これを防ぐため、一般的には消泡剤を使います。使わないと泡の分、製造量が3割程度減り、製造効率が落ちることになります。
しかし、東都生協の豆腐では、消泡剤は一切使用していません。今では消泡剤不使用の豆腐が多く流通するようになりましたが、(有)須黒食品が製造する東都生協の豆腐のように、40年前から消泡剤不使用という事例は、あまり存在しません。
●㈱鎌倉ハムクラウン商会さんとのおしゃべりから...
資料を使って「鎌倉ハムって何?」「鎌倉ハムクラウン商会の歴史とこだわり」を紹介。
「発色剤、保存料などの食品添加物を使わない」「7大アレルゲン不使用」「国産チルド原料肉使用」――効率・利益・生産性よりも、組合員の要望に真摯に応え、安心・安全を重視した商品作りに取り組んでいます。東都生協のハム・ウインナー・ベーコンなど、加工肉を製造する㈱鎌倉ハムクラウン商会のこだわりがよく分かりました。
●㈱タケイさんとのおしゃべりから...
「国産有機大麦若葉青汁」について
Q:栄養素は熱を加えることで壊れてしまうのですか?
A:水溶性ビタミンなど、熱を加えると壊れやすい栄養素も一部あります。全ての栄養素を取りたい場合は、60℃前後のお湯でお召し上がりください。
㈱タケイのホームページ(外部サイトにリンクします)では、青汁を使ったレシピも紹介しています。ぜひご覧ください。
●三菱食品㈱さん・㈱スープストックトーキョーさんとのおしゃべりから...
「緑の野菜の冷たいミネストローネ」「海老のフレンチカレー」について
Q:「小麦粉由来のルーを使わない」と資料にありましたが、原材料に小麦粉は記載されています。どのように使用されているのですか?
A:ルーのつなぎに使用しています。
Q:冷製スープを温めて食べても大丈夫でしょうか?
A:冷製スープを温かい状態でお召し上がりいただくことは可能です。お好みの温度でどうぞ。
Q:「海老のフレンチカレー」をジャーなどに入れて、お弁当で食べることは可能ですか?
A:温めた状態でしっかりと保温して召し上がっていただく分には大丈夫です。ただ、夏場など温度管理が難しい時期は避けることをお勧めします。食べる直前に解凍して、出来たての味をお楽しみいただければと思います。
※Q&Aは当日参加者からの質問とメーカーからの説明です。
2年ぶりの「JAやさと米作り体験」がスタート
茨城県の産直産地・JAやさとで組合員が田植えを体験
3グループに分かれて田植え |
自動抑草ロボット「アイガモロボ」 |
サニーレタスの収穫体験 |
JAやさとによる野菜販売 |
東都生協の試食イベント車も登場 |
新型コロナウィルスの影響で2年間開催ができなかった「JAやさと米作り体験」が、2022年5月15日、田植えからスタートしました。
例年よりも多い、29家族・76人(大人49人、小中学生17人 3歳以上7人 3歳未満2人)の参加がありました。
天気は曇り空でしたが、気温はそれほど高くなく、田植え作業を行うには、ちょうどよい気温でした。
今回は「アイガモロボ(※)」の実証実験も行うこととなり、商品部農産グループの職員と井関農機㈱の社員の方より、アイガモロボの説明がありました。
作業は組合員スタッフが中心となり、3グループに分かれ効率よく田植えを行いました。
参加者も泥だらけになりながら、楽しそうに作業を行っていました。参加人数が多かったこともあり、お昼前には作業終了となりました。
その後朝日里山学校では昼食の時間を利用して東都生協の試食イベント車が登場し、試食イベント車の説明が行われました。
また、JAやさとによる野菜の販売やサニーレタスの収穫体験など、盛りだくさんの一日となりました。
今後、9月の収穫まで「雑草」との戦いとなります。アイガモロボの活躍はいかに?
※アイガモロボ:
有機米デザイン㈱が開発した太陽光発電で動く自動抑草ロボット。GPS機能を搭載し、自動的に田んぼを泳ぎ回って棒状のスクリューで泥を巻き上げて日光を遮り、雑草の繁殖を抑えることで、本物のアイガモと同じ効果が期待されています。
地域のつどい&「コモパン ミニ学習会」
㈱コモから講師を招いて「コモパン ミニ学習会」
2022年3月11日。第2地域委員会は地域のつどい&「コモパン ミニ学習会」を開催。
皆さんコロナ禍での活動を悩ましく思っていたことが分かりましたが、久しぶりに顔を合わせ、うれしい表情が見られました。
コモパン学習会ではプロジェクターに映し出される工場の様子に真剣に見入り、「パンの甘さは、砂糖が入っているから?」と質問が。
「この砂糖は発酵のために使用され、甘さは砂糖由来ではありません」...甘さの謎は解け、さらに"ここだけの話"も伺うことができ、主催者も「試食はなくても、メーカー交流をミックスさせた地域のつどいは良かった」と一安心。
ローリングストックにもなるコモのパン、3.11開催とタイムリーなミニ学習会になりました。
みんなの「いいね」で産地・メーカーを応援しよう!!
組合員から寄せられた声を産地・メーカーに届ける活動
ブロックのつどいで「ナガノトマト学習会」
㈱ナガノトマトから講師を招き、トマトについて学習
講師の㈱ナガノトマト・上村萌さん |
同社の商品を使ったレシピ本 |
2022年2月21日、第6地域・塚戸ブロック委員会はブロックのつどいで「ナガノトマト学習会」を開催。久しぶりの学習会となりました。
講師は、㈱ナガノトマトの上村萌さん。トマトジュースやケチャップの良さ、そして産地の様子などクイズを交えて楽しく伺いました。
加工用トマトと生食用トマトの違いやルーツ、育て方など、興味を引く内容が多く、参加者からも「商品をこれからも購入して応援したい」との声が多くありました。
ブロックのつどいとして、「今年度の活動と次年度の予定」を報告しました。コロナ禍のため、組合員同士の話し合いなどができなかったのが残念でした。
サポーターとメーカーをつなぐオンライン交流会
静岡うなぎ漁協・㈱トクスイコーポレーションと交流
焼きには東都国産丸大豆しょうゆを使用 |
2022年2月15日、第2地域委員会はサポーターとメーカーをつなぐオンライン交流会を開催。
地域活動のお手伝いを担うサポーターに東都生協のメーカーを知ってもらうため、静岡うなぎ漁業協同組合・水谷洸喜(こうき)さん、㈱トクスイコーポレーション・塚原充さんとオンラインで交流しました。
指定生産者が大切に育てたうなぎが私たちに届くまでがよく分かり、バーチャル工場見学では香ばしく焼かれるうなぎに思わず喉が鳴りました。
今年度は集会型企画ができず、サポーターの出番もなし。「次は訪問して実際に見たい」と、みんながコロナ禍の終息を願います。空いている時間で無理なく活動のお手伝いができるサポーター、興味のある方はご登録を!!