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有機一番摘み煎茶のオンライン学習交流会
㈲人と農・自然をつなぐ会の杵塚民子さんを講師に学習会
2021年7月21日、第8地域委員会は有機一番摘み煎茶のオンライン学習交流会を開催しました。
㈲人と農・自然をつなぐ会の杵塚民子さんを講師に、有機栽培、農薬無散布と減農薬、慣行栽培の違いを学習。
「やぶきたみどり」は有機栽培で農薬無散布の安全・安心なお茶、と再確認できました。おいしいお茶の入れ方、保存方法、お茶の健康効果の他、「栄養成分が全て残っている茶殻は、捨てずにサラダや天ぷらに」「水出し冷茶にドライフルーツを入れる」などお茶の新たな楽しみ方の提案も...。
「有機栽培の工夫、新しい分野への生産者の意欲が分かった」「かえって近くで話ができた気がする」と評判も上々でした。生産者の方々とのつながりを感じる学びと交流のひと時になりました。
森と人 みんなイキイキ! 割り箸から考える環境と福祉
認定NPO法人JUON(樹恩)NETWORKの鹿住貴之さんを講師にお招きしました
事前に資料を受け取って予習も |
福祉施設で作られた「樹恩割り箸」 |
2021年7月31日、第5地域委員会は「国産間伐材の割り箸」学習会を開催。
「国産間伐材の割り箸」が日本の森林を守り、障害者の就労に貢献しています。認定NPO法人JUON(樹恩)NETWORK、鹿住貴之さんにお話を伺いました。
国土の7割を占める日本の森林は、林業の衰退や農山村の過疎・高齢化で荒廃、災害にも影響している現状です。
持続可能な資源である木を生かすために、間伐材の活用を通して、都市と農山漁村が支え合うネットワークづくりを推進するこの活動、ぜひ多くの人とシェアし、広めたいと感じました。未来のために!
東都生協職員のお薦めジュース学習会を開催
第9地域委員会 オンライン学習会 第3弾
東都高原夏摘みトマトジュース |
リユースびんは、このマークが目印! |
第9地域委員会は2021年9月21日、商品部職員を講師に「東都生協職員お薦めジュース学習会」開催。
わたしのこだわり商品「東都高原夏摘みトマトジュース」を中心に、わたしのこだわり商品の飲料や商品案内に出てくるその他の飲料について幅広く学習しました。
オンライン学習会の第3弾として企画し、組合員11人が参加しました。
高原夏摘みトマトジュースについては、原料のトマト「愛果(まなか)」の今年の生育状況を確認。
8月上旬までは天候による被害もほとんどなく順調に生育しましたが、8月中旬より大雨による影響で、実割れ、日照不足、腐敗、病気、木の弱体化が多く発生し、収穫量が大きく減少。
今年は、昨年より収穫にかかる人手も不足傾向だったそうです。
今後も、希少な国産の加工用トマト振興のため、利用普及につなげる活動を継続し行っていく必要性を再認識しました。
わたしのこだわり商品の飲料では、リユースびんを使用した商品があることから、リサイクル洗びんセンター(昭島市)についてや、リユースびんの過去10年間の供給本数や回収率などの推移なども確認。
供給本数に対して、意外に回収本数が伴っていない実態などを確認しました。回収されたびんは、洗浄することで繰り返し20~30回は使用が可能です。
各自治体のごみとして出し、熱で溶かして再利用する方法よりも、CO₂削減につながるのです。
また、リサイクル洗びんセンターは、障害のある方が自立を目指し働く福祉作業施設であることから、リユースびん商品の利用は、そうした方々の雇用も守る助けになります。
こうした理由から、東都生協のリユースびん商品の利用を、今後もお薦めしていきます。
<参加者の感想>
- たくさんの取り扱い商品の紹介があり良かった
- 話の中で、質の良い商品がたくさんそろっていることが分かった
- なかなか紙面ではわからず、こういう学習会は大切だなと思った
- いろいろ々な飲料を知る機会になったので、購入してみたい
- 現状、オンライン企画は参加しやすく、ありがたい
- オンライン学習会は、家事の合間に参加できるのがうれしい
- 学習会の説明が聞き取りやすく、分かりやすかった
- 今後もさまざまな内容の学習会をお願いいたします
<学習会中及び企画のアンケート内の飲料に関するご意見・感想>
- 「高原夏摘みトマトジュース」...試食品でいただき、初めて飲みました。とても飲みやすかった
- 食塩無添加のトマトジュースしか飲めなくなりました。おいしさが違います
- わたしのこだわり「産直みかんジュース」...外皮をきちんとむいてから絞っているとのことで、味が気になりました。利用してみたい
- 「ゴールド農園りんごジュース」...いつもお中元の品に利用しています。とてもおいしいですよ
- 「チョーヤ 梅しぼり」...ずっとアルコール入りと思っていました。ノンアルコールだと知ったので、すぐにでも利用してみたい
- 「CO-OPミックスキャロット」...子どもの野菜不足を補助できたらと思い、いつも利用しています
- 「東都山形育ちのデラウェアスパークリング」...果汁10%なのに「わたしのこだわり」商品になぜ入るのか疑問でしたが、試作段階で、味のバランスなどを考えたときに、果汁10%の割合がとても良かったとのことで、果汁が多ければよいというわけではなかった話を聞き、納得しました
- 「有機にんじんジュース」<光食品㈱>...他社のにんじんジュースと一緒に、比較しながら試飲してみましたが、色も濃く、香りも味もこの商品がとても良かった
- リユースびんの飲料を使用したいと思いますが、サイズが大きいのでもう少し小ぶりのびんがあればよいと思います
- 野菜の値段が高騰しているので、ジュースなどで栄養が補助できたらうれしいと思っています
参加者紹介の時間では、参加者の皆さまにも、お好きなジュースの話をしていただき、楽しい交流ができました。
トマト倶楽部:トマト倶楽部:信州産加工用トマト製品の消費拡大を目的に |
東都生協組合員による収穫援農を例年夏期に実施 |
地域のつどいで「コモパン」学習会
コモパンの製造工場をバーチャル見学。長期保存可能な理由や味へのこだわりを学習
スクリーン越しの講師に熱い視線 |
2021年6月28日、第6地域委員会は地域のつどいを開催。昨年度の活動やInstagramをパワーポイントで紹介しました。
続けて、コロナ禍でもできる組合員活動の一つとして、㈱コモの萩原敬介さんによるオンライン講習を開催。
さんぼんすぎセンターに集まった参加者は、巨大なイタリア製トンネル型オーブンで1日20万個ものクロワッサンを焼く工場の様子などをバーチャル見学し、コモのパンが長期保存可能な理由(天然酵母&乳酸菌の効果!)や味へのこだわりを学習。
「コロナ禍でも企画してくれてうれしい」「パワーポイントでの説明も分かりやすかった」と評判も上々、今後のオンライン企画にも期待がふくらみます。
もっと知ろうノンカップ麺! ラーメン学習交流会
トーエー食品㈱の環境配慮、国産原料使用、添加物・化学調味料を使わない製品づくりを学びました
商品部・船本桃子さんも別室でトーク。 |
「わたしのこだわり 東都しょうゆ |
チキン味も人気! |
2021年6月25日、第7地域委員会はもっと知ろうノンカップ麺! ラーメン学習交流会を開催。
スクリーンには、ノンカップ麺でおなじみのトーエー食品㈱、剱 徳政さんの明るい笑顔。岐阜県関市の本社とオンラインでつながりました。
ノンカップで環境に配慮するばかりでなく、国産原料使用、添加物や化学調味料を使わない製品づくり、開発秘話などを伺いました。航空会社の機内食に選ばれたエピソードには一同大拍手!
「きのこと野菜のあんかけ」や「卵とじ」「そのまま!」など、アレンジレシピも好評で、使用頻度がアップしそう。皆さん備蓄チェックをお忘れなく!
ここがちがうね!! 東都生協の卵
収穫後農薬無散布、非遺伝子組換えトウモロコシで生産した産直たまごと産地の取り組みを学習
分かりやすい資料にみんなが納得 |
第4地域・田柄ブロック委員会は2021年6月21日、東都生協商品部の渡辺彩香職員を講師に招き、産直たまごの学習会を開催。
親鶏が健康でなければ良い卵は産まれない。安全な餌(PHF※で遺伝子組換えをしていないトウモロコシ)を与える...コストがかかっても安全を届けたいという産地のこだわりです。
参加者が特に興味を持ったのは、国産飼料用米を餌とする「ひたち野 穂の香卵」。
餌の色をそのまま反映し、黄身はレモンイエロー。「白いオムライス、面白いかも!」「休耕田が増える中、飼料に国産米を使う取り組みは素晴らしい」など、多くの意見が飛び交いました。
鳥インフルエンザの影響で苦労しながら安全・安心な卵を届けてくださる産地を、今後も東都生協は応援します。
※PHF(ポストハーベストフリー):収穫後、防虫・保存のための農薬散布を行っていないこと
東都生協は、東日本大震災への支援活動を行っています
2020年度 東日本大震災支援 募金収支報告
東日本大震災から10年。東都生協では、被災された方々、そして取引先産地・メーカーを支援する募金活動に継続して取り組んでいます。また、商品利用を通じて募金できる1点1円募金の仕組みもあります。
2020年度の募金活動についてご報告します。
計画していた組合員が被災地に訪問して視察・交流する企画はコロナ禍のため中止となりましたが、集まった募金は、被災地を支援・応援する企画への協賛などで活用させていただきました。ご協力ありがとうございました。
2020年度もご支援ありがとうございました。
≪2020 年度の収支報告≫ 2021年3月20日現在
◆募金総額:5,419,581円
(内訳)
支援募金:661,600円
前年度繰越額:3,366,818円
1点1円募金:50,568円
前年度繰越額:1,340,595円
◆活用総額:1,071,000円
(内訳)
福島県生協連福島の子ども保養プロジェクト 200,000円
くらし・地域復興応援募金 いわて生協 200,000円
くらし・地域復興応援募金 コープふくしま 200,000円
くらし・地域復興応援募金 みやぎ生協 200,000円
被災団体への記念品贈呈 271,000円
*残金は、2021年度に引き継いで活用させていただきます。
■東都生協公式YouTubeで「東日本大震災から10年」の動画を公開中
動画はこちらからご覧いただけます
安全な加工食品を選ぶために~食品添加物の学習会を開催
2021年4月23日第2地域委員会「食品添加物のオンライン学習会」報告
この商品はバジルとチーズたっぷり。 |
資料は事前配付。具体的な解説で、 |
第2地域委員会は2021年4月23日、食品添加物の学習会・中級編を開催。東都生協商品部・吉澤正義職員に安全な加工食品の選び方を学びました。第2地域では初めてのオンライン開催となりました。
化学調味料」と「うま味成分」に注目
スポーツドリンクやゼリーなど意外な食品にも多用されている化学調味料。実際の表示を参照しながら、その種類・コスト・特徴を学び、うま味を感じる成分について詳しく学習しました。
「ジェノベーゼソース」のうま味を見る
うま味は、「動物系×植物系」のように複数組み合わせるとおいしさが倍増するとか。「ジェノベーゼソース」のうま味成分は何か、他社商品との表示を比較。バジルやチーズが少量でも、調味料や添加物でそれらしく仕上げるそのカラクリを、吉澤さんがパズルを解くように分析。読み取るポイントを確認しました。
信頼できるメーカーを選ぶ
とはいえ、消費者が表示だけを見て添加物の用途を判断するのは容易ではありません。知識も大事ですが、一番確実なのは「堅実な食品づくりに取り組むつくり手を選ぶこと」と気付かされます。
「消費者にメリットがない添加物は使わない」
東都生協の基本的な考え方を再確認し、これからも支持したいと感じた学習会でした。
ふろしきでオシャレに楽しくエコバッグ作り
2021年4月22日 第1地域委員会主催 学習交流会報告
ふろしきからカジュアルバッグの作り方、 |
2021年4月22日、第1地域委員会は「ふろしきでオシャレに楽しくエコバック作り」と題した学習交流会を開催しました。
東都人材バンク登録講師・永井直美さんが、環境に優しく、おしゃれに楽しくアレンジできる「ふろしき」のさまざまな活用法を紹介...今年1月、緊急事態宣言で中止になった学習会のリベンジ企画です。
参加者は、ふろしきの基礎知識、ドロップバッグなど3種類のカジュアルバッグの作り方、防災・避難時に役立つ使い方を学びました。
命を守る「真結び」とバッグスタイルに必要な「一つ結び」。この二つの結び方だけで多様な包み方が可能になります。同じ素材のふろしきを真結びすると頑丈なロープとして使えること、避難所で座布団や羽織として使えることなど、貴重なお話を聞きました。
消毒徹底や席の配置の工夫など感染拡大に注意しながらの開催で計画段階から検討事項が山積みでしたが、数カ月ぶりに対面で行う学習交流会は参加者も主催者も明るい気持ちで学ぶ楽しいひと時となりました。
(農)船橋農産物供給センターの「再生田」で草取り作業
みんなの再生田を守るため、生産者と東都生協職員有志が集結!
産地の藤原さんから作業説明 |
整列して全ての株間を除草 |
株間除草機の先端はこんな感じです |
水不足のため清冽な地下水を給水 |
山水を引く用水路に設けた取水堰を補修 |
アマガエルも随所に見られました |
再生田は全て湧き水を利用(すぐ下の |
2021年6月19日、産直産地・(農)船橋農産物供給センターとの「田んぼの学校」の舞台、千葉県印西市の「みんなの再生田」で、東都生協の職員有志8人が産地の方々と夏場の草取り作業を行いました。
「田んぼの学校」は休耕田を再生して米作りを通年で体験する、東都生協組合員を対象とした農業体験企画。13年目となる今年も昨年同様に、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言を受け、感染症対策として組合員が参加しての活動を見合わせています。
コロナ禍にあっても、再生田の維持・管理は欠かせません。日頃の管理は(農)船橋農産物供給センターの皆さまにお願いしていますが、このほど東都生協職員有志8人と産地の方々で草取り作業を行いました。
作業場所は、田んぼの学校で再生した「1号田」「2号田」の田んぼ2枚。化学合成農薬や化学肥料は一切使用せず、生物多様性と自然環境に配慮した米作りを続けています。コシヒカリの田植えは5月中旬、(農)船橋農産物供給センターの皆さまにて実施していただきました。
稲は膝上ほどの高さにまで生長して分げつ(枝分かれ)し、この時期としては順調に生育していました。
併せて田んぼ全面にコナギ、イボクサ、オモダカなどの雑草の発生も確認。一行は昔ながらの手動式「株間除草機」を使い方を教わり、伸びた雑草を掘り起こし、肥料として田んぼに埋め戻していきます。
終日雨天で、水田の泥に足を取られながらの作業となりましたが、産地の方々の指導の下、これまでに再生した「1号田」「2号田」計27アール(2,700平方メートル)ほどの除草作業が滞りなく進みました。
山からの清水を再生田に供給する取水堰の補修も実施。田んぼは周囲の小高い山からの湧水などを利用した谷地田(やちだ)。高さの異なる「1号田」「2号田」に、水田の高さに合わせて用水路に土のうで堰を造り、パイプで導水しています。
しかし、この堰周辺に直径10センチメートルほどの穴が開いて漏水し、田んぼに山水が引けず、地下水をポンプで揚水している状況でした。アメリカザリガニなどの掘削による影響が考えられます。
堰の漏水を止めるため、一度土のうを全て取り除き、穴を壊してビニールでふさぎ、その上に新しい土のうを加えて積み直しました。
午後3時までにはこうした一連の作業が無事終了。作業する傍らで、アマガエルやニホンカナヘビ、クロゲンゴロウなど、さまざまな生き物の生息も確認できました。
米価の低迷や生産者の高齢化・後継者不足により、休耕田は毎年増え続けています。田んぼは、安全・安心な米の安定供給にとどまらず、多様な生き物を育む自然環境の保全、国土の保全、水源の涵養など多面的な機能を有しています。
こうした稲作の現状や大切さを知り、持続可能な米作りをみんなで守っていく取り組みが「田んぼの学校」。再び組合員が参加できる日が来るまで、生産者と共に、みんなで再生した田んぼを大切に管理していきます。