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産直米の食べ比べ学習交流会
2月18日 第2地域委員会「全農パールライス㈱試食交流会」
種類の米を食べ比べ |
保存方法や炊き方、冷凍保存と解凍の方法、炊飯器での保温時間...。少し気を付けるだけで、もっとおいしく食べることができそうです。
「購入したことがない米を試せた」という声もあり、参加した皆さんが新たなお気に入りを発見する良い機会となりました。
★クリスマスハートフルフェスタ★ ~ハンドメイド作品の販売会~
第3・第4地域委員会合同企画「★クリスマスハートフルフェスタ★」報告
当日はきょうされん※から6つの作業所が参加。障害のある人たちが集い・作業する「共同作業所」で作られる商品の販売が主でしたが、藍染め、焼き菓子、石けん、ビーズ製品など自慢のこだわり商品がテーブルにいっぱい並べられ、商品への熱い思いが伝わる作品展のようでもありました。
会場にはふらりと立ち寄った一般の人たちも多く、販売のお手伝いの地域組合員にも力が入ります。地道にコツコツと作り上げられた、作り手の心の温かさが感じられる商品が1つ、また1つと手渡されていきました。中にはクリスマスプレゼントにしたいと、たくさんの商品を手にする人も...。
交流を通して福祉政策の現状を知り、障害のあるなしにかかわらず、暮らしやすい社会になるように私たち一人ひとりが声を上げる大切さを、参加者は実感できたようです。地域の作業所に関心を持ち、そこで働き、生活している人たちをみんなで応援し、今日の出会いを大切にしていきたいものです。
笑顔が広がる正しい発声 美しい発音講座
2019年12月10日 第5地域委員会「正しい発生・美しい発音講座」報告
表情豊かに話される桜井由美子先生 |
「あいうえお」をクリアに発声するだけ |
東都人材バンク講師・桜井由美子さんのリードで元気な声が会場に響きます。
2019年12月10日、第5地域委員会が開催した講座では、この「ありがとうございます」を母音のみで発声する訓練法の他、ゲームや軽い体操をしながら発声のコツを学びました。
姿勢良く目線と口角を上げて笑顔で話す、腹式呼吸はおへそ下の「丹田」に力を込める――これが身に付けば、喉を傷めず響く声が出せるそう。
きれいな発声を目指す皆さん、表情も明るく意欲と活気に満ちたレッスンでした。もう滑舌が悪いとは言わせません!
味の違いが分かる「米の精」
2019年12月12日千石ブロック委員会「米の精ブランド学習会」
コメ丸 |
米を洗うときに出るぬかは家庭では捨ててしまうことが多いのですが、東洋ライス㈱は水を使わずにぬかを剝離できないかと考え、ぬかの粘着力を利用した「BG精米製法」を開発。
さらに取り除いたぬかを顆粒状にして、「米の精」という画期的な有機質肥料・飼料を作ったとの話を聞きました。
最後に、米の精で育てたにんじん・大根・さつまいもを試食し、そのおいしさを確かめました。
信州ハムのこだわりを学ぼう!
2019年12月9日 第1地域委員会「信州ハム㈱学習会」
説明で商品の良さがよく理解できました |
わたしのこだわり「東都ロースハム 64g×2」 |
講師は同社の山浦敏之さん。商品の特徴や高品質に保つ工夫について学びました。
長野県上田市の気候と清浄な地下水が製造に適していること、出荷まで交差しない・逆流しない「I型ライン」工程で安全性を保持し、限られた職員以外は出入り禁止で、眉毛に粘着テープまで貼って異物混入を防止していること――その品質の高さと、国産豚肉を使った安全・安心のおいしさに納得の学習会となりました。
登録・農業高校応援リレー米 高校生との交流企画
「登録・農業高校応援リレー米」利用組合員と産地の高校との交流会報告
原田副理事長から支援金を贈呈 |
大曲農業高校・水沢農業高校の皆さんと |
秋田県立大曲農業高校と岩手県立水沢農業高校の生徒6人、先生3人と、東都生協からは利用組合員、職員など15人が参加しました。
はじめに原田久子副理事長より、「"未来を応援したい"という東都生協が培ってきた取り組みと日本の農業を前進させるための交流会」というあいさつがあり、商品部の柳澤誠職員からは2012年からスタートした応援米取り組みの経過報告がありました。
続いて学校紹介と応援米を食べながらの組合員と高校生との交流会を実施。
組合員からは「『ひとめぼれ』はモチモチしている、『あきたこまち』はしっかりしている」といった米を食べ比べた感想や、「最初から注文している、これからも買い支える」との声が聞かれました。
高校生からは、「カメムシ(害虫)が増える夏場が大変」「夏の暑さや熱中症を乗り越えて稲刈りになるとうれしい」「自分が作った米を親が『おいしい』と食べてくれる時が幸せ」といった生産にまつわる話があり、先生からは「農作業を繰り返すことで生徒が成長することが農業高校の強み」という説明がありました。
原田副理事長から支援金が高校生の代表に手渡された後、参加組合員より「高校生の写真を米袋に載せてほしい」「高校生の『生の声』を動画で流してほしい」などの要望や「日本の米を守ってほしい」などのエールが送られ、閉会となりました。
「おいしさ発見! 北海道・枝幸漁協の海の幸」~枝幸漁協・女性部との交流会を開催しました
枝幸漁協・女性部との学習・試食交流会
枝幸漁協について学習 |
クリオネを展示 |
生きたクリオネです |
産地の皆さんと試食交流 |
スモークサーモンサラダ、三平汁 |
枝幸漁協・女性部の皆さんです |
流氷も展示しました |
13回目となる今年は、枝幸漁協・女性部と職員、北海道ぎょれんの皆さんを講師に、北海道の鮭やほたてを使った料理講習を通じて、調理方法やお魚の焼き方のコツを教わり、海を守る活動や鮭やほたての漁獲までの取り組みを学びました。
最初に、枝幸「魚つきの森」運動や加工場について紹介。「魚つきの森」は、東都生協と枝幸漁協、北海道ぎょれんの三者が協同して進める運動。植樹活動や交流を通して生命の源となる川と海を守るとともに、漁場・資源管理型漁業によって生産される水産物の利用を促進し、豊かな食生活を実現することを目的としています。
消費者が参加し、食べることでつながるこの「海づくり」の取り組みも今年で13年目。産地の枝幸町には東都生協の組合員が毎年訪問し、「魚つきの森」を作るための植樹や鮭の稚魚放流などの活動を行っています。
放たれた鮭はベーリング海を2周し、4年で母川に回帰します。海の環境の変化により、戻る鮭が年々減り続け、秋鮭の漁獲量は10年前の半分以下になっています。
取扱商品の鮭は朝に水揚げし、昼には製品化するため鮮度が抜群なこと、毛がにはメスと8cm以下のものは漁獲せず、漁獲量を決めて大事に取ることをルールとし、きちんと資源管理していることなど、同産地の取り組みを学習しました。
枝幸から持参した「流氷」や、"流氷の天使"ともいわれる「クリオネ」現物も展示。遠く離れたオホーツク海に面する枝幸町を、少し身近に感じることができたようです。
次に6つのテーブルに分かれ、参加した東都生協組合員と枝幸漁協の女性部・職員、北海道ぎょれんの皆さんと東都生協の理事・職員が一緒に会食しました。枝幸の様子やくらし、漁のこと、お料理のことなどを聞きながら交流しました。
各テーブルでは、一昨年の台風によるほたて養殖への打撃や、鮭のアレンジレシピなどを教わりました。参加した組合員は枝幸漁協の森を守る活動に感動。素晴らしい活動をこれからも続け、おいしい商品が供給できるように、産地の皆さんに直接伝えていました。
当日の試食メニューは、枝幸の海の幸をたっぷり使った、枝幸海鮮丼、秋鮭の三平汁、ほたてカレー風味、スモークサーモンサラダ、取扱商品「秋鮭ムニエル」、「ほたて貝柱フライ」の6種類。サプライズで毛がにの提供もあって、参加者は思わずにっこり。
お料理の一番人気は、塩鮭と白菜、にんじん、大根、長ねぎ、豆腐と具だくさんの三平汁でした。
充実した交流を通して、枝幸「魚つきの森」運動への理解を広げることができました。
<参加者の感想>
- 「新鮮で豪華な魚貝類を堪能させていただきました。枝幸漁協の職員の方ともたくさんお話ができ、楽しく和やかな催しでした。漁師の方の苦労や取り組みもたくさん紹介され、今後の購買意欲にもつながるとてもよい企画だと思いました」
- 「枝幸での温暖化や災害、ほたての取り方の詳しい話など、いろいろ聞けてとても楽しかった」
- 「とても勉強になりました。量もいっぱいでどれもおいしかった。クリオネを近くで見られてうれしかった。交流会も楽しかった」
- 「ほたて、鮭、漁業の説明がとても良かった。北海道枝幸町にもっと興味を持ちました。スタッフの方も気さくで楽しく食事ができました。息子も大喜びでした! ありがとうございました」
- 「とても良かった。初めて交流会に参加したが、商品を購入することで、自然に環境に漁協スタッフさんに、いろいろと還元できることを知った」
- 「三平汁は、味付けが塩・昆布だしなのにとてもおいしかった。野菜がとてもおいしくなっていた」
- 「カレーとマヨネーズがマッチしておいしかった」
※枝幸漁業協同組合:北海道のオホーツク海に面する枝幸郡枝幸町で活動する漁業協同組合。冬季は流氷に覆われるオホーツク海は流氷が運ぶ動植物プランクトンが豊富なため、さまざまな魚介が集まる豊かな漁場です。漁の中心は毛がに、さけ・ます、ほたて、たこなど。毛がにの水揚げ量は日本一。
(農)埼玉産直センターで野菜ができるまでを体験!
農業体験連続企画「野菜ができるまでを学ぼう!」全4回の報告
手押し耕運機で畝作り |
野菜の苗植え |
長ねぎ畑の草取り |
収穫作業 |
今回の連続企画に参加した皆さん |
東都生協(コープ)が産直産地・(農)埼玉産直センターの協力で開催した農業体験連続企画「野菜ができるまでを学ぼう!」全4回が2020年1月19日に終了しました。
今回の企画には東都生協の組合員11組37人(大人24人、子ども13人)が参加しました。
1回目の作業は8月に予定していましたが、前日までの雨の影響で畑の状況が悪く、残念ながら中止となりました。畑づくり、苗植え(キャベツ、長ねぎ、ミニ白菜)種まき(大根、かぶ、じゃがいも)の作業はできませんでした。
9月29日は(農)埼玉産直センター側であらかじめ定植していただいた長ねぎの雑草取りや、かぶ、小松菜を収穫しました。
かぶ、小松菜を収穫した後に、子どもたちが交代で手押しの耕運機を使って畝を作り、ほうれん草とかぶの種まきを行いました。
3回目の11月24日には大根、キャベツ、じゃがいもを収穫。
年明け2020年1月19日の第4回は、かぶ、長ねぎ、カリフラワー(ロマネスコ)、ほうれん草、白菜を収穫。
収穫後は(農)埼玉産直センターの施設2階で、参加者全員で地元の名物煮ほうとうを作り、生産者と交流を深めました。
東都生協では「産地直結」を知っていただくために、今回の農業体験や産地・メーカー交流訪問など、さまざまな企画を行っています。まだ参加されたことがない方は、ぜひご参加ください。
「もーもータオル贈呈式」を行いました
「心をつなぐもーもータオルキャンペーン」に寄せられたタオル・メッセージを千葉北部酪農農業協同組合に贈呈しました
タオルとメッセージ、お届けしました! |
初めての乳搾り |
牛さん、いっぱい食べてね! |
東都生協では、組合員から寄せられたタオルとメッセージを「八千代牛乳」生産者に提供する活動をしています。
「組合員に安全でおいしい八千代牛乳をずっとお届けしたい」と奮闘する生産者を応援するこの取り組みは、1985年に始まりました。
搾乳時にきれいなタオルで牛の乳房を拭くことで、細菌数の少ない生乳を生産することができ、おいしく高品質な「八千代牛乳」の生産につながります。
キャンペーン「八千代牛乳のふるさと牧場へ『もーもータオル』を届けよう!」には、東都生協組合員の皆さんから白いタオル4,200枚とメッセージカード208枚が集まりました。ご協力ありがとうございました。
牧場主の鈴木耕太朗さんは現在29歳。旧藤崎牧場を昨年2月から引き継ぎ、お一人で運営しています。
子どもの頃から八千代牛乳で育った鈴木さんは、北海道の大学で4年間酪農を学び、現在も精力的に鈴木牧場を営んでいます。
2019年の台風15号、19号では建物の被害はなかったものの、停電により牛に水を供給できない状態が続き、親牛2頭が死んでしまいました。鈴木さん自身も寝る間もなく対応に当たるなど、大変なご苦労をされたそうです。
贈呈式の後は参加者全員で牧場見学、餌やり、乳搾り体験を行い、昼食には八千代牛でバーベキューをしながら交流をしました。
これからも「まいとど登録」などをして、八千代牛乳をどんどん飲みましょう!
「リーディングサービス」30周年記念 利用者懇談会を開催しました
~「ヤッホー」と呼び「ヤッホー」と返す活動を続けて30年 ~
みんなで記念撮影 |
感謝状贈呈式 |
和気あいあいと歓談 |
利用者のオカリナ演奏。ステキ!! |
風間与司治理事長は「産直の東都生協商品を音声で正確に説明し、安心して利用できるように30年もの間サポートしていただき感謝している」とあいさつし感謝状を贈呈。
「やまびこの会」代表の染谷範江さんからは「今後も"ヤッホー"と呼び "ヤッホー"と返すことで利用者間の親密な関係を作り、ネットワークも増やしていこう」との言葉がありました。
ジュースで乾杯の後、利用者のオカリナ演奏による「バラが咲いた」などの曲が披露され、会場内には優しい音色が響き渡りました。
和やかな雰囲気の中、5つのテーブルに分かれての懇談を開始。
「声の商品案内を聞き注文するのに1日かかる」「牛乳や果物がおいしい」「毎回調理方法を入れてもらうと作り方が分かる」「夕食宅配の声を入れてほしい」「"おいしいですね"の声を聞くと買ってしまう」など、各テーブルからさまざまな感想や思い、要望が出されました。
昼食後も利用者同士での歓談や、やまびこ通信のインタビューに唯一の男性利用者を含む3人が応じるなどの光景も見られました。
最後は全員で「もみじ」を合唱。2人の利用者からの「設立時(30年前)から利用し、息子は東都生協で育った」「東都生協を視覚障害者用のテープで紹介して仲間が加入し交流が続いている」といううれしい話で閉会となりました。