みんなの活動:これまでの活動報告

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「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」学習会

2019年9月20日 会場:東京都消費生活総合センター

2020.01.27

これからの世界について、意見をふせんに書きました。

これからの世界について、参加者が
意見をふせんに書きました。

子どもたちがおとなになったとき、世界はどのような姿になっているでしょう。現在、地球上では貧困・餓死・戦争などさまざまな問題が起きています。

SDGs〔S:サステナブル=持続可能な D:デベロップメント=開発 Gs:ゴールズ=目標〕は、「全人類が、これから先も、地球上で豊かに暮らし続けていくために、今、取り組まなければならない17個の課題」のこと。2015年9月の国連サミットで採択された、2030年を達成期限とする国際目標です。

17の課題は相互に関係し合い、経済、環境、平和、人権など全てがつながっています。

東都生協は2019年9月20日、「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」と題したセミナー・ワークショップ企画を開催。

一般社団法人 環境パートナーシップ会議に所属する髙橋朝美さんを講師に、SDGsの生まれた背景に地球の限界と人間の命の危機があること、自分の行動の先に誰かのくらしがあることなどを学習しました。

講義後のワークショップでは、これからの世界はどのように変わるか、その世界に不安はあるかなどについて意見を交換。未来の世界と17のゴールとの関わりを確認し、2030年はどのような世界になってほしいか、実現するためには何をするかなども話し合いました。

参加者からは「身近な行動でSDGsの達成に少しでも関われることが分かった」「自分事として考えられて良かった」などの感想が寄せられました。

一人ひとりの小さな行動が地球の未来につながっています。子どもたちが迎える2030年の世界に、私たちおとなは責任を待たなければ!

ステキなハーバリウムボールペン

2019年10月2日 石神井ブロック委員会

2020.01.27

ボールペンの持ち手の中に花を挿入し、専用のオイルで封入

ボールペンの持ち手の中に、
針金を使って花を挿入

最後にハーバリウムオイルを入れて完成

最後にハーバリウムオイルを
入れて完成

完成した私カラーのハーバリウムボールペン

完成した私カラーのハーバリウム
ボールペン

2019年10月2日、石神井ブロック委員会は東都人材バンクから榎本良枝さんを講師に招き、初心者にも簡単にできるハーバリウム(※)のボールペンを作成。

細い針金を使って花を入れていくのは至難の技! 色やバランスを考え、最後にハーバリウムオイルを入れて完成です。作品は個性豊かなものばかり。オンリーワンの作品に、みんな大満足の一日でした。

※ハーバリウム(herbarium):植物標本のこと

まずは身の安全を! 地震対策まる分かり講座

2019年10月8日 第7地域委員会「地震対策学習会」

2020.01.27

水とお湯で「安心米」を作り、比べてみました。水でも十分おいしい!

水とお湯で「安心米」を作り、比べて
みました。
水でも十分おいしい!

頭と目の守り方を一緒に実践。まずは自身の安全確保が最優先。

頭と目の守り方を一緒に実践。
まずは自身の安全確保が最優先。

大規模化する自然災害が間断なく続く中、第7地域委員会は2019年10月8日、「住まいとまちづくりコープ」の千代崎一夫さん・山下千佳さんに地震対策を中心に講義していただきました。

被災画像のスライドでは、あらためて災害の怖さを実感。身の守り方・自宅避難ができる備え方・役立つ防災用品の紹介も具体的でよく分かりました。

日々更新される災害対策の情報を得て、日頃から備えねなければ...。質疑応答では、ペット対策や、避難所の大変さなど話は尽きませんでした。

魚のこと、もっと知ろう!!

2019年10月16日 豊平ブロック委員会

2020.01.23

千倉水産加工販売㈱の古川信利さん

千倉水産加工販売㈱の古川信利さん

魚は皮目から焼くと身崩れしない

魚は皮目から焼くと身崩れしない

「東都しめさば」で押し寿司作り

「東都しめさば」で押し寿司作り

豊平ブロック委員会は2019年10月16日、もっと食卓に魚を並べてほしいとの思いから、千倉水産加工販売㈱の古川信利さんを講師に「簡単に調理できる商品の試食学習会」を開催しました。

魚は皮目から焼くと身が崩れないなどヒント満載のお話を伺い、「東都しめさば」を使った押し寿司作りにも挑戦。地球温暖化による海水温の上昇や海洋生物への影響など、漁業関連は年々厳しくなってきています。

豊かな資源を残すためにも「今何ができるのか」を考える一日になりました。


河田昌東さんを講師にゲノム編集技術に関する学習会を開催しました

分子生物学者・河田昌東先生による「ゲノム編集技術に関する基礎学習」報告

2020.01.07

分子生物学者で遺伝子組換え食品を考える中部の会代表・河田昌東先生

分子生物学者で遺伝子組換え食品を
考える中部の会代表・河田昌東先生

スライドを使って分かりやすく解説いただきました

スライドを使って分かりやすく解説

会場からは数多くの質問がありました

会場からは数多くの質問がありました

2019年10月22日、東都生協は分子生物学者の河田昌東(かわた まさはる)さんをお招きし、「ゲノム編集技術の基礎学習」を開催しました(新宿・農協会館)。東都生協の組合員など67人が参加しました。>>当日の講演要旨(pdf)


河田さんは、「遺伝子組換え食品を考える中部の会」代表で、原子力災害の被災者救援などの活動もされています。名古屋大学で遺伝子の基礎研究をしていた1996年、世界で初めて遺伝子組換え大豆が商品化されたことが、遺伝子組換え問題に関わるきっかけとなりました。分子生物学の学術用語や基礎概念を平易な表現に置き換え、スライドを使って分かりやすく解説しました。

遺伝子の総体を表す「ゲノム」。これを人為的に壊したり入れ替えたりして食料や医療に役立てようとするのがゲノム編集技術です。標的遺伝子を自在に切断できる"遺伝子のはさみ"「CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)」が開発されたことで、世界で研究が急速に広がっています。

はじめに河田さんは、筋肉量を増やした「マッスル真鯛」、成長ホルモン抑制遺伝子を壊して太らせた「マッチョ豚」などゲノム編集技術を応用した品種開発、病気の治療、ヒト受精卵を操作する研究など、国内外の情勢を紹介。日本政府は2018年、ゲノム編集を成長戦略として位置付け、2019年には安全性審査や表示などの規制を行わず、事実上"野放し"とすることを早くも決定しました。

これに対して河田さんは、ゲノム編集技術が持つさまざまな未解決の問題について解説。標的外の遺伝子を傷つけてしまう「オフターゲット」や、免疫反応(アレルギー)や発がん性などゲノム編集酵素(CRISPR-Cas9)が持つ問題のほか、ゲノム編集にウイルスや細菌、外来生物の遺伝子や抗生物質耐性遺伝子などの外来遺伝子を使用することなど数多くの問題を指摘し、「技術的には従来の遺伝子組換えとあまり変わらない」「標的遺伝子以外の他の宿主遺伝子に対する影響を調べる必要がある」「食品の場合は表示義務が必要」との考えを示しました。

また、ヒトの遺伝病治療や臓器移植を目的としたゲノム編集について、生命倫理の問題に言及。皮膚から卵細胞を作り出すiPS技術を使うと、同一遺伝子を持つ人が多数作れるようになること、雌×雌の「同性婚マウス」から生殖能力のある子どもが誕生したこと、ラットの膵臓、心臓、眼、鼻、脊髄などを持ったマウス(キメラマウス)が誕生したことなどを紹介。生殖細胞のゲノム編集が種の保存を脅かす危険性、編集した遺伝子が子孫に伝えられ、社会のニーズによって生命が左右される生命倫理上の問題点を指摘しました。

最後に、CRISPR-Cas9を開発した研究者の「これは遺伝病の治療に使えると同時に、生物兵器の道具にもなる」「国際基準を作るべき」との言葉を紹介し、原子核を操作する中性子技術と核兵器や原子力発電との関係への類似性を説明。数十億年にわたる進化を経た生命の根幹となる遺伝子を人間の欲望のために利用することの問題点を示し、「環境・生態系に対する影響とヒトゲノムの編集には生命倫理の観点からの規制が必要」「専門家だけでなく一般市民を巻き込んだ国際的な規制が必要」と締めくくりました。

東都生協はゲノム編集食品について、日本政府に対し「消費者が理解できる情報提供と説明の徹底」「消費者が適確に選択できる環境や条件づくり」「国の管理・監督責任の明確化と消費者の不安や懸念に応える仕組み作り」を要請しています。
ゲノム編集技術は、消費者が健康な暮らしを営む上で根底となる食の分野を含む問題として重く受け止め、引き続き学習会の開催などに取り組んでまいります。

>>当日の講演要旨(pdf)

2019.12.13

2019年6月から9月にかけて東都生協が実施した「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)では、多くの皆さまにご協力いただき、ありがとうございました。

核兵器廃絶は、被爆者が心から求め、訴え続けてきた願い。この願いを実現させるために取り組む署名です。世界の全ての人が核兵器廃絶を求めることで、核兵器の廃絶を実現することを目指しています。

東都生協は2017年度、2018年度に引き続き、2019年度も署名活動に取り組み、7,756筆の署名(オンライン署名130筆含)をお預かりしました。署名は「ヒバクシャ国際署名をすすめる東京連絡会」へ送付し、その後国連へ届けられます。

東都生協では、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)を2017年度より取り組んでいます。2017年度は16,456筆、2018年度は4,577筆の署名をお預かりし、これまで累計で28,789筆をお預かりしました。


真っ赤なトマトを収穫する感動を体験!

2019年8月6日~7日 トマト倶楽部主催/トマト収穫援農・交流! 

2019.11.11

参加した東都生協組合員の収穫作業

参加した東都生協組合員の収穫作業

収穫した完熟トマトと、これを原料にした「東都高原夏摘みトマトジュース」「東都トマトケチャップ」

収穫した完熟トマトと、これを原料にし
た「東都高原夏摘みトマトジュース」
「東都トマトケチャップ」

本日の参加者の皆さん

本日の参加者の皆さん

東都生協(コープ)とユニオンソース㈱(※注2)、㈱ナガノトマトの3者で運営する協議会「トマト倶楽部」(注1)は、2019年8月6日~8月7日にトマト収穫援農・交流を実施しました。

長野県松本市にある「東都高原夏摘みトマトジュース」のトマト産地を訪問し、ジュース用トマトの摘み取り作業をお手伝いする収穫援農・交流企画に、東都生協の組合員19人が参加しました。

初日は、トマトの学習会とトマト畑で収穫体験、夕食会では生産者のお話を直接聞き、交流を深めました。2日目は、早朝からトマトの収穫作業のお手伝いをした後、トマトジュースを1本利用するたびに1円を国産加工用トマトの生産支援の基金とする「1本1円募金」の贈呈式が行われました。

生産者のご苦労や愛情をもってトマトが生産されていることに触れ、あらためて安全・安心であることと、産地直結の大切さを感じ、参加者全員から生産者への感謝の言葉が伝えられました。

参加者からの「収穫を体験して」
  • 事前学習会で、生食用とジュース用のトマトの違いなどが分かった
  • 地面に重なり合うように伸びる枝から実がたわわになり、その中でも完熟したトマトだけを使って国産ジュースやケチャップなど作られるのかと思うと、その貴重さを実感した
  • 地面にはうように実を付ける真っ赤なトマトを収穫して感動

※1 トマト倶楽部:契約農家の生活基盤を守り、国産のトマト製品を供給し、信州産ジュース用トマトを振興することを目的に、東都生協・ユニオンソース㈱・㈱ナガノトマトの三者が協定を結び設立。

※2 2021年4月より、ユニオンソース㈱はオタフクソース㈱と合併しました。今後はオタフクソース㈱として引き続き活動します。

夏休みの自由研究に! 牧場で学ぼう!!

2019年7月24日 八千代牛乳生産者・鈴木牧場にて(千葉北部酪農農業協同組合)

2019.11.11

講師は千葉北部酪農農協の信川さん(奥)と鈴木さん(手前)

講師は千葉北部酪農農協の
信川さん(奥)と鈴木さん(手前)

乳搾り、私もできたよ

乳搾り、私もできたよ

乳牛への餌やり体験

乳牛への餌やり体験

いっぱい食べておいしい牛乳を作ってね

いっぱい食べておいしい牛乳を作ってね

東都生協(コープ)は2019年7月24日、夏休みの恒例行事となった八千代親子酪農サマースクールを開校しました。この企画は、千葉北部酪農農業協同組合の協力を得て行う、牛乳について学習する体験型食育企画です。

同組合が生産する八千代牛乳は、安全・安心なNon-GMO(非遺伝子組換え)の指定配合飼料を食べて育った乳牛から搾った原乳で製造されています。日本で数少ないHTST法(殺菌温度75度、殺菌時間15秒)で殺菌しており、牛乳本来のうまみやコクを残したおいしい味わいです。

今回の企画は、そんな八千代牛乳の生産現場で酪農体験などを通して、八千代牛乳の取り組みや品質について、また、産地や生産者、酪農の現状などについても学ぶことが目的。

千葉北部酪農農業協同組合の信川さん引率の下、1時間目はジャージー種による搾乳体験、2時間目は乳牛が食べている飼料の説明や、餌やりを体験しました。

初めはおっかなびっくりだった子どもたちも、牛に触れているうちにしだいに慣れてきました。生後1カ月のかわいい仔牛には、交代でお乳を与えました。

昼食交流では、楽しいアイスクリームづくり体験も。

3時間目は聴診器・体温計を使った牛の身体測定。牛のブラッシングをした後は牧場主の鈴木さんから冷凍精子の話を伺いました。

4時間目は全員で牛乳の飲み比べです。牛乳が凝乳酵素・レンネットで固まるか、抗生物質が入っているかの検査も実施。八千代牛乳は、熱変性しやすい牛乳中の水溶性カルシウムがレンネットと反応して固まり、水溶性カルシウムが残存していることを確認。八千代牛乳のおいしさと安全性を再認識しました。

参加者からは「牛の顔が見える牛乳に感動した」「牛乳は得意ではないが、八千代牛乳なら飲める」「苦労もあると思うが、これからも頑張ってほしい」と生産者の皆さまへの感謝の言葉が多く寄せられ、充実した体験学習会となったようです。

酪農家を取り巻く環境は大変厳しいものですが、生産者と消費者の「ともに支え合う関係」をこれからも大切にしていきたいですね。

平和募金企画 2019ピースアクション東京戦跡巡り ~東京に残る戦跡を訪ねて~

戦争の実相を知り、平和につなげる取り組みとして「東京戦跡めぐり」を開催

2019.10.29


旧陸軍軍医学校跡地にたたずむ「静和」と刻まれた祈念碑

旧陸軍軍医学校跡地にたたずむ
「静和」と刻まれた祈念碑。

2019年10月23日、東都生協では昨年に引き続き、平和募金を活用した東京戦跡巡りを開催しました。

東京大空襲の爪痕の残る戦跡を巡り、平和について考え、平和を語り継ぐことを目的とした戦跡巡り。

今回は、戸山公園~学習院女子大学正門~陸軍戸山学校将校集会所跡~箱根山~国立感染症研究所内(納骨施設)~感通寺のコースを巡ります。

当日は、東都生協の組合員18人が参加。新宿区高田馬場駅前で集合し、全体説明の後、3グループに分かれ、ガイドの説明を聞きながら戦跡を徒歩で約3時間かけて巡りました。

新宿区戸山から早稲田にかけては、米軍による空襲被害とともに、旧日本軍による侵略戦争と植民地支配という加害の歴史が刻まれた史跡が数多く残っています。

コースを実際に歩いた参加者は、射撃場、軍医学校、技術本部、科学研究所など、旧日本陸軍の関連施設が広範に分布していたことや、町の片隅には今もなお、当時の軍施設の目印が残されていることなどに気付かされました。

歴史の果たす役割などを学びながら、参加者はガイドさんの丁寧な説明に聞き入り、普段はあまり知ることの少ない東京の戦跡や歴史の問題を学ぶ貴重な場となったようです。

さまざまな人々が、とても無残に犠牲となった戦争の実相について説明を受け、知らなかった人へ話すこと、伝えていくことの大事さを実感する企画となりました。


【参加者からの感想】
  • 説明を聞かなければ気付かず通り過ぎてしまう所もいろいろ話してくださって、とても勉強になりました。勉強を続け、子どもや友人と話し合いたい
  • そもそも山手線をまたいで陸軍関連の施設がこれだけ多数あることさえ知りませんでした
  • 二度と戦争が起きないように、みんなで声を挙げていきたい
  • 「日本は戦争の被害者であると同様に加害者でもある」という視点を忘れないでいたいと思いました。


2019ピースアクションinナガサキに参加しました(8月7日~9日)

「戦争も核兵器もない平和な未来を ~ナガサキ・ヒバクシャの思いを継承し、日本・世界に広げよう~」

2019.09.19

東都生協では毎年、平和とより良いくらしの実現に向け、平和募金を活用したピースアクションに取り組んでいます。

ピースアクションは、戦争・被爆体験の継承や、世界のさまざまな戦争や紛争、基地問題、憲法など、多角的なテーマで平和を考える取り組みです。

2019年8月7日(水)から8月9日(金)にかけて、被爆地での被爆の実相を学び、戦争体験の継承と平和の尊さについて考えることを目的に、親子2組4人が平和代表団として、2019ピースアクションinナガサキに参加しました。

8月9日には長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に一般参加しました。


被爆証言

早崎猪之助さん(公益財団法人 長崎平和推進協会 継承部会員)は奇跡的に生き残った生存者の一人として、原爆投下の日の一部始終を語りました。

三田村静子さん(公益財団法人 長崎平和推進協会 継承部会員)は、「核兵器廃絶と、平和の尊さを若い人に訴えていきたい」と活動しています。原爆の悲惨さ、戦争の愚かさを継承していくため、自身の被爆体験を紙芝居にして上演しました。

お二人の話を伺い、被爆の実相や多くの思いを知ることで、参加者は平和の大切さを学びました。


生協平和のまち歩き

「城山小学校コース」として、ガイドさんの案内の下、原爆投下中心地から約500メートルに位置する城山小学校を中心に巡る「生協平和のまち歩き」に参加。

国の史跡となった被爆校舎や少年平和像、同校で勤労動員中に被爆死した林嘉代子さん(当時15歳)ら女学生をしのんで母親が寄贈した「嘉代子桜」、資料館などを見学しました。

現存する被爆当時の校舎は、1999年に「城山小学校平和祈念館」として改装され、当時の状況を伝える資料が展示されています。


長崎市永井隆記念館・如己堂、被爆遺構を見学

長崎市永井隆記念館・如己堂(にょこどう)、爆心地の北東約500mに位置する被爆遺構の浦上天主堂(うらかみてんしゅどう)を見学しました。

如己堂は、自らも白血病と闘いながら被爆者の救護活動に務めた永井隆博士(享年43歳)が、生前二人の幼子とともに亡くなる前日までに過ごした家です。


ナガサキ虹のひろば

8月8日には、長崎市民会館文化ホールで開催された日本生協連主催の「ナガサキ虹のひろば」に参加しました。

ステージでは長崎大学チアリーディング部「BERRIES」によるオープニングイベント、長崎大学核兵器廃絶研究センター準教授・中村桂子氏による学習講演「核兵器を巡る世界の動きと私たちにできること」、長崎市立長崎商業高校・美術部の皆さまによる被爆継承のための紙芝居が行われました。

「2019子ども平和会議inナガサキ」取り組み紹介、光岡華子さん(ナガサキ・ユース代表団5期生 Youth Union Peace共同代表)による取り組み報告「『人と人』で分かり合えること」され、被爆者歌う会「ひまわり」の皆さんよる原爆の被害を訴える力強い歌が披露されました。



長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

8月9日、式典会場に「平和の鐘」が響きわたる中、式典に参加した多くの方々と共に核兵器廃絶と恒久平和の実現を祈って黙祷し、核なき平和な世界を願いました。


平和公園で折り鶴を捧げました

長崎県長崎市「平和公園」では、平和への思いを込めて千羽鶴を捧げました。


参加者の感想より

  • あらためて原爆や戦争はいけないと思いました
  • あらためて、悲惨な過去を繰り返さないように、日本が誇る非核三原則や、平和憲法を守りたいと思いました
  • 知ることの大切さを、あらためて確認できました
  • 今回の体験で感じたこと、学んだことを次の世代に伝えていきたいと思います

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