みんなの活動:これまでの活動報告

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国産にこだわる伝統の味 ―― きんまる星醤油㈱を交流訪問

2019年11月6日 弦巻ブロック委員会「きんまる星醤油㈱交流訪問」

2020.02.10



弦巻ブロック委員会は2019年11月6日、「東都国産丸大豆しょうゆ」の里、埼玉にあるきんまる星醤油㈱を交流訪問。

蔵に入れば甘くまろやかな香り、同社にある「東都生協御用蔵」では大木桶が迎えてくれます。

国産材料で手間暇かけて作り上げる伝統醸造に感動し、私たちの使う商品がどのようにできているかを確認。

試食会ではぜひこのしょうゆを使いたいと、次の企画にも花が咲きました。

同商品は「リユースびん使用」で、環境にも配慮しています。一人でも多くの人に使ってもらいたいと感じました。

おいしさのヒミツはここにあり!!

2019年11月14日 大田区ブロック委員会「ドレッシング学習会」

2020.02.10



大田区ブロック委員会は2019年11月14日、ドレッシング学習会を開催しました。

「ドレッシングの用途はサラダだけ?」――そんな疑問に応え、エスエスケイフーズ㈱の三浦広泰さん、㈱風見の高橋哲也さんが、東都生協のドレッシングを使った料理を紹介。

他社との一番の違いは、アミノ酸不使用で素材本来の味にこだわっている点です。

パスタやパン、鍋などへの利用法も各自発見できましたが、同商品のいろんな味を試せるお試しセットがあればとの意見も。サラダのお供からメインへ...。今日はどのドレッシングが活躍する?

アレルギーってなあに? ~知って納得! 試して納得!~

2019年10月17日 商品委員会主催アレルギー学習会(会場:高井戸地域区民センター)

2020.02.10

学習会で使用した試食品

学習会で使用した試食品

アレルギーが年齢により形を変えて移行することを「アレルギー・マーチ」と呼ぶことがあります。食物アレルギーの主な原因は食品に含まれる「たんぱく質」であること――東都生協・商品委員会はアレルギー相談室・武内澄子さんを講師に2019年10月17日、アレルギーの基本から最新情報まで貴重な情報が満載のアレルギー学習会を開催しました。

アレルギーを引き起こす「原因物質」は、時代とともに変化します。「木の実類」のアレルギーが増え、特に多い「アーモンド」がアレルギー表示の特定原材料推奨品に追加されて、現在は21品目に。

食物だけでなく、皮膚から吸収されるベビーマッサージ用の「アーモンドオイル」や植物性化粧品などにも十分注意が必要です。アレルギーのある子どもが集団生活の中で被る困難や心理にも触れ、ふさわしい接し方、考え方についても学びました。

アレルギーに関することなら何でも、アレルギー相談室に遠慮なく相談ください。自分や家族に少しでも疑わしい症状があれば、アレルギー専門医を受診しましょう。

なお、東都生協では「アレルギー配慮商品」を毎月第1回の商品案内にてチラシを配付。チラシで背景がピンク色の商品は、月内毎週注文できます。1カ月保存して使用してください。

<学習会で使用した試食品>
卵を使わない自然派仕立てのベジタブルネーズ/ノンオイルライトツナ/パックde蒸しパン/カリカリスティック ポテト味/こめ粉ロールクッキー/国産さつまいもと栗のタルト/米粉のパンケーキ/お米で作ったまあるいパン/フルーツラムネの森/チョコっとちょこビス/のりものクッキー


東都生協 アレルギー相談室は2023年7月12日、廃止になりました。

第31回やさと体験田! 田植えから稲刈り、収穫までを体験!

31年目を迎えるJAやさと農業体験「お米コース」

2020.02.04

5月の田植えの様子

5月の田植えの様子

夏場の草取り

夏場の草取り

9月の稲刈り

9月の稲刈り

稲刈りを終えて全員で記念撮影

稲刈りを終えて全員で記念撮影

10月の収穫祭の様子

10月の収穫祭の様子

今年で31年目を迎えるJAやさと農業体験「お米コース」。

2019年度は5月の田植えからはじまり、10月の収穫祭で今年も終了しました。ベテランの参加者から今回初めてとなる参加者まで、大人と子ども48人が参加しました。

この企画は、東都生協が産直産地・JAやさと(茨城県)に協力いただき、化学合成農薬、化学肥料、除草剤を使わず、できるだけ機械も使わず、自分たちの手で米作りを行う企画として1989年から始まりました。

今回も、天候や、雑草との戦いなど米作りの苦労や収穫の喜びを、生産者、参加者一緒に共有し、貴重な体験とすることができました。

今年は気温や台風など天候に悩まされましたが、収穫量は510kg(玄米ベース)と、昨年の503kgを上回る収穫量となりました。

10月の収穫祭では、生産者、参加者でバーベキューを行い、今年の作業についての振り返りや思い出話に花が咲きました。

生産の現場「農」と消費の現場「食」について、理解を深めるきっかけになれば、と続けているこの企画。2020年も引き続き開催しますので、ぜひ、あなたも参加してみてはいかがでしょうか。


<参加者から寄せられた声>
・初めての経験だったので、五感で楽しめました。
・子どもが、米ができるまでの過程を目にする良いチャンスと思い参加しました。
・人生で初めての経験、農作業の大変さに驚きました。と同時にめちゃくちゃ充実した気分を味わえました。
・田植えは一番大変だったが一番楽しかった。4歳の娘ががんばっていたのに感動!
・田植えから稲刈りまで体験すると、米への感謝の気持ちが変わります。春~秋ですっかり変わる田んぼの景色も素晴らしい。

「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」学習会

2019年9月20日 会場:東京都消費生活総合センター

2020.01.27

これからの世界について、意見をふせんに書きました。

これからの世界について、参加者が
意見をふせんに書きました。

子どもたちがおとなになったとき、世界はどのような姿になっているでしょう。現在、地球上では貧困・餓死・戦争などさまざまな問題が起きています。

SDGs〔S:サステナブル=持続可能な D:デベロップメント=開発 Gs:ゴールズ=目標〕は、「全人類が、これから先も、地球上で豊かに暮らし続けていくために、今、取り組まなければならない17個の課題」のこと。2015年9月の国連サミットで採択された、2030年を達成期限とする国際目標です。

17の課題は相互に関係し合い、経済、環境、平和、人権など全てがつながっています。

東都生協は2019年9月20日、「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」と題したセミナー・ワークショップ企画を開催。

一般社団法人 環境パートナーシップ会議に所属する髙橋朝美さんを講師に、SDGsの生まれた背景に地球の限界と人間の命の危機があること、自分の行動の先に誰かのくらしがあることなどを学習しました。

講義後のワークショップでは、これからの世界はどのように変わるか、その世界に不安はあるかなどについて意見を交換。未来の世界と17のゴールとの関わりを確認し、2030年はどのような世界になってほしいか、実現するためには何をするかなども話し合いました。

参加者からは「身近な行動でSDGsの達成に少しでも関われることが分かった」「自分事として考えられて良かった」などの感想が寄せられました。

一人ひとりの小さな行動が地球の未来につながっています。子どもたちが迎える2030年の世界に、私たちおとなは責任を待たなければ!

ステキなハーバリウムボールペン

2019年10月2日 石神井ブロック委員会

2020.01.27

ボールペンの持ち手の中に花を挿入し、専用のオイルで封入

ボールペンの持ち手の中に、
針金を使って花を挿入

最後にハーバリウムオイルを入れて完成

最後にハーバリウムオイルを
入れて完成

完成した私カラーのハーバリウムボールペン

完成した私カラーのハーバリウム
ボールペン

2019年10月2日、石神井ブロック委員会は東都人材バンクから榎本良枝さんを講師に招き、初心者にも簡単にできるハーバリウム(※)のボールペンを作成。

細い針金を使って花を入れていくのは至難の技! 色やバランスを考え、最後にハーバリウムオイルを入れて完成です。作品は個性豊かなものばかり。オンリーワンの作品に、みんな大満足の一日でした。

※ハーバリウム(herbarium):植物標本のこと

まずは身の安全を! 地震対策まる分かり講座

2019年10月8日 第7地域委員会「地震対策学習会」

2020.01.27

水とお湯で「安心米」を作り、比べてみました。水でも十分おいしい!

水とお湯で「安心米」を作り、比べて
みました。
水でも十分おいしい!

頭と目の守り方を一緒に実践。まずは自身の安全確保が最優先。

頭と目の守り方を一緒に実践。
まずは自身の安全確保が最優先。

大規模化する自然災害が間断なく続く中、第7地域委員会は2019年10月8日、「住まいとまちづくりコープ」の千代崎一夫さん・山下千佳さんに地震対策を中心に講義していただきました。

被災画像のスライドでは、あらためて災害の怖さを実感。身の守り方・自宅避難ができる備え方・役立つ防災用品の紹介も具体的でよく分かりました。

日々更新される災害対策の情報を得て、日頃から備えねなければ...。質疑応答では、ペット対策や、避難所の大変さなど話は尽きませんでした。

魚のこと、もっと知ろう!!

2019年10月16日 豊平ブロック委員会

2020.01.23

千倉水産加工販売㈱の古川信利さん

千倉水産加工販売㈱の古川信利さん

魚は皮目から焼くと身崩れしない

魚は皮目から焼くと身崩れしない

「東都しめさば」で押し寿司作り

「東都しめさば」で押し寿司作り

豊平ブロック委員会は2019年10月16日、もっと食卓に魚を並べてほしいとの思いから、千倉水産加工販売㈱の古川信利さんを講師に「簡単に調理できる商品の試食学習会」を開催しました。

魚は皮目から焼くと身が崩れないなどヒント満載のお話を伺い、「東都しめさば」を使った押し寿司作りにも挑戦。地球温暖化による海水温の上昇や海洋生物への影響など、漁業関連は年々厳しくなってきています。

豊かな資源を残すためにも「今何ができるのか」を考える一日になりました。


河田昌東さんを講師にゲノム編集技術に関する学習会を開催しました

分子生物学者・河田昌東先生による「ゲノム編集技術に関する基礎学習」報告

2020.01.07

分子生物学者で遺伝子組換え食品を考える中部の会代表・河田昌東先生

分子生物学者で遺伝子組換え食品を
考える中部の会代表・河田昌東先生

スライドを使って分かりやすく解説いただきました

スライドを使って分かりやすく解説

会場からは数多くの質問がありました

会場からは数多くの質問がありました

2019年10月22日、東都生協は分子生物学者の河田昌東(かわた まさはる)さんをお招きし、「ゲノム編集技術の基礎学習」を開催しました(新宿・農協会館)。東都生協の組合員など67人が参加しました。>>当日の講演要旨(pdf)


河田さんは、「遺伝子組換え食品を考える中部の会」代表で、原子力災害の被災者救援などの活動もされています。名古屋大学で遺伝子の基礎研究をしていた1996年、世界で初めて遺伝子組換え大豆が商品化されたことが、遺伝子組換え問題に関わるきっかけとなりました。分子生物学の学術用語や基礎概念を平易な表現に置き換え、スライドを使って分かりやすく解説しました。

遺伝子の総体を表す「ゲノム」。これを人為的に壊したり入れ替えたりして食料や医療に役立てようとするのがゲノム編集技術です。標的遺伝子を自在に切断できる"遺伝子のはさみ"「CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)」が開発されたことで、世界で研究が急速に広がっています。

はじめに河田さんは、筋肉量を増やした「マッスル真鯛」、成長ホルモン抑制遺伝子を壊して太らせた「マッチョ豚」などゲノム編集技術を応用した品種開発、病気の治療、ヒト受精卵を操作する研究など、国内外の情勢を紹介。日本政府は2018年、ゲノム編集を成長戦略として位置付け、2019年には安全性審査や表示などの規制を行わず、事実上"野放し"とすることを早くも決定しました。

これに対して河田さんは、ゲノム編集技術が持つさまざまな未解決の問題について解説。標的外の遺伝子を傷つけてしまう「オフターゲット」や、免疫反応(アレルギー)や発がん性などゲノム編集酵素(CRISPR-Cas9)が持つ問題のほか、ゲノム編集にウイルスや細菌、外来生物の遺伝子や抗生物質耐性遺伝子などの外来遺伝子を使用することなど数多くの問題を指摘し、「技術的には従来の遺伝子組換えとあまり変わらない」「標的遺伝子以外の他の宿主遺伝子に対する影響を調べる必要がある」「食品の場合は表示義務が必要」との考えを示しました。

また、ヒトの遺伝病治療や臓器移植を目的としたゲノム編集について、生命倫理の問題に言及。皮膚から卵細胞を作り出すiPS技術を使うと、同一遺伝子を持つ人が多数作れるようになること、雌×雌の「同性婚マウス」から生殖能力のある子どもが誕生したこと、ラットの膵臓、心臓、眼、鼻、脊髄などを持ったマウス(キメラマウス)が誕生したことなどを紹介。生殖細胞のゲノム編集が種の保存を脅かす危険性、編集した遺伝子が子孫に伝えられ、社会のニーズによって生命が左右される生命倫理上の問題点を指摘しました。

最後に、CRISPR-Cas9を開発した研究者の「これは遺伝病の治療に使えると同時に、生物兵器の道具にもなる」「国際基準を作るべき」との言葉を紹介し、原子核を操作する中性子技術と核兵器や原子力発電との関係への類似性を説明。数十億年にわたる進化を経た生命の根幹となる遺伝子を人間の欲望のために利用することの問題点を示し、「環境・生態系に対する影響とヒトゲノムの編集には生命倫理の観点からの規制が必要」「専門家だけでなく一般市民を巻き込んだ国際的な規制が必要」と締めくくりました。

東都生協はゲノム編集食品について、日本政府に対し「消費者が理解できる情報提供と説明の徹底」「消費者が適確に選択できる環境や条件づくり」「国の管理・監督責任の明確化と消費者の不安や懸念に応える仕組み作り」を要請しています。
ゲノム編集技術は、消費者が健康な暮らしを営む上で根底となる食の分野を含む問題として重く受け止め、引き続き学習会の開催などに取り組んでまいります。

>>当日の講演要旨(pdf)

2019.12.13

2019年6月から9月にかけて東都生協が実施した「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)では、多くの皆さまにご協力いただき、ありがとうございました。

核兵器廃絶は、被爆者が心から求め、訴え続けてきた願い。この願いを実現させるために取り組む署名です。世界の全ての人が核兵器廃絶を求めることで、核兵器の廃絶を実現することを目指しています。

東都生協は2017年度、2018年度に引き続き、2019年度も署名活動に取り組み、7,756筆の署名(オンライン署名130筆含)をお預かりしました。署名は「ヒバクシャ国際署名をすすめる東京連絡会」へ送付し、その後国連へ届けられます。

東都生協では、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)を2017年度より取り組んでいます。2017年度は16,456筆、2018年度は4,577筆の署名をお預かりし、これまで累計で28,789筆をお預かりしました。


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