みんなの活動:これまでの活動報告

「リーディングサービス」30周年記念 利用者懇談会を開催しました

~「ヤッホー」と呼び「ヤッホー」と返す活動を続けて30年 ~

2020.02.10

みんなで記念撮影

みんなで記念撮影

感謝状贈呈式

感謝状贈呈式

和気あいあいと歓談

和気あいあいと歓談

利用者のオカリナ演奏。ステキ!!

利用者のオカリナ演奏。ステキ!!

「やまびこの会」(*)30周年記念利用者懇談会が、2019年11月4日、さんぼんすぎセンター地下ホールで開催され、リーディングサービス(声の商品案内)利用者15人、ガイドヘルパー8人、音訳スタッフなど関係者22人に加え、盲導犬も出席しました。

風間与司治理事長は「産直の東都生協商品を音声で正確に説明し、安心して利用できるように30年もの間サポートしていただき感謝している」とあいさつし感謝状を贈呈。

「やまびこの会」代表の染谷範江さんからは「今後も"ヤッホー"と呼び "ヤッホー"と返すことで利用者間の親密な関係を作り、ネットワークも増やしていこう」との言葉がありました。

ジュースで乾杯の後、利用者のオカリナ演奏による「バラが咲いた」などの曲が披露され、会場内には優しい音色が響き渡りました。

和やかな雰囲気の中、5つのテーブルに分かれての懇談を開始。

「声の商品案内を聞き注文するのに1日かかる」「牛乳や果物がおいしい」「毎回調理方法を入れてもらうと作り方が分かる」「夕食宅配の声を入れてほしい」「"おいしいですね"の声を聞くと買ってしまう」など、各テーブルからさまざまな感想や思い、要望が出されました。

昼食後も利用者同士での歓談や、やまびこ通信のインタビューに唯一の男性利用者を含む3人が応じるなどの光景も見られました。

最後は全員で「もみじ」を合唱。2人の利用者からの「設立時(30年前)から利用し、息子は東都生協で育った」「東都生協を視覚障害者用のテープで紹介して仲間が加入し交流が続いている」といううれしい話で閉会となりました。


*やまびこの会:
「視覚障害者と協同するボランティアの会」で、声の商品案内を作成するボランティア(音訳スタッフ)と利用者で構成。毎週休むことなく活動し、今年で30年目を迎える、全国の生協でも草分け的な存在。