地域
東都生協発「100万人のピースベル」に取り組みました
平和への思いをメッセージに!
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「国際平和デー」とは、2002年に国連が定めた平和の記念日です。毎年9月21日を世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するように働き掛けています。
アメリカ・ニューヨークの国連本部では毎年、国連事務総長が日本から贈られた「平和の鐘」(Japanese Peace Bell)を鳴らす特別記念行事が行われています。
参加した19人の方より「平和のメッセージカード」として、平和への思いや、「100万人のピースベル」への感想をお寄せいただきました。
その一部をご紹介します。
- 終戦の月に生まれた私。食糧難で栄養失調になり、医師からもうダメかも知れないと母が告げられた。母の懸命な努力で生き長らえることができました。戦争で物事を解決することには絶対反対です。
- みんなで鳴らそう"ピースベル"国際平和を祈りつつ...
- この世に生まれた。たった一つの命。それはかけがえのない大切な命。その命は戦争のために生まれてきたものではない。幸せになるために生まれてきた命。だからこそ、誰もその権利を奪うことはできない。NO WAR ― そして平和で暮らせる日々も私たちの権利なのです。
- かつて日本でも戦争をしていた不幸な時代がありました。人の幸せは、平和の礎の上にあります。9月21日午後7時、平和の尊さを忘れないために、わが子と共にベルを鳴らそうと思います。世界が平和であるよう祈ります。
- できることなら、この日が、今起きている戦争・紛争が停止する方向へ向かうきっかけの日になってほしい。
おいしいコーヒーの入れ方教室 ~㈱21世紀コーヒー~
第2地域・渋谷北ブロック「21世紀コーヒー㈱講習会」
最後の数滴は苦味となるため、 |
渋谷北ブロック委員会は2022年7月9日、コーヒーの品質を高めるため国を限定して大量買い付けをするなど、独自の工夫を行う21世紀コーヒー㈱によるオンライン学習会を開催。
同社の児玉研代表取締役が「コーヒーは赤道付近の標高の高い、涼しい場所で栽培される。世界共通の格付けはなく、国ごとに違う」といった豆知識や、ペーパードリップでのおいしい入れ方について伝授しました。
沸騰後2~3分置いた93度ぐらいのお湯で15~30秒、コーヒーの真ん中に「の」の字を描きながら入れるのがコツと聞き、各自で事前に送られた「いつもの珈琲」を入れました。
最後に参加者だけで行ったブレイクアウトルームでは「お湯の温度でこんなに味が違うとは!」「講師の手元が見えて良かった」などの感想が聞かれました。
生協の原点を学ぶ ~賀川豊彦記念松沢資料館を訪ねて~
第5地域委員会で賀川豊彦記念松沢資料館で生協の原点を学ぶ学習会
保存された美しい木造チャペル |
礼拝堂での講義 |
解説を受けながら |
2022年6月30日、第5地域委員会は「生協の父」と呼ばれる賀川豊彦の功績を伝える「賀川豊彦記念 松沢資料館」を訪ね、協同組合の成り立ちや彼の思想を学びました。
100年も前から持続可能な社会を提唱・実践、「子どもは未来をつくる」と教育を重んじ、弱者救済と平和な社会の実現に力を尽くした賀川。
同志として共に歩み、女性運動の先駆者でもあった妻ハル。夫妻の足跡を刈谷雅夫事務長から伺う貴重な機会を得ました。
古い時計やステンドグラスのある礼拝堂での講義、静かな心地良い空間で過ごした有意義な時間でした。
大阪発! アイデア家庭用品 オンライン学習会
第4地域委員会・トップ産業㈱アイデア家庭用品学習会
2022年6月17日、第4地域委員会はトップ産業㈱を講師に「大阪発 アイデア家庭用品 オンライン学習会」を開催。
風呂敷より着物を包みやすい「和装バッグ」開発を機にアイデア商品を作る一方で、メーカー品も取り扱うトップ産業㈱。同社の佐藤淳樹さんが、一般商品から生協仕様の商品まで、生活に役立つ7品を紹介。
「実際に試してみた!」動画など、画面上でも分かりやすく、特徴やメーカーのこだわりがよく伝わりました。
参加者からは「フッ素加工とテフロン加工の違いは?」「規制の始まるPFOAやPFOSは不使用?」「ステンレス包丁は砥石(といし)とシャープナーどちらで研ぐのが良い?」など、紹介商品への質問もたくさん。
同社が作る別配付チラシ「愛着良品」ページを「どんなこだわり商品なのか想像しながら読みたいと思う」との声もありました。
のぞいてみよう蛇口の向こう側 ~多摩の水道水と地下水を学ぶ学習会を開催
機関誌「MOGMOG」編・第7・第8・第9地域委員会合同「水の学習会」
講師の水ジャーナリスト・橋本淳司氏 |
2022年6月25日、第7・第8・第9地域委員会は合同企画の学習会を開催。「のぞいてみよう蛇口の向こう側~多摩の水道水と地下水を知ろう~」と題し、オンラインと八王子クリエイトホール会場の複合型で開催。
昨年、「府中市の浄水所にて、残留性の高さや健康への影響が指摘される有機フッ素化合物が水道水から検出された」と新聞報道があり、「水の安全性」がメンバーで話題に。今飲んでいる水道水はどこから? 「蛇口の向こう側」について私たちは知らないことが多いのでは? と、今回の企画となりました。
水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に、安全な水の必要性や正しい情報と知識、多摩地域の水道水、地下水について学習しました。
まず、どこから来た水を飲んでいるのかを地図上で確認。地下水は、土地利用や地下構造物など、ヒト社会の活動の影響を受けていることも再確認しました。
有機フッ素化合物の地下水混入問題については、「現在は禁止されているが、過去使用していたものが地中に入り、その汚染の蓄積が今になって出てきていると考えられる。20年前の農薬が出てきたところもある。地下水は継続的なモニタリングが必要」とのことでした。
今後の大雨による浸水や洪水などへの心構えとしては、「自分がどの川の恵みで生活しているか、『流域』を意識する。治水だけでなく利水、くらしをコンパクトで持続可能なものにするための水マネジメントが大事」とのこと。
また、「田んぼは、米の生産だけではなく、地下水を育み洪水を緩和し、生き物を育む場所」という話も聞けました。
参加者からは、「今何ができるか、緊急を要する。公にして大きな議論を呼ぶべき」「減反が将来の水不足につながると知り、水田は水がめといわれることを改めて実感。今後、自治体でも総合的な水対策をする必要がある」など、熱い感想も...。学びの多い学習会となりました。
「夏休み親子で学ぼう! 『へいわ』って何だろう?」開催
第9地域委員会・平和学習会
引き揚げ船の中での様子 |
第9地域委員会は2022年7月28日、平和企画として平和祈念展示資料館(新宿区)の学芸員の方を講師にお迎えし、親子を対象に、「Zoom」を使った平和に関するオンライン学習会を行いました。大人14人・子ども7人の計21人が参加しました。
テーマは「海外からの引き揚げ」。敗戦によって外地での生活のよりどころを失い、身に危険が迫る過酷な状況の中をくぐり抜けて祖国に戻ってこられた約320万人に及ぶ方々の労苦について学びました。
引き揚げ船の中での様子
特に旧満州での引き揚げは、1945年8月9日のソ連軍侵攻により大混乱に陥り、過酷を極めるものでした。
反日感情を持つ現地農民の襲撃もある中、青壮年男子が徴兵されていたため、女性・老人・子どもだけでの引き揚げだったそうです。
想像するだけでも、恐ろしい状況です。
講師は「戦後すぐに平和が訪れたわけではない。戦争が起こると弱い者が犠牲になる。過去に起きたことを知る=未来の平和を考えることにつながる」とおっしゃっていました。
学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」
企画参加者には、同資料館より提供された学習漫画「満州からの引揚げ 遥かなる紅い夕陽」を配付。こちらは、同資料館の公式ホームページでも電子版がいつでも閲覧できますので、ぜひご覧ください。
皆さんは「へいわ」とはどのようなことだと思いますか? ぜひ考えてみてください。
<参加者の感想>
- 大勢の人を殺したら刑罰があるのに、なぜ戦争で人を殺しても刑罰を受けないのか納得がいかない。戦争はどんな人でも殺してしまうからかなしい。(小4)
- 兵士対兵士の戦争の裏には引き揚げ者のような苦しい思いをした人がいることを知った(小6)
- 低学年の子には、少し難しかったかもしれませんが、とても分かりやすい解説でした。
- 資料館を訪れているような解説でした。資料をまとめていただきありがとうございました。
- 小学生には、理解が難しい時間もあったかもしれませんが、クイズなど工夫されて、親子でZoomでの戦争と平和について考えることができた貴重な企画でした。
- 平和とは、自分の幸せだけでなく、誰に対しても暴力がないこと(大人)
- 宇宙飛行士・毛利衛さんの言葉:「宇宙からは、国境線は見えなかった」―宇宙から見ると、とても小さな地球。そんな小さな世界で争う必要性があるのか? 人間社会だけでなく、地球が(環境・生物、などなど)平和であることを願うばかりです。
- 戦争について「知る」こと、そして、「考える」ことが大切だと思います。「知」って、「考」えれば、戦争はなくなるのではないかと思います。
- 人を傷つけない。お互いが寄り添って笑顔になれる。世界中が幸福を感じられる。そんな時代を迎えられることを諦めないことが大事だと思いました。
<参加者の方々の平和へのメッセージ>
「のぞいてみよう蛇口の向こう側」~水の学習会を開催
水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に第7・第8・第9地域合同で学習会を開催
水ジャーナリスト・橋本淳司氏 |
会場の様子 |
提供された詳細な資料 |
2022年6月25日、第7・第8・第9地域委員会は、水ジャーナリスト・橋本淳司氏を講師に迎え、「のぞいてみよう蛇口の向こう側~多摩の水道水と地下水を知ろう~」として、合同で「水の学習会」を開催しました。
参加人数は、八王子クリエイトホール会場21人、オンライン50人と、総勢71人となりました。参加者の年齢層も20代以下から70代以上と幅広く、命に直結する「水問題」の関心の高さが感じられました。
橋本氏は、全国の水道管の老朽化問題に触れ、老朽化した水道管の年間更新率が2018年度で1%以下であることを紹介。
水道事業運営の担い手不足、それに伴う水道料金の格差拡大など、水道事業の現状を解説しました。
私たちの下を流れる地下水の存在と、自然要因や人的要因により今後起こりうる事象など、さまざまな切り口で問題が提起された学習会となりました。
途中、参加者と橋本氏とのディスカッションもあり、あっという間の2時間となりました。参加者からは「続編をお願いしたい」との声も寄せられました。
<参加者の感想>
- 水の問題をさまざまな視点からお話しいただき、有意義でした。
- 見えるのは蛇口からの水だけ。向こう側を知ることにより、環境問題を知ることができました。
- 講義内容が分かり易く、川や流域の資料など関心を持ちながら学べました。知識の有無にかかわらず、水環境は、どんな人とも切り離せないと再認識しました。
- 田んぼが減ると地下水が減る。田んぼが治水効果の面で重要な役割があるなど、良く分かりました。
★この企画については機関誌「MOGMOG」9月号にも掲載予定です
★今回の企画について資料をご希望の方は、小平センターまでお電話ください
申し込み受付期限:2022年8月31日(水)
☎:042-460-6861(午前9時~午後5時)
地域のつどい+登録商品「北海道放牧豚」を知ろう
Non-GMO・PHF飼料にこだわり循環型畜産を実践する希望農場の「北海道放牧豚」についてオンライン学習
飼育日数は一般的な養豚より |
2022年4月27日、第9地域委員会は地域のつどい+登録商品「北海道放牧豚」学習会を開催。
オンライン開催となったこの日、前半の地域のつどいでは「コロナ禍は『じっくり学習する時間』となった」「オンラインでもいろいろな活動に参加できた」などの声が...。
後半は、商品部・千葉祐二職員による「北海道放牧豚」学習会。
北海道厚真町・希望農場の豚は、屋根付き豚舎と放牧地を自由に行き来し、ストレスのない環境で育ちます。
敷料は完熟堆肥のバイオベッドのため、糞尿は発酵処され臭気も抑制、冬は発酵熱が床暖房の代わりになるそうです。
飼料の「とうもろこし」「大豆油かす」は非遺伝子組換え(Non-GMO)で、さらに「とうもろこし」はポストハーベストフリー(PHF=収穫後農薬無散布)と聞き、「今後も循環型畜産を目指してほしい」と参加者も納得でした。
もしもの時にも慌てない...にじえ葬ミニ学習会
東都生協の葬祭事業「にじえ葬」を学習
「お葬式事情、ずばりプロがお答えします」として、第8地域委員会は2022年4月15日、東都生協の葬祭事業「にじえ葬」学習会を開催しました。
講師は葬祭事業で協同する取引先・㈱セレモアの山嵜正樹さん、東都生協・生活文化事業担当の泉澤賢一職員。
残された人に負担をかけたくないと、最近は自ら事前相談する人も増えているとか。エンディングノートは何度でも書き換えられ、メモ代わりとしてもおススメ。
もしもの時のために、預貯金やパソコン・携帯電話のパスワードなど紙ベースで残しておくことも大切と聞き、これも時代の流れと妙に納得しました。
東都生協は葬祭も扱うという広報も兼ねた今回の学習会。学習会開催やプラン、金額など、にじえ安心フリーダイヤル 0120-85-0983 までお気軽にご相談ください。
「ヘルシーエクササイズ」定例会を開催
4カ月ぶりに集まって簡単健康エクササイズ
みんなで体操ができることがうれしい! |
小平市と東村山市を中心に11人で活動中の第9地域・とーと会「ヘルシーエクササイズ」。
2カ月に1回の開催が基本ですが、2022年4月13日、コロナの感染状況を見て4カ月ぶりに集まりました。
東都人材バンク・松谷佳子さんの指導の下、1時間半。気功やヨガを取り入れたストレッチ・筋トレで血行も良くなり、心身ともにリフレッシュしました。
「先生が毎回たくさん教えてくださるので覚えるのが大変!」ですが「毎回、楽しみにしています!」と、元気に集って体操ができるうれしさを皆でかみしめました。
終了後の東都生協の新商品やお薦め商品の情報交換も、とても楽しい時間です。