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終戦記念日を前に、親子で平和について考えました
丸木美術館、埼玉平和資料館を巡り、平和について考えました
小さなお子さんからご高齢の方まで参加 |
迫力ある画家の丸木位里・丸木俊夫妻の絵。 |
戦争に関する資料に見入る参加者 |
丸木美術館では学芸員から「丸木夫妻は原爆を、きのこ雲のイメージだけではなく、生身の肉体そのものの痛みとして伝えたかった」という製作時の話を聞き、涙する人も。
埼玉県平和資料館では資料に直接触れ、戦争当時の状況を肌で実感。参加した中学生からは「当時の人が戦争をダメなものと思わなかったことに驚く」との感想も聞かれ、平和について深く考えるきっかけになったようです。
取れたての枝豆って、こんなにおいしい!
都心から1時間の(農)埼玉西部産直グループを訪問
面白かった枝豆の収穫 |
枝豆のさやと葉茎を分ける機械 |
特に面白かったのは枝豆。大人の力でも引き抜くのが大変なほどでしたが、みんなで力を合わせてなんとか引き抜きました。その後は脱穀機のような機械を使って、枝豆のさやと葉茎に分ける体験も...。
昼食時には取れたての枝豆をゆでていただき、そのあまりの甘さにびっくり! こんなに甘くて味の濃い枝豆は生まれて初めて食べました。
「土に触れて元気になった」「生産者と話せて良かった」「これからも東都生協の野菜を食べたい」と、参加者は大満足の様子でした。
オリジナルの夏の絵手紙できました
「ひまわり」を題材に絵手紙作り
題材は「ひまわり」 |
私にもできました |
暑中見舞いに最適 |
まずB5判の画用紙に黄色い絵の具でひまわりの輪郭を描く練習をし、先生の指導を受けながらはがきに描いていきます。
絵の具が乾くまでの間、先生は太極拳も教えてくださるというサービスぶり。家庭でも簡単にできるような動作なのに、不思議と体が軽くなりました。
最後に絵の具が乾いてから、筆ペンで花びらを描き入れます。うまく描くコツは、絵の具で濃く描かず、淡い感じに仕上げることのようです。
一人ひとりオリジナルの絵手紙が出来上がり、参加者は「簡単にできてびっくり」「自分にもできた!」と口々に喜びを語っていました。
無農薬やぶきた茶、茶摘み体験
農薬・化学肥料を使わない栽培が、茶葉の香りとおいしさを引き出します
茶摘を体験 |
生産者の話になるほどと納得 |
7月上旬は、やぶきた種茶の2番茶葉の新芽収穫時期。紅茶に加工されるこの茶葉を籠を持って摘む姿は、文部省唱歌「茶摘み」の「あかねだすきにすげのかさ~♫」茶娘を連想させます。その中に、黒一点(??)、手摘みをしたいと熱望して参加した男性も混じり、現代風な茶摘み風景となりました。
茶摘みの合間には、農薬無散布の茶葉について「なるほど納得」というお話も聞くことができました。
農薬を使った場合、茶葉に掛けられた薬の被膜で虫は寄り付かず、葉は戦うこともなくのんびり育つ。薬の掛からない葉は、寄ってくる虫と必死で戦わねばならず、たくましく育つ。この違いが味に表れるのだそう。
「薬の有無、茶葉の観察は大切」と勉強になりました。
長崎県で西日本地区の産直産地9団体の視察交流を実施
「がまだすセット」を生産する(農)供給センター長崎など産直産地9団体と交流
若手生産者が車座で熱く語り合いました |
一つ一つ手作業で石を積んだ棚田 |
一番奥が諫早湾潮受堤防の水門 |
がまだす(「がんばる」の意)生産者と交流
同協議会の西日本地区会議・全体会では、まず(農)供給センター長崎が、東都生協の土づくり基金を活用した堆肥センターのこと、部会ごとに目ぞろえを実施していることなど、生産から出荷までを解説。
次に東都生協の齋藤センター長(足立)と原田センター長(国立)が、新世代プロジェクトの取り組みを報告しました。続く「農家のお嫁さんとの交流」では女性同士で意見交換を行い、農業は家事と農作業を両立させるお嫁さんの苦心と工夫で支えられていることが、あらためて分かりました。
島原の風景と諫早干拓
若手生産者が生産する「がまだすセット」(玉ねぎ、じゃがいもなど産直青果4種)を生産する島原半島は、海が近く山が迫った地形に、丁寧に石段が積まれ「棚田」「段々畑」が続く美しい土地。大型農機具が使えず手作業で農業を行う生産者の努力と、石段のメンテナンスの賜物です。しかし、農業の担い手の減少と高齢化で休耕地となった田畑も多く、やがては崩れ、元の山に戻ってしまうそうです。
行程の最後は、諫早干拓地見学。1997年に水門を閉じてから堤防内の乾燥と調整池内の淡水化が進み、上から見ると左右の水の色の違いが分かります。塩が抜け稲作可能になるには20年かかるため水田はいまだになく、堤防内には広大な畑が広がります。潮受堤防としての防災機能や耕作地の確保、水質悪化による漁業被害の問題。二つの風景から日本の農業の課題が見えてきます。
農作業の苦労は多くても、組合員からメッセージが返ってくると、大きな喜びを感じるそうです。誇りを持って生産した農産物を、組合員がきちんと評価することが次の世代につながる力になると強く感じた交流会でした。
アレルギー対応について学ぶ会「アレルギー表示と食品添加物」を学習
新メンバーも交え11月の米粉調理講習会について検討
11月に予定する米粉調理講習会 |
熱心に講義に聞き入ります |
事前に出し合ったレシピで試作品を作ってきたメンバーもいて、メニュー決めから大盛り上がり! 主食系のケークサレ、キッシュ、ミートパイ、デザート系のスコーン、パフェ、シフォンケーキの6品目について、3チームに分かれてメニューを絞ることになりました。
その後のミニ学習会では、安全・品質管理部の武内澄子職員が「アレルギー表示と食品添加物」について講義。
商品表示に関する法律から、表示されなかったために起きた事例や今後の表示改正について、食品添加物とアレルギーの関係など、40分という短い時間で盛りだくさんの内容となりました。
次回のミニ学習のテーマについては、「食品の酸化、油脂の度合いについて」に決定しましたが、メンバーから「災害時のアレルギー対応、備蓄について知りたい」「東日本大震災で実際どうだったのか...」など震災時の備えを知りたいとの声もありました。
最後に新商品の「ぱりまる カレー」を試食して会は終了しましたが、退室後も調理講習会のチームごとに早速打ち合わせをする熱心さでした。
2014年6月のNO₂測定結果
東都生協(コープ)環境の取り組み
地図をクリックすると拡大画面が開きます |
年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけとすることなどを目的としています。
■2014年6月の測定結果は以下の通りです
①測定日時
・2014年6月5日(木)午後6時~2014年6月6日(金)午後6時
②測定規模
・測定カプセルの配付数:264個
・測定カプセルの返却数:252個 (回収率95.4%)
・有効測定数:218個
人の健康に悪影響を与える汚染物質として、イオウ酸化物(SOx)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素、浮遊粒子状物質(SPM、PM2.5)などが知られています。これらの汚染物質は主に自動車から出る排気ガスが原因です。
東都生協は、組合員が身近な所の空気の汚れを実際に測って確かめ、きれいな空気を取り戻すにはどうすれば良いかを考えていただくことなどを目的に、1988年から二酸化窒素(NO₂)測定活動を実施しています。
測定結果は「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供。同連絡会では、生協の他さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定活動の積み重ねが、こうした大きな運動を支えています。
農作業体験企画で「フードチェーン食育活動推進事業」に参加
産地・メーカー交流訪問などで食育を推進し、国産農畜水産物の需要拡大につなげます
みんなでお昼ご飯♪ |
田植え完了! |
東都生協は今年度、農林水産省が推進する「フードチェーン食育活動推進事業」に参加します。
この事業は、食や農林水産業への理解を深める体験活動などの食育を推進し、国内需要の拡大につなげる取り組みです。食品生産から食卓までの「フードチェーン」での食育活動と食育指導者の育成を支援するものです。
東都生協は、日本の農業を守り、産直を推進し、食育活動を進める立場からこの趣旨に賛同、農水省から対象事業と認定されました。
東都生協の取り組み産地交流訪問を通して、種まき・草取り・収穫・料理など、農作業の流れを体験する3企画①すいかコース②大豆コース③米コースを進めます。
3つの企画参加者を対象に、国産の農畜水産物を利用する人:80%、日本農業や生産者の状況を知り理解する人:70%、食生活を見直し家庭で継続的な食育活動を進める人:50%を目指します。
この企画は親子での参加が多く、継続して行われるため参加家族のつながりもでき、農業や生産者への理解が深まることが期待できます。
さらに一連の農作業体験が、家族の枠を超えて地域に広がる継続的な食育活動につながり、発展することを期待し、その支援も行っていきます。
百聞は一見にしかず。品質・安全性確保の要、商品検査室を訪問
食とくらしの安全・安心を守る東都生協の検査体制を確認
熱心に耳を傾ける組合員 |
2014年7月2日、とーと会・いなぎ産地交流の会は、東都生協入間センター内にある安全・品質管理部の商品検査室を訪問。微生物検査、残留農薬検査、残留放射能検査の機器や検査方法を確認しました。
安全・品質管理部職員の説明にも一語一句を聞き逃すまいと真剣そのもの。
「検査品目の決め方」「遺伝子組換え作物について」「畜産の飼料は」などさまざまな質疑応答の後、「詳しい説明を聞いて安心できた」「組合員の意見に支えられた生協を実感した」という感想がありました。
主催者にとっても東都生協は産地との信頼関係だけでなく、商品検査を通して緊張関係を保っていることも分かり、直接話を聞く機会となりました。
腸内環境を整えて、免疫力UP!
薬膳料理教室を開催しました
薬膳料理を楽しく学びます |
今回使用した生薬は陳皮(みかんの皮を乾燥したもの)です。れんこん入りハンバーグの具材に陳皮を入れ、焼き上がったハンバーグの上には薄めにスライスしたセロリと陳皮をトッピングして出来上がり。
セロリの扱い方や、薬膳臭さがないところも好評で、東都生協商品のしょうゆ・みりん、ベーコンでソースを作るなど質の良い材料を使ったメニューでした。最後は脂質の消化を促し胃もたれを防ぐともいわれるジャスミン茶で締めくくりました。
調理の後は、当日のテーマ〝免疫力を高める〞についてのお話。全免疫細胞の6割が腸に存在するのだとか! 腸内環境を整えることの大切さを学びました。