みんなの活動:これまでの活動報告

平和

「沖縄基地問題を考える」学習会を開催

沖縄の基地問題を、わたしたちの問題として考える

2010.09.17

沖縄基地問題の変遷などをわかりやすく解説

沖縄基地問題の変遷などをわかりやすく解説

東都生協(コープ)は、社会委員会の主催で9月10日、ジャーナリスト・沖縄大学客員教授の前田哲男氏を講師に招き、「沖縄基地問題を考える」と題した学習会を開催し、26人が参加しました。

沖縄基地問題については、鳩山前首相の普天間基地の国外移設、県外移設発言から沖縄では大きな基地撤去の盛り上がりをみせましたが、本土ではあまり関心が高くなく、どこかよそ事という風潮があります。今回の学習会は、沖縄基地問題を自分たちの問題として考えるきっかけになる基礎的、入門的な場になるようにと、企画しました。

前田哲男氏からは、沖縄が体験した戦中・戦後史や、沖縄には在日米軍基地134施設と全国の74%が集中している現状、「普天間返還」から「辺野古埋め立て」への流れなど、戦後から現代まで続く沖縄基地問題の変遷をわかりやすくお話いただきました。

参加者からは、「沖縄そのものがどういう位置におかれていたか良く理解できた」「自分たちの問題として判断できるように、沖縄基地問題をこれからも考えていきたい」などの感想が聞かれました。


2010.08.10

虹のひろば会場

虹のひろば会場


原爆ドーム

原爆ドーム


碑めぐり 平和の鐘

碑めぐり 平和の鐘


ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下されて65年。

東都生協は、夏休みを家族や友人で平和について学ぶ機会にしようと、今年も「ヒロシマ・ナガサキ平和代表団」を派遣しました。

現地に赴いてこそ感じることができた思いを共有し、参加者一人ひとりが今回学んだことを家庭や職場、地域で伝え、平和な未来に向け次世代につなげていくことを確認しました。

ヒロシマ平和代表団の活動

小学生を含む東都生協組合員6人が、8/5~6に平和代表団として広島を訪れました。

初日は、日本生活協同組合連合会主催「虹のひろば」に参加。全国のさまざまな団体の平和に対する取り組みを見聞きしました。袋町小学校平和資料館を見学した後、被爆者の方の証言をお聞きしました。

多くの尊い生命が一瞬にして奪われ、一命をとりとめた被爆者も周囲からの偏見や差別による精神的苦痛を受けてきたこと、今なお多くの被爆者が後遺症に苦しんでいることを直接伺い、被爆に起因する不安な生活が依然として続いている現状をあらためて知りました。

翌日は、平和記念公園で開催された広島市主催「広島平和記念式典」に参加。式典では、原爆が投下された午前8時15分に、すべての原爆死没者の冥福と核廃絶を祈り黙祷を行いました。

その後、平和記念公園でフィールドワークに参加し、生協ひろしま碑めぐりガイドの方より説明を受けながら、原爆ドーム、平和記念公園内にある動員学徒慰霊塔、原爆の子の像、原爆供養塔などを巡りました。

途中、ヒロシマ平和代表団は多くの組合員から託された折り鶴を献納しました。最後に広島平和記念資料館を見学し、原爆の実相を学び、あらためて恒久平和の実現と平和の尊さについて認識を深めました。

参加者一人ひとりが今回学んだことを、家庭や職場、地域などで周りの人に伝え、戦争や核兵器のない平和な世界をめざしていくことを確認して終了しました。

ナガサキ原爆が投下された中心地に位置する長崎市平和公園

ナガサキ原爆が投下された中心地に位置する
長崎市平和公園


爆心地からのまち歩きで防空壕跡を見学

爆心地からのまち歩きで防空壕跡を見学


ナガサキ平和代表団は、組合員の皆さんから託された千羽鶴を手向けてきました

ナガサキ平和代表団は、組合員の皆さんから託された
千羽鶴を手向けてきました



ナガサキ平和代表団の活動

8月7日~9日、小中学生を含む東都生協組合員7人からなるナガサキ平和代表団が長崎を訪れました。

被爆者の方からご自身の体験を直接うかがって被爆の実相を学びました。原爆中心地から現存する被爆校舎がある城山小学校までのまち歩きでは、その城山小学校出身の被爆者によるご案内で、当時の様子をうかがいながら慰霊碑や遺構の見学をしました。

原爆資料館の見学など、見聞を広めた代表団は9日、長崎市主催の「被爆65周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加し、長崎を後にしました。

この地に来たからこそ感じたことがたくさんありました。私たちは平和な未来に向けてナガサキの思いを共有し、次の世代につなげていきます。

《平和募金企画》 松代大本営地下壕見学会

7月27日(火) 8組18名が参加しました。

2010.08.10

第二次世界大戦末期、国家中枢機能移転のため、現・長野県松代町の善光寺平一帯に作られた地下軍事施設郡で、象山・舞鶴山・皆神山の三つの山を中心に分散して山中に掘られた地下坑道跡「松代大本営地下壕」を見学し、実相を学びました。


地下壕見学

地下壕見学

地下壕見学

地下壕見学


地元の長野俊英高校・郷土班の皆さん(高校生)の丁寧なガイドをしていただき、交流も行いました。この日は、「天皇御座所跡」も見学することができました。


交流会のようす

交流会のようす

天皇御座所跡の見学

天皇御座所跡の見学

天皇御座所跡の見学

天皇御座所跡の見学

平和について学び、交流する「平和のつどい」を開催

次世代に歴史の事実と平和の大切さ伝える

2010.08.04

作・演出の登坂 倫子さんが出演

作・演出の登坂 倫子さんが出演


平和に関する展示に見入る参加者

平和に関する展示に見入る参加者


第二次世界大戦中の疎開先での場面

第二次世界大戦中の疎開先での場面


みんなのお姉さん役:まり子

みんなのお姉さん役:まり子


アザラシの母とカメラマンの対話で文明生活をえぐります

アザラシの母とカメラマンの対話で文明生活をえぐります


モノローグで現代の日常を表現する場面.jpg

モノローグで現代の日常を表現する場面


会場がギターとオーボエの心に染み入る響きに包まれます

会場がギターとオーボエの心に染み入る響きに包まれます


動物写真家・小原玲さんのアフタートーク

動物写真家・小原玲さんのアフタートーク


出演した子どもも熱心に質問します

出演した子どもも熱心に質問します


(社)東友会の中伏さんによる被爆証言

(社)東友会の中伏さんによる被爆証言


劇に出演した子どもから(社)東友会へモチーフを贈呈

劇に出演した子どもから(社)東友会へモチーフを贈呈


NPT再検討会議に向け代表派遣された松島理事

NPT再検討会議に向け代表派遣された松島理事



東都生協は7月24日、セシオン杉並ホール(杉並区梅里)で「第7回 平和のつどい」を開催し、300人を超える組合員が参加しました。

第1部は、平和をテーマにした劇「表現者のびおと~ぷ unseen~あんしぃん~」を上演。脚本は俳優で演出家の登坂倫子さんが書き下ろし、出演者は組合員の子どもから公募するなど、東都生協オリジナルに仕上げました。

第2部は(社)東友会(東京都原爆被害者団体協議会)の被爆証言に続き、今年5月に国連本部で開催されたNPT(核不拡散条約)再検討会議に合わせ、東都生協から代表派遣された松島正枝理事よりニューヨークでの平和活動の様子が報告されました。

会場ロビーでは、東都生協組合員から寄せられた平和メッセージの展示、世界で活躍する日本人写真家によるプロジェクト「EYEWITNESS」の写真展、東京大空襲や原爆に関する展示や平和募金を活用した活動報告など、さまざま平和活動が紹介されました。



第1部
平和と環境問題問うオリジナル劇を上演

当日上演した劇「表現者のびおと~ぷ unseen~あんしぃん~」は、「一日を愛し、一年を憂い、千年に思いを馳せる」という着想にもとづき、登坂倫子さんが書き下ろしたオリジナル劇で、過去、現在、未来の空間が、舞台上で交互に入れ替わってゆく構成。

「一日」では現代の何気ない日常ににじみ出る平和を表現し、「一年」では第二次世界大戦中の疎開児童たちの一年を、「千年」では流氷の上のアザラシの母と写真家の対話を描きます。3つのストーリーが最終的に一つに融合し、現代でもはや共通テーマとなりつつある平和、環境問題への問いかけにつなげました。

当日舞台に立ったのは、東都生協組合員の子どもの中から募集した小学校3年生から高校1年生までの平成生まれの元気な女の子8人。作者の登坂倫子さんや舞踏家の加賀谷早苗氏の指導のもと、戦争や昭和初期の学童疎開について学びながら、同じくオーディションで選ばれた主役の写真家役と教師役の2人とともに4月から毎週土曜日、東都生協の施設を使い2時間半のレッスンを重ねてきました。

戦時中の場面での出演者の衣装は、当時の感じを出すために組合員が手作り。アザラシの写真家役を演じた小坂由美さんは、この役のモデルとなった「EYEWITNESS目撃者達」の写真家小原玲さんが実際に流氷の海で着ていた防寒着を借りての熱演でした。劇中で使われた写真も小原玲氏からの提供です。

「EYEWITNESS目撃者達」は、7人の写真家による自然本来の姿を伝え、地球環境を守るプロジェクト。劇中用いられた音楽、モーツァルト「トルコ行進曲」をゆっくりと再現しながらはじまったオーボエ奏者tomocaさんと小畑和彦さんのギター生演奏をバックに、地球上の各地で刻々と変化する環境、自然本来の偉大な力を目撃してきた写真家たちの作品を通じて「未来への伝言」を伝えました。

続いて小原玲さんのアフタートーク。戦争をテーマとする報道写真家から、動物写真家に転身した経緯を説明。地球温暖化によって年々流氷が減少し生存環境が脅かされているアザラシの赤ちゃんの現状が説明され、「大切なものを守りたい」という情熱が、活動の出発点となったことが語られました。ロビーでの写真集「流氷の伝言」販売では、サインを求める人の列ができていました。


第2部
世界へ、そして次世代へ向けメッセージ発信

第2部は(社)東友会(東京都原爆被害者団体協議会)中伏幸子さんの被爆証言ではじまります。

ヒロシマに原爆が落とされたとき、当時5歳の仲伏さんは爆心地から1.7kmの幼稚園内にいました。爆風で背中にガラスが突き刺さっていることがたいしたことではないくらい、もっと恐ろしいことが周りで起きたことが5歳の子どもでもわかった、と話す仲伏さん。

「あなたが心配だったから」と爆心地の近くから被爆をして帰ってきた母親が目の前で静かに息を引き取ったことや、水がほしいと手を伸ばす被爆者の光景を何度も夢に見るそうです。どんな困難にあっても1発の原子爆弾で亡くなった人々を思うと生きていける、これからは世界の人たちと協力して平和の世界をつくってほしい、と会場の私たちに時折涙を見せながら話しました。

続いて(社)東友会へ組合員一人ひとりが編んだモチーフをつなげた手作りのひざ掛け贈呈を行いました。(社)東友会は東京都に住む被爆者の連絡会で、核兵器廃絶の運動や被爆者支援の活動を続けている団体。東都生協では同会の活動を支援し、交流を通して被爆の体験を語り継ぐ活動をしています。

(社)東友会副会長の山本英典さんからは、感謝の言葉とともに、モチーフが病床にある被爆者を力づけ、相互のきずなを深め合う活動に役立てられていることが紹介されました。

今年5月、NPT再検討会議に生協代表団として東都生協から代表派遣された松島正枝理事からは、ニューヨーク国連本部での活動が報告されました。

NPT再検討会議開催に合わせ、全国46生協105人は日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)52人とともに代表団を結成。現地でグループに分かれ、高校や大学での被爆者との懇談や、平和集会や世界中から1万人以上が集結した「平和大行進」への参加、国連ロビーでの原爆写真展、各国政府への核兵器廃絶の訴えなど精力的に活動しました。

今回の平和のつどいも、平和で安心して暮らせる世界を次世代に受け継いでいくため、多くの組合員が世代を超えて歴史の事実や平和の大切さについて考え、交流する機会となりました。

「EYE WITNESS 目撃者たち」による写真展を開催中!(無料)

「産直の広場さんぼんすぎ」にお買い物の際は、ぜひお立ち寄りください

2010.07.16

アザラシの写真家 小原 玲さんが東都生協平和のつどいに登場

アザラシの写真家 小原 玲さん


あざらしの赤ちゃん

あざらしの赤ちゃん

あざらしの赤ちゃん

あざらしの赤ちゃん

流氷

流氷


「EYE WITNESS 目撃者たち」による写真展を開催中!(無料)

世界で活躍する7人の日本人写真家によるプロジェクトEYE WITNESS 目撃者たちの作品30点をさんぼんすぎセンターで一般公開しています(~7月29日まで)。東都生協さんぼんすぎセンターの地下から4階までの階段ホールすべてを使って公開中ですので、「産直の広場さんぼんすぎ」にお買い物の際は、ぜひお立ち寄りください。

EYE WITNESS 目撃者達は、7人の写真家(桃井 和馬、小原 玲、野田 雅也、倉沢 栄一、山下 大明、会田 法行、前川 貴行の各氏)が地球環境を守り、自然本来の姿を伝えるためにスタートさせた共同プロジェクト。地球上の各地で刻々と変化する環境、自然本来の偉大な力を目撃してきた写真家たちが、子どもたちと未来を担うすべての人々に、「未来への伝言」を伝えます。

同プロジェクトのメンバーは、フォトジャーナリスト、自然写真家などそれぞれの立場で人間社会のありようや自然本来の姿を追い続けてきました。その中で地球上のさまざまな姿を目撃。環境を守り、自然本来の姿を次世代に伝えるために「わたしたちは何ができるのか?」という問いかけに応える形で誕生したのがEYE WITNESS 目撃者たちです。

アザラシの写真家 小原 玲さんが東都生協平和のつどいに登場
この写真展は第7回東都生協平和のつどいに先立って開催しています。平和のつどい第1部で行われる「表現者のびおとーぷ unseen ~あんしぃん~」の後半で登場するのが写真家の小原 玲さん。桃井 和馬さんとともにEYE WITNESSの共同代表を務めます。

小原さんの撮ったアザラシの赤ちゃんの可愛らしさは、きっと皆さんの目を釘付けにすることでしょう。同時に、その赤ちゃんを守る流氷が年々減ってきている事実も、小原さんの作品を通じて受け止めていただければと思います。

ほかにも世界の自然をカメラで捉えた美しく力強い写真が展示されています。買い物や活動でさんぼんすぎセンターに足を運んだ際にはぜひ、ご覧になってください。

平和のつどい「unseen-あんしぃん-」レッスン報告

2010年6月12日(土) さんぼんすぎセンターにて

2010.06.14

うれしそうですね。なぜ、でしょう

うれしそうですね。なぜ、でしょう

セリフを言う時は、ちょっと緊張した面持ち

セリフを言う時は、ちょっと緊張した面持ち

お休みの子の分は、おとなが代役です

お休みの子の分は、おとなが代役です

7月24日の本番まで、子どもたちとは毎週土曜日、休みなく練習が続きます。これから、入梅入りして蒸し暑くなるでしょうし、学校行事などもあり、体力的にもたいへんです。2時間半の練習は集中力を要し、セリフは短くても、全員の動きを確認したり、何度もやり直したり。

「やりたい」という自主的な気持ちで集まった子どもたちでなければ、とても続かないでしょう。その点、やる気満々の子どもたち。早くも保護者の用意してくれた衣装を身につける子もいて、演技の練習に余念がありません。

  劇は、脚本に忠実に進めながらも、場面を想像しながら、細かいところを作りこんでいきます。誰がどの位置にいて、どんな間で話すのか。「これは、どんなシーンだと思う?」という演出の登坂倫子さんの問いかけに子どもたちは元気よく手を挙げて答えます。そうやって、場面の様子や登場人物の気持ちを確かめることで、演技が現実味を帯びてきます。平成の子どもたちは少しずつ昭和初期の子どもたちへと近づいてゆきます。

脚本に書かれていることは、登坂さんが丹念に事実を調べて書いたものです。学童疎開や戦争のことが新聞に取り上げられたことを頼りに、新聞社に頼んで、戦争体験者に話を聞かせてもらったりしたそうです。そのときに熱心に話をしてくださった中村まさとしさんをいう方が、当日も劇の一部に出てくださいます。

また、登坂さんが子どもの頃に聞いた歌を楽譜にしてくださって、みんなで練習。劇の中で子どもたちが歌うのです。「へいたいさんの おおかげです♪」短いので、すぐ覚えてしまったようです。

劇中で椅子になったり机になったり、丘になったり、さまざまに形を変えて使われる「はこ」も運び込まれ、今日は、仕上げのペンキ塗り。「はこ」の制作者に感謝。また、洋裁の得意な組合員が衣装制作を担当。練習の様子を見学してくれました。まさに手作りの舞台が出来上がろうとしています。

本番の1週間前の7月17日には、公開リハーサルを行います。本番間近でほぼ完成している演技を見ていただくことができます。場所は、いつも練習をしているさんぼんすぎセンター地下ホール。子どもたちは緊張するかもしれませんが、人前で演技をするという本番さながらの度胸試しにはもってこいでしょう。もしかすると、平成の子どもたちは「緊張」なんてないのかもしれませんが。

「平和のつどい」チケット購入は注文書で! >>>>詳しくはこちら

2010.06.08

全員、起床! 先生の声にみんな飛び起きます

全員、起床! 先生の声にみんな飛び起きます


おなかすいたね。

おなかすいたね。


わぁ、おにぎりだぁ!

わぁ、おにぎりだぁ!



セリフは、ばっちり!?通し稽古が始まった
 稽古は2週間のお休みがあったので、セリフを覚えてくるのがみんなの課題でした。ほとんど、ばっちり覚えているようでした。「あれっ?」って忘れちゃった時は、演出補佐の藤田健さんがフォローしてくれるから安心。

 「はい!って、はっきり大きな声で返事して」「姿勢はピシッ!と」「自信を持って大きな声でね」次々と演出の登坂倫子さんからの指示が飛び出します。子どもたちは、自分のセリフを大切に、一生懸命、演技の勉強です。何回も何回も同じシーンをやり直しながらていねいに確認。「自分のセリフを言ったあとは、他の人のセリフをよく聞いて、緊張感はキープしてないと。」正直、まだまだ舞台でセリフを言うには小さすぎる声だけれど、きっと、これからすごくよくなる予感がします。

 なぜがぐっと来るセリフに「おれ、ここに来て、畑いっぱいの赤とんぼ見て、すげえなって思った。きれいだと思ったんだ。」というのがあって、これだけを取り出してみても、なぜなのか説明できないのだけれど、おなかをすかせた子どもたちが夕暮れに語り合うシーンは心を打ちます。「はらへったな~ すき焼き食いてぇ」という実感を伴ったセリフには笑ってしまいました。どうやら、その子は本当にすき焼きが好物らしい。

 休憩中のおやつは、おにぎり。休まず練習をしたせいか、みんなすごい勢いでパクついていました。おそらく、3つも4つも食べた子がいたんじゃないかな。確かに小さいおにぎりでしたけど、とてもとてもおとなの分まで回らなかった。次は、なにかな?

 衣装の用意は保護者の役割です。なんと、東都生協では「もんぺ」を扱っていたのです。一人のお母さんが実物を見せてくださいました。その名も「ワークパンツ」。畑仕事用で、ウエストとくるぶしがゴムになっているものでした。他にも、リサイクル店で探してきた帽子やリュック、古いセーターとかはんてん、防災頭巾。まさに手作りの舞台が出来上がっていく過程が見られます。ご協力に感謝、感謝。

 いよいよチケットの発売が始まり、舞台監督との打ち合わせや、音響、照明の打ち合わせなど、これからますます忙しくなることでしょう。子どもたちの頑張りに応えられるようしっかりしなくちゃ。皆さんも、7月24日、セシオン杉並に来て、応援してくださいね!

平和のつどい「unseen-あんしぃん-」レッスン報告

2010年5月22日(土) こども8人、おとな11人参加しました。~

2010.06.08

腕は肩甲骨から大きく動かして!

腕は肩甲骨から大きく動かして!


「エナジー」のボールをそっと渡すと、いったん動きを止めます

「エナジー」のボールをそっと渡すと、いったん動きを
止めます


今日のおやつは「ミニトマトのシロップ漬」

今日のおやつは「ミニトマトのシロップ漬」


お父さん、お母さん、行ってまいります

お父さん、お母さん、行ってまいります」


台本を見ながら練習

台本を見ながら練習


よく晴れて、気温が上がって暑いくらいの土曜日。元気な子どもたちが東都生協・さんぼんすぎセンター(上北沢)の地下ホールに集まりました。いつもは会議などに使われる地下ホールの椅子や机がすっかり片付けられて、広々とした空間となり、子ども達がのびのびと動き回れるようになっていました。

  前半は、スピーカーから流れるパワフルな音楽に合わせて、からだを動かし、ウォーミングアップ。子どもたちの弾む笑顔が印象的でした。そして次は、ゆっくりとした音楽で、からだの中を流れる「エナジー」を登坂さんから受け取り、次の人に渡しながら、動いてゆきます。みんなとてもきれいな動き。

一列に並んで、歩く練習。「貴族」になったり「兵隊」になったり、おしとやかな「宮廷婦人」になったり。背筋を伸ばして姿勢よく、そのものになりきって歩く姿は、堂々としたもの。最後は、歩く時に、どこの筋肉を使っているのか感じられるぐらいに、できるだけゆっくり歩いてみました。ふだん、何気なく歩いているけれど、人間って2本の足でバランスとって、うまく歩いているのだなと、わかる。

いよいよ配役が決まって、先週から立ち稽古がはじまっています。今日は、子どもたちが出演する部分をすべて通してやってみました。汽車に乗って、車窓の風景を眺めるシーン。田舎の疎開先での生活。乾布摩擦でからだを鍛え、先生の号令には大きな声で「はいっ!」。先生役の九良賀野喜一さんの大きな声に、いつもお母さんといっしょにきている子(1歳)がビックリして泣き出してしまうほどでした。

「当時の子どもたちは、とにかく先生の前ではピシッとしていたわ。みんなも、きびきび動きましょう。」平成の子どもたちは、どんな風に戦時中の子どもたちを演じるのでしょうか。

次週はレッスンが休みなので、次は6月5日。その頃までには自分のセリフは暗記しておくようにということで、宿題。7月の舞台が楽しみです。

平和のつどい「unseen-あんしぃん-」レッスン風景

2010年5月15日(土)~配役が決まり、演技をつけるところまですすみました~

2010.06.07

ハミングはからだのどこに響いているかな?

ハミングはからだのどこに響いているかな?


手にも振動が伝わっている!

手にも振動が伝わっている!


自分のセリフを言ってみます。上手じゃなくていいんだよ。

自分のセリフを言ってみます。上手じゃなくて
いいんだよ。


先生が「警戒警報発令!」と大きな声で言います」

先生が「警戒警報発令!」と大きな声で言います」


「オーボエ奏者のtomocaさんが手作りのリードを吹いてくれました。おもしろい音がするよ。

オーボエ奏者のtomocaさんが手作りのリードを
吹いてくれました。 おもしろい音がするよ。


吹いてみるけど音が出ないよ、むずかしいなぁ。

吹いてみるけど音が出ないよ、むずかしいなぁ。


今日のヴォイスワークでは、唇を震わせてハミングをしました。ハミングはすなわちバイブレイション―振動。唇をぎゅっと緊張させているとハミングは響かないけれど、リラックスしているとのびやかに振動が伝わります。口の中をなるべく空洞にしてハミングすると唇がむずむずしているのを感じます。みんなのハミングが交じり合って聞こえます。

ハミングは、身体のいろいろなところを振動させます。2人組になって、どこが振動しているか、チェックし合いました。ほお、おでこ、あご、額、頭の後ろ、頭の横、のど、など丁寧に診ていきます。人によって響き方が違うのです。胸や背中はよく振動しているのがわかるけれど、手や足も注意すると、かすかに振動が伝わっているようです。くるぶしなどの「骨」が振動を伝えています。人間の身体が楽器のようになってハミングを響かせます。

大きな舞台で会場中に聞こえる声を届けるには、リラックスして豊かなバイブレイションを身体という楽器で響かせることがポイントです。緊張しているとよく届かないそうです。セシオン杉並は500人以上入る大きな会場ですから、大変ですね。

 「ムーブメント」では、輪になり登坂さんから受け取った「エネルギー」を身体に回しながら、次の人に渡してゆきます。渡したところでストップ。次に「エネルギー」をもらえるまでじっと待ちます。音楽をかけながら、照明を暗くして、ゆったりと身体を動かしていると不思議な調和と感動が押し寄せてきました。終わってから感想を聞くと「つらい体制で止まっていなければならなかった」「次に渡されそうな感じがわかった」など。

休憩をはさんで、いよいよ演技をつけながら練習がはじまりました。学童疎開に出かける駅の場面では家族に手を振ってお別れです。車窓を流れる風景を想像しながら、セリフを言ったり、動きをつけたり。先生の号令に声をそろえて「はいっ!」。ほんとうにかわいい子ども達です。これから少しずつ練習を重ねて、7月24日の当日までにどんな劇ができるのでしょう。楽しみですね。「5月中にはセルフを覚えてくださいね」って何気なく言われましたが、大丈夫かな。

上演に向け登坂倫子さんのボイスワーク

第7回東都生協 平和のつどい上演劇「表現者のびおとーぷ unseen~あんしぃん~」 5月8日(土) さんぼんすぎセンター

2010.05.11

床に身体を委ねてリラックス

床に身体を委ねてリラックス

「テーマは森」。色鉛筆で思い思いの絵を描きます

「テーマは森」。色鉛筆で思い思いの絵を描きます

休憩後は、新たな配役を決めて読み合わせをしました

休憩後は、新たな配役を決めて読み合わせをしました

先週はレッスンがお休みだったので、出演する組合員の子どもたちは2週間ぶりの顔を合わせです。年齢や学校は違うけれど、もう、すっかり仲良くなっています。今日は、登坂倫子先生を講師にボイスワーク。

「ボイス」にとって大切な身体のことを学びました。まず「背骨」。人間が2本足で立って歩いたり動いたり、声を出したりできるのは、みんな背骨があるからです。

ふと~い背骨は身体のどこを通っているのかな? 2人組になって、相手の背骨を上から下に指で触って癒していきます。「ズ~、ズ~、ズ~」と声を出しながら。背骨は、腰の下の尾てい骨までつながっていて、「指ビーム」の当たったところから緩んでいき、身体はだんだん前のめりになります。再び、尾てい骨からビームを浴びて、背骨を一つひとつ積み上げてゆくと、あらあら不思議、起き上がった顔はスッキリ、目はパッチリ! 

ボイスは緊張すると、うまく響きません。床に寝転がって、リラックス。「心の目で、身体の中をスキャンダウンしてゆきます」という登坂先生の指導で、子どもたちは目を閉じます。終わって、「どうだった?」。「眠くなった」「力が入っているのがわかった」「ふわふわした感じ」。子どもって素晴らしい。

「チェックイン」は、輪になって、今の自分の「心」「身体」「声」について話します。風邪をひいている人がいたり、身体がだるい人がいたり、みんな連休はいろいろあったのかな?

色鉛筆で紙に「森」を描きました。「みんな、ほんとうの森を見たことある?」と登坂先生。ほんとうの森ってなんだろう? 白神山地? 屋久島? 「もののけ姫に出てきたよ!」
そう、私たちは森なんてよくわからないし、テレビや映像で見たものを「見た」と錯覚している。でも、子どもたちが描いた森はどれもすばらしい。

「高い木や低い木、若い木と樹齢を重ねた木があって、腐葉土の下には虫がうごめき、動物たちが生きている、それが本当の森。つんつんした杉の木だけなのは、人間が植樹したもので、本当の森じゃないんだよ。」登坂先生が語ります。

木にとって最もふさわしい「最高」条件にあると、木はどんどん伸びますが、やがて枯れてしまうのだそうです。でも、「最適」条件にあれば、木は枯れずに生き続けます。適度に日が当たり、適度に陰り、適度に風が吹き抜ける。

今年は「生物多様性年」。さまざまな生物がいるからお互いにうまく関わり合って生きていけるのですね。人間も忘れてはいけないな~。地球に生かされていることを。この劇では「環境」もひとつの重要なテーマです。

休憩後は、新たな脚本で配役を決めて、読み合わせをしました。先生役の九良賀野さんの「乾布摩擦、始め!」の号令に従って「いち、に! いち、に!」と声をそろえて。全員、女の子だから、男の子役もいるのです。

当時の子どもたちの写真を見て、本番までに知っておいた方がいいことはたくさんあります。どんな服を着て、どんなものを食べ、何をしていたのか。自分の家から遠く離れて、親にも会えず、食べ物が乏しいくらし。現代の子どもに想像できるのでしょうか。子ども達と戦争について一緒に考えながら、平和のつどいの舞台に向けて一歩一歩進んでいきます。

登坂倫子さんのブログ>>「Unseen Blog」にリンク

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