平和
東都生協発「100万人のピースベル」に取り組みました
平和への思いをメッセージに!
「国際平和デー」とは、2002年に国連が定めた平和の記念日です。毎年9月21日を世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するように働き掛けています。
アメリカ・ニューヨークの国連本部では、毎年この日に、国連事務総長が日本から贈られた「平和の鐘」(Japanese Peace Bell)を鳴らす特別記念行事が行われています。
参加者より「平和のメッセージカード」として平和への思いや、ピースベルに参加した感想をお寄せいただきました。
全11枚を紹介します。
※画像をクリックすると拡大画面(JPEGファイル)が開きます。
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戦後75年 未来につなげる平和への想い~「第17回 東都生協平和のつどい」動画を紹介します。
「第17回東都生協平和のつどい」開催に伴い動画を公開!
「東都生協平和のつどい」は、歴史の事実を学び、次の世代へつなぐ機会として、組合員からの平和募金を活用して開催しています。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、会場での開催を中止し、オンラインで開催しています。開催時にご案内した動画をご紹介します。
「(一社)東友会・東都生協~膝掛けでつながる想い~」
東都生協組合員の平和活動は、(一社)東友会を抜きには語れません、動画で見る、東都生協と(一社)東友会のつながりをご紹介します。
>>「東友会・東都生協 膝掛けでつながる想い」の動画はこちらからご覧ください(別ウインドウが開きます)
チェック!②
「戦争ほうきをつくろう」・戦争ほうきって?編
考案者の東都生協組合員 入江篤子さんが、「戦争ほうき」に込めた思いをお伝えします。
>>「戦争ほうきをつくろう・戦争ほうきって?編」の動画はこちらからご覧ください(別ウインドウが開きます)
チェック!③
「戦争ほうきをつくろう」・作ってみよう編
「戦争ほうきの」の作り方を丸ごとお見せします。
>>「戦争ほうきをつくろう・作ってみよう編」の動画はこちらからご覧ください(別ウインドウが開きます)
世界で核戦争のない平和なくらしを願う人々の思いが形になりつつある今、私たちも平和な未来への願いをみんなでつなげていきましょう。
ボランティア企画「アジアの子どもたちに絵本を贈ろう」報告
2020年11月15日 第8地域委員会主催「アジアの子どもたちに絵本を贈ろう」報告
現地語に翻訳したシールの切り抜き |
日本語の上に翻訳シールを貼り付け |
6冊の絵本の翻訳が完成 |
今回の参加者の皆さんです |
東都生協が絵本を届けるボランティア企画「アジアの子どもたちに絵本を贈ろう」を始めて10年。今年は感染症予防対策を取っての開催となりましたが、日曜日開催ということもあって、お子さん3人が参加しました。
はじめに、DVDでアジアの紛争地帯などで暮らす子どもたちの様子や、絵本を読んだことのないアジアの子どもたちに絵本を届けることの意義、子どもたちが絵本を読めるという平和の大切さについて説明を受けました。
その後、各自が好きな絵本を選び、読み込んでから、日本語の絵本に現地の言葉のシールを切り貼りする作業に入ります。和やかな雰囲気の中で、それぞれ熱心に取り組んでいました。
最後に、絵本に現地の言葉で自分の名前を書き入れ、6冊の絵本が出来上がりました。この絵本は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会を通して、絵本を待つアジアの子どもたちに届けられます。
アジアの子どもたちの現状を知り、一人ひとりが平和について考えるきっかけにと開催した今回の企画。参加者にとって、平和の大切さを考える良い機会になったようです。
2020 ピースアクションinヒロシマ・ナガサキに参加しました
2020 ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ(主催:日本生活協同組合連合会)
子ども平和会議の様子 |
原爆ドーム・ガイドさんの動画解説で学習 |
東友会へ贈呈した組合員の手作り膝掛け |
ナガサキ虹のひろばで報告する関さん |
今年2020年は、終戦・被爆75年の節目の年。8月4日・5日はヒロシマ、8月7日・8日はナガサキから、それぞれ視聴型6企画とワークショップ型1企画をオンラインで開催しました(延べ100生協6,000人参加)。東都生協からは29人が参加しました。
「オンライン子ども平和会議2020」に参加した東京都A.Kさん(18歳)の感想
事前学習をして迎えた当日、同世代の子どもたち同士で世界の核兵器の現状や平和について話し合い、希望や考えを伝え合いました。私たちの今にも未来にも、核兵器は必要ありません。平和について学び合うことができて本当に良かった。
ヒロシマ オンライン碑巡り
ヒロシマの碑巡りもオンライン視聴形式で開催。オンライン上でしたが、広島について、被爆について、より近くに感じ、学ぶことができました。
ナガサキ虹のひろば 東都生協からは関さんが報告
8日のナガサキ虹の広場では昨年8月開催の「第16回東都生協平和のつどい」の活動について報告しました。
※東友会:一般社団法人 東友会。東京に住んでいる被爆者と、その家族のための事業と活動に取り組む
「憲法って誰のため?」学習会を開催
2019年11月21日 第3地域委員会主催「種田和敏弁護士・憲法学習会」
講師の種田和敏弁護士 |
憲法学習会の様子 |
種田氏は、始めに「そもそも憲法って何?」について、天皇、内閣、国会、裁判所が守らなければならない最高法規で、数々の法律は憲法を基に作られていることなど、紙芝居形式で説明。
続いて、自由民主党の憲法改正草案の中で、国民の関心が高い憲法第9条について解説しました。
「『自民党の改憲草案』と入力して検索してみてください。皆さんも、自民党の憲法改正草案にどんな条文が書かれているか自身の目で確かめてみましょう」と参加者に訴えました。
私たち国民の権利・自由を守るために国を縛るのが憲法。
種田氏は「もし、改正のための国民投票が実施されることになった場合には、良く分からないから棄権したり、人に勧められるまま投票したりすることのないように、自分の考えを持って行動しましょう」と呼び掛けました。
参加者からは、
「憲法と法律の違いがよく分かった」「非常に分かりやすく、とても勉強になった。何が一番重要で、論点は何なのかが明確になり、大きな収穫があった」「憲法が身近に感じられた。今私たちは大変な時にいることを実感した」などの声が寄せられました。
これまで憲法にあまり興味がなかった組合員も、この学習会に参加したことで関心を持つことができたようです。
平和募金企画 戦争体験のお話会&「ずんだもち作って食べて平和だね」
2019 年8月21日 第9地域委員会 平和募金企画
郷土料理 ずんだもち作り |
一般社団法人 東友会から田戸サヨ子さんをお招きし、戦争体験のお話を聞きました。
[会場:立川市女性総合センターアイム5階・調理実習室 参加者:22人(初参加2人)]
ご自身が広島で被爆体験をされ、当たり前のことが当たり前じゃない」とマイクを持たず最後まで立って話される、りんとしたお姿に、参加者は感銘を受けていました。子どもたちにも分かりやすく臨場感のあるお話でした。
お話をかみしめながら、田戸さんと一緒に郷土料理のずんだもちを簡単レシピで作り、試食交流会では「ずんだもち作って食べて平和だね」と感謝することができました。
初の試みの子どもサポーターたち(3人)は終始一生懸命お手伝いをしてくれました。参加者は「最後の子どもサポーターからの『平和が当たり前ではないということが分かった』などの一言がとても良かった」と語っていました。
一般社団法人 東友会の田戸サヨ子さんから戦争体験のお話を聞きました |
「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」学習会
2019年9月20日 会場:東京都消費生活総合センター
これからの世界について、参加者が |
SDGs〔S:サステナブル=持続可能な D:デベロップメント=開発 Gs:ゴールズ=目標〕は、「全人類が、これから先も、地球上で豊かに暮らし続けていくために、今、取り組まなければならない17個の課題」のこと。2015年9月の国連サミットで採択された、2030年を達成期限とする国際目標です。
17の課題は相互に関係し合い、経済、環境、平和、人権など全てがつながっています。
東都生協は2019年9月20日、「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」と題したセミナー・ワークショップ企画を開催。
一般社団法人 環境パートナーシップ会議に所属する髙橋朝美さんを講師に、SDGsの生まれた背景に地球の限界と人間の命の危機があること、自分の行動の先に誰かのくらしがあることなどを学習しました。
講義後のワークショップでは、これからの世界はどのように変わるか、その世界に不安はあるかなどについて意見を交換。未来の世界と17のゴールとの関わりを確認し、2030年はどのような世界になってほしいか、実現するためには何をするかなども話し合いました。
参加者からは「身近な行動でSDGsの達成に少しでも関われることが分かった」「自分事として考えられて良かった」などの感想が寄せられました。
一人ひとりの小さな行動が地球の未来につながっています。子どもたちが迎える2030年の世界に、私たちおとなは責任を待たなければ!
「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」へのご協力ありがとうございました
東都生協では「ヒバクシャ国際署名」に取り組んでいます
2019年6月から9月にかけて東都生協が実施した「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)では、多くの皆さまにご協力いただき、ありがとうございました。
核兵器廃絶は、被爆者が心から求め、訴え続けてきた願い。この願いを実現させるために取り組む署名です。世界の全ての人が核兵器廃絶を求めることで、核兵器の廃絶を実現することを目指しています。
東都生協は2017年度、2018年度に引き続き、2019年度も署名活動に取り組み、7,756筆の署名(オンライン署名130筆含)をお預かりしました。署名は「ヒバクシャ国際署名をすすめる東京連絡会」へ送付し、その後国連へ届けられます。
東都生協では、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(通称:ヒバクシャ国際署名)を2017年度より取り組んでいます。2017年度は16,456筆、2018年度は4,577筆の署名をお預かりし、これまで累計で28,789筆をお預かりしました。
平和募金企画 2019ピースアクション東京戦跡巡り ~東京に残る戦跡を訪ねて~
戦争の実相を知り、平和につなげる取り組みとして「東京戦跡めぐり」を開催
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旧陸軍軍医学校跡地にたたずむ |
東京大空襲の爪痕の残る戦跡を巡り、平和について考え、平和を語り継ぐことを目的とした戦跡巡り。
今回は、戸山公園~学習院女子大学正門~陸軍戸山学校将校集会所跡~箱根山~国立感染症研究所内(納骨施設)~感通寺のコースを巡ります。
当日は、東都生協の組合員18人が参加。新宿区高田馬場駅前で集合し、全体説明の後、3グループに分かれ、ガイドの説明を聞きながら戦跡を徒歩で約3時間かけて巡りました。
新宿区戸山から早稲田にかけては、米軍による空襲被害とともに、旧日本軍による侵略戦争と植民地支配という加害の歴史が刻まれた史跡が数多く残っています。
コースを実際に歩いた参加者は、射撃場、軍医学校、技術本部、科学研究所など、旧日本陸軍の関連施設が広範に分布していたことや、町の片隅には今もなお、当時の軍施設の目印が残されていることなどに気付かされました。
歴史の果たす役割などを学びながら、参加者はガイドさんの丁寧な説明に聞き入り、普段はあまり知ることの少ない東京の戦跡や歴史の問題を学ぶ貴重な場となったようです。
さまざまな人々が、とても無残に犠牲となった戦争の実相について説明を受け、知らなかった人へ話すこと、伝えていくことの大事さを実感する企画となりました。
【参加者からの感想】
- 説明を聞かなければ気付かず通り過ぎてしまう所もいろいろ話してくださって、とても勉強になりました。勉強を続け、子どもや友人と話し合いたい
- そもそも山手線をまたいで陸軍関連の施設がこれだけ多数あることさえ知りませんでした
- 二度と戦争が起きないように、みんなで声を挙げていきたい
- 「日本は戦争の被害者であると同様に加害者でもある」という視点を忘れないでいたいと思いました。
2019ピースアクションinナガサキに参加しました(8月7日~9日)
「戦争も核兵器もない平和な未来を ~ナガサキ・ヒバクシャの思いを継承し、日本・世界に広げよう~」
東都生協では毎年、平和とより良いくらしの実現に向け、平和募金を活用したピースアクションに取り組んでいます。
ピースアクションは、戦争・被爆体験の継承や、世界のさまざまな戦争や紛争、基地問題、憲法など、多角的なテーマで平和を考える取り組みです。
2019年8月7日(水)から8月9日(金)にかけて、被爆地での被爆の実相を学び、戦争体験の継承と平和の尊さについて考えることを目的に、親子2組4人が平和代表団として、2019ピースアクションinナガサキに参加しました。
8月9日には長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に一般参加しました。
被爆証言
早崎猪之助さん(公益財団法人 長崎平和推進協会 継承部会員)は奇跡的に生き残った生存者の一人として、原爆投下の日の一部始終を語りました。
三田村静子さん(公益財団法人 長崎平和推進協会 継承部会員)は、「核兵器廃絶と、平和の尊さを若い人に訴えていきたい」と活動しています。原爆の悲惨さ、戦争の愚かさを継承していくため、自身の被爆体験を紙芝居にして上演しました。
お二人の話を伺い、被爆の実相や多くの思いを知ることで、参加者は平和の大切さを学びました。
生協平和のまち歩き
「城山小学校コース」として、ガイドさんの案内の下、原爆投下中心地から約500メートルに位置する城山小学校を中心に巡る「生協平和のまち歩き」に参加。
国の史跡となった被爆校舎や少年平和像、同校で勤労動員中に被爆死した林嘉代子さん(当時15歳)ら女学生をしのんで母親が寄贈した「嘉代子桜」、資料館などを見学しました。
現存する被爆当時の校舎は、1999年に「城山小学校平和祈念館」として改装され、当時の状況を伝える資料が展示されています。
長崎市永井隆記念館・如己堂、被爆遺構を見学
長崎市永井隆記念館・如己堂(にょこどう)、爆心地の北東約500mに位置する被爆遺構の浦上天主堂(うらかみてんしゅどう)を見学しました。
如己堂は、自らも白血病と闘いながら被爆者の救護活動に務めた永井隆博士(享年43歳)が、生前二人の幼子とともに亡くなる前日までに過ごした家です。
ナガサキ虹のひろば
8月8日には、長崎市民会館文化ホールで開催された日本生協連主催の「ナガサキ虹のひろば」に参加しました。
ステージでは長崎大学チアリーディング部「BERRIES」によるオープニングイベント、長崎大学核兵器廃絶研究センター準教授・中村桂子氏による学習講演「核兵器を巡る世界の動きと私たちにできること」、長崎市立長崎商業高校・美術部の皆さまによる被爆継承のための紙芝居が行われました。
「2019子ども平和会議inナガサキ」取り組み紹介、光岡華子さん(ナガサキ・ユース代表団5期生 Youth Union Peace共同代表)による取り組み報告「『人と人』で分かり合えること」され、被爆者歌う会「ひまわり」の皆さんよる原爆の被害を訴える力強い歌が披露されました。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典
8月9日、式典会場に「平和の鐘」が響きわたる中、式典に参加した多くの方々と共に核兵器廃絶と恒久平和の実現を祈って黙祷し、核なき平和な世界を願いました。
平和公園で折り鶴を捧げました
長崎県長崎市「平和公園」では、平和への思いを込めて千羽鶴を捧げました。
参加者の感想より
- あらためて原爆や戦争はいけないと思いました
- あらためて、悲惨な過去を繰り返さないように、日本が誇る非核三原則や、平和憲法を守りたいと思いました
- 知ることの大切さを、あらためて確認できました
- 今回の体験で感じたこと、学んだことを次の世代に伝えていきたいと思います