「憲法って誰のため?」学習会を開催
2019年11月21日 第3地域委員会主催「種田和敏弁護士・憲法学習会」
2020.07.15
講師の種田和敏弁護士 |
憲法学習会の様子 |
種田氏は、始めに「そもそも憲法って何?」について、天皇、内閣、国会、裁判所が守らなければならない最高法規で、数々の法律は憲法を基に作られていることなど、紙芝居形式で説明。
続いて、自由民主党の憲法改正草案の中で、国民の関心が高い憲法第9条について解説しました。
「『自民党の改憲草案』と入力して検索してみてください。皆さんも、自民党の憲法改正草案にどんな条文が書かれているか自身の目で確かめてみましょう」と参加者に訴えました。
私たち国民の権利・自由を守るために国を縛るのが憲法。
種田氏は「もし、改正のための国民投票が実施されることになった場合には、良く分からないから棄権したり、人に勧められるまま投票したりすることのないように、自分の考えを持って行動しましょう」と呼び掛けました。
参加者からは、
「憲法と法律の違いがよく分かった」「非常に分かりやすく、とても勉強になった。何が一番重要で、論点は何なのかが明確になり、大きな収穫があった」「憲法が身近に感じられた。今私たちは大変な時にいることを実感した」などの声が寄せられました。
これまで憲法にあまり興味がなかった組合員も、この学習会に参加したことで関心を持つことができたようです。