平和
上演に向け登坂倫子さんのボイスワーク
第7回東都生協 平和のつどい上演劇「表現者のびおとーぷ unseen~あんしぃん~」 2010年5月8日(土) さんぼんすぎセンター
床に身体を委ねてリラックス |
「テーマは森」。 |
休憩後は新たな配役を決めて |
「ボイス」にとって大切な身体のことを学びます。まず「背骨」。人間が2本足で立って歩いたり動いたり、声を出したりできるのは、みんな背骨があるからです。
ふと~い背骨は身体のどこを通っているのかな? 2人組になって、相手の背骨を上から下に指で触って癒していきます。「ズ~、ズ~、ズ~」と声を出しながら。背骨は、腰の下の尾てい骨までつながっていて、「指ビーム」の当たったところから緩んでいき、身体はだんだん前のめりになります。再び、尾てい骨からビームを浴びて、背骨を1つ1つ積み上げてゆくと、あらあら不思議、起き上がった顔はスッキリ、目はパッチリ!
ボイスは緊張すると、うまく響きません。床に寝転がって、リラックス。「心の目で、身体の中をスキャンダウンしてゆきます」という登坂先生の指導で、子どもたちは目を閉じます。終わって、「どうだった?」。「眠くなった」「力が入っているのがわかった」「ふわふわした感じ」。子どもって素晴らしい。
「チェックイン」は、輪になって、今の自分の「心」「身体」「声」について話します。風邪をひいている人がいたり、身体がだるい人がいたり、みんな連休はいろいろあったのかな?
色鉛筆で紙に「森」を描きました。「みんな、ほんとうの森を見たことある?」と登坂先生。ほんとうの森ってなんだろう? 白神山地? 屋久島? 「もののけ姫に出てきたよ!」
私たちは森についてよく分からず、テレビや映像で見たものを「見た」と錯覚しているのかもしれません。子どもたちが描いた森はどれも素晴らしいものでした。
「高い木や低い木、若い木と樹齢を重ねた木があって、腐葉土の下には虫がうごめき、動物たちが生きている、それが本当の森。つんつんした杉の木だけなのは、人間が植樹したもので、本当の森じゃないんだよ」登坂先生が語ります。
木にとって最もふさわしい「最高」条件にあると、木はどんどん伸びますが、やがて枯れてしまうのだそうです。一方で「最適」条件にあれば、木は枯れずに生き続けます。それは、適度に日が当たり、適度に陰り、適度に風が吹き抜けること。
今年2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」。さまざまな生物がいるからこそ、お互いにうまく関わり合って生きていけるのですね。「人間も忘れてはいけない、地球に生かされていることを」――平和のつどい上演劇では「環境」も一つの重要なテーマとなります。
休憩後は、新たな脚本で配役を決めて、読み合わせ。先生役の九良賀野さんの「乾布摩擦、始め!」の号令に従って「いち、に! いち、に!」と声をそろえて。全員、女の子だから、男の子役もいるのです。
当時の子どもたちの写真を見て、本番までに知っておいた方がいいことはたくさんあります。どんな服を着て、どんな物を食べ、何をしていたのか。自分の家から遠く離れて、親にも会えず、食べ物が乏しいくらし。現代の子どもに想像できるのでしょうか。子どもたちと戦争について一緒に考えながら、平和のつどいの舞台に向けて一歩一歩進んでいきます。
登坂倫子さんのブログ>>「Unseen Blog」(外部サイトが開きます)
「平和のつどい」に向けた2回目のワークショップを開催
平和のつどい「表現者のびおとーぷ~unseen(あんしぃん)~」立ち稽古
水草になって揺れます |
ライトの創り出す神秘的な |
心の中にイメージを作り、 |
お豆を食べて少し休憩、 |
「息が肺に入るのは、 |
早くから4人のスタッフが、ライト2台と暗幕を張って準備完了。
はじめは「水草」になりました。水草の写真をみてイメージを作り、気持ちよさそうに水にたゆたう「水草」たち。おとなの水草も子どもの水草も光を浴びて揺れ、その上を魚が泳いだりカモがかき分けたり。
深いところの水草、浅いところの水草を表現するのに、さまざまに姿勢を変え全身を使って「揺れ」を表現。きらきらとした水面が見えるようでした。
次はいよいよ舞台で使うような強力なライトの登場。照明を消した暗闇に、ライトの当たったところだけが明るく浮かび上がります。その光の中に、一人ずつ入っては出て行きます。浮かび上がる姿は、陰影のくっきりした立体的な世界。子どもたちの表情はいつもと違って神妙です。
次は、大きな繭玉をイメージしてそれを両手に抱え、繭玉が明るくなって顔を照らすイメージを作ります。繭玉は光度を上げたり下げたり。イメージの光を顔に受けて表情がみるみる変わります。その光を、決めた相手に伝えようと意識すると、ちゃんと伝わるから不思議。
加賀谷さんからは、「舞台で演じる人は、自信を持って堂々と」「だれに伝えたいのか具体的に決めたら、思いは伝わる」と舞台の極意をアドバイス。
休憩時間には、白花豆の煮物をみんなで食べました。具合が悪かった子も元気に。
登坂倫子さんのボイスレッスンでは、「声を発するってどんな仕組み?」ということを、あらためて考えました。
声が出る仕組みは、相手を脳が「認識」し、伝えたい「思い」が脊椎を伝わって横隔膜に届き、「息」が「声帯」を震わせるから。
その時、緊張していると、振動が声帯にうまく伝わらないのだそうです。ペットボトルで作った肺と横隔膜の模型を子ども達はじーっと見ていました。
身体の緊張を解くために、床に仰臥(ぎょうが)してリラクゼーション。
心の目で、身体の中をスキャンしてゆくと、心の目が通ったところからホワーッとリラックス。(おや、どこかからいびきが?)
「どうだった?」「分からない身体の部分の名前があった」。そう、自分の身体なのに、どこに何があるかって、よく分からない。
次の課題は、脊椎がどこを通っているのか、見ることになりました。
加賀谷早苗さんの紹介>>オフィス友恵(外部サイトにリンクします)
登坂倫子さんのブログ>>Unseen Blog(外部サイトにリンクします)
舞踏家の加賀谷さんを講師にワークショップ
平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」2回目のレッスン
みんなで木になって風に揺れています。 |
ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます |
香りを色で言うと? |
「半眼微笑」――みんな菩薩の表情で |
会議に使っていた机や椅子がきれいに片付けられると、そこはイメージの世界。まずは、一人一人が「ろうそくの炎」になってゆらゆら揺れます。フッと息を吹きかけられると消えそうになりながら、揺らめき、強く息を吹きかけられて、すう~と消えます。
子どもたちは、はじめはキョトンとしていましたが、自分なりのイメージを働かせて、すぐにかわいい炎になりました。そして次は、風に舞う種に。種は地面に落ち芽吹いて木になり、枝を伸ばして気持ちよく風に揺れます。やがて根を地面に張って強風にも倒れない木になりました。
花の香りを味わって優しい表情をしたり、自分の好きなお地蔵様の顔を真似たり、ハイハイする赤ん坊になったり。子どもたちの表情はさまざまな課題を楽しそうにこなすたびに、生き生きとした個性的な表情を表し、顔だけでなく手や足のつま先まで神経が行き届いた表現に変わっていきました。
氷山が崩れる音と音楽を合わせた音響の中で、ゆっくりゆっくり歩く姿は、どこか荘厳な感じがして、観ている者を感動させる力がありました。それを見ていたスタッフたちは、この子どもたちとの舞台が必ず成功することを確信。
次回も、加賀谷さんの舞踏のワークショップがありますが、参加者は1週間後を待ち遠しい様子でした。
加賀谷さんの紹介は「オフィス友恵」(外部サイトへリンクします)会社概要のところでご覧いただけます
平和のつどい劇に出演する子どもたちが台本を読み合わせ
平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」
台本を読み合わせ。 |
登坂さんから |
子どもたちは、第2次大戦の激化に伴って田舎に疎開する東京の子どもたちを演じます。
当日、劇の台本が配られると、役柄は決めずに全員で読み合わせをしました。初めて読むにもかかわらず、大きな声ではっきり読む子どもたち。掛け声は息を合わせて「いちに、いちに」と元気に。
台本読みの後、現代の子どもたちにとって分かりにくい戦争中の言葉や内容について話し合いました。「乾布摩擦って?」「裸になるの?」「『あざらし』はぬいぐるみを着るのですか?」「疎開先ではどんな食べ物を食べていたの?」などなど。話し合いの中から、台本への理解が深まっていきます。
レッスンの講師でもあり、この劇の脚本を書いた登坂倫子さんは、
「戦争が起こるのは、突き詰めれば資源の取り合いからです。これからの戦争は環境が引き金になるでしょう。劇は、そのことを観ている人に気付いてほしいと思って書いたのです」と話します。
最後に、登坂さんが北の海に流氷を見に行った時の写真を見て、氷の上で育つあざらしの赤ちゃんや温暖化によって減りつつある流氷のことを聞きました。
これから、ほぼ毎週土曜日がレッスンに当てられます。様子は引き続きホームページでご紹介していきます。
登坂倫子さんのブログUnseen Blogでもご覧いただけます(外部サイトにリンクします)
2010年NPT再検討会議に東都生協から代表を派遣
核廃絶に向けた取り組み
右から3人目が東都生協から |
4月16日「2010ピースアクションin |
2010年5月3日から5月28日まで、ニューヨークの国連本部で開催されるNPT再検討会議に合わせ、全国の47生協と生協連合会から代表派遣されるNPT再検討会議生協代表団に、東都生協は組合員理事1名を代表派遣します。
生協代表団は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)代表団の皆さんと一緒に、総勢162人、10人前後で14グループをつくり、現地で5月1日から5日まで、各々のグループごとにいろいろなところで核兵器廃絶を訴える活動を行います。
5月2日には「平和大行進」に参加し、世界中から集まった人たちと一緒にニューヨークの街を行進し平和を訴えます。
3日からはグループごとの行動。高校や大学に行き、被爆者の皆さんの体験談を聞いての懇談や、平和の催しへの参加、各国政府への核兵器廃絶の訴えなどを予定しています。
また、国連本部のロビーで開催される「原爆パネル展」のお手伝いもします。活動期間中はニューヨーク在住の日本人の方たちが通訳として協力してくださいます。
昨年2009年4月、オバマ米大統領は「核兵器のない平和で安全な世界」を追求することを宣言し、核兵器を実戦で使用した唯一の核保有国としての米国の道義的な責任に言及しました。米国の核政策指針となる核態勢見直し(NPR)、米ロ核軍縮条約署名、初の核安全保障サミットの開催。2010年の再検討会議を成功させ、核兵器のない平和な世界を目指す機運は盛り上がっています。
2005年のNPT再検討会議では、核兵器廃絶の段取りについて何ら合意に至りませんでしたが、今回は、「核なき世界」への世界的な盛り上がりを受けて、前進することが期待されます。
核兵器のない平和な世界に向けて、今私たち一人ひとりがすべきこと、できることを考えていくことが求められています。
知り、聞き、話し、調べ、世界中の市民が声を挙げることが大切です。
ぜひ、テレビや新聞、インターネットなどのニュースを注視していきましょう。
NPT再検討会議とは
NPT(核兵器不拡散条約)は、核軍縮を目的にアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5カ国以外の核兵器の保有を禁止し、5カ国に核軍縮交渉を行う義務を定め、その他の国には核兵器の保有や開発を禁じる国際条約です。1970年に発効し世界189カ国が加盟していますが、インド、パキスタン、イスラエルは加盟せず、北朝鮮は脱退しました。
NPT再検討会議は、この条約を確認し、今後の取り組みを話し合うために、5年に1回開催されています。今回のNPT再検討会議は5月3日から5月28日まで、ニューヨークの国連本部で開催されます。
登坂倫子氏の書き下ろし劇 ~子役の稽古がスタート!
2010年7月24日「平和のつどい」での公演に向けた説明会
さまざまな年齢の |
登坂倫子さんのレッスン |
劇についてのさまざまな資料を確認 |
出演予定の参加者。 |
劇は、東都生協の平和のつどいのための斬新な作品で、学童疎開の子どもたち、写真家とアザラシのお母さんの不思議な出会い、現在のありふれた日常という3つの場面がオムニバス形式で展開されます。
2010年3月13日、この劇に出演希望の子どもたち14人が集まりました。東都生協の施設さんぼんすぎセンターで行われた出演者説明会に保護者と共に参加したのは、小学生から中学生まで、さまざまな年齢の子どもたち。みんな、参加したいという意欲が満々です。子どもたちが出演するのは学童疎開の場面です。
舞台の経験はない子がほとんど。4月から月3~4回のレッスンを重ね、当日を迎えます。組合員活動情報紙「ワォ」で、平和のつどいのお知らせとともに子どもたちの様子を伝えていきますので、楽しみにしてくださいね。
東都生協平和のつどいは、次世代に歴史の事実を伝え多くの組合員が平和の大切さについて学ぶ機会として、毎年夏に開催しています。7回目の今年は、7月24日、セシオン杉並で開催し、平和に関する劇や被爆の証言、平和の活動報告、平和に関する展示などを行う予定です。
制作過程は、脚本・演出の登坂倫子さんのブログUnseen Blog(外部サイトにリンク)でもご覧いただけます。
お預かりした募金で 子どもたちの幼稚園を再建 -緊急支援募金中間報告-
緊急支援募金中間報告
募金の目録を渡す |
SVA関事務局長が被災状況を説明 |
現地の支援活動について語る |
村人が協力し合って |
完成した仮設住宅。 |
シカブ村の幼稚園。建物が |
壁のない建物で過ごす園児たち |
幼稚園の再建が始まりました |
2010年2月23日、社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)に、東都生協の中村紀子副理事長より、今回の緊急募金から2,864,320円分の募金の目録を贈呈しました。SVAはスマトラ島沖地震被災者支援活動として震災後、早い段階から被災地にスタッフを派遣し、被災者に直接支援物資を届けるなどの支援活動を行っています。
この日はSVAの関尚士事務局長と、緊急救援担当の白鳥孝太さんから、これまでの支援活動と今後の支援計画についての中間報告がありました。
SVAでは9月30日の震災直後から日本人スタッフを現地に派遣し情報収集を行い、10月上旬からは、インドネシア政府や国際救援団体などの支援が届かない地域での本格的な被災者支援活動を開始しました。
これまでに米、魚の缶詰、油、調味料などの食料を2,547世帯に届けた他、仮設住居建設に必要な工具や資機材を921世帯に提供し、建設支援も行っています。
また、現地協力団体と連携し、医薬品や生活衛生用品を被災地域住民に直接届けるなどの活動も行いました。これらの活動費用約1,400,000円に、東都生協の募金が役立てられる予定です。
これらの被災者支援活動が一段落した2010年1月からは、復興支援活動を開始し、被災した村での子どものメンタルケアを目的に、図書室の建築や絵本の提供などを行っています。
今回の地震で、シカブ村パラクピサン集落では、村の幼稚園の壁が全壊する被害にあいました。震災後、園児たちは緊急避難用のテントで授業を受けていましたが、室温が高く体調不良を訴える園児がでてテントが使えなくなったため、壁のない幼稚園の建物を使わざるを得ませんでした。
しかしSVAの働き掛けによって幼稚園の再建が決まり、東都生協の募金は、その建設費用にも役立てられる予定です。(建設費用、約1,400,000円 見込み)
完成は2010年3月末頃の予定です。
今後、復興支援活動がさらに進みましたら、詳細をあらためてご報告させていただきます。
核兵器のない世界を実現するために
NPO法人ピースデポの中村桂子事務局長が講演
参加者は熱心に話を聞きました |
今、世界中で「核兵器のない世界」の実現をしようと機運が高まる中、核兵器を巡る状況や核兵器廃絶に向けての動き、NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議について学ぶため、NPO法人ピースデポ事務局長中村桂子さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。
被爆国に住む私たちが、その体験を海外に向けて語っていくことの必要性、また私たち自らが「核兵器のない世界」を実現するための活動に参画することの大切さなどが、分かりやすく説明されました。また話の後には活発な質疑応答もあり、参加者から好評でした。
2010年春にはNPT再検討会議が行われます。そこには各国の要人が集まり、核兵器について論議をします。東都生協でも生協代表団および被爆者の派遣の準備をしています。
講師の中村さんは「『核の傘』『核兵器依存からの脱却』の視点を持ち、その会議に目を向けていくことが必要です」とお話を結びました。
国境なき医師団講演&ピースジャズピアノコンサート
国際情勢と世界平和について各自が考え、実践につなげる平和活動
国境なき医師団は、世界中で活動 |
ピアノを熱演 |
河野さんのお話は印象的でした |
子どもも参加しました |
最後は全員で大合唱 |
世界で起こっている現状に目を向け国際的な視野で平和を考え、また、世界平和について各自ができることを考え、実践につなげていくことが目的。当日は81人もの参加がありました。
開演は午後1時30分。東都生協・庭野理事長のあいさつに続き、「国境なき医師団」の岡崎卓也さんが1時間の講演を行いました。国境なき医師団の団体紹介や活動報告、コンゴ民主共和国の現状などを、DVDやパワーポイントを使用して、分かりやすくお話をしていただきました。
講演を聞いた参加者は
「日頃生活に追われ狭くなった視野が広げられた思いです。平和が当たり前の幸福の中にいることを感謝し、私にもできる何かを考えたいと思います。」
「国境なき医師団のお話が聞けて良かった。私一人の力では微々たる力かもしれませんが、皆で力を合わせれば良い方向へ進めることができると信じています」
などの感想を口にしていました。
休憩を挟み、午後0時45分からは、ジャズピアニスト河野康弘さんのピースコンサートを行いました。
「物を大切にする」「環境を思う」「戦争になると、どんな痛みが生まれるのかを考える」などの、演奏の合間のお話が印象的で、とても心に染みました。また、会場の子どもたちも参加してピアノを演奏したり、最後は皆で合唱をしました。
「ピアノはテクニックではなく心で感じ弾くものだと改めて感じました」という参加者の感想に象徴されるような、こころ温まる素敵なコンサートになりました。
会を終えて、参加者からは「今回のイベントに参加して少しずつでも自分にできる活動ができればと思います」「毎日を大切に過ごしていきたいと思える会でした」などの感想がありました。
世界にある現実を知り、考えること、関心を寄せること、各自が今できることを考え、実行していくことの大切さを感じた一日でした。
100万人のピースベル
「国際平和デー」に国連本部で「平和の鐘」を鳴らす行事と連携した平和活動
家族や知り合いなど身近なところで取り組む平和活動として東都生協は2009年9月21日、「東都生協発『100万人のPeace Bell~世界に平和を~』」を実施しました。
これは、毎年9月21日「国際平和デー」の夜に、恒久平和の実現を祈念し、より多くの人々で鐘を鳴らそうという企画です。
家族などの間で、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、核兵器の問題などを話題にしていただき、世界平和について考える機会としていただくことを目的としています。
事前に取り組みへの参加者を募り、申込者には、核兵器廃絶に向けた取り組み資料や、「平和のメッセージカード」などをお届けしました。
参加者よりお寄せいただいた平和のメッセージは、まとめて国連へ送付し、東京から世界平和を訴えます。
参加者から寄せられた平和のメッセージカードをご紹介します。
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