みんなの活動:これまでの活動報告

舞踏家の加賀谷さんを講師にワークショップ

平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」2回目のレッスン

2010.04.20

みんなで木になって風に揺れています。右から2人目が加賀谷さん

みんなで木になって風に揺れています。
右から2人目が加賀谷さん

ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます

ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます

香りを色で言うと? 加賀谷さんがいろいろな質問をすると、子どもたちは、自分の感じたことを表現しました

香りを色で言うと?
 香りを気持ちで言うと?
加賀谷さんがいろいろな質問をすると、
子どもたちは、
自分の感じたことを
表現しました

「半眼微笑」――みんな菩薩の表情でそろそろと歩みます

「半眼微笑」――みんな菩薩の表情で
そろそろと歩みます

2010年4月17日、平和のつどい(7月24日予定)で上演する劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」の第2回レッスンでは、舞踏家の加賀谷早苗さんを講師に迎え、ワークショップを行いました。

会議に使っていた机や椅子がきれいに片付けられると、そこはイメージの世界。まずは、一人一人が「ろうそくの炎」になってゆらゆら揺れます。フッと息を吹きかけられると消えそうになりながら、揺らめき、強く息を吹きかけられて、すう~と消えます。

子どもたちは、はじめはキョトンとしていましたが、自分なりのイメージを働かせて、すぐにかわいい炎になりました。そして次は、風に舞う種に。種は地面に落ち芽吹いて木になり、枝を伸ばして気持ちよく風に揺れます。やがて根を地面に張って強風にも倒れない木になりました。

花の香りを味わって優しい表情をしたり、自分の好きなお地蔵様の顔を真似たり、ハイハイする赤ん坊になったり。子どもたちの表情はさまざまな課題を楽しそうにこなすたびに、生き生きとした個性的な表情を表し、顔だけでなく手や足のつま先まで神経が行き届いた表現に変わっていきました。

氷山が崩れる音と音楽を合わせた音響の中で、ゆっくりゆっくり歩く姿は、どこか荘厳な感じがして、観ている者を感動させる力がありました。それを見ていたスタッフたちは、この子どもたちとの舞台が必ず成功することを確信。

次回も、加賀谷さんの舞踏のワークショップがありますが、参加者は1週間後を待ち遠しい様子でした。

加賀谷さんの紹介は「オフィス友恵」(外部サイトへリンクします)会社概要のところでご覧いただけます