「平和のつどい」に向けた2回目のワークショップを開催
平和のつどい「表現者のびおとーぷ~unseen(あんしぃん)~」立ち稽古
2010.04.28
カテゴリ 平和
水草になって揺れます |
ライトの創り出す神秘的な |
心の中にイメージを作り、 |
お豆を食べて少し休憩、 |
「息が肺に入るのは、 |
早くから4人のスタッフが、ライト2台と暗幕を張って準備完了。
はじめは「水草」になりました。水草の写真をみてイメージを作り、気持ちよさそうに水にたゆたう「水草」たち。おとなの水草も子どもの水草も光を浴びて揺れ、その上を魚が泳いだりカモがかき分けたり。
深いところの水草、浅いところの水草を表現するのに、さまざまに姿勢を変え全身を使って「揺れ」を表現。きらきらとした水面が見えるようでした。
次はいよいよ舞台で使うような強力なライトの登場。照明を消した暗闇に、ライトの当たったところだけが明るく浮かび上がります。その光の中に、一人ずつ入っては出て行きます。浮かび上がる姿は、陰影のくっきりした立体的な世界。子どもたちの表情はいつもと違って神妙です。
次は、大きな繭玉をイメージしてそれを両手に抱え、繭玉が明るくなって顔を照らすイメージを作ります。繭玉は光度を上げたり下げたり。イメージの光を顔に受けて表情がみるみる変わります。その光を、決めた相手に伝えようと意識すると、ちゃんと伝わるから不思議。
加賀谷さんからは、「舞台で演じる人は、自信を持って堂々と」「だれに伝えたいのか具体的に決めたら、思いは伝わる」と舞台の極意をアドバイス。
休憩時間には、白花豆の煮物をみんなで食べました。具合が悪かった子も元気に。
登坂倫子さんのボイスレッスンでは、「声を発するってどんな仕組み?」ということを、あらためて考えました。
声が出る仕組みは、相手を脳が「認識」し、伝えたい「思い」が脊椎を伝わって横隔膜に届き、「息」が「声帯」を震わせるから。
その時、緊張していると、振動が声帯にうまく伝わらないのだそうです。ペットボトルで作った肺と横隔膜の模型を子ども達はじーっと見ていました。
身体の緊張を解くために、床に仰臥(ぎょうが)してリラクゼーション。
心の目で、身体の中をスキャンしてゆくと、心の目が通ったところからホワーッとリラックス。(おや、どこかからいびきが?)
「どうだった?」「分からない身体の部分の名前があった」。そう、自分の身体なのに、どこに何があるかって、よく分からない。
次の課題は、脊椎がどこを通っているのか、見ることになりました。
加賀谷早苗さんの紹介>>オフィス友恵(外部サイトにリンクします)
登坂倫子さんのブログ>>Unseen Blog(外部サイトにリンクします)