みんなの活動:これまでの活動報告

平和

"平和を守るため"の学習会

機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より

2006.07.03

国定の教科書に殺されしは<br>幾千万 自国の民も アジアの民も」<br>との短歌も紹介

「国定の教科書に殺されしは
幾千万 自国の民も
アジアの民も」との短歌も紹介

2006年7月3日、平和委員会主催の学習会「読んだことはありますか? 教育基本法」が東京都消費生活総合センターで開催されました。組合員18人が参加しました。講師は、子どもと教科書全国ネット21事務局長の俵義文さん。

第2次世界大戦後、二度と戦争を繰り返すまいという思いのもとに「憲法の精神に則り」教育基本法が制定されたといういきさつ、制定後から現在までの社会や教育現場の歴史が話されました。

与党は現在「教育基本法改正」を検討しています。俵さんは「なぜ改正しなければならないのかの明確な理由が示されていないのに、内容は教育の自由・自主性の保障を保障する法律から国家による教育統制を正当化する法律に180度転換するものだ」と指摘。

続いて俵さんは改正案文の問題点を、具体例を挙げながら分かりやすく説明。「全ての人に関わることとして関心を持ってほしい」と結ばれました。

平和の種を東京から!

機関誌 『東都生協だより』 2006年8月号より

2006.06.12

道行く人に花の種をプレゼント

道行く人に花の種を
プレゼント

渋谷の街で平和をアピール

渋谷の街で平和をアピール

2006年6月12日、「2006ピースアクションin TOKYO」が渋谷区の東京ウィメンズプラザホールで開催されました。東都生協からは10人が参加。

黒坂黒太郎さん(コカリナ)と矢口周美さん(歌とオートハープ)による演奏の後、朗読劇「61年目、はじめての被爆証言」では、広島や長崎で被爆したことを61年間語らずに生きてきた人々の心境が映像とともにつづられました。

広島・長崎両市長からのメッセージが読まれた後、参加した各団体がリレートークを行い、最後に核兵器廃絶に向けたアピールの採択が行われました。

引き続いて、会場の前(青山通り)から表参道ヒルズ、原宿駅の前を通り、宮下公園まで「ピースパレード」を行いました。

情勢学習会 〜平和をキーワードに〜

機関誌 『東都生協だより』 2006年8月号より

2006.06.06

東都生協は2006年6月6日、日本生協連び北村洋さんを講師に平和の学習会を開催。組合員10人が参加しました。

前半は、2005年度の日本生協連の平和活動への取り組みを、 
(1)被爆、戦争体験の継承と警鐘 
(2)核廃絶を目指す 
(3)憲法や基地問題 
(4)ユニセフ
の4つのテーマに分けて、映像を使って分かりやすく説明していただきました。

後半は「平和活動を広げるために」をテーマに、模造紙に意見を出し合ってまとめていく作業でアイディアを出したり、意見交換を行ったりしました。

学習会などの分かりやすい広報、他団体と連携して情報を迅速に伝える手段の必要性、ひとりでも行動につなげられる方法など、活発に意見が出ました。

東都生協 親子ヒロシマの旅

機関誌 『東都生協だより』 2006年6月号より

2006.04.03

原爆死没者慰霊碑の前で

原爆死没者慰霊碑の前で

2006年4月2日〜3日、4組の組合員親子と事務局の10人で平和募金企画「東都生協 親子ヒロシマの旅」を行いました。

1日目は平和記念公園にある平和記念資料館・原爆供養塔・韓国人原爆犠牲者慰霊碑などを見学。

原爆死没者慰霊碑・原爆の子の像・平和の観音像へは組合員より寄せられた千羽鶴を供え、亡くなられた人々や世界の平和を参加者全員で祈りました。

夕方は被爆者の方と交流会を行い「ここで感じたことを少しでも多くの人に伝えてください」「歴史を学ぶのでなく、歴史から学ぶのです」などの言葉に重みを感じました。

2日目は広島大本営跡や袋町小学校などを見学。袋町小学校は当時では珍しい鉄筋の小学校で、原爆に遭っても形が残り、家族と離ればなれになった人々が伝言を残しに小学校に集まったそうです。その時の壁に書いた伝言が保存されています。

戦争が終わって61年目を迎え、時代がどのように変わっても心静かに平和を願う気持ちは変わりません。一日も早く戦争がなくなり、平和な世の中になることを願いながら帰路につきました。

伝えます! 子どもに平和を

機関誌 『東都生協だより』 2006年6月号より

2006.03.31

ゴールでは7つのクイズに答えて、スタンプをもらいました

ゴールでは7つのクイズに答えて、
スタンプをもらいました

2006年3月31日、平和委員会は「平和の大切さを親子で考えましょう! 多摩動物公園見学会」を開催しました。

大人10人・子ども15人が参加し、クイズラリーの用紙をもらってスタート。

「レッサーパンダのおなかは何色?」「マレーバクの模様はどれ?」などのクイズに答えてから動物の慰霊碑の前に集合しました。

「ぞうれっしゃがやってきた」の絵本の読み聞かせの後、平和委員の永尾寿孝さんから戦争の体験談を聞きました。「親子で動物をよく観察でき、平和の大切さが分かって良かった」などの感想がありました。

61年前の証人

機関誌 『東都生協だより』 2006年6月号より

2006.03.25

夢違え地蔵尊で参加者へ説明を行うガイドの星野ひろしさん(写真中央)

夢違え地蔵尊で参加者へ説明を行う
ガイドの星野ひろしさん(写真中央)

2006年3月25日、平和委員会主催の「下町戦跡碑めぐり」が、組合員21人が参加して開催されました。

一行はJR両国駅に集合し、東京都慰霊堂、台東区の東京大空襲追悼碑、弥勒寺、堅川地蔵尊、焼夷弾で焼けた榎、菊川橋夢違え地蔵尊、八百霊地蔵、東京空襲戦災資料センターなどの下町に残る東京大空襲の戦跡や施設を見学。

61年前に東京で起きた歴史の真実を知りました。

参加者は2時間の空襲で10万人以上の方が亡くなられた戦争の悲惨さをあらためて痛感しました。

核兵器のない平和で公正な世界のために

機関誌 『東都生協だより』 2006年4月号より

2006.03.01

久保山さんの墓前で平和を祈る参加者

久保山さんの墓前で
平和を祈る参加者

3・1ビキニデー集会に東都生協から4人が参加しました。

この集会は1954年にアメリカがビキニ環礁で行った核実験により第五福竜丸が被爆し、久保山愛吉さんをはじめとした

乗組員が亡くなったことを忘れまいと、毎年行われています。

当日は久保山さんのお墓へ向けて行進した後、屋内で集会が開かれ、参加者一同平和の大切さを感じながら、久保山さんが残した「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」の言葉をかみしめました。

ジャン・ユンカーマン監督の映画「日本国憲法」の上映会を開催

日本国憲法に対する認識を深め、平和について考えました

2005.12.13

20051213-01.jpg

ビデオパッケージ
画/奈良美智
「Missing in ActionM
-Girl meets Boy-」

(広島市現代美術館所蔵)

2005年12月12日と13日の2日間、平和委員会の主催でジャン・ユンカーマン監督の映画「日本国憲法」の上映会がさんぼんすぎセンターで行われました。約50人の組合員が参加し、上映後には参加者同士の活発な意見交換が行われました。

戦後60年を過ぎ、憲法改正の動きが活発になっています。戦争放棄を誓った憲法第9条を、私たちはどのように捉えればいいのでしょうか。憲法は誰のためのものなのでしょうか。

この映画では、憲法制定の経過や平和憲法の意義について、世界の知識人が貴重な考えや示唆に富む分析をしています。

戦前の日本女性の無権利状態から新憲法に女性地位向上とその権利を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴードンさんや中国の作家、韓国の歴史学者、アメリカの政治学者などのインタビューの中に、私たちが知らなかった大きな問題が見えてきます。

日本国憲法に対する認識を深め、平和について考える機会となりました。

※「日本国憲法」(本編78分)のビデオの貸し出しをしています。
 問い合わせは「さんぼんすぎセンター」(TEL:03-3329-3667 月曜〜土曜 午前10時〜午後4時)までどうぞ。

沖縄戦跡と基地巡り

沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題について学び、平和を巡る課題について考えました

2005.12.08

20051208-01.jpg

魂魄(こんぱく)の塔
(沖縄で最初にできた慰霊の塔)の前にて

2005年12月6日から8日、沖縄県生協連と日本生協連共催「沖縄戦跡と基地巡り」に東都生協から10人が参加しました。

沖縄県生協連と日本生協連は、沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、毎年沖縄にて戦跡・基地を巡る活動に取り組んでいます。

1日目は到着後、沖縄戦の学習会として元ひめゆり学徒隊の宮城喜久子氏の証言と、2004年8月沖縄国際大学へ墜落した米軍ヘリを自宅から見たコープおきなわの組合員から説明を聞き、過去・現在の米軍と沖縄との関わりを知ることができました。

2日目は60年前の沖縄戦の戦跡を巡り、島民の多くが隠れ潜んだ「がま」(鍾乳洞を利用した防空壕)にも実際に入り当時の様子を体験。

3日目は米軍の嘉手納基地を間近で見ることができる安保の丘(あんぽのおか)に立ち、目の前で戦闘機が離陸する様子などを見て、現在の沖縄が置かれている状況を目の当たりにしました。

駆け足で巡った3日間でしたが、参加者は皆、南国リゾートのイメージとは全く違う沖縄の過去・現在をわずかではありますが理解することができました。

あの日から60年・・・

東京都原爆被害者団体協議会と東都生協組合員が交流

2005.11.30

「色合いが素敵でしょ」組合員の気持ちがこもっています

「色合いが素敵でしょ」
組合員の気持ちがこもっています

「平和な明日」を思い、熱く語り合う参加者

「平和な明日」を思い、
熱く語り合う参加者

平和委員会主催で、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)と組合員との交流会が都内3会場で行われました。2005年11月30日、東京ボランティアセンターで開催された交流会には東友会から28人、東都生協からは11人が参加しました。

板橋区の小野美穂氏が原爆投下の日の生々しい体験を語る「被爆の証言」があり、組合員は被爆者の話を真剣に聞いていました。

「たった1発で多数の命が奪われました。このような核兵器を1日でも早く無くしましょう」と東友会副会長の飯田マリ子氏が述べました。最後に今年も組合員の手編みのモチーフで作った膝掛けやマフラーなどが贈呈されました。

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