東都生協 親子ヒロシマの旅
機関誌 『東都生協だより』 2006年6月号より
2006.04.03
カテゴリ 平和
原爆死没者慰霊碑の前で |
2006年4月2日〜3日、4組の組合員親子と事務局の10人で平和募金企画「東都生協 親子ヒロシマの旅」を行いました。
1日目は平和記念公園にある平和記念資料館・原爆供養塔・韓国人原爆犠牲者慰霊碑などを見学。
原爆死没者慰霊碑・原爆の子の像・平和の観音像へは組合員より寄せられた千羽鶴を供え、亡くなられた人々や世界の平和を参加者全員で祈りました。
夕方は被爆者の方と交流会を行い「ここで感じたことを少しでも多くの人に伝えてください」「歴史を学ぶのでなく、歴史から学ぶのです」などの言葉に重みを感じました。
2日目は広島大本営跡や袋町小学校などを見学。袋町小学校は当時では珍しい鉄筋の小学校で、原爆に遭っても形が残り、家族と離ればなれになった人々が伝言を残しに小学校に集まったそうです。その時の壁に書いた伝言が保存されています。戦争が終わって61年目を迎え、時代がどのように変わっても心静かに平和を願う気持ちは変わりません。一日も早く戦争がなくなり、平和な世の中になることを願いながら帰路につきました。