みんなの活動:これまでの活動報告

平和

ピースアクション2005 平和募金補助企画「ヒロシマ」「ナガサキ」参加報告

「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」に東都生協代表団が参加

2005.08.09

ヒロシマ原爆ドームの前で

ヒロシマ原爆ドームの前で

ナガサキにも折り鶴を届けました

ナガサキにも折り鶴を届けました

2005年8月5日~7日、東都生協からのヒロシマ平和代表団として組合員5人・子ども3人が広島を訪れました。

日本生協連主催の「ヒロシマ虹のひろば」では、東都生協は夏休み親子平和映画上映会「あした元気にな~れ!」などの平和活動を紹介しました。広島市原爆死没者慰霊祭や東友会の献水式に参加し、江波山気象館の見学や、灯ろう流しも行いました。

同年8月7日~9日には、東都生協のナガサキ平和代表団として組合員4人・子ども2人のナガサキ平和代表団が長崎を訪れました。長崎原爆資料館の見学や平和記念公園、平和祈念像など市内を巡りました。また「ナガサキ虹のひろば」にも参加しました。

「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」は被爆体験を継承し、核兵器のない世界への思いの共有する場として広島県生協連・長崎県生協連と日本生協連が1978年から毎年開催している生協独自の平和集会。東都生協は1978年から広島・長崎に代表団を派遣しています。

今年は、被爆60年の節目の年。被爆者の平均年令も70歳を超えました。被爆の実相を聞き、伝えることの重要性を再確認する機会となりました。

8月5日〜7日、東都生協は今年もヒロシマに平和代表団を送りました

60年前のあの日と同じ、快晴の空でした 東友会...

2005.08.07

60年前のあの日と同じ、快晴の空でした

60年前のあの日と同じ、快晴の空でした

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東友会(東京都被爆者団体協議会) の
献水式に参加

平和への願いを込めて、灯ろう流

平和への願いを込めて、灯ろう流し

全国の生協が集う「虹の広場」

全国の生協が集う「虹の広場」に
東都生協も展示参加をしました

被爆60年の今年、東都生協はヒロシマに平和代表団を派遣しました

小・中学生3人を含む 8人が、広島市爆死没者慰霊式典、平和祈念式、東友会の献水式、灯ろう流しなどに参加しました。平和の大切さを心に深く刻みました。(この取り組みには、皆さんからの平和募金を活用いさせていただきます)

2005.07.31

熱い思いで各国から集まった参加者

熱い思いで各国から集まった参加者

「問い直そうヒロシマ・ナガサキ 被爆者の目と人間の心で」をテーマにノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議が、7月29日から31日に日本青年館で開催され、世界各国から延べ1,500人が参加しました。

3日間、4つのテーマ(広島・長崎の原爆被害の実相解明、核兵器の犯罪性、被爆者の要求と権利、ヒロシマ・ナガサキの継承)で分科会が設置され、それぞれ報告や討論などが行われました。

3日目の午後1時からは、大ホールで「被爆60周年市民集会」が開かれました。

市民集会は、長崎市長のメッセージで始まり、韓国の強制労働被害者・アメリカの平和教育者・日本の被爆者によるパネルディスカッション、会場からのさまざまな発言、そして記念コンサートで会場が1つになり、最後に「核兵器が完全に禁止されるまで平和の声を世界にとどろかせよう」と大会宣言を採択しました。

東都生協では、国際市民会議に平和委員が代表参加し、また市民集会には平和募金より補助をして参加を呼び掛け、16人が参加しました。国や世代を超えて連帯し、「ノーモア」を訴え続けていくことの大切さを痛感する集会となりました。

ピースアクション 2005
松代大本営地下壕を見学しました

機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より

2005.07.25

長野俊英高校郷土研究班の熱のこもった説明

長野俊英高校郷土研究班の
熱のこもった説明

東都生協は2005年7月25日、平和募金補助企画として大人16人と子ども4人で松代大本営地下壕の見学会を開催しました。

地元の長野俊英高校郷土研究班の案内で、大本営予定地の象山地下壕と天皇御座所を見学しました。

大本営とは、戦時中の最高司令部のこと。太平洋戦争末期の1944年秋から、本土決戦に備え、大本営を松代に移そうと極秘のうちに建設され、朝鮮半島から強制連行された人々を含め、多くの犠牲を出しながらほぼ完成していたといいます。

地下壕内は、今見ても驚くほど整備され、天皇御座所には一級の建材が使われていたことにも驚かされました。

地下壕の保存や案内活動を約20年間続けている長野俊英高校の生徒たちの絵や資料を使った説明は、子どもたちにも分かりやすく、戦争を知り、学ぶ、良い機会になりました。高校生の熱い思いとさわやかさが、私たちの胸に深く残った見学会でした。

子どもの目線で「教育基本法」を考えてみませんか?

機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より

2005.07.14

青木氏の話は分かりやすく心に届きます

青木氏の話は
分かりやすく心に届きます

東都生協の平和委員会は、2005年7月14日、東京都生協連会館で「子どもの目線で『教育基本法』を考えてみませんか?」と題した学習会を開催。組合員26人が参加しました。

講師には教育ジャーナリストの青木悦氏をお招きし、子どもを持つ親の気持ち、言いたくてもなかなか言えない子どもの心理、豊富な教職員との交流を通じた教師の側の意見などをお話しいただきました。普段なかなか聞けない、新しい視点での子育てと教育現場での実状を知ることのできた学習会となりました。

参加者からは、「双方向の話がとても良かった、青木先生のお話はいつも心に届いてきます」「今、子どもたちが置かれている状況をあらためて認識しました。まぼろしの子ども像ということにハッとしました」「教育基本法の理念をもっと知ってもらう機会を学校内の研修会などで取り入れ、教育の原点を双方から見つめることをする時期だと思いました」「教育基本法を学ぶ必要、大切さを感じました。また、法律の内容、歴史的背景などについて学習会をしてほしいと思いました」などの感想が寄せられました。

専門委員会主催情勢学習会が開催されました

機関誌 『東都生協だより』 2005年8月号より

2005.06.29

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2005年度の各専門委員会の活動に先立って、世界や日本の情勢(状況)を学習し、委員会の重点テーマと課題を確認するために、5つの専門委員会がそれぞれ情勢学習会を行いました。



東都生協・平和委員会は2005年6月29日、あいにくの雨の中、中野区の「スマイルなかの」で平和についての情勢学習会が、組合員9人が参加して開催されました。

日本生協連・組合員活動部平和担当の茂垣達也職員を講師に迎え、「平和ってどんなこと?」に始まり「平和を支えるために大切なこと」「今の世界の動きから見えること」「『する平和』とは?」「核問題から考える」「生協の活動として」など幅広い事柄にわたり説明を受けました。

他の生協で行われている平和活動が紹介され、誰でもが分かりやすく、取り組みやすい身近な活動を進めていくために大いに参考になるものでした。

説明後は、参加者全員から質問や感想が発表され、改めて東都生協での平和活動の考え方や行っている事や、特徴的な取り組みなどが再認識されました。

今後の東都生協の平和活動に大いに役立つ学習会でした。

2005.05.27

NPT(核兵器不拡散条約)は、1970年に発効した条約で、米・露・英・仏・中の5カ国以外への核兵器の拡散防止・核軍縮・原子力の平和的利用を義務付けています。

この条約は5年ごとに条約の履行状況を再検討する会議を設けることが決められており、今年2005年は5月2日〜27日まで、ニューヨークの国連本部で開催されました。

これに合わせて、4月29日~5月6日に日本の生協代表団がニューヨークを訪問し、被爆者や市民団体と共同して核廃絶の思いを国連・各国政府などに伝える取り組みをしました。

東都生協は、この日本生協代表団に池田京子理事を派遣し、「被爆60周年国際署名」をはじめ多くの組合員の平和への願いを直接伝え、訴えてきました。その様子をご報告します。この代表派遣は、組合員から集められた平和募金を活用しました。

〈国連本部での原爆展(2005年5月2日〜27日)〉

国連本部で原爆展を開催するまで3年を費やし、やっと実現しました。初日は、町村外務大臣、大島国連大使、秋葉広島市長、NPT再検討会議や平和市長会議関係者など、多くの人たちが来場しました。

大島国連大使からねぎらいの言葉が
大島国連大使から
ねぎらいの言葉が

通訳を介して被爆の実相を伝えました
通訳を介して
被爆の実相を伝えました

折り鶴に平和の願いを込めて
折り鶴に
平和の願いを込めて

〈国際署名の提出〉
東都生協で2月~4月に取り組んだ「被爆60周年国際署名」(23,545筆)を日本原水協代表に届けました。全国から集められた国際署名は5月4日に国連へ提出されました。

池田京子理事(左)
池田京子理事(左)

〈NPT再検討会議傍聴〉
NPT再検討会議が行われている総会議場で、秋葉広島市長、伊藤長崎市長、被爆者代表、各国NGO代表など、11人が核廃絶の願いを訴えました。

オノ・ヨーコさんはジョンレノンの「イマジン」を朗読
オノ・ヨーコさんは
ジョンレノンの
「イマジン」を朗読

〈英国代表部への要請〉
イギリスのパターソン次席軍縮大使へ被爆者・生協代表10人で核廃絶への協力を求める要請文と、生協組合員から寄せられたメッセージを手渡しました。

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〈コロンビア大学での証言活動〉
この他にも、公開シンポジウムや、ニューヨークの大学生や高校生との交流、各国のNGOや市民団体との交流など活発に活動しました。

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〈NGOデモンストレーションへの参加〉
国連本部前からセントラルパークまでの3.2kmをいろいろな国々の人たち4万人で、約2時間かけて核廃絶をアピールしながら歩きました。

「二度と同じ過ちを繰り返してはならない」と訴えます
「二度と同じ過ちを
繰り返してはならない」
と訴えます

全国大学・いわて生協・みやぎ生協の代表と一緒に出発!
全国大学・いわて生協
・みやぎ生協の代表と
一緒に出発!

秋葉広島市長も先頭をずっと歩きました"
秋葉広島市長も
先頭をずっと歩きました

いろいろな国のNGOや市民団体が思い思いのパフォーマンスで参加
いろいろな国のNGOや
市民団体が思い思いの
パフォーマンスで参加

戦後60年という年月が経ち、核被爆国ということが、平和な日本で暮らしている私たちの中で遠い過去のことのようにも思え、また世界には核兵器使用を容認する風潮もある中で、今回、被爆者の方々と一緒に被爆の実相を伝える活動をサポートできてよかったと思っています。

現地では「被爆者の皆さんがニューヨークまで来てくださったことに感謝する」「帰ったらみんなに伝えたい」など励ましや感謝の言葉をたくさんいただきました。平和という概念の捉え方はいろいろだということを感じました。だからこそ、対話や伝えていくことが大切だ、とつくづく思いました。

しかし、活動期間中も肝心のNPT再検討会議は進まず、結局は何の成果もないまま閉会してしまったことは本当に残念です。

(東都生協 理事 池田京子)

核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界を目指して

2005ピースアクション in TOKYO & ピースパレードに参加

2005.05.11

リレートークで東都生協の平和への取り組みを報告

リレートークで東都生協の
平和への取り組みを報告

平和への願いを胸にピースパレードに出発

平和への願いを胸に
ピースパレードに出発

昼時の表参道を、ピースパレードで沿道の人たちにアピール

昼時の表参道を、
ピースパレードで
沿道の人たちにアピール

「平和の花を咲かせよう」と花の種を配りました

「平和の花を咲かせよう」と
花の種を配りました

東都生協は2005年5月10日、「2005ピースアクション in TOKYO」&「ピースパレード」に参加し、平和への願いをアピールしました。

「2005ピースアクション in TOKYO」(会場 東京ウィメンズプラザホール)では、チェルノブイリ近くの町で被爆したナターシャ・グジーさんのコンサート、広島市・長崎市両市長からのメッセージ、東都生協をはじめとした参加団体リレートークなどの多彩な取り組みの後、「アピール」を会場全体で確認しました。

続いて行われた「ピースパレード」では、沿道の方々に花の種を配りながら、お昼時でにぎわう表参道、原宿、渋谷の街をパレードし、平和への願いをアピールしました。



※ 「2005ピースアクション in TOKYO」&「ピースパレード」の主催:「2005ピースアクション in TOKYO」実行委員会、東京都生協連平和活動担当者連絡会、特定非営利活動法人 東京都地域婦人団体連盟(東京地婦連)、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)

2005 ピースアクション in TOKYO & ピースパレード 

つないで つないで 東京から平和を

2005.05.10

平和への思いを沿道の人にアピール

平和への思いを沿道の人にアピール

東都生協の平和活動を紹介

東都生協の平和活動を紹介

ナターシャ・グジーさん 平和への願いを込めて演奏


ナターシャ・グジーさん
平和への願いを込め演奏

2005年5月10日、「2005 ピースアクション in TOKYO」実行委員会(東京都生協連平和活動担当者連絡会・東京都地域婦人団体連盟・東友会)主催で「ピースアクション」が渋谷区の東京ウィメンズプラザホールで開催され、東都生協から16人が参加。東都生協を含め、15生協・184人が参加しました。

オープニングピースコンサートは、ウクライナ出身のナターシャ・グジーさん(チェルノブイリ原発事故の被ばく者)。平和への願いを込めて民族楽器「バンドーラ」を演奏しました。

東都生協も参加したNPT(核不拡散条約)再検討会議について報告。広島・長崎両市長からのメッセージが読まれ、参加した各団体のリレートークの後、最後に核兵器廃絶に向けたアピールの採択が行われました。

引き続き、会場の東京ウィメンズプラザの前(青山通り)から表参道、原宿駅を通り宮下公園まで、平和のスローガンを呼び掛けながら「ピースパレード」を行いました。

東都生協は、そろいの緑のスカーフ・ゼッケンを付け、手には思い思いのプラカードを持ち、「~つないで つないで 東京から平和を~」のメッセージと、折り鶴を付けた花の種を沿道の人たちに渡し、アピールしました。

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東京大空襲展&靖国神社見学会

組合員活動情報紙 「ワォ」2005年5月号より

2005.03.07

テレビ朝日・多目的スペース「umu」東京大空襲展の前にて

テレビ朝日・多目的スペース「umu」
東京大空襲展の前にて

靖国神社の狛犬前で説明を聞く参加者

靖国神社の狛犬前で
説明を聞く参加者

東都生協・平和委員会は2005年3月7日、組合員25人が参加し、六本木ヒルズ内のテレビ朝日・多目的スペース「umu」で開催されている東京大空襲展と靖国神社の見学会を実施しました。

【東京大空襲展見学の感想】
  • 絵や写真、体験者の方の説明など良い勉強になった
  • 「1時間で10万人の死者」との数字を考えると、実際どれほど多くの人たちが被害を受けたことだろうと思いました。国民全体が戦争へと進んでいった。二度と戦争は起こしてほしくない、戦争は何も生み出さないから

【靖国神社見学での感想】
  • 靖国神社で祭られている英霊は神様であることを初めて知りました
  • 戦争は人間を変えてしまいます、戦争をしない国にするために考え、行動しなければ昔に戻ることになります。本当の戦争の怖さを語っていく時だと思います
  • ガイドの方の説明が分かりやすく、知識を深められた


教育基本法学習会
2005年3月1日、多摩消費生活センター学習室A・Bで、講師に子どもと教科書全国ネット21事務局長の俵義文氏をお迎えして、教育基本法学習会を開催しました。組合員12人が参加しました。


【アンケートより】
  • 教育基本法の改正の行き着く先の姿として、英国のサッチャー政権での教育改革(後)の様子を知ることができ、ショックでした
  • 今、学校で学ぶ子ども達の前途を思うとつらい。子育て真っ盛りの組合員や職員にも知ってもらいたい内容でした
  • テレビやラジオ、新聞などでの取り上げることも少ないように思います、私たちも情報にはもっと敏感になり、しっかり知る姿勢を持ちたいと思いました

教育基本法は11条からなる法律なんだ!!
  • 第3条 教育の機会均等
    すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない
  • 第8条 政治教育
    法律に定める学校では、特定の政党を支持し、またはこれに反対するための政治教育その他政治活動をしてはならない。
  • 第10条 教育行政
    教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。(教育基本法の中から一部抜粋)
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