沖縄戦跡と基地巡り
沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題について学び、平和を巡る課題について考えました
2005.12.08
カテゴリ 平和
魂魄(こんぱく)の塔 |
2005年12月6日から8日、沖縄県生協連と日本生協連共催「沖縄戦跡と基地巡り」に東都生協から10人が参加しました。
沖縄県生協連と日本生協連は、沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、毎年沖縄にて戦跡・基地を巡る活動に取り組んでいます。1日目は到着後、沖縄戦の学習会として元ひめゆり学徒隊の宮城喜久子氏の証言と、2004年8月沖縄国際大学へ墜落した米軍ヘリを自宅から見たコープおきなわの組合員から説明を聞き、過去・現在の米軍と沖縄との関わりを知ることができました。
2日目は60年前の沖縄戦の戦跡を巡り、島民の多くが隠れ潜んだ「がま」(鍾乳洞を利用した防空壕)にも実際に入り当時の様子を体験。
3日目は米軍の嘉手納基地を間近で見ることができる安保の丘(あんぽのおか)に立ち、目の前で戦闘機が離陸する様子などを見て、現在の沖縄が置かれている状況を目の当たりにしました。
駆け足で巡った3日間でしたが、参加者は皆、南国リゾートのイメージとは全く違う沖縄の過去・現在をわずかではありますが理解することができました。