アジアの子どもたちに絵本を贈ろう!
地雷原の看板が読めずに地雷を踏む事故、薬の誤用など、「識字」が命を守ることを知りました
2014.01.21
とーと会「MMT」の読み聞かせ |
絵本に翻訳シールを貼りました |
アジアの子どもたちに絵本を届ける運動は、日本で親しまれている絵本に、各言語の翻訳シールを貼り付け、子どもたちが母語で読める絵本となったものを届けます。
この取り組みは、紛争や貧困など、さまざまな理由から読み書きができない子どもたちが絵本を手にする機会を持ってもらい、読み書きを習得することの助けにもしようと、公益財団法人シャンティ国際ボランティア会が1999年より開始。
とーと会「MMT」による読み聞かせの後、初参加者を含む19人は絵本を選び、手に取る子どもたちの笑顔を想像しながら、翻訳シールを貼る作業を丁寧に行いました。
絵本は同会を伝じて各国の子どもたちに届けられます。
参加者からは、
「とても地道だけれど興味深いテーマであり、必要な活動だと思いました」
「普段見ることのないカレン語やクメール語に触れて楽しかった。また機会があったら参加したい」
――と好評でした。
短時間でしたが、世界の現状を知り、識字が命を守ることにつながると理解し、平和について考える良い機会となりました。