みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

2009.07.02

工場は衛生管理を徹底

工場は衛生管理を徹底

説明を聞きながら試食をしました

説明を聞きながら試食をしました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として、産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。

2009年6月30日には㈱南部フーズの視察を行い、16人の組合員が参加しました。

煮豆などを製造する㈱南部フーズは、横浜新都市交通「産業振興センター駅」の近くにあります。

40年前に創業して以来、不必要な食品添加物は一切使用せずに商品を製造しています。

他の業者さんから笑われたり「着色剤を使ってみたら」との話もあったそうですが、㈱南部フーズは「ずっと添加物は使わず、これからもその姿勢は変わらない」とのお話を聞きました。

東都生協の主な取り扱い品目は「肉しゅうまい」「味付けメンマ」「丹波黒豆」などがあります。この日は「釜あげ大正金時豆」の製造工程を視察し、商品の説明を受け、試食もしました。

「消費者ニーズに合致した商品を開発していきたいので、組合員さんから提案があれば、どんどん出してほしい」との要望をいただきました。

参加者からは「工場をきれいに、清潔を第一に考えているとの社長のお話が聞けたことが良かった」「大好きな豆製品の生まれた所を実際に見学でき、一層好きになりました」との感想がありました。



産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 
2009.05.23

畑の様子をつぶさに確認

畑の様子をつぶさに確認

組合員の1つ1つの質問に、生産者は丁寧に答えてくれました

組合員の1つ1つの質問に、
生産者は丁寧に答えてくれました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。2009年5月21日には、(農)埼玉西部産直グループの視察を行い、11人の組合員が参加しました。

(農)埼玉西部産直グループが位置するのは、三富新田(さんとめしんでん)という江戸時代に開発された地域。屋敷地・農地・雑木林から成る短冊状に区画しされた約5haの土地道路に沿って並び、三富独自の循環型農業や農村文化を形成。雑木林の落ち葉が腐葉土となり、豊かな実りを生み出してきました。

今回の視察では防除や出荷に関する生産者のお話を聞き、なじみのないスティック春菊の試食も行いました。

大根やほうれん草、葉大根の畑を見学し、作物を育てる際、東都生協との約束が守られていることを確認しました。

参加者からは「生産者の取り組みや熱意が伝わった」「スティック春菊は軟らかくておいしい。皆でアピールしていきましょう」などの感想が聞かれました。


産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 

2回目の田んぼ作りからの米作り交流を実施

(農)船橋農産物供給センターの休耕田で田んぼ整備

2009.02.10

20090210-01.jpg

飯島代表のあいさつ

20090210-02.jpg

生産者の菊地さんのお話

20090210-03.jpg

使用する草刈り機や鎌

20090210-04.jpg

草刈り機の使用方法やコツについて
生産者の石井さんから説明

20090210-05.jpg

さぁ今日はどこまでできるかな?

20090210-06.jpg

20090210-07.jpg

のこぎりで...

20090210-08.jpg

草刈り機で...

20090210-09.jpg

刈った草・木を集めます

20090210-10.jpg

田んぼの周りの木も集めます

20090210-11.jpg

20090210-12.jpg

あと少し、がんばれ!

20090210-13.jpg

12時45分に無事、草取り作業が終了
お疲れさまでした

-その2- 「田んぼの整備 1回目」

2009年1月17日、東都生協の産直産地・(農)船橋農産物供給センター(千葉県)で、休耕田での米作り再開に向けた1回目の田んぼ整備を行いました。前回の歩き道設置作業日と同様に、暖かい中、マイカーと電車で東都生協組合員など総勢約50人が集まりました。

今日の作業は、田んぼの中と周りに生えている草・木を鎌やのこぎり、草刈り機などで刈り取る作業で、5月に田植えを行うための重要な作業です。この作業は3月までに3回行います。

今回は、草刈り機も使うため、その注意事項も含めて(農)船橋農産物供給センター代表の飯島さんからあいさつがあり、その後に田んぼをご提供いただいている生産者の菊地さんからお話がありました。

朝のミーティングを終えて、前回作った階段を通って田んぼへ移動し、いよいよ作業開始です(10時15分)。草刈り機担当と、鎌やのこぎりでの草・木刈り、刈った草・木をまとめる担当に分かれて作業を行いました。

田んぼは深いところでは膝下くらいまでぬかるんでいます。ところどころ、氷も張っていました(厚いところは5cmくらい)。そんな中での作業はかなり大変です。

遅めの昼食を取った後、この田んぼの名前を参加メンバーから募り、「睦(むつみ)」「力(りき)」「美田」「はじめの田」「田んぼぼ」「田んばりん」などの候補が出されました。田んぼの名前は次回決定します。

田んぼの持ち主で生産者の菊地さんによると、この田んぼは米作りをやめて二十数年、管理をしなくなって15~6年とのことでした。5月から再開する米作りで米ができると、なんと二十数年ぶりにこの田んぼで米がと取れることになります。

次回の作業は2022年2月14日(土)で、田んぼの中の有機物をなるべく少なくするために、草・木をさらに丁寧に取り除く作業を行います。


☆他の日の作業の様子
 −その1−「田んぼまでの道づくり」

2009.01.27

千葉北部酪農農業協同組合<br>の加川さん

千葉北部酪農農業協同組合
の加川さん

牧場主の藤崎さん

牧場主の藤崎さん

感謝状の贈呈

感謝状の贈呈

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

20090127-01.jpg

東都生協では2008年、輸入飼料の高騰に苦しむ酪農家を応援するために、「飼料米を作ろう」という企画を実施しました。今回は、それに参加された方に対するお礼の意味も込めて、育てた飼料米の牛への給与や生産者と交流する企画を行いました。

多数の応募があった中、抽選で選ばれた13家族38人が訪れたのは、八千代牛乳を生産している千葉北部酪農農業協同組合(以下、千葉北部酪農協)の生産者、藤崎さんの牧場です。

皆さんが育てた飼料米を玄米にしてすりつぶした餌や稲わらを牛さんたちにあげたり、バター作りや搾乳などいろいろな体験をし、昼食は千葉北部酪農協の牛肉での焼肉と、心もお腹も大満足な一日となりました。

はじめに

はじめに千葉北部酪農協の加川さんから、本日のスケジュールと昨年行った飼料米の取り組みについて報告がありました。今回訪れた牧場主の藤崎さんからは、東都生協の産地を応援する取り組みへの感謝の言葉が述べられました。

飼料米の取り組みに感謝して、千葉北部酪農協の菊谷さんから感謝状が贈呈されました。

飼料米の給餌

飼料米を玄米にしてすりつぶした餌は普段あまり食べなれていないせいか、稲わらのほうをよく食べていました。

バターづくり体験

バター作りは、小びんに詰めた牛乳をひたすら振ります。お父さんお母さんにも手伝ってもらい、ようやく完成です。
出来たバターは、地元名産のさつまいもの炭焼きに付けていただきました。

子牛の哺乳体験

食欲旺盛な子牛に圧倒され気味の子どもたち、子牛といっても結構力があり大変でしたが、ちょっとお母さんになった気分かな!?

昼食は八千代牛の焼肉

八千代牛の焼肉でお腹もいっぱい、子牛に負けない食欲です。やっぱり牛肉はおいしいね!

搾乳体験

子どもだけでなく、大人も搾乳体験を楽しみました。初めはコツがつかめなくて、なかなかうまくいきませんが、お乳が出たときはやっぱりうれしい。でも、中には「ジャー、ジャー」と勢いよく搾るプロ並みの腕を持つ方もいらっしゃいました。

皆さま、ありがとうございました。

田んぼづくりからの米づくり交流

産直産地・(農)船橋農産物供給センターの協力による農業体験(その1)

2008.12.17

まずは朝のミーティング

まずは朝のミーティング

「元田んぼ」を下見。下はぬかるんでいます

「元田んぼ」を下見。
下はぬかるんでいます

道づくりの第一歩は、木の切り出しから

道づくりの第一歩は、
木の切り出しから

協力して階段用の竹を伐採

協力して階段用の竹を伐採

棒の先をとがらせて、階段用の杭を作ります

棒の先をとがらせて、
階段用の杭を作ります

伐採し切り開いたところに<br>階段を造成

伐採し切り開いたところに
階段を造成

階段作りでは子どもたちが大活躍

階段作りでは子どもたちが大活躍

大人も負けじと頑張ります

大人も負けじと頑張ります

田んぼに降りる階段が完成

田んぼに降りる階段が完成

手洗い場作りもばっちり

手洗い場作りもばっちり

20081217-11.jpg

汗を流した後の昼食は最高!

皆さん、お疲れさまでした

皆さん、お疲れさまでした

本企画は、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではなく、荒れた田んぼを復活させるところから始める農業体験企画です。千葉県の産直産地・(農)船橋農産物供給センターのご協力により実現しました。

東都生協にとってはもちろん初めてで、他の生協でもこうした取り組みは聞いたことがありません。どうなることやら心配な反面、すごく楽しみな企画でもあります。

これから、この企画の様子を報告していきます。

作業の予定は以下の通りです。

2008年
 12月 田んぼまでの道づくり
2009年
 1月〜3月 荒廃した田んぼの整備
 5月 田植え
 6月〜8月 草取り
 9月 稲刈り


−その1−「田んぼまでの道づくり」

心配された空模様も昼には太陽が顔をのぞかせ、まずまずの作業日和となりました。総勢約45人が田んぼづくりの第一歩として、田んぼまで下りる道作りに挑みました。

田んぼは、地主の菊池さんのお宅から山の斜面を少し下りたところにあるため、そこに道を作る必要があるのです。

朝、菊池さんの畑に集合して、(農)船橋農産物供給センターの代表である飯島さんから「農家は家族で仕事を行います。ここに集まった皆さんは大きな家族のようなもの、一人ひとりがそれぞれの持てる力を発揮していきましょう」と、あいさつしました。

事務局から本日の作業の説明があった後、まずは山の斜面を下り、これから作業をする「元田んぼ」を下見しました。

田んぼまでの経路の斜面は竹や杉、大小の常緑樹が茂っており、道として踏み跡もない状態です。元田んぼの状態はというと、草や木が生い茂り、地面はぬかるんでいました。

いよいよ、作業開始です。

作業は「道を作る上で邪魔になる木や竹を伐採するグループ」「階段の材料となる竹や木を適当な長さに切るグループ」「その材料を使って斜面に階段を作るグループ」の3つに分かれて行いました。

本当できるのか心配された道作りでしたが、作業を始めて約2時間。子どももおとなもみんな力を出し合い、立派な道の完成です。なんか、道の名前を付けたい気分に...。

次は、2009年1月17日に田んぼづくりの2回目を行います。

米粉を使って楽しい食卓

機関誌 『東都生協だより』 2007年4月号より

2007.05.01

レシピを見ながら講師の手元に注目

レシピを見ながら講師の手元に注目

2007年1月31日、国産の米粉を利用してほしいと、食と農西小委員会主催の「米粉でびっくりクッキング」が、さんぼんすぎセンターで開かれました。

講師は料理インストラクターの吉田文子さん。委員を含む25人が参加していちご大福やクリームスープなど、ふだん使う小麦粉を米粉に替えたりして4種類の料理を作りました。

「米粉がずっと身近になりました。いろいろな料理に使えるのにびっくり」など思いがけない米粉の使い方にびっくりした感想が聞かれました。

食と農通信 「これが旬。絹さや」

組合員活動情報紙 『ワォ』 2007年2月-(2)号より

2007.03.02

20070302-01.gif

たんぱく質と糖質に富み、カロテン、ビタミンB1・B₂・Cも豊富。

今年は暖冬傾向で、青果物の作柄がとても不安定になっているようです。企画の変更などあらかじめご了承ください。

料理例 ★ 絹さやのピーナッツあえ
1. 絹さや(100g)は筋を取り、塩を加えた熱湯でゆで、冷水にひたし水気を切る。
2. ささみ(2本)は筋を取り、耐熱容器に入れて酒と塩をふり、ラップをしてレンジで3〜4分加熱し粗熱がとれたら食べやすく裂く。
3. ピーナッツバター大さじ1と1/2、砂糖大さじ1/2、しょう油大さじ2/3であえ、衣を作り、絹さやとささみをあえる。

31人で鮭3本を料理!!

千倉町南部漁協販売㈱を講師に「お魚料理教室」

2007.03.01

20070301-01.jpg

堀さん(右から2人目)に教わって、
一生懸命さばきます

食と農・東小委員会主催の「お魚料理教室」が、2007年11月29日、新宿消費生活センターで開かれました。

講師は千倉町南部漁協販売㈱の堀 優子氏。参加者は調理台に分かれて大きな鮭と格闘。炊きこみご飯やあら汁、けんちん焼きなどを作りました。

「魚1本を扱うのは初めてなのですごく新鮮」「来年は1本で供給されているものを買いたい」など。若いお母さんも多く、「とても良かった」「ぜひ家で作ってみたい」と大好評でした。

食と農通信 「これが旬。せり!」

組合員活動情報紙 『ワォ』 2007年1月-(1)号より

2007.02.01

20070201-01.gif

冬の栄養不足を春一番の摘み草で補うという昔からの生活の知恵である春の七草。その筆頭に数えられるせり。
カリウムを多く含むので、常食すると高血圧の予防にも。

料理例 ★せりのいそべ巻き

1. せりはよく洗い塩ひとつまみを入れた熱湯で軽くゆで水に取り、手早く水気を切る。
2. のりを4つ切りにし、せりを乗せて巻き、半分に切って盛りつける。
3. だし汁で薄めたしょうゆを添える。


料理例 ★せりのご飯

飯が炊き上がったらせりを手早く上にまぶしてふたをする。せりの香りが釜の中いっぱいになったら盛りつける。


2月1回企画「せり(熊本県産)」ぜひご注文ください!

噂の安部さんが食品添加物を語る

「食品の裏側」の著者・安部司さんが講演

2007.01.01

添加物を混ぜるだけの無果汁ジュースを実演

添加物を混ぜるだけの
無果汁ジュースを実演

2006年10月17日、渋谷区立商工会館で、「食品の裏側」の著者である安部司さんを招き、仕入委員会と食と農委員会共催で学習会が開かれました。参加者は252人。

「添加物の神様」といわれる安部さんが、食品添加物とは何か、何のために使われているのか、食品添加物がまん延している現状とそれに対して私たちが何を選んでいけばいいのかを、実験を交えながら警告を込めて話されました。

私たちは、食品を選ぶ基準に「安全・安心」を一番に挙げますが、食品添加物が一向に減らないのは、実際は「安さ、簡単、便利、美しさ、味が濃い」を求めている私たち消費者がいる現状があるから。

この5つの基準で選ぶのであれば「無添加」はありえない。たとえば売れ筋のコンビニのサンドイッチやおにぎり。

裏を返して食品表示を見れば、聞いたことのないような物がたくさん書かれています。その一つひとつが何であるか、その安全性がどうかを知ることよりも、聞いたことがないものが書いてあるときは、「変だな」と思い、買うのをやめればよいのです。

買う場合は、食品添加物が使われていることを「知って」それでも食べるという判断を自らがすればよい。自分で選ぶ力を付けることが大切、というお話でした。

東都生協からは、「設立以来、不必要な添加物を使わない」との原則に基づいて商品の取り扱い基準を定めていることを商品部から説明。「食と農委員会からも食のあり方を見直す食育活動に力を入れていく」との報告がありました。

私たちへの「食の警告」とともに、「賢い消費者になってほしい」というメッセージが込められた講演でした。

前の10件 36  37  38  39  40  41  42  43  44  45  46