みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

2009.09.24

雑穀と小麦が混ざらないように工夫

雑穀と小麦が混ざらないように工夫

雑穀や小麦がおいしいお菓子に

雑穀や小麦がおいしいお菓子に

東都生協のアレルギー対応商品検討委員会は2009年9月17日、大阪府岸和田市にある㈱げんきタウンの工場へ視察に行きました。

㈱げんきタウンは、食物アレルギーの子どもに人気のお菓子を多数作っているメーカーで、東都生協でも同メーカーのお菓子を取り扱っています。

㈱げんきタウンは、製品を「お母さんの目線で作ってもらう」ため、従業員20人は全て女性。

原材料にもこだわりがあり、岩手県産の農薬無散布のひえ・あわ、国産有機栽培米や国産有機の冷凍野菜などを使用しています。

アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因食品)が混ざらない工夫として、小麦・大豆製品と米・雑穀製品とを製造過程の全般にわたって分けていることなどが確認されました。

今回の視察ではクリスマスに向けたケーキミックス粉やお菓子パックの紹介もあり、シンプルな材料で昨年とは違ったものを子どもたちに届けたいという思いが伝わってきました。

産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑥

 

「大豆の種は大豆」なんだ!

JAやさと農業体験・大豆コース第1回報告

2009.09.07

この大豆を植えます

この大豆を植えます

土が軟らかい!!

土が軟らかい!!

東都生協では、作物ができる家庭を学び「食べる」ということを考えるきっかけづくりの場として、「JAやさと農業体験 大豆コース」を行っています。2009年7月4日に実施した第1回目の種まきには、子どもを含む27人が参加しました。

参加者は実際に土に触れて種まきを体験。まずは、ふかふかの土の軟らかさに驚いた様子でした。

「大豆の種は大豆なんだ」という発見をした子どもたちの顔は皆、生き生きとして真剣そのもの。種まきの後、子どもたちは朝日里山学校の校庭で竹とんぼをして遊び、おとなは大豆について学びました。

今後は9月に草取り、11月に収穫・脱穀、12月には収穫した大豆を使った豆腐作りが予定されています。

JA越後中央とじっくり交流

JA越後中央を視察・訪問

2009.08.26

田んぼを見ながら、栽培方法の説明を聞きました

田んぼを見ながら、
栽培方法の説明を聞きました

収穫作業は当然、肉体労働です!

収穫作業は当然、肉体労働です!

最後は人の目でしっかりと確認

最後は人の目でしっかりと確認

東都生協では、組合員自らが食の安全と安心を確認する「産地・メーカー視察」に取り組んでいます。2009年8月20~21日、5人の組合員が産直産地のJA越後中央を視察・訪問をしました。

JA越後中央は新潟県のほぼ中央に位置し、「新潟コシヒカリ」「枝豆」などの取り扱いがあります。

1日目
「産直青果ボックス」専用のぎんなんの園地を視察した後、栽培区分が「東都みのり」のコシヒカリの生産者、村越さんの田んぼを視察し、稲が病気もなく健康に生育しているのを確認しました。産直米の無無(化学合成農薬・化学肥料不使用)栽培では、雑草の対処方法が大変な作業になりますが、ここでは除草作業が徹底されていました。

次に米からの転作で生産量が増えている枝豆の手作業による収穫作業を体験しました。収穫された枝豆のさやを取り除き、大きさを選別、人の手により最終確認をして出荷する一連の流れを確認することができました。

2日目
同農協で生産された米を保管する低温倉庫を視察。体育館のような大きな倉庫は9月後半からは順次新米が入ります。

同じ敷地内にある枝豆集荷場も視察し、その後、同農協の集会室にて栽培管理記録や生産から提出される誓約書などを閲覧・確認しました。

参加者からは「安全・安心な食料を作るために苦労している実状が実感できた」「実際に現地で見るとよく理解できるので、多くの組合員も参加してほしい」「栽培管理など産地の取り組みや、姿勢・熱意が伝わり産地理解が深まりました」との感想がありました。

2日間にわたっての視察でしたが、生産者の熱意や苦労を知ることができ、充実した時間を過ごすことができました。

産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

みんなで楽しく 親子クッキング♪

8月「食と農」の取り組み

2009.08.24

子どもとレタス

ぼくにも、できるかな?

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みんなで「いただきます」

2009年8月20日、子育て委員会は2歳以上の未就学児を対象とした親子クッキングを開催。15組の親子が参加しました。

最初に、朝ご飯を食べる大切さの話があり、その後、ライスピザやフルーツヨーグルトづくりに挑戦しました。子どもたちは、ご飯をラップに包んで麺棒で伸ばしたり、レタスやバナナをちぎったりと大活躍。自分たちで作ったご飯を、みんなで食べました。

参加した親からは「野菜ぎらいで普段食べない子が、今日はいっぱい食べた」などの喜びの声が寄せられ、有意義な一日となりました。

安全性はもちろん、材料にもこだわりが

㈱ニッコーの安全と本物の味を追求する誠実な商品作りを確認

2009.08.08

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作業工程を確認しました

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東都生協では、組合員自らが食の安全と安心を確認する「産地・メーカー視察」に取り組んでいます。2009年8月6日には、9人の組合員が神奈川県大和市にある㈱ニッコーの本社工場を視察しました。

㈱ニッコーは人気商品「鶏ごぼうしゅうまい」などの製造メーカーです。

東都生協が取り組む「おいしくしようよ! この商品」の活動にも参加し、組合員の意見を積極的に取り入れているメーカーの一つです。生産者が明らかな産直の原材料で、化学調味料を使用せず、冷凍加工品を製造しています。

今回は「鶏ごぼうしゅうまい」の製造工程を視察しましたが、ごぼうを洗う工程から、野菜や肉のカット、原材料と調味料の混合、しゅうまいの形に成型し蒸して冷凍するまで、1つ1つの工程が安全かつ衛生的に行われていることを確認しました。

特にできたての熱々のしゅうまいをベルトコンベアに並べ、30~40分かけて冷凍する機械「トンネルフリーザー」の使用や、冷凍後はすぐに冷凍車に積み込み出荷することは、毎日行なわれる細菌検査と合わせて、安全性が評価できます。また東都生協の取引産地や、調味料メーカーの材料を使用していることも確認しました。

視察後は質疑応答や商品検査室の見学・説明、また新商品開発担当者から話があり、出来たてのしゅうまいの試食もしました。社員・パート従業員の皆さんが明るく真面目で、㈱ニッコーの誠実な商品づくりが伝わってくる、充実した視察となりました。


産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 
2009.07.02

工場は衛生管理を徹底

工場は衛生管理を徹底

説明を聞きながら試食をしました

説明を聞きながら試食をしました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として、産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。

2009年6月30日には㈱南部フーズの視察を行い、16人の組合員が参加しました。

煮豆などを製造する㈱南部フーズは、横浜新都市交通「産業振興センター駅」の近くにあります。

40年前に創業して以来、不必要な食品添加物は一切使用せずに商品を製造しています。

他の業者さんから笑われたり「着色剤を使ってみたら」との話もあったそうですが、㈱南部フーズは「ずっと添加物は使わず、これからもその姿勢は変わらない」とのお話を聞きました。

東都生協の主な取り扱い品目は「肉しゅうまい」「味付けメンマ」「丹波黒豆」などがあります。この日は「釜あげ大正金時豆」の製造工程を視察し、商品の説明を受け、試食もしました。

「消費者ニーズに合致した商品を開発していきたいので、組合員さんから提案があれば、どんどん出してほしい」との要望をいただきました。

参加者からは「工場をきれいに、清潔を第一に考えているとの社長のお話が聞けたことが良かった」「大好きな豆製品の生まれた所を実際に見学でき、一層好きになりました」との感想がありました。



産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 
2009.05.23

畑の様子をつぶさに確認

畑の様子をつぶさに確認

組合員の1つ1つの質問に、生産者は丁寧に答えてくれました

組合員の1つ1つの質問に、
生産者は丁寧に答えてくれました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。2009年5月21日には、(農)埼玉西部産直グループの視察を行い、11人の組合員が参加しました。

(農)埼玉西部産直グループが位置するのは、三富新田(さんとめしんでん)という江戸時代に開発された地域。屋敷地・農地・雑木林から成る短冊状に区画しされた約5haの土地道路に沿って並び、三富独自の循環型農業や農村文化を形成。雑木林の落ち葉が腐葉土となり、豊かな実りを生み出してきました。

今回の視察では防除や出荷に関する生産者のお話を聞き、なじみのないスティック春菊の試食も行いました。

大根やほうれん草、葉大根の畑を見学し、作物を育てる際、東都生協との約束が守られていることを確認しました。

参加者からは「生産者の取り組みや熱意が伝わった」「スティック春菊は軟らかくておいしい。皆でアピールしていきましょう」などの感想が聞かれました。


産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 

2回目の田んぼ作りからの米作り交流を実施

(農)船橋農産物供給センターの休耕田で田んぼ整備

2009.02.10

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飯島代表のあいさつ

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生産者の菊地さんのお話

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使用する草刈り機や鎌

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草刈り機の使用方法やコツについて
生産者の石井さんから説明

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さぁ今日はどこまでできるかな?

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のこぎりで...

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草刈り機で...

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刈った草・木を集めます

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田んぼの周りの木も集めます

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あと少し、がんばれ!

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12時45分に無事、草取り作業が終了
お疲れさまでした

-その2- 「田んぼの整備 1回目」

2009年1月17日、東都生協の産直産地・(農)船橋農産物供給センター(千葉県)で、休耕田での米作り再開に向けた1回目の田んぼ整備を行いました。前回の歩き道設置作業日と同様に、暖かい中、マイカーと電車で東都生協組合員など総勢約50人が集まりました。

今日の作業は、田んぼの中と周りに生えている草・木を鎌やのこぎり、草刈り機などで刈り取る作業で、5月に田植えを行うための重要な作業です。この作業は3月までに3回行います。

今回は、草刈り機も使うため、その注意事項も含めて(農)船橋農産物供給センター代表の飯島さんからあいさつがあり、その後に田んぼをご提供いただいている生産者の菊地さんからお話がありました。

朝のミーティングを終えて、前回作った階段を通って田んぼへ移動し、いよいよ作業開始です(10時15分)。草刈り機担当と、鎌やのこぎりでの草・木刈り、刈った草・木をまとめる担当に分かれて作業を行いました。

田んぼは深いところでは膝下くらいまでぬかるんでいます。ところどころ、氷も張っていました(厚いところは5cmくらい)。そんな中での作業はかなり大変です。

遅めの昼食を取った後、この田んぼの名前を参加メンバーから募り、「睦(むつみ)」「力(りき)」「美田」「はじめの田」「田んぼぼ」「田んばりん」などの候補が出されました。田んぼの名前は次回決定します。

田んぼの持ち主で生産者の菊地さんによると、この田んぼは米作りをやめて二十数年、管理をしなくなって15~6年とのことでした。5月から再開する米作りで米ができると、なんと二十数年ぶりにこの田んぼで米がと取れることになります。

次回の作業は2022年2月14日(土)で、田んぼの中の有機物をなるべく少なくするために、草・木をさらに丁寧に取り除く作業を行います。


☆他の日の作業の様子
 −その1−「田んぼまでの道づくり」

2009.01.27

千葉北部酪農農業協同組合<br>の加川さん

千葉北部酪農農業協同組合
の加川さん

牧場主の藤崎さん

牧場主の藤崎さん

感謝状の贈呈

感謝状の贈呈

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東都生協では2008年、輸入飼料の高騰に苦しむ酪農家を応援するために、「飼料米を作ろう」という企画を実施しました。今回は、それに参加された方に対するお礼の意味も込めて、育てた飼料米の牛への給与や生産者と交流する企画を行いました。

多数の応募があった中、抽選で選ばれた13家族38人が訪れたのは、八千代牛乳を生産している千葉北部酪農農業協同組合(以下、千葉北部酪農協)の生産者、藤崎さんの牧場です。

皆さんが育てた飼料米を玄米にしてすりつぶした餌や稲わらを牛さんたちにあげたり、バター作りや搾乳などいろいろな体験をし、昼食は千葉北部酪農協の牛肉での焼肉と、心もお腹も大満足な一日となりました。

はじめに

はじめに千葉北部酪農協の加川さんから、本日のスケジュールと昨年行った飼料米の取り組みについて報告がありました。今回訪れた牧場主の藤崎さんからは、東都生協の産地を応援する取り組みへの感謝の言葉が述べられました。

飼料米の取り組みに感謝して、千葉北部酪農協の菊谷さんから感謝状が贈呈されました。

飼料米の給餌

飼料米を玄米にしてすりつぶした餌は普段あまり食べなれていないせいか、稲わらのほうをよく食べていました。

バターづくり体験

バター作りは、小びんに詰めた牛乳をひたすら振ります。お父さんお母さんにも手伝ってもらい、ようやく完成です。
出来たバターは、地元名産のさつまいもの炭焼きに付けていただきました。

子牛の哺乳体験

食欲旺盛な子牛に圧倒され気味の子どもたち、子牛といっても結構力があり大変でしたが、ちょっとお母さんになった気分かな!?

昼食は八千代牛の焼肉

八千代牛の焼肉でお腹もいっぱい、子牛に負けない食欲です。やっぱり牛肉はおいしいね!

搾乳体験

子どもだけでなく、大人も搾乳体験を楽しみました。初めはコツがつかめなくて、なかなかうまくいきませんが、お乳が出たときはやっぱりうれしい。でも、中には「ジャー、ジャー」と勢いよく搾るプロ並みの腕を持つ方もいらっしゃいました。

皆さま、ありがとうございました。

田んぼづくりからの米づくり交流

産直産地・(農)船橋農産物供給センターの協力による農業体験(その1)

2008.12.17

まずは朝のミーティング

まずは朝のミーティング

「元田んぼ」を下見。下はぬかるんでいます

「元田んぼ」を下見。
下はぬかるんでいます

道づくりの第一歩は、木の切り出しから

道づくりの第一歩は、
木の切り出しから

協力して階段用の竹を伐採

協力して階段用の竹を伐採

棒の先をとがらせて、階段用の杭を作ります

棒の先をとがらせて、
階段用の杭を作ります

伐採し切り開いたところに<br>階段を造成

伐採し切り開いたところに
階段を造成

階段作りでは子どもたちが大活躍

階段作りでは子どもたちが大活躍

大人も負けじと頑張ります

大人も負けじと頑張ります

田んぼに降りる階段が完成

田んぼに降りる階段が完成

手洗い場作りもばっちり

手洗い場作りもばっちり

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汗を流した後の昼食は最高!

皆さん、お疲れさまでした

皆さん、お疲れさまでした

本企画は、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではなく、荒れた田んぼを復活させるところから始める農業体験企画です。千葉県の産直産地・(農)船橋農産物供給センターのご協力により実現しました。

東都生協にとってはもちろん初めてで、他の生協でもこうした取り組みは聞いたことがありません。どうなることやら心配な反面、すごく楽しみな企画でもあります。

これから、この企画の様子を報告していきます。

作業の予定は以下の通りです。

2008年
 12月 田んぼまでの道づくり
2009年
 1月〜3月 荒廃した田んぼの整備
 5月 田植え
 6月〜8月 草取り
 9月 稲刈り


−その1−「田んぼまでの道づくり」

心配された空模様も昼には太陽が顔をのぞかせ、まずまずの作業日和となりました。総勢約45人が田んぼづくりの第一歩として、田んぼまで下りる道作りに挑みました。

田んぼは、地主の菊池さんのお宅から山の斜面を少し下りたところにあるため、そこに道を作る必要があるのです。

朝、菊池さんの畑に集合して、(農)船橋農産物供給センターの代表である飯島さんから「農家は家族で仕事を行います。ここに集まった皆さんは大きな家族のようなもの、一人ひとりがそれぞれの持てる力を発揮していきましょう」と、あいさつしました。

事務局から本日の作業の説明があった後、まずは山の斜面を下り、これから作業をする「元田んぼ」を下見しました。

田んぼまでの経路の斜面は竹や杉、大小の常緑樹が茂っており、道として踏み跡もない状態です。元田んぼの状態はというと、草や木が生い茂り、地面はぬかるんでいました。

いよいよ、作業開始です。

作業は「道を作る上で邪魔になる木や竹を伐採するグループ」「階段の材料となる竹や木を適当な長さに切るグループ」「その材料を使って斜面に階段を作るグループ」の3つに分かれて行いました。

本当できるのか心配された道作りでしたが、作業を始めて約2時間。子どももおとなもみんな力を出し合い、立派な道の完成です。なんか、道の名前を付けたい気分に...。

次は、2009年1月17日に田んぼづくりの2回目を行います。

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