みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

(農)茨城県西産直センターで「すいかの学校」

すいかの畑に、わらを敷くのは何のため?

2016.07.28

東都生協では、2016年も「すいかの学校」を(農)茨城県西産直センターで開催しました。「すいか」の苗植えから収穫まで、普段なかなか体験できない果物の連続3回の農作業体験企画として毎年人気が高く、今年も定員40人を超える47人の応募があり、抽選の結果、16家族40人(おとな23人、小学生11人、小学生未満6人)の参加となりました。

小玉すいか「スマートボール」の苗はユウガオに接木し、「マダーボール」(ラグビーボール型の小玉すいか)は「実生(みしょう)」といって、小玉すいか本来の味により近づけるため、接ぎ木しません。接ぎ木の目的は、苗を丈夫にし、病気に強くし、成りを良くするためです。

(農)茨城県西産直センター生産者の安達一夫さんには、私たちの農業休験のスケジュールに合わせ、1カ月以上も前から接木や、米ぬかやぼかし肥料を使った土づくりなど、すいか作りの準備をしていただきました。


第1回 4月3日 曇り
すいか作りをするハウスは、苗の種類ごとに2棟別々。マルチ(※1)を張り、植え付けるところに穴を開け、マダーボールとスマートボールの苗をそれぞれ植え付けていきます。まず、苗をぬるま湯につけて湿らせてから、マルチの穴に植え付けます。それぞれ自分の植えたところに"大きくなあれ"との願いを込めて、名前を書きました。 最後にマルチを張っていないところに稲わらを敷きつめました。

すいかの苗植え、大きくなるかな

すいかの苗植え、大きくなるかな

すいかの雌花に雄花の花粉を付け交配する「花合わせ」はとても貴重な体験

すいかの雌花に雄花の花粉を付け交配する
「花合わせ」はとても貴重な体験


第2回 5月29日 晴れ

すいかには、雄花の雌花があり、今回は特別にその交配作業(花合わせ)を体験。交配作業を終えた雌花に、受粉日の目印になる赤い毛糸を取り付けました。

その後、ハウスとハウスの間に有機質肥料「米の精」をまき、すいかのベッドとなるわらを敷きます。

「米の精」は東都生協で扱う「金芽米」(BG無洗米)の精米工程でできる肌ヌカを加工した有機質資材。同産地では、今までとぎ汁として捨てられていた成分を肥料として有効活用する循環型農業を実践しています。

受粉日を示す毛糸を付けます

受粉日を示す毛糸を付けます

ハウスの間にわらを敷きます。生長したすいかは、つるを<br>ハウスの外まで伸ばします

ハウスの間にわらを敷きます。生長したすいかは、つるを
ハウスの外まで伸ばします

第3回 6月26日 快晴

安達さんからすいかの生育状況の説明を受けました。スマートボールは交配の後、うどんこ病にかかりましたが、マダーボールの方は青々していました。収穫前に、2種類のすいかの味比べをするため試食しました。交配してから33~34日たつとおいしいすいかに育ちます。今回は、大きいすいかの方が甘かったようです。


(農)茨城県西産直センター・すいか生産者の安達一夫さん

(農)茨城県西産直センター・すいか生産者の安達一夫さん

自分で育てたすいかは特別

自分で育てたすいかは特別

【参加者の声】
  • わたしが、一ばんたのしかったのは、なえをうえることと、しゅうかくすることです。どうしてなえをうえることが楽しかったかというと、「すいかがどれだけ大きくそだっていくんだろう?」と、はやくすいかのおおきさがしりたかったからです。
  • 安達さんの月と植物についてのお話(※2)も、自然界の摂理なのか、それともロマンチックなお話なのか? でも私は信じたい。

※1 マルチ: 農地の畝を覆う、ビニールやポリエチレンなどのフィルム。英語の「マルチング」の略。目的は、①保温による生育促進 ②病害虫の発生防止・反射フィルムによるアブラムシ飛来防止 ③雑草防止-などの効果があります。
※2 安達さんのお話: 植物の樹液は、満月に向かうときに下から上に流れ、新月に向かうときに上から下に流れるとする農法。この理論では、植え替えや接ぎ木、剪定(せんてい)は、新月に向かう時期が良いとされます。第1回目の2016年4月3日は、新月の4月7日に向かう日に設定されました。

ひたち野 穂の香卵 飼料用米 田植え体験&鶏舎見学・交流

JA新ひたち野・㈱小幡畜産の交流訪問報告

2016.07.18

慣れない手つきで真剣に田植え

慣れない手つきで真剣に田植え

本物の田んぼでの田植えは、子どもにとっても貴重な体験

本物の田んぼでの田植えは、
子どもにとっても貴重な体験

労働の後の昼食は美味でした

労働の後の昼食は美味でした

「ひたち野 穂の香卵」を使った料理

「ひたち野 穂の香卵」
を使った料理

鶏舎にウイルスなどを持ち込まないように、全員が白衣・マスクを着用

鶏舎にウイルスなどを持ち込ま
ないように全員が白衣・マスク
を着用

鶏舎内の様子

鶏舎内の様子

飼料用米を給餌した鶏の卵は黄身が白くなります

飼料用米を給餌した鶏の卵は
黄身が白っぽくなります

2016年5月21日、東都生協は新ひたち野農業協同組合と㈱小幡畜産を子ども15人を含む10家族28人で訪問し、飼料用米の田んぼでの田植え体験と昼食交流、そして鶏舎見学を行いました。

飼料用米を配合した餌で育てた鶏の卵「ひたち野 穂の香卵」。その飼料用米の産地であるJA新ひたち野と「ひたち野 穂の香卵」の販売窓口である日本販売農業協同組合連合会の協力を得て行われた体験交流企画です。

石岡市東田中田園都市センターに到着後、着替えをして長靴に履き替え徒歩で田んぼに移動。

田んぼにて田植えの仕方の指導を受けたあと、一列に並び田植え作業開始。晴れ渡った空のもと、おとなも子どもも慣れない手つきで泥に足を取られながらも一生懸命に田植えを行いました。JAの職員の方々も指導しながら一緒に植えました。

田植え終了後、田んぼの脇で手足を洗い、東田中 田園都市センターに移動して着替え。バスでJA新ひたち野本店に移動し、生産者やJAの皆さまと一緒に昼食をいただきました。「ひたち野 穂の香卵」 を使ったお料理など、おいしい昼食を食べながら大いに交流しました。

続いて「ひたち野 穂の香卵」についての学習。配付された資料に沿って、餌をとうもろこしでなく米にした経緯や畜産飼料の自給率などについて説明を受け、その後質疑応答も行われました。

JA新ひたち野 直売所「大地のめぐみ」でお買い物をしたあと、バスで㈱小幡畜産の養鶏場へ移動。車内で白衣・マスク・靴カバーが配布され、各自装着しました。

㈱小幡畜産の養鶏場にて飼料・飼育方法についての説明を受けたあと、「ひたち野 穂の香卵」の鶏舎と飼料場・堆肥場を見学しました。

その後、取っておいてくださった二黄卵を割って見ました。卵が3個入っていたものや、卵の中にまた卵が入っていたものなどもありました。

おいしい卵を作るために餌作りからしっかりと取り組んでいることを、実体験を通して学ぶことができた充実した一日となりました。

飼料用米ができるまでの一端を知るとともに、輸入飼料に頼らない日本の風土に合ったお米を鶏の餌として生かした養鶏について楽しく学び「ひたち野 穂の香卵」への理解を深めることができました。

参加者からは
「労力を要する大変な作業である田植えを体験できてよかった」
「初めて田んぼに入り、泥が思ったより深くびっくり」
「深く埋まる田んぼの泥の感触が良かった」
「最初は泥や田んぼの中の生き物が嫌だったが、最後は楽しかった」
「スコッチエッグや茶碗蒸しなど食事がものすごく豪華でおいしかった。幸せな気分になった。また食べたい」
「鶏舎には普段入る機会がないため興味深かった。卵を採るために鶏の健康などいろいろ手間をかけられていることを感じた」
「『ひたち野 穂の香卵』の黄身の白さにびっくり」
「命を支えるものを作っている方々に感謝と応援をしたいとあらためて思った」
などの感想がありました。


㈲人と農・自然をつなぐ会~第40回お茶摘み交流会に参加しました

たくさん聴いて、体験し、食べた交流会!

2016.07.05

同社代表取締役 杵塚敏明さん(右)と一緒にお茶の手もみ体験

同社代表取締役 杵塚敏明さん
(右)と一緒にお茶の手もみ体験

そば打ち体験も好評

そば打ち体験も好評

お茶の葉を丁寧に摘みました

お茶の葉を丁寧に摘みました

美しい茶畑は日本の原風景<

美しい茶畑は日本の原風景

静岡県藤枝市にある㈲人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)は、2016年4月23日、24日に1泊2日の日程で第40回お茶摘み交流会を開催。

天気に恵まれ、東都生協以外に地元の消費者なども参加して総勢100人を超える大交流会になりました。

初日はお茶の手揉み体験・そば打ち体験・鶏を絞める体験・乗馬体験などの企画に自由に参加。

夕方からは「無農薬茶40年を振り返って」と題した講演会で、同社代表取締役の杵塚敏明さんから、害虫を殺すのではなく共存するためにどうしたら良いかなど、農薬無散布でお茶を栽培してきた40年の歩みや、食に対する考え方などのお話を伺い、質疑応答が行われました。

夕食、懇親会では、猪飯、天ぷら、のびるの和え物、ふきの煮物、たけのこの煮物、鶏の煮物、手打ちそばなど、地元の料理を食べながらにぎやかに交流しました。

翌日は、餅つきと朝食の後、茶畑へ移動して茶摘み体験を行い、新芽を手摘みしました。「上の葉しか取らないことにびっくり」「お茶の葉が柔らかかった」など、作業を通して、茶の芽の美しさ、力強さを満喫。木陰での昼食タイムには、美しい茶畑を眺めながら手作り弁当とお茶を味わいました。

交流会終了後、東都生協の参加者は近くの温泉へ移動し、ゆっくり入浴してから帰路に着きました。

「TPPや平和のことも考えた」「貴重な体験だった。作り手の大変さが分かった」という声にもあるように、現地でのさまざまな体験や交流を通して、産地の現状や取り組みについての理解を深めることができた2日間でした。

「かぞの豚」のふるさと、㈱加須畜産・明和農場を訪問!

「かぞの豚」の品質・安全へのこだわりとおいしさの理由を体験

2016.07.04

㈱加須畜産の明和農場を外から見学

㈱加須畜産の明和農場を
外から見学

「かぞの豚」について3択クイズを実施

「かぞの豚」に関する
3択クイズを実施

豚バラのリエットなど「かぞの豚」をいろいろな料理でアレンジ

豚バラのリエットなど
かぞの豚をいろいろな料理でアレンジ

東都生協は2016年4月19日、㈱加須畜産とJA全農ミートフーズ㈱の協力を得て群馬県の明和牧場を訪問し、生産者との交流会を行いました。

「かぞの豚」(※)を取り扱う㈱加須畜産は、埼玉県加須市を中心に群馬県下合計5カ所の農場によるグループ内一貫生産を行っており、グループ内での母豚数はおよそ千頭、年間出荷頭数は約2万頭。安全でおいしい豚肉を安定的に供給できるよう日々努力している産直産地です。

同牧場では、㈱加須畜産の田口和寿社長から農場内の様子や生産状況について説明を聞き、農場を見学、衛生管理が行き届いていることを確認しました。

その後は、加須市内の食堂でかぞの豚を使ったシェフによる肉料理(サラダ、スープ、前菜4種盛り合わせ、パスタ、メインの肉料理、デザートの全6品、レシピ付き)を味わいながら交流会。

ここでは「かぞの豚」に関してのクイズも行われ、会場は大いに盛り上がりました。クイズの解答ごとに田口社長から丁寧な説明もあって、みんな納得。

「『かぞの豚』の挽肉は利用していなかったが、今日話を聞いて今後は食べたいと思った」
「十年以上『かぞの豚』を食べているが、素晴らしい肉ということをあらためて認識した」
「豚を少ししか見られなかったのは残念。でも、とても勉強になった」
など、参加者は「かぞの豚」の品質・安全へのこだわりとおいしさの理由を、楽しくおいしく学ぶことができました。

「かぞの豚」:東都生協の組合員に安全・安心でおいしい豚肉を届けたいということから誕生した産直豚肉。麦類を多く配合した低カロリーな専用飼料で育てています。肥育期に麦を多く与えることで、脂の色は白く、さっぱりとした中に味わいのある豚肉となっています。

もーもータオルを届けに行こう!

八千代牛乳のふるさとに組合員の思いを届けました!

2016.06.07

高秀牧場の高橋さんからの感謝状

高秀牧場の高橋さんからの感謝状

手から食べてくれたよ

手から食べてくれたよ

上手に搾れたよ!

上手に搾れたよ!

東都生協が実施した、搾乳前に牛の乳房をきれいに拭くために使う白いタオルを贈る「心をつなぐもーもータオルキャンペーン」では、全組合員に呼び掛け、4,801枚のタオルと298枚のメッセージが集まりました。

「八千代牛乳を応援しておいしい牛乳を飲み続けたい」という組合員の思いが詰まったタオルとメッセージの贈呈式を、2016年3月12日、千葉北部酪農農業協同組合・高秀牧場にて行いました。

贈呈式は、菜の花畑を一望できるバーベキューコーナーで行われました。

はじめに子どもたちが自分で書いて持参したメッセージを読み上げて、高秀牧場の高橋憲二さんにプレゼント。

続いて組合員から寄せられた白いタオルとメッセージを贈呈しました

高橋さんからは、もーもータオルを贈る取り組みへの感謝状をいただき、子どもたちが代表して受け取りました。

その後の牧場見学では、広い牛舎を巡りながら高橋さんのお話に真剣に聞き入りました。

酪農体験の時間では、餌やりでの乳牛と触れ合い、乳搾りでの牛の乳房の温かさに、大人も子どもも大喜びでした。

参加者からは「牛が健康そうで愛情深く育てられているのが分かった」「生産者の前向きな姿勢が伝わり、これからも安心して牛乳が飲める」などの感想が寄せられ、産地への理解を深める機会ともなりました。

視察訪問企画第2弾!

(農)茨城県西産直センター 視察訪問

2016.06.07

レタス畑で説明を受けました

レタス畑で説明を受けました

しいたけの施設を視察

しいたけの施設を視察

活発な意見交換が行われました

活発な意見交換が行われました

東都生協は2016年2月26日、農事組合法人茨城県西産直センター(茨城県結城郡八千代町)の視察訪問を行いました。

最初にレタス生産者・小泉晃一さんの畑を視察。生育期間中の温度管理や出荷時の留意点について聞き、栽培管理状況や収穫後の畑の管理などを確認しました。

次に、にんじん生産者・八城理一さんの畑では、昨年9月の記録的な大雨による被害や現時点の生育状況について説明を受けました。栽培の手順や農薬などの使用も確認しました。

しいたけ生産者・安喰(あぐい)啓太さんの施設も訪問。

2011年3月11日以降、原木栽培しいたけの利用減少から設備投資を行って菌床しいたけの出荷を始め、ようやく安定出荷できるようになったこと、現在出荷している原木しいたけの出荷が終了したら菌床しいたけだけの出荷に切り替えることなどの話を聞き、原木から菌床へ移行中の栽培状況を確認しました。

その後同センターの事務所に移動し、産地の概要や取り組みについて質疑応答を行いました。

昼食交流では、代表理事の堤利一さん、監事の安達一夫さん、生産部会長の印出昇さん、事務局の渡部央さんを交え、活発な意見交換が行われました。

視察訪問に参加した組合員は、自然災害など生産者にはさまざまな苦労があることをあらためて実感しました。

参加者からは
「土づくりから収穫まで、安全・安心な生産の努力がうかがえた」
「消費者に良いものを提供しようという熱い思いを感じた」
「原発問題でしいたけの原木栽培が難しくなり、多額の設備投資をして菌床栽培を取り入れたことを知り、ここにも大きな災害の犠牲があったことが分かった」
などの感想がありました。

第40回お茶摘み交流会に参加

(有)人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)主催

2016.05.25

竹で食器や箸を作りました

竹で食器や箸を作りました

茶の手もみ体験、右は同社代表取締役の杵塚さん

茶の手もみ体験、
右は同社代表取締役の杵塚さん

そば打ちも体験、幅がばらばらなのも手打ちの醍醐味

そば打ちも体験、
幅がばらばらなのも手打ちの醍醐味

杵を振り上げ、餅つきに挑む

杵を振り上げ、餅つきに挑む

長年農薬無散布で栽培を続けてきた茶畑

長年農薬無散布で栽培を続けてきた茶畑

待望の茶摘み

待望の茶摘み

2016年4月23日と24日の1泊2日の日程で、静岡県藤枝市にある (有)人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)主催の第40回お茶摘み交流会が開催されました。

この交流会は、「やぶきたみどり」などのお茶でおなじみの(有)人と農・自然をつなぐ会が毎年行われており、今年で40回目の節目を迎えました。

2日間通して天気に恵まれ、地元の消費者などの参加もあり、総勢100人を超える大交流会でした。東都生協からも子ども7人を含む11家族・20人が参加しました。

初日は、お茶の手もみ体験、そば打ち体験、鶏を絞める体験・乗馬体験などの企画に、参加者が各自自由に参加しました。

夕方からの「無農薬栽培40年を振り返って」と題した講演会で、(有)人と農・自然をつなぐ会の代表の杵塚敏明さんに、40年の歩みや食に対する考え方などについてお話を伺いました。その後質疑も行われました。

参加者全員が集まったにぎやかな夕食懇親会では、猪飯、天ぷら、のびるの和え物、フキの煮物、筍の煮物、鶏の煮物、手打ちそばなど、地元の手作りの料理を食べながら活発に交流。

翌日は、餅つきを行い、朝食の後で茶畑へ移動し、いよいよ茶摘み体験。手提げのビニール袋や小さい籠に各自摘んだ茶葉を入れ、集めては大きな籠に移しながら新芽を手摘みしました。体験作業を通して、茶の芽の美しさ、力強さを満喫しました。

昼食は、お茶畑の近くの木陰に座り、美しい茶畑の景色を眺めながら手作りのお弁当とお茶をいただきました。

交流会終了後、東都生協の参加者は、近くの温泉へ移動し、ゆっくり入浴してから帰路に着きました。

現地でのさまざまな体験や交流を通して、産地の現状や取り組みについての理解を深めることができた2日間でした。

参加者からは、
「初めての体験。お茶の葉が柔らかかった。楽しい思い出になった」
「とても楽しい時間を過ごせた。お茶を飲むのが楽しみ。TPPや平和のことも考えた」
「馬に乗ったり動物に触って楽しかった。茶摘みが楽しかった」
「貴重な体験をした。作り手の大変さが分かった」
「茶摘みは上の葉しか取らないことにびっくり。そば打ちも初めてで楽しかった」
「子どものころの風景。人が大勢集まることが素晴らしい。素敵な体験だった」
「子どもが生き生きとしていた。究極の食育体験をさせることができた」

などの感想が寄せられました。

こめ豚を食べれば休耕田利用につながり、食料自給率もUP!

私にもできる「食の未来づくり運動」を見つけた!

2016.05.04

こめ豚を使った調理実習

こめ豚を使った調理実習

中華風黒酢肉だんごを使った一品

中華風黒酢肉だんごを使った一品

>試食しながら交流もしました。

試食しながら交流もしました。

いなぎブロック委員会と第8地域とーと会 いなぎ産地交流の会共催による「こめ豚を食べてみよう!交流会」は2016年2月20日、㈱コープミート千葉の石井高広さんを講師に迎え開催。

まず「千葉のこめ豚」をしゃぶしゃぶにして野菜サラダにトッピング。臭みがなく、ただお湯でゆでるだけでOK。「もったいないシリーズ房総食料センターのなす乱切り(素揚げ風)」は小間切れ肉と炒めて色も味も良く、高評価でした。

玉ねぎ・にんじんを炒め「ごま油香る中華風黒酢肉だんご」をたれごと絡めた酢豚風の一品も手軽で美味。料理初心者にもうれしい品が並びました。

試食と交流の後はこめ豚の学習会。豚の飼育期間約180日のうち出荷前の約60日間は国産の飼料用米を10%給与。その米の量は1頭分約18㎏。

組合員がこめ豚を利用すると食料自給率向上につながると参加者一同納得。私にもできる食の未来づくり運動を見つけて、心もおなかも大満足でした。

八千代牛乳のふるさとへ「もーもータオル」を届けました!!

皆さんから提供いただいたタオルと、メッセージを八千代牛乳生産者へ届けました。

2016.04.11

生産者より感謝状をいただきました

生産者より感謝状をいただきました

牛の餌やりも初体験

牛の餌やりも初体験

高橋さんのお話を聞きながら牛舎を見学

高橋さんのお話を聞きながら牛舎を見学

搾乳前に牛の乳房をきれいに拭くために使う白いタオルを贈る「心をつなぐもーもータオルキャンペーン」では、4801枚のタオルと298枚のメッセージが集まりました。

「八千代牛乳を応援しておいしい牛乳を飲み続けたい」という組合員の思いを届けるため、2016年3月12日、千葉北部酪農農業協同組合の生産者・高秀牧場(千葉県いすみ市)にて贈呈式を開催し、東都生協から組合員29人が参加しました。

贈呈式は菜の花畑を一望できるバーベキューコーナーで行われました。子どもたちが自分で書いたメッセージを読み上げて高秀牧場の高橋憲二さんにプレゼント。続いて組合員から寄せられた白いタオルとメッセージを贈呈しました。

高橋さんからは、もーもータオルを贈る取り組みへの感謝状を子どもたちが代表でいただきました。
酪農体験では、広い牛舎を巡りながら高橋さんのお話を真剣に聞き入りました。餌やりでの牛との触れ合い、乳搾りの牛の乳房の温かさに、おとなも子どもも大喜びでした。

参加者からは、
「牛が健康そうで愛情深く育っているのが分かりました」
「生産者の前向きな姿勢が分かり、これからも安心して牛乳が飲めます」
といった声が寄せられました。

子どもからは、
「餌は何を食べているかが分かりました」「うしのうんちとかも りようしていること。八千代牛乳で作ったチーズが世界でもこうひょうなのがびっくりです」などの感想が寄せられました。

産直産地・千葉北部酪農農業協同組合の安全・安心でおいしい「八千代牛乳」の生産にかける思いへの理解を深める機会となったようです。

   

(農)茨城県西産直センター 視察訪問。

産直産地の視察訪問企画 第2弾!

2016.03.31

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レタスの畑を視察

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にんじんの畑を視察

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しいたけの施設を視察

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説明と質疑応答

2016年2月26日、茨城県の結城郡八千代町に位置する東都生協の産直産地・農事組合法人 茨城県西産直センターを、組合員5人で視察訪問しました。

視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で行っています。

現地では、最初にレタス生産者の小泉晃一さんの畑を視察。
生育期間中の温度管理のことや、出荷時に気をつけていることなどについて細かく説明していただき、栽培管理状況や収穫後の畑の管理などを確認しました。

次ににんじん生産者の八城理一さんの畑を視察。栽培の手順や農薬などの使用について聞き取りをし、確認しました。
昨年9月の記録的な大雨による水害で大きく被害を受け、そのときの状況から現時点の生育状況について説明をしていただきました。

続いてしいたけ生産者の安喰(あぐい)啓太さんの施設を視察。原木から菌床へ移行中の菌床や栽培状況を確認しました。

2011年3月11日以降、放射能が検出される状態が継続し、原木栽培しいたけは利用が減少。同センターでは設備投資を行い、菌床しいたけの出荷を始めようやく安定した出荷ができるようになりました。

安喰さんからは「現在出荷している原木しいたけの出荷が終了したら菌床しいたけだけの出荷に切り替えていく」との話がありました。

その後は(農)茨城県西産直センター本部に移動し、産地の概要や取り組みについての説明を受け、質疑応答。

昼食交流では、代表理事の堤利一さん、監事の安達一夫さん、生産部部会長の印出昇さん、事務局の渡部さんを交え、活発な意見交換が行われました。
自然災害など、生産者には消費者が思いも及ばないような苦労があることもあらためて実感しました。

参加者からは

「土壌づくりから収穫するまで、安全で安心な生産にかける生産者の努力がうかがえました」
「農作物に取り組む真摯な姿勢がいろいろな資料から見て取れました。消費者に良いものを提供しようという熱い思いを感じました」
「にんじんが去年の水害で出荷できなかったということで心が痛みました」
「しいたけ農場にて、福島第1原発事故問題で原木栽培が難しくなってしまったこと、多額の設備投資をして菌床栽培も取り入れて軌道に乗り始めたことなどを知り、ここにも大きな災害の犠牲があったのだと思いました」
「生協のものは安心して食べられる実感を再度確認しました」
などの感想が寄せられました。
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