みんなの活動:これまでの活動報告

「ひたち野 穂の香卵」の産地を交流訪問しました

JA新ひたち野で飼料用米の田植え体験&㈱小幡畜産の鶏舎見学・交流

2016.09.14

稲が倒れないように丁寧に田植え

稲が倒れないように丁寧に田植え

ひたち野 穂の香卵の鶏舎

ひたち野 穂の香卵の鶏舎

鶏舎内では全員白衣とマスク着用

鶏舎内では全員白衣着用

東都生協は2016年5月21日、JA新ひたち野と㈱小幡畜産を訪問し、飼料用米の田植え体験と昼食交流と鶏舎見学を実施。飼料用米を配合した餌で育てた鶏の卵「ひたち野穂の香卵」。その飼料用米の産地・JA新ひたち野と日本販売農業協同組合連合会の協力を得て行われた体験交流企画です。

はじめに茨城県石岡市にあるJA新ひたち野の田んぼに到着。田植えの仕方の指導を受けて、一列に並んで田植えをスタート。慣れない手つきで泥に足を取られながらも、一生懸命苗を植えました。

田植え終了後はバスでJA新ひたち野本店に移動し、生産者やJAの皆さんと一緒に昼食タイム。「ひたち野 穂の香卵」 を使ったお料理をおいしくいただきながら、大いに交流しました。

「ひたち野 穂の香卵」についての学習では、餌をとうもろこしでなく米にした経緯や畜産の自給率などについて学び、活発な質疑応答が行われました。

その後バスで㈱小幡畜産へ。養鶏場や飼料・飼育方法について説明を聞き「ひたち野 穂の香卵」の鶏舎と飼料場・堆肥場を見学しました。

参加者からは、
「田植えの体験では、大変な労力を要することが分かって良かった」
「鶏舎が興味深かった。鶏の健康などいろいろ手間をかけていることを感じた」
「いのちを支えるものを作っている方々に感謝と応援をしたい」
などの感想が聞かれました。

飼料用米ができるまでの一端を知るとともに、輸入飼料に頼らず日本の風土に合ったお米を鶏の餌として生かした養鶏について実体験を通して学ぶことができ、充実した一日となりました。

㈱小幡畜産:
JA新ひたち野管内唯一の養鶏農家。開放鶏舎で1段ケージ飼いを行っています。「ひたち野 穂の香卵」は養鶏用飼料の主原料のとうもろこしをひたち野産飼料用米に置き換え(配合率約60%)、自家配合した餌を鶏に与えています。