食と農
平和食品工業㈱を視察訪問しました
視察訪問企画 第1弾! 東都生協との約束事を守るための仕組みや取り組みを組合員自らが確認しました
2016.03.15
カテゴリ 食と農
商品の説明 |
商品の食べ比べおよび試食評価 |
工場施設を説明を受けながら視察 |
工場施設の視察 |
活発な意見交換と質疑応答 |
視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で行っています。
最初に、坂戸工場の堀内次長よりパワーポイントを使って会社および工場内の概要の説明と、営業担当の押川さんより東都生協取扱商品の説明を受けました。
原材料の厳しいチェックとISO22000(食品安全マネジメントシステム)の高度な品質・衛生管理手法を導入し、安全性の確保を徹底していることなどの説明がありました。
続いて、クリームシチュー3種とカレー3種の食べ比べおよび試食評価を実施。
クリームシチュー・カレールウともに、プライベートブランド(PB)のほか市販品2種を味を確認しながら試食しました。
試食評価後にPBと市販の原材料の比較表が配られ、あらためて東都生協取扱商品の品質について確認しました。
昼食を挟み、工場内の製造現場を説明を受けながらの視察。
直火焼きカレールウの製造中の工場を見学し、直火釜やフレークにする過程や包装工程を視察し、金属探知器やX線探知機の説明を受けました。
メーカーの方々の詳しい説明を伺いながら、工場内に入る前の徹底した服装の準備、虫などの侵入に対する対策、その後の検査などを確認しました。
最後に、質疑応答と参加者一人ひとりから感想を述べました。質疑応答では活発な発言が見受けられ、視察への積極的な参加意欲が感じられました。
今回はPB主体の工場だけに、あらためて東都生協のPBについて確認し理解を深めることができ、有意義な視察訪問となりました。
参加者からは、
「会社内がとてもきれいでした。工場の従業員の方々が皆、礼儀正しく、あいさつしてくれてとても感じが良かった」
「食品を扱う仕事は細心の注意を払いながら品質を管理し、よりおいしい商品を目指して日々努力していらっしゃることが分かりました」
「工場も清潔で品質管理も行き届いているので感心しました。東都直火焼カレールウの工程はとても興味深く見学させていただきました」
「平和食品工業さんの取り組みや社員教育の素晴らしさに感動しました」
「自分が購入し食べたことがある商品が、どのような所でどのような方法で作られているのかが分かり、良かったし安心しました」
などの感想がありました。
食べる・補充する「回転備蓄」
期限切れの前に普段の食事で消費するのがコツ
2016.03.03
ロングライフパンを |
ノンカップめんの試食も |
保存食への認識も深まった |
ツナ缶、ノンカップ麺、ロングライフパンを例に、「賞味期限をチェックし、期限が切れる前に普段の食事で消費してから買い足すことで、備蓄のサイクルを確立する」という保存食品利用の学習はとても役立ったようです。
伊藤食品㈱のスライドによるツナ製造ラインの説明は、工場見学に行く機会をなかなか持てない参加者にとって勉強になりました。
試食はクラッカーにツナ缶とアボカドで作ったディップのおつまみ。東都生協の学習会に初参加だった同社は、「組合員の生の声が聞けた」とうれしそうでした。
トーエー食品㈱の環境に配慮したノンカップ麺は、かんすい不使用の国産小麦粉の麺、昆布・かつお節などの天然エキスを使用したスープ、お湯を注ぐだけの手軽さと保存もかさばらないなどいいことずくめ。
うどんとそばを試食しながら製造方法についても学びました。
㈱コモは、おいしいパンを求め、イタリアでパネトーネ種に出会ったのだとか。この酵母を持ち帰り、イタリア人から指導を受け、保存料不使用で長期保存可能のコモパンが誕生したそうです。
生地が幾層にもなっているからこその口当たり...なるほどと思わせる説明を聞きながら、伊藤食品㈱とのコラボで作られたクリームチーズ・ツナ缶・野菜のクロワッサン・サンドイッチを試食しました。
この日は3社によるクイズも行われ、保存食への新しい発見もできた楽しい会となりました。
みそ作りの奥深さを体験
「おみその同窓会」
2016.03.03
「手作りみその同窓生」 |
持ち寄った手作りみその味比べ |
好みのブレンドで作ったしじみ汁 |
出席者9人のうち、みそ作りをしたことのない2人に対し、まずテキストに添ってみそ作りの説明が行われ、次に各自持ち寄った手作りみそを比較。
それぞれの好きなブレンドで合わせみそにしてもらい、しじみ汁を作りました。
みそは、見た目同様、塩辛いもの、甘いもの、優しい味のものといったように、個性的な味があることが分かりました。
作る人が違えば、みその味も違う。みそ作りの奥深さを体験できた一日でした。
味も良し会話も楽し、農家レストラン
全農パールライス㈱・(農)房総食料センター・(農)さんぶ野菜ネットワーク・マルイ食品㈱の方々と試食しながら交流
2016.03.03
カテゴリ 食と農
8種もの料理が並んだ |
産地・メーカーの |
「一日店長」より趣旨やお品書きの説明を受けてから、参加者はテーブルに並べられた8種類もの献立から、バイキング形式でチョイス。
テーブルでは普段交流のない組合員や産地・メーカーの方とざっくばらんに会話をしたり、合間のクイズ大会に気合を入れて挑んだり...と楽しいひとときを過ごしました。
料理には新鮮な野菜やこだわりの食材が使われているので、野菜のおいしさを実感。特に「鶏の焦がしねぎソース」は、「農家レストランらしいおいしさだった」と評判でした。
大豆づくりを通して農業の現状を学ぶ
産直産地のJAやさとにご協力いただきました
2016.03.03
カテゴリ 食と農
このひもに沿って種を植えるんだね |
みんなでピザ作り |
豆腐作り。固まったかなぁ? |
今年もJAやさとの協力を得て、農業体験企画「大豆コース〜種から育てた大豆でおいしいお豆腐を作ろう〜」を開催。種まきから草取り、収穫、豆腐作りの体験を通じて、大豆の生育過程や国産大豆の現状などを学ぶ食育企画です。
2015年7月から12月までの5回にわたる作業に参加したのは延べ34家族85人。
初回はNPO法人アグリやさと(*)の柴山進さんから「作業体験する畑は7年間農薬を使っていない」などの説明を受けた後、大豆の種まきを行いました。
植えたのは「青大豆」。熟しても青く、甘みが特徴の品種です。柴山さんからは食料自給率やTPP(環太平洋経済連携協定)、遺伝子組換え作物、世界と日本の農業など、農業を巡る情勢を学習。
大豆の成長を見守りながら、地元の食材を生かした料理を通じて生産者と交流する機会も設定。9月に起きた関東・東北豪雨災害についても、被害の深刻さを現地で肌で感じることに。
同産地は米の収量減少、キャベツの生育遅れなど大きな影響を受けましたが、みんなで育てた大豆は無事に収穫ができ、最終回にはこの大豆で豆腐を作りました。
参加者からは「8月の草取りは暑くて大変だったが、生産者はこの中で作業していることを痛感した」「貴重な体験ができた。この企画に参加して東都生協で野菜を注文するようになり、野菜を食べる量も増えた」など感慨深い声が聞かれました。
通常の産地交流訪問では味わえない「作る喜びと大変さを実感できる体験農業」は、産地直結に欠かせない取り組みの一つになっています。
雨での満喫! 埼玉産直センター収穫祭
泥だらけで野菜の収穫を体験
2016.02.08
カテゴリ 食と農
雨ニモマケズ収穫に励む |
深谷市のイメージキャラクター |
小雨のぱらつく中、参加者は大人も子どもも泥だらけになりながら白菜・長ねぎ・にんじん・大根などの収穫を体験。雨が本降りになったため、ダンスや太鼓などの演目は中止になりましたが、大型トラックの荷台を利用したステージでは深谷市イメージキャラクター・ふっかちゃんのパフォーマンスやくじ引き大会を予定通り敢行。
産地のお母さんたち手作りの豚汁や赤飯を食べて温まり、時間の許す限り楽しみました。 帰りのバスの中では、「大根の葉もポキッと音を立てて折れるくらい新鮮!」「にんじんの葉を和え物にするとおいしいと教わった。
作るのが楽しみ」などの感想も。土に触れる経験に感動し、産地に感謝する一日となりました。
楽しい催しがいっぱいの親子フェスタ
親子で食育を考える一日となりました。
2016.02.08
豆つかみゲーム |
かわいい未就学児のフラダンス |
この地域では初めてのフェスタ、緊張の中会場のドアが開くと...駅近ということもあって出だしは好調。
㈱ミサワ食品(「東都ふがし」など)・花畑共同作業所(マドレーヌやクッキー)・コーセーフーズ㈱(「お米と米麹でつくったあまざけ」など)・㈱旭食品(「十穀シリアル」)などが出店し試食や交流しながらの販売。
ステージでは、お話会のほか就学前の子どもたちによるかわいいフラダンスショー!! 他にも花の名を当てるクイズや食育絵本の読み聞かせ、箸を使ってお皿の豆を移すゲームなど、子どもが喜ぶ楽しい遊びがいっぱい。
産地直結を実感する活動報告の展示などもあり、暖かい雰囲気の会場で親子で食育を考える一日になりました。
おいしく食べよう「冷凍あさり」
海の環境を守りながら安定供給される国産あさりについて学習&試食
2016.02.08
講師の岩本千秋さん |
あさりづくしの料理 |
国内産冷凍あさりの主な産地や製法を学習した後は試食会。あさりご飯と、委員手作りのおみそを使ったあさりのみそ汁も花を添えました。冷凍あさりをおいしく食べるポイントは、やさしく洗い、冷凍のまま沸騰した鍋に入れること。
旬の3月~5月にパックするから、栄養もおいしさも一年中味わえます。参加者からは「身がふっくらとしておいしい」「使いたいときに使いたい分だけ出せて便利」と人気も上々でした。
ただ、国産あさりもピーク時に比べて漁獲数量は半分以下なのだとか。日本人の食生活に欠かせない貴重な海の幸。ぜひこれからも冷凍庫に常備したいですね。
大豆の産地でみそ作り体験・交流と民話の夕べ
JAあいづ・松亀味噌㈱を交流訪問
2016.02.08
カテゴリ 食と農
みそ原料となる大豆 |
あやこがね大豆を使ってみそ作り |
JAあいづ産地交流会5周年感謝状 |
初日は、あやこがね大豆の畑で大豆についての説明を受けた後、収穫を体験。放射能検査場ではJAあいづの米の全袋の放射能検査の様子のほか、米の低温倉庫や大豆の倉庫も見学しました。
JAあいづ東部営農センターでは、JAあいづ岩橋代表理事専務より東都生協大出副理事長と松亀味噌㈱小口会長に感謝状と記念品の授与が行われ、その後みそ作りを行いました。
2011年JAあいづ産に原料産地変更を予定していたところ、東日本大震災とそれに伴う津波により、福島第1原発事故が発生。風評被害が懸念される中「放射能検査をするので大丈夫」と背中を押され、みそ作り実習や生産者との交流などがスタート。今回の感謝状はこうした取り組みが5年にわたり継続できたことに対して贈られたものです。
宿では「猪苗代民話の会」の皆さんが民話や歌、ハーモニカ演奏を披露し、さらに参加者と一緒に餅つき大会まで! 夕食交流会では、つきたての餅の雑煮とあんころ餅をいただきながら、産地の方々と交流を深めました。
翌日は野口英世記念館と会津若松城(鶴ヶ城)の見学後、JAあいづ本所にて産地・メーカーの方と参加者の昼食交流会。
参加者からは「みその産地を意識していなかった。大豆の畑を見たのもみそ作りも初めて。今日作ったみそを食べるのが楽しみ」など、この二日間に学んだことや感想などを語り合い理解を深めました。
思いがけないアイデアも飛び出す「新商品おしゃべり会」
組合員が企画前の新商品を評価し、声を寄せ合う商品づくりの活動
2016.02.08
カテゴリ 食と農
中まで野菜がぎっしり! |
トースターで温めサクサクに |
じっくり試食して味と食感を評価 |
毎回1~2品の商品を調理・試食し、評価します。2015年9月11日、城西会場では第6回を開催。商品の原材料や製造方法の説明を受けた後、食味や価格・使い勝手など活発な意見交換を行いました。
今回提案されたのは「彩り野菜と鶏ひき肉のキッシュ」と「甘えび入りかき揚げ」。どちらも冷凍品で電子レンジまたはオーブンで調理できる商品です。
「彩り野菜と鶏ひき肉のキッシュ」は、ブロッコリーやかぼちゃなど4種類の国産野菜がコロコロとトッピングされて見た目が華やか。
しかし、半解凍のままカットする作業は意外に大変でした。「あらかじめカットしてあると調理しやすい」との意見もある中、「国産材料を使っているので安心して食べられる」「ママ友や子どもたちのパーティーで喜ばれそう」などおおむね高評価でした。
「甘えび入りかき揚げ」は殻付きの甘えび・国産の玉ねぎ・にんじん・いんげんを国産小麦粉を使用した衣を付けて油で揚げた商品。
「玉ねぎの甘さが際立っておいしい」「甘えびをもう少し増やしたら?」「ごはんやおそば・うどんにのせて一人ごはんにぴったり」「大きさも値段もちょうど良い」などの意見があり、特に国産野菜の甘みに高い評価がありました。
城西会場には14人が登録。食にこだわりのある組合員が多く、時には厳しい意見もありますが、提案商品の思いがけない利用アイデアが飛び出すなどワイワイとにぎやかに活動しています。