食と農
農家のプチブランチでおいしさ満喫、産地直結を実感!
2017年度は6月から来年3月まで9会場で開催します
持ち寄った料理を盛りつけ中
グループごとに試食しながらおしゃべり
各会場に4~6団体の産直産地の生産者が来場し、参加者はそれぞれの団体の料理を試食しながら交流。おいしさに感激しつつ、レシピや作物、生産の苦労、産地の状況、後継者のことなど話も弾み、質問にもその場で答えてもらえました。
組合員からは
「いつも購入している商品の生産者さんと交流できて、安全な作物を作る工夫やご苦労が分かり、大変勉強になる」
「東都生協の産直野菜のおいしさを再確認した」「皆さん自信を持って作っているので今後も応援したい」
など、産地と直接つながる産地直結を実感する感想がたくさん。
生産者からは「実際に食べている人の声や、どんな野菜がほしいかなども聞ける双方向の交流ができて良い」と好評でした。
2017年度の「農家のプチブランチ」はさらに工夫を凝らして開催します。2016年度と同様に団体が持ち寄った料理を試食する交流会と、食材をみんなで調理し、試食する交流会があり、地域ごとにテーマや参加団体が決まっています。
おいしさを堪能した後には注文しやすいように商品案内への掲載情報もお知らせしていきます。お住まいの地域のニュース「地域版ワォ」の案内をどうぞお見逃しなく。生産者からいろいろなこだわりを直接聞いて、商品のおいしさを発見してください。
★農家のプチブランチ 2017年度開催予定一覧はこちらをご覧ください
新商品おしゃべり会を毎月楽しく開催
新商品おしゃべり会での組合員の意見・要望を、商品や商品案内の改善につなげています
試食したら意見を評価表に記入します

天然酵母ごまチーズ
天然酵母パン研究会からの新商品「天然酵母ごまチーズ」は、有機黒ごまを豊富に入れた国産小麦のパン生地でよつ葉乳業㈱のナチュラルチーズを包んだもの。トランス脂肪酸を懸念する声を受け、ショートニングやマーガリンは不使用の商品です。
試食では、新商品おしゃべり会のメンバーから
「そのままでもおいしいが、軽くトーストした方がごまやチーズの風味が増してよりおいしい」という感想や
「粒のままのごまは消化吸収されにくいので、すりごまにしてみては?」「あんこなど甘いタイプもほしい」
などの意見が出ました。
「今後の検討課題と受け止め、安全な原材料を使用している点やお薦めの食べ方を案内していきます」と職員。
もう一品は「大根生姜のど飴」。大根エキスとしょうが粉末を麦芽水あめに混ぜた喉に優しい商品。
新商品おしゃべり会のメンバーからは「大根としょうががほのかに香り、おいしくて喉に良さそう」「品の良い甘さが好き」など良い評価があった一方で「のど飴という感じではなく、"大根生姜飴〞の方が良い」という意見や少量の規格を望む声もありました。
こうした一人ひとりの声が、商品案内での分かりやすい表現や商品の改善につながっていきます。参加メンバーからは「新商品のことがよく分かり、商品知識も増えて楽しかった」との感想も聞かれました。
2017年度の新商品おしゃべり会は、上期は城西会場午前・午後、さんぼんすぎセンター会場午前・午後、横浜会場の計5会場で4月からスタートしています。下半期のメンバーは、組合員活動情報紙「ワォ」や東都生協ホームページで8月初旬に募集します。商品づくりへの多くの方の参加をお待ちしています。
魚から環境問題も見えてきた「おさかな学習交流会」
水産資源を保護し、持続可能な漁業を目指す産直産地・千倉水産加工販売㈱の取り組みを学びました
たくさんの魚の試食品
食から環境まで掘り下げました
商品ごとの原料魚や製造工程、女川やノルウェーの工場などについて丁寧な説明を聞いた後、試食。
当日の商品は「東都しめさば」他9品目とつみれ汁。主催者はご飯とたくあんも用意。お魚のおいしさが一層引き立ちました。
質疑応答では「子持ちししゃもは商品としてたくさん出回っているが、資源減少にはつながらないのか?」との問いに、古川さんは
「ししゃもは決められた漁期にだけ、資源を保全しながら漁をしているので減少にはつながりません」
と回答。海外漁場の状況も学びました。
主催者は「国産、ノルウェー産のさばの違いと良さがよく分かり、また魚から見える環境問題などいろいろ勉強になった」と今回のような企画の大切さを実感していました。
第7地域委員会で組合員・生産者・職員の「大交流会」を開催
交流を通じて、産直産地・メーカーと商品への理解と信頼を深めました
㈱エルベ・プランズは
撥水加工ネクタイの実演
(有)どさんこ農産センターの生産者による紹介
やさと農業協同組合の産地紹介
はじめに各団体(エム・シーシー食品㈱、中野市農業協同組合、千葉北部酪農農業協同組合、㈱ミサワ食品、㈱エルベ・プランズ他)から、取り扱っている商品、各団体の特徴やこだわりを紹介。
(農)埼玉産直センターの若手生産者からは「百年トマト」の目指すものと意気込みについて話しました。また「新世代チャレンジプロジェクトのマークの名前を知っていますか?」の質問には、幼稚園児の男の子が「やったろう」と正解し、みんなびっくり。
その後8テーブルに分かれ、昼食交流。生産者・組合員・職員は途中1回、席替えを行い、交流を深めました。
参加団体からは
「生産者がおいしく安全な作物を作るのは当たり前。消費者の顔、生産者の顔が思い浮かべられることが、本当の安心・安全、産地直結だと思う」( ㈲どさんこ農産センター)、
「これからはレタスが旬。きゅうりもトマトもサラダにして1日350g以上食べてください。ぜひ東都ファームの『にんじんドレッシング』を使って!」(JAやさと)
などのメッセージが。
東都生協の職員からは
「生産者の思い、苦労話、商品の安全性などを伝えていくのが務め」
「普段知ることができない情報は担当者ニュースや供給などで伝えていく」
と日頃の業務にかける思いを語りました。
組合員からは
「生産者の熱意を感じ、品質への信頼感を強くした」
「今日の話は他の組合員にも伝えたい」
「若い人が頑張っていて頼もしい」
などの感想がありました。
じっくり深く交流することで、産直産地・メーカーや商品に対する理解や信頼度が深まった有意義な交流会となりました。
「わたしのこだわり」商品にはたくさんのこだわりがあふれている
東都生協プライベートブランド「わたしのこだわり」商品の誕生秘話なども聴きました
商品のこだわりを学習
テーブルいっぱいに並ぶこだわり商品
第9地域委員会は2017年3月14日、商品事業部の林秀明職員を講師に招き「わたしのこだわり」学習&試食会を開催。誕生秘話を聞きながら商品を試食し、国産原料へのこだわりや作っている人のこだわりに加え、環境に優しい商品であることを確認しました。
参加者からは「東都生協でしか味わえないものを実際に口にすると説得力がある」「食べたことのなかった商品、今度注文してみたい」とうれしい感想が寄せられました。
こだわりすぎて産地・メーカーには苦労もあるそうですが、そこは妥協をしないプロ集団。「毎日口にするものだから安全・安心なものを...」と届けてくれていることに感謝したいものです。
組合員、生産者、メーカーが一緒になって作り上げた「わたしのこだわり」商品。今後もみんなが納得するおいしい商品が誕生するのが楽しみですね。
楽々ランチde試食会
応募者多数で抽選に ~プライベートブランド「わたしのこだわり」商品試食会を開催!
皆で調理

並んだ多種類の試食品
初めて試食した商品も
東都生協は、独自のプライベートブランド「わたしのこだわり」(*)商品を使った調理試食会を2回にわたって開催。
ブロック委員会不成立ブロックから参加の方々を中心に両日とも定員を超える申し込みがありました。
「わたしのこだわり」は、東都生協の組合員と産直産地・メーカーが一緒に作る商品ブランド。不要な添加物を排除し、国産原料を優先的に使用するなど、安全・安心とおいしさ、使い続けられることを追求しています。
(*)「わたしのこだわり」の詳しい説明はこちらをご覧ください
【2016年11月19日(土)】会場:セシオン杉並
土曜日開催ということもあり、申し込み多数で抽選となり、保育希望も多く、にぎやかな試食会となりました。
「初めて食べる商品があり、簡単にできておいしかったので、次回買ってみたい」という声が多く聞かれました。(24人参加)
<当日メニュー>(試食品)
東都ピーマン肉詰め
東都南国元気鶏フライドチキン
東都肉ワンタン
東都白身魚の便利カット
東都エビピラフ
東都焼きナポリタン
東都三陸産カットわかめ
東都ミックスナッツ
東都麩菓子
東都国産果実の実ゼリー
野菜サラダ 他
【2017年1月23日(月)】会場:西荻地域区民センター
第2弾! 開催も申し込み多数で抽選となりました。男性の参加者もあり、多くの世代の方が集う楽しい試食会となりました。
「簡単にできてボリュームもあった」「お気に入り商品を見つけられた」というお声を聞くことができました。また、東都ファームのにんじんドレッシングも大好評!(25人参加)
<当日メニュー>(試食品)
東都霧島黒豚ハンバーグ
東都鶏ごぼうしゅうまい
東都スイートコーンの中華スープ
東都金芽米焼おにぎり
東都エビピラフ
東都北海道産栗かぼちゃ
東都北海道産栗かぼちゃ
東都薫るよもぎ餅
東都惣菜屋さん 国産ひじきとゆば煮
いわしのおかか煮
東都国産若採り里ごぼうのおつけもの
東都信州りんごジュース
野菜サラダ 他
ふっくらおいしい煮豆の製造現場を見学しました
㈱南部フーズ交流訪問の報告

現場の苦労話なども聞きました
2017年2月23日、野毛ブロック委員会は「東都田舎金時豆」「東都須黒さんの味付けいなり」などの煮豆・惣菜を製造する㈱南部フーズを訪問しました。
工場の煮豆用の釜は、人間一人が入れるような大きさの二重構造。直火でなく蒸気で蒸す方法で約1時間半、おいしい煮豆が出来上がります。
試食で出された煮豆はどれもふっくらと柔らかく、とても美味でした。味付けは添加物を使用せず、砂糖と塩だけと知り安心しました。
原料の豆は、収穫時期によって違いがあるため煮る時間の調整をしていますが、どうしても仕上がりに多少の違いは出てしまうそうです。
北海道の豆の生産は減少していますが、東都生協の商品には全て国産原料を使用しているそうです。原材料の話、調達の苦労話など現場の声を聞くことにより、メーカーへの理解が深まりました。
食品添加物学習会&Let'sおにぎらず
食の安全について学習した後で「おにぎらず」作り
最初に食品添加物について学びました
配付された資料
東都生協では科学的見地に基づいた商品の安全基準を設け、計画的に衛生検査を実施しているため商品は安全なこと、法律を理解した上で情報を正しく選ぶことの大切さを学びました。
参加者からは「東都生協商品への安心感が高まった」「添加物について客観的に学ぶことができて良かった」などのほか、「1時間の講義では...。もっと聞きたい」という声も。
主催者は「食の安全を求める組合員が多いからこそ、東都生協が選ばれている」と納得したそうです。
おにぎらず作りでは、作り方を教わった後、「わたしのこだわり」商品を中心にそろえた具材で各自、自由に作って試食。
簡単にできておいしく、さまざまな商品の紹介もあって好評でした。
普段聞けない苦労話も...産直産地との調理交流会
新世代チャレンジプロジェクト産地・(農)房総食料センター、㈱野菜くらぶ、㈲山梨フルーツラインと交流
産地の取り組みや農産物について学びました
料理9点の豪華試食会
第1地域委員会は2017年2月21日、新世代チャレンジプロジェクトで応援中の(農)房総食料センター、㈱野菜くらぶ、㈲山梨フルーツラインを招き、「野菜・果物を知って産地ともっと仲良くなろう 調理交流会」を開催。
それぞれの取り組みや農産物について学んだ後、各産地農産物を使って産地の方と一緒に調理。「長ねぎのみたらし風」「糖しぼり大根カナッペ」など7品に主催者が調理した2品を加え、豪華な試食交流会となりました。
参加者からは「春の砂嵐に見舞われたり、産地は大変。野菜が欠品の時には今日の話を思い出したい」といった生産者を応援する感想が続出。
主催者は「前年度もコラボした3団体の皆さまから普段聞けない話を聞けて感動! 産地お薦めの調理も紹介できた」と大変喜んでいました。
天然酵母パン作りに挑戦
第5地域委員会がホシノ天然酵母を使用した「パン作り教室」を開催
自分たちで作ったパンで試食会

丸パン、にんじんパン
2017年2月20日、第5地域委員会は、ホシノ天然酵母を使用し、たまごやバターを使わない「パン作り教室」を開催しました。
講師の高橋恵美子さんからパン作りの流れについて説明を聞いた後、それぞれの班に分かれてパン作りをしました。
今回のメニューは、丸パン、にんじんパンです。パンのこね、分割、成形の過程の合間には酵母や小麦粉についても学習しました。
参加者からは、「パン作りは初めてでしたが、自分で作るパンはおいしい」「小麦粉も外国産と国産の違いが分かり良かった」など、好評でした。
主催者は「申し込みが多くて、天然酵母のパン作りに興味のある人が多いことが分かりました。参加者もとても意欲的に楽しんで参加されていたようでした」と話していました。