みんなの活動:これまでの活動報告

新茶の季節を五感で満喫!

(有)人と農・自然をつなぐ会主催「第41回お茶摘み交流会」に参加しました

2017.07.13

貴重な新芽のお茶摘み体験


特別講演講師:八田純人氏


三分づき玄米のもち米つき体験

㈲人と農・自然をつなぐ会(静岡県藤枝市)主催で2017年4月22日~23日「お茶摘み交流会」が行われました。

この交流会は、同産地代表の杵塚敏明さんが41年前から毎年開催しているもので、東都生協の組合員をはじめ、国内外から約80人の参加者が新茶の茶畑に集いました。

お茶摘みやお茶の手もみ体験のほか、山菜料理や新茶の天ぷら、炊き込みご飯、猪飯、手作りこんにゃく、鶏絞め、餅つきなど、おとなも子どもも楽しめる体験が盛りだくさんの2日間。

地元の旬の味を堪能し、生産者と消費者が共に食べ、語り合う....生産者と消費者のつながりと命の大切さが実感できた交流会となりました。

今年は、食の裏側を学ぶ機会として、農民連食品分析センター所長の八田純人さんをお迎えし「農力を伸ばす知識を育もう ― 分析現場から伝えたい食の裏側 ―」と題した特別講演も行われました。

普段、何不自由なく食べ物を手に入れ、豊かな食卓を囲むことができている私たち。
効率や経済性を重視した食料供給の仕組みをちょっとのぞいてみると「豊かさとは何?」とあらためて考えさせられます。

生命の営みとそのつながりの尊さ、大切さを考える時間を共有することができました。

参加者からは、
「お茶は心の持ちようで味が変わるとのこと、これからはゆったりとした気持ちで入れたい」
「八田さんの講演や皆さんの話を聞いて、もっと食に気をつけていきたいと思った」「大好きなお茶がどのように育っているのか見ることができて良かった」
など、たくさんの感想が寄せられました。