みんなの活動:これまでの活動報告

商品政策基準などの学習会を開催

2017年度商品活動に向けたガイダンスの様子

2017.07.13

東都生協職員より品ぞろえや商品情報の判断などを説明

東都生協は2017年4月20日、さんぼんすぎセンターにて、商品政策基準などに関する学習会を開催しました。

第1回商品委員会を開催する前に、各地域から選出された商品委員や理事と、新商品おしゃべり会のメンバー、地域コーディネーターに、東都生協の商品政策や基準、商品の安全性などについて学習し、活動に臨んでもらうことが目的です。

商品委員会は、組合員の声に応える商品事業を推進するために商品活動全体を取りまとめとともに、商品事業が組合員の声に応え、基本方針と政策に沿って行われているかについての評価や提言することを取り組みの柱として理事会が設置しています。

商品事業部職員からは、東都生協発足時から受け継がれている商品の考え方(総合政策)や、畜産物、農産物、食品に対して決められている基準について説明。東都生協では産直(産地直結)を「生産者と組合員の相互理解の上に立った運動と事業」としていること、産直農産物の5つの特徴(※)、産直農産物として商品を提案する前提条件、管理農薬の管理と運用に関する基準などを報告しました。

安全・品質管理部職員からは、食品添加物の表示ルールが変更され現在は移行期間であること、トランス脂肪酸や焦げの部分に多く含まれているアクリルアミドなどの有害化学物質について解説。自然毒をはじめとする11項目の食品に関わる危害性についても一つひとつ事例を挙げて説明しました。

農薬については、「リスクがあるから排除する」のではなく、「リスクを理解し管理する」という東都生協の考え方について解説。商品案内(カタログ)で全ての産直青果・米に自主基準の「栽培区分」を表示していることなど、基本的な事柄について学びしました。

参加者は、今後開催される商品委員会や新商品おしゃべり会などで学んだ知識を役立てて活動していくことになります。

※産直農産物の5つの特徴:①全て組合員の目を通して選ばれていること ②いつ・どこで・誰が・どのように栽培したかが分かること ③商品の安全・安心が担保されていること ④自主基準に基づく栽培区分表示の実施 ⑤土づくり宣言21 エコプラン運動の推進