みんなの活動:これまでの活動報告

被災産地・メーカー交流訪問&被災地視察企画

被災地の今を知り、これからを考える

2016.08.22

7月22日と23日の1泊2日の日程で、被災産地・メーカー交流訪問&被災地視察企画を実施し、子ども5人を含む11家族20人の参加がありました。

東都生協では、継続的に東日本大震災で被災された方々、そして取引先産地・メーカーを支援する募金活動に取り組んでいます。本企画は、東日本大震災への支援募金を活用した企画です。

月日の経過とともに東日本震災関連の報道も減少していますが、震災を風化させないためにも、被災地を視察し、被災メーカーを訪問して交流し、当時の状況と復興の過程、これからについて、現地で実際に見聞し確かめることを目的に、岩手県の(有)本多商店、宮城県の(株)高橋徳治商店と(株)ささ圭の3メーカーの交流訪問と、被災地の視察を行いました。


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津波で大きな被害を受けたサン・アンドレス
公園にてガイドの方の説明を聞く

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本多商店の本多サト子さんが震災の絵本の
読み聞かせをしてくださいました

初日は、一ノ関駅に到着後、バスで大船渡市へ移動。昼食後、碁石海岸で美しい海を見学。津波があったとは信じがたいほど穏やかな海でした。
そして、現地ガイドにバスに同乗していただき、大船渡市内の被災地視察。サン・アンドレス公園、大船渡市場、賀茂神社などを回り、当時の状況と復興の過程をお聞きしました。
その後、(有)本多商店に到着し、工場見学。写真などの資料を基に当時の状況をお伺いしました。津波で工場を失っても、わかめを早く出荷できるよう努力されたこと、丁寧にわかめを製造していることなどがよく分かりました。

(有)本多商店の皆さんとの夕食交流会では、三陸海岸のおいしいお料理をいただき、心のこもった温かいおもてなしをいただきました。


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本多商店の皆さんとの夕食交流会を終えて

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高橋徳治商店で笹かまぼこの新工場を見学

翌日は、朝早くバスで出発。途中「奇跡の一本松」などを車中より見学しながら移動。津波の威力の大きさと被害の甚大さを実感しました。
(株)高橋徳治商店に到着し、工場見学。被災後、山の方に工場を再建し材料にこだわった笹かまぼこを製造されていることがよく分かりました。震災時のお話では、たくさんの映像を見ながらお話をお聞きしました。生々しいけれども事実であることに胸を塞がれましたが、前向きな姿勢に救われる思いがしました。昼食交流でもいろいろなお話を交わし、交流することができました。
次に(株)ささ圭の手造りかまぼこ工房へ。かまぼこ工房では、炭火手焼き笹かま体験・試食とお買い物をし、メーカー紹介と被災時のお話をお聞きしました。当時の新聞記事や写真を見ながら、震災で残ったお店ですぐに再開されたことなどのお話に、励まされる思いがしました。その後、(株)ささ圭本社工場にて工場見学。丁寧に笹かまぼこを製造していることがよく分かりました。
そして仙台駅に向けて出発。仙台駅より帰路につきました。

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高橋徳治商店の高橋英雄さんのお話

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ささ圭の佐々木圭亮さん靖子さんご夫妻のお話

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ささ圭の手造りかまぼこ工房にて
炭火手焼き笹かま体験と試食

被災地の方々の思いや様々なことを乗り越えての考えに触れることができ、多くのことを得ることができた2日間でした。一人ひとりがあらためて自分たちにできることを考え行動することにつなげていかなければと思いました。

参加者からは、
「東京にいると分からないことを知ることができ、いろいろと勉強になりました。」
「言葉に言い表せないほどの苦しみ悲しみを経て、それでも今があり前向きに生きていかなければと頑張っている姿に感動しました。」
「未だに仮設住宅が建ち並んでいて、復興はまだまだ途上であると感じました。」
「これからも自分に協力できることはしていきたいです。」
「笑顔の裏につらいものを抱えているその重さを知りました。」
「この企画に参加できて良かったです。被災したメーカーの皆さんの明るさが心に染みました。」
「これから何ができるか考えていきます。まずは伝えていきたいと思います。」
などの感想がありました。