
「消費者力UP!あなたの常識・非常識」 賢い消費者になるために!
| 日時・講師 | 会場 | 内容 | |||||||
| 第1回 |
9月28日(水) 広重 美希さん | 東京都消費生活総合センター17階 教室1・2 | 衣生活(クリーニングトラブル他)、食生活(食に関する安全と表示)、住生活(住生活の様々な契約)、環境(低炭素社会と環境ラベル) | ||||||
| 第2回 |
10月13日 (木) 飯村 久美さん | 東京都消費生活総合センター16階学習室A | 契約・悪質商法・サービス。グループワークで内容証明郵便について、ハガキでクーリングオフを作成 | ||||||
| 第3回 |
10月26日 (水) 下本 国子さん | 東京都消費生活総合センター16階学習室A | 生活経済(ライフプラン・金融商品・家計など) | ||||||
| 第4回 |
1月12日(木) 広重 美希さん | 東京都消費生活総合センター16階学習室A | 第8回消費者力検定の分析「東都生協の消費者力」、第8回消費者力検定の解説、消費者被害の現状、ワークショップで 「今後の活動の生かし方(様々な啓発手法について)、グループ発表 | ||||||
第1回目の講座 |
第1回講座 |
第2回講座 |
第4回講座 |
第4回講座 |
第4回講座 |
認知症を知ろう! ~正しく知れば怖くない~
講師の家庭医 井川理映子さんの説明を聞く参加者。 |
くらし委員会主催 介護学習会
認知症を知ろう! ~正しく知れば怖くない~
2011年12月7日(水)杉並区立産業商工会館 第2会議室
認知症の原因、症状、対応、予防、最新の情報などについての正しい知識を医学的見地から身に付けることを目的に、東京西部保健生協家庭医の井川理映子さんを講師にお招きし、12月7日(水)、杉並区立産業商工会館にて学習会を開催しました。
当日は21人の参加者があり、体験の一部を忘れる老化による“ただの物忘れ“とそのこと全体を忘れる“病気”認知症との相違や、介護家族を疲弊させる周辺症状(徘徊、妄想、不潔行為など)をどのように乗り切るのか、などについて学びました。
また、参加者は認知症のスクリーニングテストのひとつであるHSD-Rテスト(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)を実際に体験し、ビデオを鑑賞して、認知症の人へのより適切な接し方も学びました。症状の背景には不安や喪失感があることを理解して接する、受容的な態度で肯定も否定もしない、感情は保たれているという認識を持って接する、など、介護する側が寛容なこころで接することが大切であるとのお話でした。
講演の流れに認知症テストの体験、ビデオ視聴が組み込まれ、最後まで集中して聴けた学習会。その後の質疑応答も活発に行われました。参加者からは、「認知症になっても人としての感情はある。そのまま受け入れることがとても重要であることが理解できた。」「具体的な治療法や薬の話が聞けて良かった。」などの感想がありました。
くらし委員会では介護学習会第3弾として、2月28日(火)、文京シビックセンター地下2階研修室ABにて、「どう選ぶ? 介護施設 ~公的施設と有料老人ホーム~」を開催します。詳細は、組合員活動情報紙「ワォ」第168号をご覧ください。
身近な地域で平和の大切さを知りました
「第五福竜丸展示館」での市田真理さんによる説明 |
「東京大空襲・戦災資料センター」での二瓶治代さんによる証言 |
今回は、水爆実験の被害を受けたマグロ漁船「第五福竜丸」と、推定10万人もの尊い命が失われた東京大空襲のそれぞれの惨状を知り、実相を学ぶこと、親子で平和について考える機会とすることを目的に、「第五福竜丸展示館」と「東京大空襲・戦災資料センター」をマイクロバスで回りました。当日は、高校生1人、小学生2人を含む16人が参加しました。
「第五福竜丸展示館」では、学芸員の市田真理さんに、1954年3月1日にビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験によって被害を受けた第五福竜丸の展示に至るまでの経緯や、水爆実験による被害、また、福島第一原発事故の放射能被害などについてのお話を伺いました。市田さんは、核実験による影響が50年以上経った今もあることなど、核の脅威について説明されました。その後、館内の展示や展示館前広場の久保山愛吉記念碑、第五福竜丸のエンジンなどを見学しました。
「東京大空襲・戦災資料センター」では、1945年3月10日の東京大空襲に関するアメリカ軍が記録していた映像や当該者のインタビューなどが収められたNHKのVTRを鑑賞した後、学芸員の二瓶治代さんに、8歳で空襲にあわれたご自身の体験談を伺いました。当時の凄まじい状況をお聞きし、犠牲になった命を無駄にしないためにも、2度と同じ過ちを繰り返してはいけないと強く思いました。その後、写真や地図をはじめ、防空頭巾や防毒マスク、溶けたガラス盃、焼夷弾などの展示資料を、説明を受けながら見学しました。
参加者からは、「第五福竜丸展示館の学芸員の方に詳しく説明を聞き、あらためて放射能の恐ろしさを感じ、怖いと思いました。」「東京大空襲・戦災資料センターでのガイドの方のお話はとても衝撃的で、こんな悲惨なことが実際にあったのだと身につまされる思いでした。」「平和を維持することのむずかしさを学べたように思う。」「平和について考えることはいつの時も必要だと思います。こんな近いところで学べるのはとても良いこと。」などの感想がありました。
自分たちが暮らしている身近な地域で、至近なところから平和を考えていくことの大切さを知る企画となりました。
福島第一原子力発電所事故に見る「犠牲の構造」
「この国の犠牲のシステムは、丸山眞男氏の言う |
高橋氏は、「原発は犠牲の上に成り立っているシステムで、今回の福島第一原発事故でそれがより明確になった」と指摘。
「犠牲のシステム」では、「ある者たち」の利益が、「他の者たち」の生活、生命、健康、日常、財産、尊厳、希望などを犠牲にして生み出され、維持されます。
今回の事故で具体的にみると、
・中央と地方という構造的な差別による犠牲
・原発に関わる労働者の被ばくの犠牲
・ウラン採掘・精製の過程での被ばくの犠牲
・放射性廃棄物処理での犠牲
の4重の犠牲が生じていると解説しました。
また高橋氏は、国家が特定の人たちに犠牲を強いることで利益を得るという犠牲の構造を、歴史的に見る重要性も指摘。戦前の戦争が「神風神話」によって、戦後の原子力発電が「安全神話」によって、それぞれ国策として推進されてきた事実に目を向けます。
戦時中に国体維持のため、また戦後も日米安保のための捨石として、米軍基地を押し付けられてきた沖縄の歴史を振り返るとき、今は福島が捨石とされている、と強調。原発推進論者の論拠の一つに、「潜在的な核抑止力として機能している原発を排除すべきではない」との考えもあることを指摘します。
そして、原発については、推進した人だけでなく、反対したけれども止められなかった人や無関心だった人にも、それぞれにおいて責任を自覚すべきと述べ、最後に、問題は誰が犠牲になるかということではなく、犠牲のシステムそのものをやめることが肝心であると結びました。
参加者からは、「原発が、政治的、経済的な国の思惑から成り立っていることをあらためて考えさせられました。」「事故の場合や処理の方法が分かっていないのに、原発をすすめていることが一番問題と思います。」「沖縄、福島、基地と原発。戦前・戦中と、変わらない日本の体質がよく分かりました。私たち一人ひとりが犠牲を強いていることを認識して、少しずつできることから行動していくことが必要と思いました。」などの感想が寄せられました。
丁寧なお話で、非常に内容が濃く、今回の福島第一原発事故について考える手掛かりをいくつもいただいた学習会となりました。
東都生協(コープ) 環境の取り組み













