
…日本の農畜産を守る力に… いままでも、これからも、日本の畜産物を食べ続けたい
日本大学 生物資源科学部准教授 早川治氏が基調講演 |
東都生協組合員から生産者へ激励メッセージ |
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生産者からも消費者へ熱いメッセージを伝えます |
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東都生協組合員から届いた激励メッセージを展示 |
「日本の畜産業が抱える悩み」と題した日本大学生物資源科学部准教授・早川治氏の基調講演に続き、生産と消費の現場からメッセージを交換。生産者側からはこれからも消費者の安全・安心への願いに応えた国産畜産物を届けていくこと、消費者からは利用を通じて生産者を強く支援していく熱い決意が交わされました。しめくくりに「この危機を乗り越え、守っていこう! 日本の畜産」とした緊急アピールが採択されました。
緊急集会概要
冒頭、東都生協の庭野吉也理事長から開催趣旨を説明。
日本の畜産農家はいま、増え続ける輸入肉や飼料の高騰、重労働や高齢化などの問題を抱え、存続の危機に瀕しながらも、消費者の願いに応えるため一所懸命に食卓に日本の畜産物を届けています。
庭野理事長は今回の集会を、日本の畜産の現状を消費者が再確認し、消費者が国内産の農畜産物を食べ続けていく決意と日本の畜産生産者への激励のメッセージを強く発信していくために開催したと述べました。
続いて、日本大学の早川治准教授(生物資源学部 国際地域開発学科)より「日本の畜産業が抱える悩み」と題し基調講演を行いました。
まず穀物価格の高騰が日本の畜産業へ及ぼす影響について解説。畜産の産出額は農業総産出額の約3割を占める重要な産業であるにもかかわらず、牛乳・乳製品の消費低迷や肉類の輸入拡大、とりわけ生産コスト増大の要因となる世界穀物市場への投機資金の関与は、飼料を外国に依存している日本にとって、日本の畜産業の根幹を揺るがす大きな問題だと指摘しました。
また、口蹄疫をはじめ家畜伝染病についても言及。宮崎県の口蹄疫被害で家畜を処分せざるを得なかった牧場の再生には豚で1年半以上、牛で2年半~3年はかかる長い道のりになるということです。
生産者と組合員のリレートークでは、生産者など畜産関係者・東都生協の組合員9人がそれぞれの思いを会場に投げかけました。
生産者からは、「BSEや鳥インフルエンザの時もそうだったが、風評被害に対し、また検査を待つ間の数日は言い表せないような気持ちで過ごしていたが、生協だけは買い支えてくれた。これらを励みにし、生産を続けたい」「穀物相場の高騰や口蹄疫でさらに厳しさを増し、このままでは日本の畜産業はなくなってしまう。でもこんな苦しさの中、組合員の皆さんに買い支えていただいていることには感謝の気持ちでいっぱいです」との思いが語られました。
これに対し消費者側の東都生協組合員からは、「日本の畜産は私たちの手で守っていきたい。みんなが応援しています。がんばってください」「買い支えることで、自分たちの食卓を守り、国内の生産者を支援していきたい。これからも東都生協の畜産品を利用し続けます」との激励のメッセージが贈られました。
宮崎県内で東都生協の産直肉「霧島黒豚」を生産する産直産地・キリシマドリームファーム(林兼産業株式会社)からは、現地の詳細な状況を報告。同産地では口蹄疫の被害はないものの、先が見えない辛い状態が続く中、農場に出入りする車両の制限や徹底した消毒など、全従業員が一丸となって厳重な防疫体制を敷いている、との報告がありました。
緊急集会の締めくくりに、「この危機を乗り越えて、守っていこう! 日本の畜産」とした緊急アピールが採択され、正しい情報を共有化し、日本の畜産業の存続を願う参加者の大きな拍手で確認されました。
東都生協はこれからも日本の畜産業を応援します
なお、集会の中で6月~7月に東都生協が実施した「口蹄疫被害に対する支援募金」に、これまで約700万円もの支援が寄せられたことが報告されました。届いた励ましのメッセージカードが230通。カードは会場入り口に掲げられ、立ち止まって見入る参加者もみられました。
東都生協は、これまでも国産の精肉や、国産肉原料の加工食品を組合員に提供し、利用を通じて日本の畜産業を応援してきました。また、「安全な国産の農畜産物を食べ続けたい」との願いのもと、産直産地とともに「食の未来づくり運動」をはじめとした取り組みをすすめています。
いま私たち消費者に求められていることは、日本の畜産農家の現状を正しく知り、国産の牛肉、豚肉、鶏肉、そして牛乳やたまごを買い支えていくことであり、産直畜産産地と「食の未来づくり運動」を一緒に推進していくことをあらためて確認しました。
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= 緊急アピール 「この危機を乗り越え、守っていこう! 日本の畜産」 = 私たち東都生活協同組合に集まる仲間は、1973年の東都生協設立以「産直・協同・民主 ~いのちとくらしを守るために~」の基本理念のもと、食と農を事業の基軸において、生産者やメーカーと直接に手を結ぶ「産直(産地直結)」を通じて、日本の農畜産業を守る運動をすすめてきました。
7月に入り、口蹄疫はようやく終息の傾向にあります。しかし、宮崎県の畜産農家をはじめ、地域社会での苦悩は、これから何年も続いていくでしょう。そして、不安定な状況におかれた日本の畜産業者の不安も、払拭されることはないでしょう。 私たちは、日本の畜産を守るために、宮崎県の生産者や関係者が、口蹄疫とのすさまじい闘いや、多くの涙を流したことを忘れません。この闘いの中で、畜産の継続が白紙になってしまった生産者、マイナスからの出発となる生産者がたくさんいることも忘れません。 私たちは、決して生産者を置き去りにせず、これまでの37年間の産直の取り組みと同様に、これからも、生産者のみなさんと直接手を結んで、日本の農畜産を守り、さらなる発展をめざす事業と運動をすすめていきます。 口蹄疫による危機は、つくる人の危機であり、たべる人の危機です。この危機を乗り越え、日本の畜産業の明るい未来づくりに、今まで以上に尽力していく決意を、本日ここにアピールします。 一、私たちは、日本の畜産業の未来と生産者の喜びにつながることを信じて、国産の安全で安心できるおいしい畜産物を食べ続けます。 一、今回、口蹄疫がまん延した原因が行政の対応の遅れがあったことは否めません。畜産業界の存続を揺るがす家畜伝染病について、国の防疫体制の見直しを強く要望します。 一、正確な情報を共有化します。そして、飼料自給率や畜産物の適正な価格について正しく理解し、畜産農家がこの危機を乗り越え、持続可能な生産ができる運動を推進します。 2010年7月17日 東都生活協同組合 ・・日本の畜産物を守る力に・・ いままでも、これからも、日本の畜産物を食べ続けたい 消費者と畜産農家の願いをつなぐ緊急集会 |
JAみどりの田尻地域で2010年度第1回田んぼの生きもの調査が行われました
(宮城県大崎市田尻の風景(5月末) |
6月9日、ヒバリがさえずり心地よい風が吹く中、JAみどりの田尻地域で2010年度第1回田んぼの生きもの調査が30人以上の参加で行われました。
田んぼの土に足をとられながら進んでいくと、オタマジャクシやアメンボが逃げていき、よく見るとカイエビやヤゴも見られます。
昨年度は「たじり田んぼの生きもの宣言」を行い、JAみどりの田尻地域の取り組みを広く伝えるため、お米に「田んぼの生きもの宣言マーク」をつけました。今年度は、より多くの組合員に共感を広げたり、産地では栽培技術への反映を目標に取り組んでいます。
今年度は3カ所の田んぼで、田んぼの水中にいる生きもの、あぜの草花、カエル、水路の生きもの、水質調査などを行いました。
![]() 田んぼの中にいる生きものを捕まえて、 どんな生きものがどのくらいいるのかを調べます |
![]() まわりの水路でも調査します |
![]() 田んぼの周りの水路ではザリガニや魚がたくさんすんでいます |
![]() 植物の調査では図鑑と見比べながら種類を特定していきます |
![]() 測定機器を使って水質も調査しました |
春、暖かくなり田んぼに水が入ると、今まで眠っていた生きものたちが盛んに動き始めます。
生きもの調査を行うことで田んぼはお米だけでなく、多くの生きものたちをも育んでいることを実感します。またこの生きものたちの力をうまく利用することで農薬や化学肥料の使用をおさえ、環境に優しい農業をすることもできるのです。
田んぼの生きもの調査は、「消費者との交流」や「生きものたちへの気づき」から「農法への生きもの活用」へと進化しています。

6月25日(金)、JA秋田おばこ(南外)にて田んぼの生きもの調査が行われました
6月25日(金)、JA秋田おばこ(南外)にて田んぼの生きもの調査が行われました。 地元の南楢岡小学校および南外西小学校の4年生あわせて20人の子どもたちが授業の一環として参加しました。大雨だった昨日とはうって変わり、きれいな青空が広がるなか、元気な子どもたちと楽しい調査になりました。 |
![]() 説明を受けた後、いよいよ生きもの調査の開始です |
![]() 網で田んぼの水の中にいる生きものをすくい取ります 「カエルが怖くて触れない」なんて子も |
![]() こんなにつかまえたよ! |
![]() 僕たちだって、「ほら見て」 |
![]() つかまえた生きものをあつめて、 どんな生きものがいたか記録していきます |
![]() 図鑑とにらめっこ、「なんていう生きものだろう?」 |
![]() 田んぼの中だけでなく、まわりにすんでいる生きものも調べます |
![]() 最後は結果報告。昨年よりたくさんの生きものが見つかりました |
ここ南外(なんがい)地域ではほかと比べて、多くの生きものがすんでいます。またアメリカザリガニなどの外来種が少ないのも特徴です。それだけ昔ながらの豊かな自然が残っているのです。
南外にはいくつもの谷があり、それぞれに田んぼが広がる、のどかな田園風景が続くところです。山間の田んぼに入ると、聞こえるのはウグイスの鳴き声とカエルの合唱だけ。谷を渡る風は涼しく、とても落ち着いた気分にさせてくれます。
自然豊かな地域で作られているお米は、今年もきっとおいしく実ることでしょう。

「産直の広場さんぼんすぎ」にお買い物の際は、ぜひお立ち寄りください
アザラシの写真家 小原 玲さん |
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あざらしの赤ちゃん
あざらしの赤ちゃん
流氷 |
「EYE WITNESS 目撃者たち」による写真展を開催中!(無料)
世界で活躍する7人の日本人写真家によるプロジェクトEYE WITNESS 目撃者たちの作品30点をさんぼんすぎセンターで一般公開しています(~7月29日まで)。東都生協さんぼんすぎセンターの地下から4階までの階段ホールすべてを使って公開中ですので、「産直の広場さんぼんすぎ」にお買い物の際は、ぜひお立ち寄りください。
EYE WITNESS 目撃者達は、7人の写真家(桃井 和馬、小原 玲、野田 雅也、倉沢 栄一、山下 大明、会田 法行、前川 貴行の各氏)が地球環境を守り、自然本来の姿を伝えるためにスタートさせた共同プロジェクト。地球上の各地で刻々と変化する環境、自然本来の偉大な力を目撃してきた写真家たちが、子どもたちと未来を担うすべての人々に、「未来への伝言」を伝えます。
同プロジェクトのメンバーは、フォトジャーナリスト、自然写真家などそれぞれの立場で人間社会のありようや自然本来の姿を追い続けてきました。その中で地球上のさまざまな姿を目撃。環境を守り、自然本来の姿を次世代に伝えるために「わたしたちは何ができるのか?」という問いかけに応える形で誕生したのがEYE WITNESS 目撃者たちです。
アザラシの写真家 小原 玲さんが東都生協平和のつどいに登場
この写真展は第7回東都生協平和のつどいに先立って開催しています。平和のつどい第1部で行われる「表現者のびおとーぷ unseen ~あんしぃん~」の後半で登場するのが写真家の小原 玲さん。桃井 和馬さんとともにEYE WITNESSの共同代表を務めます。
小原さんの撮ったアザラシの赤ちゃんの可愛らしさは、きっと皆さんの目を釘付けにすることでしょう。同時に、その赤ちゃんを守る流氷が年々減ってきている事実も、小原さんの作品を通じて受け止めていただければと思います。
ほかにも世界の自然をカメラで捉えた美しく力強い写真が展示されています。買い物や活動でさんぼんすぎセンターに足を運んだ際にはぜひ、ご覧になってください。
(タマ)カイエビ 育ち始めました 田んぼには実にさまざまな生きもの...
(タマ)カイエビ 育ち始めました |
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田んぼには実にさまざまな生きものがいます。6月にたくさん見られるのがカイエビやタマカイエビで、前年に産み落とされた卵が土の中でじっと耐え、温かくなり田んぼに水が入ると卵からかえります。 |
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東都生協でも育てているので、その経過を報告します。 |
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用意するもの…田んぼの土、一晩置いた水、容器(ペットボトルでOKです)
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①容器に土を入れます |
②次に、水を注ぎます |
③よくかき混ぜます |
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日当たりの良いところに置きます。職場では日当たりのいい場所がないので、窓際においてあります。 |
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1週間後、動物は見当たりませんが、植物が生えてきました。 |
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約一カ月経った今では、たくさんの草と藻、その中で元気に(タマ)カイエビが動き回っています。まだ1~2mmですが、ついつい見入ってしまいます。 |
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なかなかうまく写真が撮れないのですが・・・、まん中にいます |
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◆組合員のみなさんからの声◆
・6月1日に水を入れて育て始めました。1センチくらいの水草が生えてきましたが、まだタマカイエビらしきものは見あたりません。これからが楽しみです 《Q&A》 Q.アオミドロが発生しているが大丈夫でしょうか。 A.生きものたちの餌にもなりますので、そのままで大丈夫だそうです。ただあまりにも多くて気になってしまう場合は、棒などで取り除いてはいかがでしょうか。 それにしても草がこんなに生えてくるとは驚きでした。田んぼでの除草作業の大変さが想像できます。 また報告をしますので、お楽しみに。 |
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