商品活動
お魚だーい好き。親子で枝幸をぎゅっと体験!
2023北海道枝幸漁協女性部との交流
2024年2月17日(土) 午前・午後の2部制で「お魚だーい好き。親子で枝幸をぎゅっと体験!2023北海道枝幸漁協女性部との交流」を開催しました。今年度は4年ぶりに会場での開催となりました。59組(97名)の申し込みがあり、当日は午前19名、午後14名の参加でした。
会場には流氷と雄と雌の鮭の展示をしました。写真コーナーでは、大漁旗を背に鮭を持ったお子さんの写真を親御さんが撮られてれていました。クリオネは港に漂着せず、今年度は展示できませんでした。今まで開催してきた中で、初めての出来事でした。
鮭を持って
流氷
学習会では枝幸漁協の新井田さんより、枝幸漁業協同組合、北海道漁業協同組合連合会、東都生協の3者で取り組んでいる「魚つきの森」や、鮭、ホタテ、毛ガニの漁について学びました。参加者からは毛ガニの取り方での質問があり、かごに餌を仕掛けて網を沈めて取る「かにかご漁業」についてわかったと声がありました。
枝幸漁協新井田職員より説明
その他、枝幸漁協女性部の上野さんによる鮭の解体ショー。雄と雌の違いや魚の部位などをわかりやすく説明いただきながらさばき方を教わりました。お子さんも大人も、真剣なまなざしで見つめていました。鼻先はとがり尾びれの切込みが三角形なのは雄。鼻先と尾びれの切込みが丸いものが雌のようです。秋鮭の三平汁デモンストレでは調理のポイントを紹介いただきました。昆布からとった出汁と東都北海道枝幸産塩秋鮭切身から出てくる塩味、最後の塩味はご自身での調節です。家庭でも簡単に味わえる北海道の郷土料理を教わりました。
身近で鮭
鮭解体の様子
ほたてのカレーあえ、三平汁、各自で盛り付けた枝幸の海鮮丼を試食しながら、枝幸の方々と交流しました。各テーブルでは笑顔があふれ、一緒に試食してお話することは、会場開催ならでは。枝幸女性部の方々も楽しそうなひと時を送られていました。
本日のメニュー
女性部と交流しながらおいしい食事
事前の質問では女性部の方々のお仕事について質問がありました。ご家庭の漁により作業が違うようですが、お聞きした大久保さんのお宅はウニ漁もされているそうです。日中に漁から戻った船のウニは、夜手作業をして出荷しているそうです。作業を通し、女性部の方々のご苦労を伺えました。
参加者の皆さんからいただいたアンケートでは、「女性部の方々のお話がとても面白くて身近に枝幸を感じられた」「地域に誇りをもって仕事されていることが分かった」といった感想や、絵を書いてくれたお子さんもありました。
学習や枝幸女性部の皆さんのお人柄を通して、枝幸を身近に感じ、枝幸の商品に愛着をもつ機会となりました。
「心をつなぐもーもータオルキャンペーン2023」もーもータオル贈呈式
酪農の危機の今こそ!ありがとうの想いをタオルとともに届けよう
2023年11月18日(土) 高秀牧場(千葉県いすみ市)近くの会場で「もーもータオル贈呈式」が4年ぶりに開催され、組合員19名(大人13名 子ども6人)が参加しました。
今年は組合員から白いタオル5,895枚とメッセージ387枚が寄せられ、贈呈式では、子どもたちから千葉北酪農業協同組合組合長の高橋憲二さんに白いタオルとメッセージの一部が手渡され、高橋さんからは「たくさんのタオルと心温まるメッセージをいただきありがとうございました。」と組合員へ感謝状が贈られました。
高秀牧場にて
2列目中央が千葉北酪農業協同組合組合長の高橋憲二さん(眼鏡・帽子の方)
交流会では、世界情勢や異常気象の影響、飼料価格高騰が酪農家の経営を圧迫し危機的状況であること、国産の飼料で牛乳や牛肉の生産を行う取り組みについてのお話しを伺い、参加者からは、「飼料高騰など大変なことばかりだと思いますが頑張ってください」「これから牛乳を飲む時に作っている人のことを考えて飲みたいと思います」などの感想がありました。
贈呈式会場にて
贈呈式に参加した組合員のお子さんたちと高橋憲二さん
贈呈式のボードは千葉北部酪農農業協同組合の職員さん作
牧場での餌やり体験
50周年オンライン料理LIVEイベントを開催
東都生協設立50周年企画 ~みんなでつくって「食」でつながろう!~ プロから教わるかんたん韓国料理
「みんなで作って食べる」という感動体験により、食の大切さや楽しさを実感していただく東都生協設立50周年企画として、リアルとオンラインを組み合わせた料理イベントを2023年10月14日、キッチンランド江東(江東区猿江)で開催しました。
料理講師は林三樹夫氏(韓国料理「HAN COOK」オーナーシェフ)、進行役には豆腐商品でお世話になっている須黒亮吉氏(有限会社須黒食品代表取締役、東都生協共生会会長)に参加いただき、料理を通じて楽しく交流してみんなで50周年を祝いました!
会場の「キッチンランド江東」
講師は韓国料理「HAN COOK」林オーナーシェフ
進行役は(有)須黒食品・須黒代表取締役(右)
東都生協・戸田理事(左)
会場にはご夫婦など17組27人が参加しました。オンラインではYouTubeライブ配信を通じて会場の臨場感や一体感をお届けし、総勢75人が視聴しました。
まず今回の食材、(有)須黒食品が製造する豆腐商品「東都もめん豆腐」「まめたまとうふ」について、スライドや動画を交えて紹介。「れんこん」は生産者のメッセージや産地(JA新ひたち野/茨城県)を紹介しました。本日の食材を紹介
会場参加の皆さま
YouTubeライブ配信の様子
林シェフの調理実演をみんなで学んだ後、参加者は2人1組で「れんこんチヂミ」と「コチュジャン麻婆豆腐」を作りました。林シェフの的確なアドバイスもあって、みんな時間内に上手に作ることができました。
林シェフの調理実演
林シェフが須黒さんと各テーブルを巡回してアドバイス
参加者が作った
「れんこんチヂミ」「コチュジャン麻婆豆腐」
参加者が調理している間は、林シェフと須黒さんとのトークセッションが行われました。林シェフが作った料理を須黒さんが試食して料理の感想を伝えたり、YouTubeライブ配信のチャットに寄せられた料理に関する質問や感想に答えたり、お二人でライブ配信を盛り上げていただきました。
林シェフと須黒さんとのトークセッション
今回実施したプレゼント企画のキーワード
正解者には抽選で商品代金値引きをプレゼント
今回はイベントを盛り上げるためにプレゼント企画を実施。配信内で2つのキーワードを発表し、アンケートでキーワードに回答して正解された方の中から抽選で1名様に1万円分の商品代金値引き、5名様に5千円分の商品代金値引きのプレゼントを用意しました。(現在アンケートの受け付けは終了しています)
参加者からは「目の前で有名なシェフに調理をご教授いただき、大変光栄です。創作料理とのことで、とてもおいしかった。家でもぜひ作って自慢の逸品にさせていただきます」「林シェフのプロの手さばきとポイント解説がよかった」「須黒さんのMCとお話がとても素晴らしかった。お上手でびっくりしました」「ライブの臨場感が伝わってきました」といった感想が寄せられました。
第1回商品ふかぼり交流会を開催しました
~手間暇惜しまず作られた冷凍食品~
「東都鶏ごぼうしゅうまい」 ㈱ニッコー |
2023年4月26日、東都生協は第1回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。
組合員11人が株式会社ニッコーの担当者とオンラインで交流しました。
株式会社ニッコーの商品「東都鶏ごぼうしゅうまい」を事前に試食しました。鶏ごぼうしゅうまいは、ごぼうの歯ごたえがとても歯切れよく、下味がしっかりついているので醤油不要で食べられます。レンジや蒸し器で温めるだけで美味しく食べられ、お弁当作りにもおすすめです。
□参加者からは、「南国元気鶏を使用しているせいか、ジューシーで食べやすかった」という声が多数でした。また、ごぼうの歯ごたえを残すためには、規格外品の大きく太い2L品を使っているそうです。ごぼうを細断した後、かつおだしに一晩漬けてやわらかくすることで、ごぼうの臭みも消し、かつ、ちょうどよい硬さで味わい深く仕上げているとのことでした。
□「冷凍食品を使うことは手を抜いているというイメージを持つ人がいるかもしれませんが、実際は、安心・安全にこだわり、手間暇かけて作っているお料理なのです」と、説明がありましたが、ごぼうの下ごしらえをはじめ様々な工程で、なんて手間暇が沢山かけられているの!!と感激しました。
□株式会社ニッコーさんの他の商品として、10月に再販される麻婆茄子丼の具や、タケノコ水煮を使った商品を食べてみたいとの声も多数ありました。
※当日予定されていた千倉水産加工販売株式会社との交流は、ご担当者様が入院されたため、株式会社ニッコーのみとの交流となりました。
第2回商品ふかぼり交流会を開催しました
商品への思い、こだわりを実感!~メーカー2社とのオンライン交流会
八千代牛乳500ml 千葉北部酪農農業協同組合 |
「コープ基礎化粧品トライアルセット」 ㈱クラブコスメチックス |
2023年度第2回商品ふかぼり交流会が4月26日オンライン(zoom)で開催され、㈱クラブコスメチックス、千葉北部酪農農業協同組合の2社が組合員8名と交流しました。
各社それぞれ説明と質疑で45分ずつの短い時間でしたが、肌に触れる化粧品への考え方や、おいしい牛乳を生産し続けることへのご苦労を含め、商品への思いを熱く語る担当者たちの話に、参加者からは「丁寧な説明によって商品の成り立ちや特徴・こだわりを知ることができた」「ずっと買い支えていきたい」などの声が上がり、協同して商品を支えることの大切さを改めて考えた会となりました。
㈱クラブコスメチックスは、46年前に組合員の声から生まれた化粧品『コープ基礎シリーズ』を紹介。安心して使える安全な化粧品がほしいという要望に応え、低価格な商品を、何年もかけて開発してきた経緯を説明しました。
現在は鉱物油・アルコール・石油系界面活性剤など配合せず、保湿成分としてセラミド6種類を配合し、使用感の異なる3タイプのローション(化粧水)をラインナップで揃えるなど、常に組合員モニターの声を聞きながらリニューアルを行っているそうです。事前にサンプルが届けられ、その使い方を画面越しに共有しながら聞けたことで、商品内容をより深く知ることができました。
千葉北部酪農農業協同組合からは中心商品である『八千代牛乳』を紹介。さまざまな取り組みとともに厳しい生産現場の現状を伺いました。
『八千代牛乳』のこだわりでは特に、生乳本来のおいしさや品質を保持するために行う殺菌法HTST(75℃15秒殺菌)について、超高温殺菌の市販牛乳と比べたレンネットテストをライブで行い、殺菌温度による牛乳のたんぱく質の熱変性の違いを目の前で確認できました。(レンネットは子牛の胃に含まれる消化酵素で、乳中のたんぱく質を凝固させますが、高温によりたんぱく質が変性してしまうと凝固できません。八千代牛乳は固まりましたが市販牛乳は固まりませんでした。)
一方で酪農現場は、経営コストの半分以上を占めるエサ代をはじめ、燃料費などの高騰で赤字経営が続出し、酪農家の戸数がどんどん減少する危機に直面しています。組合員として何ができるかを考えさせられました。
第10回商品ふかぼり交流会を開催しました
各メーカーのこだわりと商品愛が詰まったオンライン学習会
Aチームは「桜餅」と「マヨネーズおかき」をふかぼり
Bチームは「北海道産小粒納豆(たれ・からし付き)」と「有機和紅茶瀬戸谷もみじ」をふかぼり
2023年2月24日、東都生協は第10回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。
組合員18人が2チームに分かれ、Aチームは「マヨネーズおかき」の㈱協和と「桜餅」の㈱東京コールドチェーン・岩手阿部製粉㈱、Bチームは「北海道産小粒納豆(たれ・からし付き)」の㈱カジノヤと「有機和紅茶瀬戸谷もみじ」の(有)人と農・自然をつなぐ会の担当者の方とオンラインで交流しました。
「だんらん」マークで商品案内されている㈱協和は、生協専門の無店舗加工食品メーカー。東都生協の厳しい基準と、伝統的な製法を守りながら、おいしさと食べやすさを工夫していることについて伺いました。
㈱東京コールドチェーンと岩手阿部製粉㈱では、原材料を全て国産品にこだわり、「桜餅」の塩漬け桜葉も契約農家さんの手摘みによる収穫が徹底されていることに感動しました。ひな祭りに向けてタイムリーな商品の案内でメーカーさんの説明にも力が入りました。
㈱カジノヤは、納豆一筋77年。安全・安心な原材料で、時間をかけてふっくらおいしい納豆を製造。20分常温に置いてから食べると良いことや、混ぜる回数の実験結果などを楽しく伺いました。
(有)人と農・自然をつなぐ会は、1976年から無農薬、無化学肥料でお茶を作り続けています。栽培から加工、包装、出荷までご家族で一貫経営をし、近隣10軒の生産者とも協力。参加者から「プレゼントにもいいね」との意見も。
短時間でしたが、各メーカーさんのこだわりと商品愛をたっぷり伺うことができ、今後の商品利用につながる貴重な機会となりました。
第9回商品ふかぼり交流会を開催しました
身近な商品をふかぼり! メーカー4社とのオンライン交流会
Aチーム:㈱コープミート千葉「東都千葉のこめ豚ロース西京味噌焼き」、北海道漁業協同組合連合会「北海道産味付き数の子(折子)」
Bチーム:㈱若草食品「東都ねじり糸こんにゃく」、サンスター㈱「ソルテージⅡ」「透白麗」
2022年12月8日、東都生協は第9回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。組合員27人が2チームに分かれ、メーカーの各担当者と交流しました。
参加者から原材料についてなど多くの質問が出され、商品への関心の高さを実感した交流会でした。
㈱コープミート千葉さんからは「東都千葉のこめ豚ロース西京味噌焼き(※)」を紹介。
※2023年2月1回より「東都千葉のこめ豚ロース西京焼き」に商品名を変更してします
「千葉のこめ豚」は、味の決め手となる出荷前の2カ月間、飼料用米を15%配合した餌を与えて育てた豚です。
肉の柔らかさは、1枚1枚を筋切り機に通す丁寧な筋切りにあり、そこに西京味噌ダレがなじんで、ひときわおいしい味わいです。
肉の利用頻度や調理法へ話題が広がり、参加者全員の声を聞くことができました。
北海道漁業協同組合連合会さんは「北海道産味付数の子(折子)」を紹介。
商品ができるまでに驚くほど多くの工程と人手が関わっていることが分かり、うまみと価格に納得しました。塩加減が絶妙で、食感がしっかりしていて、後を引きます。普段でも食べたくなるおいしさです。
ニシンと漁の話が興味深く、生産者への信頼がより強くなりました。
㈱若草食品さんからは「東都ねじり糸こんにゃく」を紹介。
この商品は30年前、とある生協の組合員からのアイデアを基に生まれました。66本の糸こんにゃくをまとめ、ねじって成型されているので味染みが良く、口の中でパラリとほどける食感も楽しいこんにゃくです。製造工程では、何と100メートルのパイプを通ってボイルされます。参加者は製造工程の映像に興味津々でした。
お薦めのレシピは、味の染みたこんにゃくを天ぷらにするというもの。実際に試した方からは「おいしい!」とのコメントが寄せられていました。
サンスター㈱さんからは、薬用の「ソルテージⅡ」と、美白を主目的とした「透白麗」の2点の歯磨き粉を紹介。
参加者からは「歯磨き後にあまり口をすすがない方が良いというのは本当?」「一般的に配合されているソルビット液は何のために入れているの?」など、さまざまな質問が寄せられました。
歯の健康についてクイズなども交えて楽しくお話が進み「身近な日用品だからこそ、しっかりと選びたい」という組合員の関心の高さがうかがえる会となりました。
2022年度北海道・枝幸漁協とのオンライン交流会を開催しました
おいしい海の幸でつなぐ笑顔 ~北海道枝幸町へジャーニー~ 学習交流会を開催
枝幸漁協 総務部次長 新井田さんと |
桁網を使ったホタテ漁の様子 |
事前の工作で |
植樹活動など枝幸漁協の取り組み |
東都生協(コープ)は2022年11月19日、Zoomアプリを使い「2022年度北海道枝幸漁協とオンライン交流会 おいしい海の幸でつなぐ笑顔 ~北海道枝幸町へジャーニー~」と題した学習交流会を開催。今回は「秋のオンライン交流会」と冬に開催していた「女性部との交流会」のコラボレーション企画として、同日午前・午後の2回に分けて開催しました。
産直産地・枝幸(えさし)漁業協同組合(※)の女性部の方々をはじめ職員の方々、同組合産品の販売などを手掛ける北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)の方々や東都生協の組合員など、午前の部は59組125人、午後の部は41組 89人が参加しました。
まずは、枝幸漁協が位置する北海道枝幸町の外気温や天候をビデオ通話でライブ中継。
枝幸港に水揚げされる魚介の様子や、ホタテ漁に使う特殊な八尺(はっしゃく)と呼ばれる爪の付いた桁網(けたあみ)で操業する漁船について説明がありました。学習動画では「魚を増やすために山に木を植える」という先人漁師の言い伝えを守り、山に木を植え、100年かけて「100年前の浜の実現」を目指す植樹活動について学習しました。
ホタテの水揚げ・加工、秋鮭の生育の様子・サケ漁の様子などの動画を上映。視聴後にクイズが出題され、答え合わせと解説を行いました。3問のクイズの後には、枝幸漁協女性部・上野部長が動画で秋鮭のさばき方を披露しました。
北海道ではエゾシカが増加。シカは木の新芽を食べるため、植樹したハンノキ(過去にはヤチダモを植樹)にも少なからず影響が出ているそうです。他方、北海道ではナラ類が枯死する「ナラ枯れ」の発生は確認されていないとのことでした。
参加者は事前に、枝幸産鮭といくらを使った「バラコ飯」を試食。枝幸の海の幸のおいしさを実感できました。参加者からは事前に枝幸漁協への質問を受け付け、同組合女性部の皆さんに答えていただく形で交流しました。
枝幸漁協・女性部とオンラインでつながることで、1,200km離れていても身近に感じることができ、消費者・生産者の距離がぐっと近くなった学習交流会となりました。
北海道ぎょれんが作成した枝幸についての参加型学習クイズでは、参加者が「○」「×」で答えながら、魚つきの森植樹活動をはじめ、ホタテ、サケの生態などについても学習できました。それぞれ実際の漁の様子の映像を流し、どのように加工されて組合員の手元に届くのかがよく分かりました。
枝幸で漁獲されるのはシロザケ(白鮭)という種類のサケ。シロザケは「アキザケ(秋鮭)」、時期によってはトキザケ(時鮭)とも呼ばれます。養殖のギンザケ(銀鮭)やアトランティックサーモンなどと比べ、脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。
枝幸産秋鮭の○×クイズ
枝幸産ホタテの○×クイズ
クイズ進行役は
北海道ぎょれん・竹花さん
枝幸漁協女性部の部長・上野さんがサケのさばき方を動画で披露。切り分けた部位や雄雌の違いなどについても詳しく説明いただきました。
サケのさばき方を説明
切り分けた部位を説明する上野さん
枝幸漁協・女性部の皆さま
秋鮭はらこ飯の出来上がり!「北海道枝幸産秋鮭と昆布の炊き込みごはん」と「北海道枝幸産いくら醤油漬」を使って簡単にできます。参加者の皆さん一緒に頂きました。
女性部との交流では、参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。4人の女性部それぞれの方からは、サケと野菜を一緒に米こうじで漬けた「飯寿司(いずし)」や、新鮮なサケの腎臓(血合い)で作った珍味の塩辛「めふん」など、お薦めレシピや郷土料理を紹介いただきました。
枝幸漁協・女性部作、はらこ飯と三平汁です
はらこ飯には「北海道枝幸産秋鮭と昆布の炊き込みごはん」と
「北海道枝幸産いくら醤油漬」を使用
郷土料理「飯寿司(いずし)」
サケと野菜を一緒に
米こうじで漬けた発酵食品
<参加者の声>抜粋
- 対話しているような形式で、とても楽しく、小さい子どもがいるので、なかなか外には出られないのですが、オンラインなので参加しやすかった。
- 産地の風景が見られるのもオンライン交流のいいところ。遠くてなかなか行くことができないところとつながるのはいいですね。
- クイズの動画が素晴らしかった。子どもも食いついて見ていました。子どもと一緒に事前に鮭やすごろくの駒の工作をして、それを使ったので楽しめました。
- このような企画は初めて参加しましたが、産地の方たちの声が直に聞けて素晴らしいと感じました。
- 魚を取るところから販売まで、漁業の流れがとても分かりやすかった。ホタテ工場の映像では「こんなふうに作っているんだ~」と子どもたちと感動していました。
- 植樹は毎年500本! 皆さんお疲れさまです。海と森のつながり、地球はつながっていることを忘れてはいけないと思いました。
枝幸漁協オンライン交流会のお薦めレシピ動画を限定公開でアップロードしました。ぜひお試しください!(別ウィンドウが開きます)
※枝幸漁業協同組合:
北海道宗谷総合振興局管内の南部、オホーツク海に面する枝幸町で活動する漁業協同組合。冬季は流氷に覆われるオホーツク海で、流氷が運んでくる動植物のプランクトンが豊富なため、さまざまな魚介が集まり、豊かな漁場となっています。漁の中心はケガニ、サケ・マス、ホタテ、タコなどで、特にケガニは全国的に高い評価を得ています。
第8回 商品ふかぼり交流会を開催しました
試食(供)品を試してからの交流で、商品をより知ることができました!
「みつせ鶏肉だんご」約20個300g |
Aチームでは、㈱ヨコオフーズ、 |
Bチームでは、松亀味噌㈱、 |
2022年11月22日、東都生協は第8回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。東都生協の組合員21人が参加し、東都生協商品のメーカー担当と商品についておしゃべりをしました。
メーカーからは、㈱ヨコオフーズ、国分首都圏㈱[三島食品㈱]、㈱松亀味噌、㈱コジットの4社が参加しました。
事前にテーマ商品や資料を提供された組合員は、A・Bの2チームに分かれ、メーカー担当者から商品や会社についてのお話を伺った後、意見交換や質疑応答を行いました。
「みつせ鶏肉だんご」のみつせ鶏は、赤鶏を両親に持つ「赤鶏系銘柄鶏」に分類されます。
「赤鶏系銘柄鶏」は、みつせ鶏を含めて全国でわずか1.5%しか流通していない希少な種類の鶏肉。穀類の栄養を丸ごと生かしたオリジナル飼料を与え、風味豊かなみつせ鶏を育てています。
みつせ鶏の飼育期間は成長具合や天候などにもよりますが、およそ75日前後。抗生物質などが残留しないように長期の休薬期間を設け、飼育期間の大半を薬に頼らず、安全性に配慮して育てています。
三島食品は、創業1949年の広島県内の企業。「ゆかり」「炊き込みわかめ」は2020年に50周年を迎えました。
「ゆかり」は、学校給食でも使われています。国産の赤しそを100%、特に上部の若い新葉のみ使用しています。
「炊き込みわかめ」は、安定供給の観点から国産と韓国産のわかめを配合し、酵母エキスはうま味を出すため添加しています。
お薦めは「スープ」「厚焼き玉子」と、利用方法も教えていただきました。
「無添加あやこがね味噌」は、福島県会津産あやこがね大豆を限定使用、8~10カ月間熟成させた、天然醸造のみそ。じっくり長期熟成させることでアミノ酸も多く生成され、まろやかなコクと旨味が生まれます。
「創業以来90年の歳月をかけて蔵にすみ着いた酵母が、みそをよりおいしくしてくれる」とのことで、原料や製法にこだわった「無添加あやこがね味噌」のおいしさの理由が分かりました。
松亀味噌 ~レシピのアイディア~:- みその塩分は通常12%。減塩がお好みの場合、みそ汁にたくさん野菜を使うと良い
- みそ+マヨネーズで野菜のディップに!
- みそにみりんなどを加えてお肉や魚をみそ漬けにする際は、肉や魚の臭いがみそ床に付くため、野菜を数回漬けて水分が出てから肉や魚を漬けると良い
「パワーバイオお風呂のカビきれい」は微生物の働きを利用して6カ月間、カビや臭いを抑制するお掃除アイテム。商品の成分の微生物(B2-TS菌)は、土壌や空気中にいる自然由来の納豆菌に近い安心なものとのことです。交流会では「他の関連商品も利用したい」との声が多くの参加者から出されました。
第7回商品ふかぼり交流会をオンラインで開催
産地・メーカーの味・技へのこだわりや安全・安心を追求する姿勢を知り、ますますファンになりました
Aチームは |
Bチームは |
2022年10月28日、東都生協は第7回商品ふかぼり交流会をオンライン(Zoom)で開催。組合員28人が2チームに分かれ、産地・メーカーの各担当者と交流しました。
Aチームは「八千代低脂肪ヨーグルト」の千葉北部酪農農業協同組合と「おかずキット 野菜と鶏肉のカシューナッツ炒め」のグリンリーフ㈱の担当者の方と、Bチームは「エルベナホワイト薬用ブライトリッチゲル」の伸栄商事㈱と「チキンナゲット」の㈱秋川牧園の担当者の方とそれぞれ交流。
千葉北部酪農農業協同組合さんからは「八千代牛乳」使用・乳脂肪分1%の「八千代低脂肪ヨーグルト」の最大の特徴として、生きて腸まで届くプロバイオティクスのビフィズス菌と乳酸菌が含まれていることを説明。
参加した東都生協の組合員からは「その特徴を、ぜひパッケージへ記載してほしい」との要望が出されました。
「おかずキット」を製造するグリンリーフ㈱さんからは、原材料となる野菜の栽培・洗浄から流通に至るまでの工夫やご苦労を伺い、「10分キット」の料理のしやすさとおいしさの理由を知ることができました。
化粧品や健康食品などを全国の生協へ販売している大阪府の伸栄商事㈱さんからは「ブライトリッチゲル」のお話を伺いました。同商品のオールインワン化粧品としての利点や有効成分、1回の使用量や適切な使用タイミングなどについて、詳しく教えていただだきました。
鶏肉を中心に生産から加工・流通まで一貫した生産体制を確立している山口県の㈱秋川牧園さんからは、主原料となる若鶏の安全・安心・おいしさを保つためにこだわる飼育環境と飼料について説明。「チキンナゲット」のおいしさを追求する姿勢を知ることができました。
参加した組合員は「産地やメーカーからの説明を受け、こだわりや特徴を深く知ることができた。今後の商品活動や、商品利用に生かしていきたい」と話していました。