みんなの活動:これまでの活動報告

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JAやさと農業体験・大豆コース 参加者の声

東都生協の産直産地、JAやさとで大豆作りからの豆腐作りを体験!

2010.05.21

東都生協は2009年7月4日~同年12月5日、JAやさとのご協力により、自分たちで育てた大豆で豆腐を作る農業体験企画を実施しました。

同産地は昔から養豚、酪農、養鶏などの畜産が盛んで、その家畜の有機物や落ち葉を堆肥にして、野菜や果物の多品目複合農業・環境保全型農業が行われてきました。

同産地と東都生協では地域ぐるみの総合的な産直「地域総合産直」を展開し、青果物・産直たまご・鶏肉・産直加工品「東都納豆」・産直米の茨城コシヒカリ「ぴっかりぴん」などを取り扱っています。本企画は作物や商品ができるまでの過程を学び、少しでも食べることについて考えるきっかけになればと思い開催しました。

学習会

学習会

大豆の種

大豆の種

草取り作業

草取り作業

種まき作業

種まき作業

収穫作業

収穫作業

脱穀作業

「脱穀作業

豆腐づくり1

豆腐づくり1

豆腐づくり2

豆腐づくり2

豆腐完成

豆腐完成

参加者の感想 ~JAやさと農業体験・大豆コース 2009年参加者の声から(抜粋)~

  • 初めて大豆づくりを体験できてとても良かった。大豆を通して、枝豆作りからの納豆・豆腐作りなど、いろいろな体験やお話を伺えて良い勉強になりました。
  • 豆腐・豆乳・おからと日々お世話になっている物がどのように種からできるのか体験でき、新鮮に思われました。
  • 私は豆作りが一番楽しかったです。自分たちで作った大豆から、難しい豆腐を作るからです。作った豆腐はすごくおいしくて、よかったです。豆腐を作り、大豆を育てるのは楽しかったし、お昼ご飯もおいしかくて良かった。また参加したいし、他の食べ物の農業体験もしたい。(お子さんより)
  • 親子ともども、4回にわたり貴重な体験をさせてもらいました。田舎を持たない私たちが畑に入って土を踏んだり、何か作業をさせてもらうことは、本当にお金を払わないとできないことであります。自然の中で過ごした短い時間の中にも、子どもなりに多くの気付きや発見があったようです。産地の方々は受け入れの準備などご苦労が多いかと思いますが、このような企画が数多く行われることを期待します。
  • 大豆をたねから育ててみてとても楽しかったです。くりひろいやいんげんまめのしゅうかくやなすのしゅうかくなどもやらせていただいてとてもうれしかったです。また友達もできてとてもうれしかったです。大豆のしゅうかくの時のだっこくきはとてもすごかったです。(お子さんより)
  • 短い時間ではありましたが、食べものを作ることに必要となる労力を多少なりとも身近に感じることができたとても良い体験でした。普段口にしている食べものの一つひとつへの感謝をあらためて感じました。
  • 豆腐作りは初めはすごく硬かったのに、すごく柔らかくなったのがびっくりしました。ミキサーに大豆を入れたらすごく柔らかくなっていました。次に火にかけて泡を取りました。ぼくもお父さんと交代で泡取りしました。その次に搾りました。お父さんと一緒に搾りました。すごく硬くて手が痛くなりました。75度にして天然にがりを入れて固めました。ようきに入れてかためました。ようきから出すのはぼくがやりました。すごくきんちょうしました。豆腐はおいしかった。(お子さんより)
  • 福岡県の田舎で育ち、田んぼ・畑を当たり前のように見て過ごしてきました。田舎にいれば自然に知っていく米や野菜の生育の仕方、季節ごとの旬の物も都会育ちの子どもたちにはなかなか分からないものです。ましてや小学校の校庭さえゴムチップ舗装され土に触れることもものすごく少ない日々の中で、種まきから収穫・加工までと、とても良い体験をすることができました。日本の農業について考える良い機会にもなり、また豆腐の消泡剤やにがりについても身をもって知ることができました。JAやさとの皆さんどうぞお元気で、これからもおいしい野菜を作ってください。買うことだけでしか応援できませんが、ぜひ買わせていただきます。


上演に向け登坂倫子さんのボイスワーク

第7回東都生協 平和のつどい上演劇「表現者のびおとーぷ unseen~あんしぃん~」 2010年5月8日(土) さんぼんすぎセンター

2010.05.11

床に身体を委ねてリラックス

床に身体を委ねてリラックス

「テーマは森」。色鉛筆で思い思いの絵を描きます

「テーマは森」。
色鉛筆で思い思いの絵を描きます

休憩後は新たな配役を決めて読み合わせをしました

休憩後は新たな配役を決めて
読み合わせ

先週はレッスンがお休みだったため、出演する組合員の子どもたちは2週間ぶりの顔合わせ。年齢や学校は違いますが、もう、すっかり仲良くなっています。本日2010年5月8日は、登坂倫子先生を講師にボイスワーク。

「ボイス」にとって大切な身体のことを学びます。まず「背骨」。人間が2本足で立って歩いたり動いたり、声を出したりできるのは、みんな背骨があるからです。

ふと~い背骨は身体のどこを通っているのかな? 2人組になって、相手の背骨を上から下に指で触って癒していきます。「ズ~、ズ~、ズ~」と声を出しながら。背骨は、腰の下の尾てい骨までつながっていて、「指ビーム」の当たったところから緩んでいき、身体はだんだん前のめりになります。再び、尾てい骨からビームを浴びて、背骨を1つ1つ積み上げてゆくと、あらあら不思議、起き上がった顔はスッキリ、目はパッチリ! 

ボイスは緊張すると、うまく響きません。床に寝転がって、リラックス。「心の目で、身体の中をスキャンダウンしてゆきます」という登坂先生の指導で、子どもたちは目を閉じます。終わって、「どうだった?」。「眠くなった」「力が入っているのがわかった」「ふわふわした感じ」。子どもって素晴らしい。

「チェックイン」は、輪になって、今の自分の「心」「身体」「声」について話します。風邪をひいている人がいたり、身体がだるい人がいたり、みんな連休はいろいろあったのかな?

色鉛筆で紙に「森」を描きました。「みんな、ほんとうの森を見たことある?」と登坂先生。ほんとうの森ってなんだろう? 白神山地? 屋久島? 「もののけ姫に出てきたよ!」

私たちは森についてよく分からず、テレビや映像で見たものを「見た」と錯覚しているのかもしれません。子どもたちが描いた森はどれも素晴らしいものでした。

「高い木や低い木、若い木と樹齢を重ねた木があって、腐葉土の下には虫がうごめき、動物たちが生きている、それが本当の森。つんつんした杉の木だけなのは、人間が植樹したもので、本当の森じゃないんだよ」登坂先生が語ります。

木にとって最もふさわしい「最高」条件にあると、木はどんどん伸びますが、やがて枯れてしまうのだそうです。一方で「最適」条件にあれば、木は枯れずに生き続けます。それは、適度に日が当たり、適度に陰り、適度に風が吹き抜けること。

今年2010年は、国連が定める「国際生物多様性年」。さまざまな生物がいるからこそ、お互いにうまく関わり合って生きていけるのですね。「人間も忘れてはいけない、地球に生かされていることを」――平和のつどい上演劇では「環境」も一つの重要なテーマとなります。

休憩後は、新たな脚本で配役を決めて、読み合わせ。先生役の九良賀野さんの「乾布摩擦、始め!」の号令に従って「いち、に! いち、に!」と声をそろえて。全員、女の子だから、男の子役もいるのです。

当時の子どもたちの写真を見て、本番までに知っておいた方がいいことはたくさんあります。どんな服を着て、どんな物を食べ、何をしていたのか。自分の家から遠く離れて、親にも会えず、食べ物が乏しいくらし。現代の子どもに想像できるのでしょうか。子どもたちと戦争について一緒に考えながら、平和のつどいの舞台に向けて一歩一歩進んでいきます。

登坂倫子さんのブログ>>「Unseen Blog」(外部サイトが開きます)

田んぼ生きもの調査&蛍鑑賞 2008・2009年参加者の声

産直米の産地、JAみやぎ仙南での農業体験、田んぼの生き物調査&ホタル観賞

2010.05.05

産直米の倉庫を見学"

産直米の倉庫を見学

カエルの生息調査"

カエルの生息調査

カブトエビも生息しています"

カブトエビも生息しています

トマトの収穫も体験できました"

トマトの収穫も体験できました

田んぼの雑草も調査します"

田んぼの雑草も調査します

田んぼの草取り作業を体験します"

田んぼの草取り作業を体験します

田んぼに入って生きもの調査"

田んぼに入って生きもの調査

田んぼで取った生き物を調査

田んぼで取った生き物を調査

夕食交流会で大内部会長からあいさつ"

夕食交流会で
大内部会長からあいさつ

産直米「無洗米宮城コシヒカリ」の産地、生き物や環境と共生した米作りを実践するJAみやぎ仙南(宮城県丸森町)との交流訪問企画に参加した組合員の声をご紹介します。

田んぼの生き物調査体験を始め、米の草取り体験・収穫体験など産地をまるごと体感できる企画です。環境に負担をかけないよう農薬や化学肥料をできるだけ減らし、消費者の健康を考えた米作りを実践する同産地では、夜にはたくさんのホタルに出会うことができます。

参加者の感想 ――2009年度 田んぼの生きもの調査 参加者の声から(抜粋)――

  • 今年は2回目の参加でしたが、前回以上に楽しませていただきました。今年は2日間ともに田んぼに入ることもでき、子どもも大満足だったようです。私にとっては田んぼの草取りをしたことが貴重な体験となりました。完全農薬無散布の米を求める消費者は、私の家族も含めて多いのですが、それを作るには多くの労力が必要となることを体で実感でき、今後自分で何をすべきか考えるよいきっかけとなりました。2回目の訪問で、私も娘もますます丸森町のファンになりました。娘は「丸森に家を買えないの?」と言うほどです。生産者の皆さまには、これからもお体に気を付けて、今までのように素晴らしい農作物を届けてくださるようお願いします。
  • 私のパーカーの中にホタルが入ってしまって、パーカーの中で光っていました。もともとの光は黄色でしたが、パーカーの中で、パーカーのピンク色が透けてピンクに光っていました。
  • 大切に育てている田んぼに入らせていただき、貴重な体験となりました。田んぼがあんなに柔らかく、温かみのある土であったこと、感動しました。草取り体験では、農薬無散布の田んぼの大変さには頭が下がります。あの草の勢いにはびっくりでした。「手間をかけて育てていただいているんだなぁ」と思いました。食のありがたみを感じながら生活していきたいと思います。丸森町の元気さにびっくり、元気をもらいました。これからも元気な丸森町でいてください。
  • 丸森町の素晴らしさを体感することができました。生産者の姿勢、丸森町の自然に接すると、理想に近い日本の農村地帯の在り方に感銘を受けます。これからも大型の商業主義とは無縁の、小さくても質を重視した町であってほしいと希望しております。
  • 子どもたちに一番良かったのはホタルもさることながら「真っ暗闇」の体験です。学校で先生から「ぜひこの夏体験させてあげてください」と言われたことだからです。また田んぼに入った体験では、こんなに生き物がいるところで米が作られていることが分かり安心しました。最も印象に残った言葉は「米を何十年も作っているけれど、いまだにこう作れば良い米ができるという方法が分からない」。米作りの難しさ、皆さんのご苦労の一端が分かる言葉でした。
  • 田んぼに裸足で入ったことで田んぼの中はぬるぬるとしていること、ヤゴ、アメンボ、クモ、巻き貝、カエルなどなど、たくさんの生きものが共生しているということが分かりました。真っ暗の中で見たホタルは、きっと子どもたちの目に焼き付いたのだろうと思います。たくさんの自然に触れることができ、うれしく思っています。また「安全・安心な米」ということで頑張って米作りに携わっている方々と出会え、人としての生き方にも触れることができました。
  • 丸森町の風景や生産者・関係者の皆さんの温かいお気持ち、米作りに前向きに取り組む姿勢などが心に染みました。「たとえ生産量が減っても、安全・安心には代えられない」と、できるだけ化学肥料や除草剤などに頼らない米作りをされていることがよく分かり、これからも安心して丸森の産直米を頂くことができます。うちに遊びに来る子どもたちに「おにぎりがおいしい!」と言われたら「そりゃそうよ! 生き物たちがいっぱいいる田んぼでつくられたおいしいお米だもん!」って言えます。今回印象に残った1つは、紙(ダンボール)を使用して田植えをされたという田んぼです。雑草との熾烈(しれつ)な闘いを感じると同時に、私よりも年上の(?)皆さんがさまざまなことにチャレンジしていることが分かり「すごい!」と思いました。人生や仕事の先輩としても、良いものを見せていただけたと思っています。でも固いことは抜きにして、たくさんのドジョウ、カエル、イモリに眼をキラキラさせる子どもたち、暗闇に舞うホタル...それだけでも本当にうれしい風景ですよね。訪問翌日、小3の息子が学校に出す日記に丸森町のことを書きました。いつもは2行書くのにヒーヒー言っている子が、頑張って書きました。
  • 丸森町の方々の顔がとても輝いているように感じました。美しい田園を守っている自負でしょうか。米に対する愛情が伝わってきました。食の中心である米、小学校で田植えや草取り...など経験をして食づくりの大変さを体感してほしいと思います。
  • 田んぼや移動のバスの中で聞かせていただく生態系と米作りの話は理論的で簡潔、系統立っていて、これまでの皆さんが多くの議論と現場でご苦労を重ねてこられたからこそ、素人の私たちにも分かりやすい説明ができるのだと思いました。
  • 田んぼの生き物調査ではたくさんの生きものがいること、緑が多く空気がおいしく水がきれい...。昔は当たり前であったことが、今では大変貴重な風景になりましたが、丸森町には変わらず存在していることの素晴らしさ!! 生産者の努力があっての「今」だと感じています。皆さんの思い・信念には頭が下がり、胸が熱くなります。私たち都会の者が教わることがたくさんありました。自然を愛すること、米作りを精一杯頑張り、大事にすること、人を愛すること、自分だけではなく全てのものや存在を大切に思うこと...など。
  • 有機米の良さは頭では分かっていたつもりでしたが、生き物を発見し、毎日心を込めてお世話してくださる皆さまにお会いしたことで、丸森町のお米はみんなのパワーがぎっしり詰まったすごいお米なんだということを五感で感じることができました。
  • 田んぼの生きもの調査というタイトルに妻が引かれて「息子と行ってきたら?」と誘われたのがきっかけでした。米について少しくらい調べておかなければ...と思いつつもあっという間に出発の日。たくさんの生き物が米を育てている事実。雑草を抑えることがいかに大変かということ。生産効率の悪い地形。生産高と農薬無散布のバランスなどなど。百聞は一見にしかずでした。生産者の皆さん一人一人がさまざまな思いを持って米を作っているという当たり前のことを、胸に刻むことができました。安い物より安全な物。遠くの物より近い物に日本人が意識を向けることを信じています。丸森の皆さんの闘いを応援いたします。

田んぼの生き物調査&ホームステイ2008年・2009年参加者の声

産直米の産地、JAみどりの田尻産直委員会の協力による農業体験と田んぼの生き物調査体験

2010.05.04
 

カエルの生息調査"

カエルの生息調査

トンボの羽化の様子も見られました"

トンボの羽化の様子も
見られました

ブルーベリーの収穫体験も"

ブルーベリーの収穫体験も

「ミニとうもろこし」の皮むき作業を手伝います"

「ミニとうもろこし」
の皮むき作業を手伝います

受け入れ生産者との顔合わせ

受け入れ生産者との顔合わせ

昼食時に田尻営農センター・伊藤センター長より説明

昼食時に田尻営農センター
・伊藤センター長より説明

田んぼの土の中の生き物を調べます

田んぼの土の中の生き物を調べます

用水路の生き物を調べます

用水路の生き物を調べます

2008年、2009年も東都生協の産直米の産地、JAみどりの(宮城県大崎市)Aみどりの田尻産直委員会の協力により「田んぼの生き物調査」を実施しました。

同産地では生き物や環境と共生した米作りを実践し、産直米「無洗米宮城ひとめぼれ(田尻)」「無洗米宮城まなむすめ」を生産。今回は田んぼの生きもの調査に加えて生産者宅へのホームステイを行い、米作りの作業を通じて農家の生活を体験しました



参加者の感想 ――2008~2009年度 田んぼの生きもの調査&ホームステイ 参加者の声から(抜粋)――

  • 本当にお世話になり、ありがとうございました。娘は十分に楽しみ、とても良い思い出になったようです。食べ物の安全性は、生きることの基本でありながら、今はその基本を守ることが難しい時代です。しかし、田尻の皆さんのように安全でおいしい農作物を作り続けていらっしゃる方々が多く存在するというのは、大変ありがたく思います。毎日、安全でおいしい食べ物を食べられることに一層感謝するようになりました。これからも生産者の方々と私たち消費者が強く結ばれた関係を続けていくことができれば素晴らしいことだと思いますので、今回のようなホームステイ企画は、ぜひ継続していただきたいと思います。
  • 「米や野菜は1分1秒も待ってくれない」――こう言われた千葉さんの言葉に心を打たれました。私たち人間は日常生活の中で、そしてあらゆる場面で、選択や行動を迫られます。時にはそれから逃げてしまいたいという思いに駆られ、実際にそのことを後回しにしたり、放棄してしまうことさえあるけれども、自分の体や気持ちを優先させていたら作物は売り物にならなくなってしまう。この葛藤から逃げずに、栽培物や家畜と一緒に生きていくことの大切さを身をもって教えてくださったご家族に心より感謝いたします。ありがとうございました。
  • 5歳の娘に「田んぼ」を見せてやろう、と気軽に参加させていただきました。「田んぼの生き物調査」が定性的な単発の試みではなくて、今後の安全・安心を確認する取り組みの一つの軸になる定量的な定期的調査事業であることを知りました。なるほど分かりやすい環境指標でありますが、皆さんの地道な調査がないとデータとしては役に立たない、根気のいる取り組みだなあと思いました。また、田尻の人と土地の素晴らしさと農業と土に対する思いを理解させるべく、ホームステイをはじめいろいろな手間をかけていただき、勉強させていただくとともに、娘ともども大変楽しませていただきました。帰ってから家族を始め、周囲の人間には、皆さまの取り組みと熱意、温かさを語っております。
  • 田んぼの生き物調査には今まで関心がありませんでした。今回はホームステイに興味を抱き、参加しました。すくってきた泥をネットに入れ、何回も水で洗い、バットに移し、田んぼの生き物とやらに対面すべく、暑さにも耐えてカエルの前にしゃがみ込み、バットに目を凝らし、イトミミズ・ユスリカの幼虫を観察することができました。歩きながらのアマガエルのカウント、トンボの抜け殻なども観察し、生きものが生息すればするほど、水田が有機質になる様子がよく分かり、また、稲の葉の緑も濃いことに気が付きました。遠目に見る田園風景の見方も今後は変わるでしょう。米を食べる人が一人でも多く田に足を入れ、水田の生きものに関心が持てるように、今回の訪問を機に伝える役目をしようと思いました。
  • 知らない人たちを自宅に入れることは大変だったと思います。温かいもてなしに感謝しております。田んぼのある風景はやはり落ち着きます。稲に止まった、たくさんのトンボ、用水路のメダカやドジョウ、子どもたちのはしゃぎ声を聞きながら、いつまでも残していかなければいけない責任を痛感しました。子どもたちがいろいろな体験をしながら、自分たちの健康やそのもととなる食物が育つ土壌に関心を持ち、生きる力を培っていけるように今後も活動していきたいと思います。
  • 今回初めて「農家へホームステイ」という企画を情報紙で見て、どうしても参加したく応募し、参加させていただきました。私は四国の田舎育ちなので、小学生の頃は近くに田んぼもあり、川やあぜ道で遊んだものです。しかし、我が子はというと、習い事や塾に追われてあまり自由な時間はなく、近くに自然と触れ合い心豊かに生活していく...。そんな生活とは程遠い生活を送ってきました。そんな日常から離れ、自然の中にいる生きものや植物に触れ、何かを感じ取ってくれることを期待し、親子ともにワクワクしながら古川駅に到着しました。お世話になった中川さんのお宅はとても大きく立派で、また、都会とは何らかわらない生活に少しびっくりしつつも、庭に井戸、周りには用水池、畑、ビニールハウス、そして広大な田んぼがあり、自然・田舎を感じることができました。2日目の田んぼの生きもの調査では実際にイトミミズ・ユスリカの幼虫・カエルの数を調べましたが、こんなにもたくさんの生きものが生息しているとは思ってもいませんでした。実際に目で見て確認することで食の安全を実感することができました。我が子はザリガニやドジョウ、トンボなどを捕まえ本当に楽しそうでしたし、家に帰ってきてからも「また行きたい!! 中川さんの家がいい!!」「今度はいつあるの?!」と興奮し、主人や姉にいろいろな体験話をしていました。
  • JAみどりのの田んぼの生き物調査に興味があり参加しました。今回は生産者のお宅に宿泊させていただき、お手数をお掛けしましたが、生活を見せていただき、日々の農作業は大変でしょうが、豊かですてきな暮らしぶりと拝見しました。うらやましい限りです。また、翌日の生きもの調査では、実は虫類は少し苦手なのですが、そんなことは忘れてしまうほど、夢中になって調査に参加させていただきました。既存の水田と区画整理後の水田の比較調査を基本としてデータを蓄積することによって稲の栽培管理に役立てていこうとされていることに感心しました。田んぼの生き物調査は、これからの環境問題を意識する上で大変重要なことだとあらためて実感しました。参加されたお子さんたちも何らかの形で心に残っていくのではないかと期待しています。

「平和のつどい」に向けた2回目のワークショップを開催

平和のつどい「表現者のびおとーぷ~unseen(あんしぃん)~」立ち稽古

2010.04.28

水草になって揺れます

水草になって揺れます

ライトの創り出す神秘的な空間に出入りします

ライトの創り出す神秘的な
空間に出入りします

心の中にイメージを作り、相手に伝えます

心の中にイメージを作り、
相手に伝えます

お豆を食べて少し休憩、「チョコも!」

お豆を食べて少し休憩、
「チョコも!」

「息が肺に入るのは、横隔膜が下がるから」

「息が肺に入るのは、
横隔膜が下がるからなのね」

今回は、2010年7月に開催予定の「平和のつどい」で上演する劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」の、加賀谷早苗さんによる2回目のワークショップです。

早くから4人のスタッフが、ライト2台と暗幕を張って準備完了。

はじめは「水草」になりました。水草の写真をみてイメージを作り、気持ちよさそうに水にたゆたう「水草」たち。おとなの水草も子どもの水草も光を浴びて揺れ、その上を魚が泳いだりカモがかき分けたり。

深いところの水草、浅いところの水草を表現するのに、さまざまに姿勢を変え全身を使って「揺れ」を表現。きらきらとした水面が見えるようでした。

次はいよいよ舞台で使うような強力なライトの登場。照明を消した暗闇に、ライトの当たったところだけが明るく浮かび上がります。その光の中に、一人ずつ入っては出て行きます。浮かび上がる姿は、陰影のくっきりした立体的な世界。子どもたちの表情はいつもと違って神妙です。

次は、大きな繭玉をイメージしてそれを両手に抱え、繭玉が明るくなって顔を照らすイメージを作ります。繭玉は光度を上げたり下げたり。イメージの光を顔に受けて表情がみるみる変わります。その光を、決めた相手に伝えようと意識すると、ちゃんと伝わるから不思議。

加賀谷さんからは、「舞台で演じる人は、自信を持って堂々と」「だれに伝えたいのか具体的に決めたら、思いは伝わる」と舞台の極意をアドバイス。

休憩時間には、白花豆の煮物をみんなで食べました。具合が悪かった子も元気に。

登坂倫子さんのボイスレッスンでは、「声を発するってどんな仕組み?」ということを、あらためて考えました。

声が出る仕組みは、相手を脳が「認識」し、伝えたい「思い」が脊椎を伝わって横隔膜に届き、「息」が「声帯」を震わせるから。

その時、緊張していると、振動が声帯にうまく伝わらないのだそうです。ペットボトルで作った肺と横隔膜の模型を子ども達はじーっと見ていました。

身体の緊張を解くために、床に仰臥(ぎょうが)してリラクゼーション。
心の目で、身体の中をスキャンしてゆくと、心の目が通ったところからホワーッとリラックス。(おや、どこかからいびきが?)

「どうだった?」「分からない身体の部分の名前があった」。そう、自分の身体なのに、どこに何があるかって、よく分からない。

次の課題は、脊椎がどこを通っているのか、見ることになりました。

加賀谷早苗さんの紹介>>オフィス友恵(外部サイトにリンクします)

登坂倫子さんのブログ>>Unseen Blog(外部サイトにリンクします)

舞踏家の加賀谷さんを講師にワークショップ

平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」2回目のレッスン

2010.04.20

みんなで木になって風に揺れています。右から2人目が加賀谷さん

みんなで木になって風に揺れています。
右から2人目が加賀谷さん

ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます

ゆりやバラの花の香りを楽しんでいます

香りを色で言うと? 加賀谷さんがいろいろな質問をすると、子どもたちは、自分の感じたことを表現しました

香りを色で言うと?
 香りを気持ちで言うと?
加賀谷さんがいろいろな質問をすると、
子どもたちは、
自分の感じたことを
表現しました

「半眼微笑」――みんな菩薩の表情でそろそろと歩みます

「半眼微笑」――みんな菩薩の表情で
そろそろと歩みます

2010年4月17日、平和のつどい(7月24日予定)で上演する劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」の第2回レッスンでは、舞踏家の加賀谷早苗さんを講師に迎え、ワークショップを行いました。

会議に使っていた机や椅子がきれいに片付けられると、そこはイメージの世界。まずは、一人一人が「ろうそくの炎」になってゆらゆら揺れます。フッと息を吹きかけられると消えそうになりながら、揺らめき、強く息を吹きかけられて、すう~と消えます。

子どもたちは、はじめはキョトンとしていましたが、自分なりのイメージを働かせて、すぐにかわいい炎になりました。そして次は、風に舞う種に。種は地面に落ち芽吹いて木になり、枝を伸ばして気持ちよく風に揺れます。やがて根を地面に張って強風にも倒れない木になりました。

花の香りを味わって優しい表情をしたり、自分の好きなお地蔵様の顔を真似たり、ハイハイする赤ん坊になったり。子どもたちの表情はさまざまな課題を楽しそうにこなすたびに、生き生きとした個性的な表情を表し、顔だけでなく手や足のつま先まで神経が行き届いた表現に変わっていきました。

氷山が崩れる音と音楽を合わせた音響の中で、ゆっくりゆっくり歩く姿は、どこか荘厳な感じがして、観ている者を感動させる力がありました。それを見ていたスタッフたちは、この子どもたちとの舞台が必ず成功することを確信。

次回も、加賀谷さんの舞踏のワークショップがありますが、参加者は1週間後を待ち遠しい様子でした。

加賀谷さんの紹介は「オフィス友恵」(外部サイトへリンクします)会社概要のところでご覧いただけます

平和のつどい劇に出演する子どもたちが台本を読み合わせ

平和のつどい劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」

2010.04.19

台本を読み合わせ。当時の言葉についても説明を受けます

台本を読み合わせ。
当時の言葉についても説明を受けます

登坂さんから温暖化で減りゆく流氷を説明

登坂さんから
温暖化で減りゆく流氷を説明

2010年4月10日、「平和のつどい」(7月24日開催予定)で上演する登坂倫子さん書き下ろし脚本・演出による劇「表現者のびおとーぷ ~unseen(あんしぃん)~」に出演する、組合員から募集した子どもたち10人の初レッスンが、さんぼんすぎセンター(上北沢)で行われました。

子どもたちは、第2次大戦の激化に伴って田舎に疎開する東京の子どもたちを演じます。
当日、劇の台本が配られると、役柄は決めずに全員で読み合わせをしました。初めて読むにもかかわらず、大きな声ではっきり読む子どもたち。掛け声は息を合わせて「いちに、いちに」と元気に。

台本読みの後、現代の子どもたちにとって分かりにくい戦争中の言葉や内容について話し合いました。「乾布摩擦って?」「裸になるの?」「『あざらし』はぬいぐるみを着るのですか?」「疎開先ではどんな食べ物を食べていたの?」などなど。話し合いの中から、台本への理解が深まっていきます。

レッスンの講師でもあり、この劇の脚本を書いた登坂倫子さんは、
「戦争が起こるのは、突き詰めれば資源の取り合いからです。これからの戦争は環境が引き金になるでしょう。劇は、そのことを観ている人に気付いてほしいと思って書いたのです」と話します。

最後に、登坂さんが北の海に流氷を見に行った時の写真を見て、氷の上で育つあざらしの赤ちゃんや温暖化によって減りつつある流氷のことを聞きました。

これから、ほぼ毎週土曜日がレッスンに当てられます。様子は引き続きホームページでご紹介していきます。

登坂倫子さんのブログUnseen Blogでもご覧いただけます(外部サイトにリンクします)


2010.04.19

右から3人目が東都生協から派遣する組合員理事 2月2日「ピースセミナー」(中野サンプラザ)にて

右から3人目が東都生協から
派遣する組合員理事
2月2日「ピースセミナー」
(中野サンプラザ)にて

4月16日「2010ピースアクションinTOKYO」(東京ウィメンズプラザ)にて

4月16日「2010ピースアクションin
TOKYO」(東京ウィメンズ
プラザ)にて

2010年5月3日から5月28日まで、ニューヨークの国連本部で開催されるNPT再検討会議に合わせ、全国の47生協と生協連合会から代表派遣されるNPT再検討会議生協代表団に、東都生協は組合員理事1名を代表派遣します。

生協代表団は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)代表団の皆さんと一緒に、総勢162人、10人前後で14グループをつくり、現地で5月1日から5日まで、各々のグループごとにいろいろなところで核兵器廃絶を訴える活動を行います。

5月2日には「平和大行進」に参加し、世界中から集まった人たちと一緒にニューヨークの街を行進し平和を訴えます。

3日からはグループごとの行動。高校や大学に行き、被爆者の皆さんの体験談を聞いての懇談や、平和の催しへの参加、各国政府への核兵器廃絶の訴えなどを予定しています。

また、国連本部のロビーで開催される「原爆パネル展」のお手伝いもします。活動期間中はニューヨーク在住の日本人の方たちが通訳として協力してくださいます。

昨年2009年4月、オバマ米大統領は「核兵器のない平和で安全な世界」を追求することを宣言し、核兵器を実戦で使用した唯一の核保有国としての米国の道義的な責任に言及しました。米国の核政策指針となる核態勢見直し(NPR)、米ロ核軍縮条約署名、初の核安全保障サミットの開催。2010年の再検討会議を成功させ、核兵器のない平和な世界を目指す機運は盛り上がっています。

2005年のNPT再検討会議では、核兵器廃絶の段取りについて何ら合意に至りませんでしたが、今回は、「核なき世界」への世界的な盛り上がりを受けて、前進することが期待されます。

核兵器のない平和な世界に向けて、今私たち一人ひとりがすべきこと、できることを考えていくことが求められています。
知り、聞き、話し、調べ、世界中の市民が声を挙げることが大切です。
ぜひ、テレビや新聞、インターネットなどのニュースを注視していきましょう。


NPT再検討会議とは

NPT(核兵器不拡散条約)は、核軍縮を目的にアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5カ国以外の核兵器の保有を禁止し、5カ国に核軍縮交渉を行う義務を定め、その他の国には核兵器の保有や開発を禁じる国際条約です。1970年に発効し世界189カ国が加盟していますが、インド、パキスタン、イスラエルは加盟せず、北朝鮮は脱退しました。

NPT再検討会議は、この条約を確認し、今後の取り組みを話し合うために、5年に1回開催されています。今回のNPT再検討会議は5月3日から5月28日まで、ニューヨークの国連本部で開催されます。


東都生協の産直産地で古代米づくりを体験!

(農)房総食料センターの古代米 栽培体験交流会

2010.04.07

田植え

田植え作業"

田植え作業"

草取り

草取り作業"

草取り作業

かかしづくり

かかしづくりの様子"

かかしづくりの様子

かかしづくりの様子

稲刈り

稲刈り作業の様子

稲刈り作業の様子

毎年大好評の東都生協の産直産地、(農)房総食料センターでの「古代米 栽培体験交流会」。

古代米(黒米・赤米)の栽培体験を通して、米作りの苦労や喜びを感じ、「生産物を大切に感謝して食べる」ことへの理解を深めるきっかけとしています。

2009年の作業の様子と、参加した皆さまからの声をご紹介します。



参加者の感想
  • 楽しかった。雨天でしたがテントを張っていただくなど、田植えのできる工夫をしていただき、企画通りに進めて良かった。子どもはハプニング?(雨)でも何のその、逆にそれを楽しんでおり、親としてもありがたかった。私も田植え経験が初だったので、泥がこんなに癒しの効果があるとは思いませんでした。

  • 初めて田んぼに入った、あの気持ち良さを子どもとともに体験できて良かった。田んぼの中はとても温いという感じで、命を育む大地の温かさにパワーをもらいました。雨の中でもやらせていただけてうれしかった。

  • 初めてのかかし作りも楽しめました。娘も「かかし」という単語をしっかり覚えました。田んぼの中にたくさんの虫がいて、それを捕ったり、見たり。他の参加の子どもたちと一緒に戯れ、娘は大喜びでした。

  • 鎌で稲を刈るのが心地良かった。クセになりそうです。子どもたちが刈った穂を一生懸命運ぶ姿もほほ笑ましかった。田植え、草取り(稲の生長)、稲刈りという一連の作業があったことで、米というものに対する理解も深まったと思います。

  • 初めは難しいと思った稲刈りでしたが、慣れてくると体の使い方が分かり、面白かった。この企画が一番働いた充実感があったかな? 田植えも草取りもほんの少し関わっていませんが、実りの喜びを感じることができました。

  • リース作りもする機会がないので貴重な体験でした。無駄にせずに全てを役に立てることを子どもも知ったと思います。飾り寿司作りも一人では二の足を踏んでしまいますが、しっかり教えてもらったので、また家でもできそうです。

  • 3歳の幼児が参加できる企画が限られている中、やっと見つけた企画でした。都会育ちの娘が田んぼの土に足を取られ、穂を握りしめ、でも笑顔一杯でした。産地の方々に暖かく受け入れられ、毎年帰りたくなる場所になってしまいました。

  • 全てが子どもたちにとって初めての体験で、本当に貴重な思い出になりました。私も今回の体験に参加してから、野菜をメインに献立を考えるようになりました。生きていて、生長していく稲が、部分的にでも見られる機会となり、とても有り難かった。

  • 自然と共に生きている生産者の方々の優しさ、温かさ、懐の深さに胸を打たれました。きちんと選んで、ちゃんと払って、おいしくいただくことで応援します。


東都生協の水産品産直産地で「海づくり」を体験しました!

2009年度 枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー 参加者の声

2010.04.07

枝幸漁協での学習会

枝幸漁協での学習会の様子"

放流するほたての稚貝が到着

放流するほたての稚貝が到着"

これが到着した稚貝です

鮭の稚魚を放流

鮭の稚魚を放流

枝幸町の展望台からの眺め

展望台からの眺め

海の幸いっぱいのバーベキュー

海の幸いっぱいのバーベキュー

「海づくり」は「森づくり」からと、東都生協・枝幸漁協・北海道漁連の三者で発足した「魚(うお)つきの森植樹協議会」。豊かな海と川を育て、自然と共生できる漁業を通じて「魚つきの森」運動を進めています。

産直産地の北海道・枝幸町を東都生協の組合員が訪問し、ほたて稚貝・鮭の稚魚の放流や植樹など、「海づくり」を体験する取り組みを実施しています。

2009年度 北海道枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー参加者の皆さまからお寄せいただいた声をご紹介します。


参加者の感想(抜粋)

  • 澄み切った美しい空と海を守り育てている、枝幸の人たちと東京で暮らす私たちが交流できることを幸せに思っています。今後も枝幸からの活気にあふれた風を送り続けてくださることを心より願っております。

  • ガイドの中村氏の漁業外の知識の豊かさに感激しました。お天気に左右されて、予定通りの行動ができずハラハラしたのではないかと拝察しましたが、次から次へと盛りだくさんの企画をありがとうございました。漁業の枝幸だけではない文化や生活に触れ、大変感激しております。

  • 美しい豊かな自然と人々と感じました。冬の厳しさもきっと豊かさのもとなのでしょう。おいしい鮭やほたてをいただいて、枝幸(えさし)という地名を意識するようになったのはいつごろからだったでしょうか。訪れてみて、さらに安心と信頼が増しました。感謝しながらおいしくいただきます。笹原が少しでも森になっていくといいですね。

  • 昔から、見たり、聞いたり、試したりといいます。昨年秋の鮭の定置網漁・採卵・受精・新巻き造り・植樹や今回の稚魚放流・帆立貝の殻むきなど、ほとんどテレビで見ています。でも現場に立ち会ってみて体験することの意味、大切さをつくづく感じました。とてもよい企画だと思います。稚魚の耳にバーコードを付ける話には本当に驚きました。皆さんの研究・ご苦労を、心からすごいなと思いました。

  • 稚貝放流ができなかったのが残念ですが、海は見た目よりずっと波が荒く大変な仕事だと分かりました。ないだ船の旅しか知りませんので、かわいい稚貝が遠くから運ばれてきて時間との勝負。豊かな海で育まれて私たちにおいしい幸せをくれる。昔の取るだけの漁業、それだけでも大変ですが、計画的に育てる漁業...。初めて身近に知り、感謝でいっぱいです。

  • 市場は海が荒れて入荷がなく残念でした。白干工場、冷凍工場とも大規模で、大勢の人たちが雇用されており、今の雇用情勢と全く違った漁業で食べられるという状況をつくっていることに感動した。子どもが親の職業を継ぐのが当たり前、お嫁さん探しも必要ないという状況に"つくる漁業"の最前線に立っていると感じた。

  • 稚魚の放流ができたのはうれしかった。何匹故郷に帰るであろうか、4年後戻ってくる時期に来たいと思った。放流までの餌や温度管理など大変な作業の説明に驚くばかり。

  • 稚魚の耳石に、水温差でバーコードのように標識を付けて放流し、追跡調査し、漁獲高を計算したり。また回帰率は4%など、資源管理された漁業であることを知りました。


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