すべてのカテゴリ
産直産地のJA越後中央(弥彦)で稲刈りを見学
JA越後中央・弥彦(やひこ)で稲刈り見学「新潟コシヒカリの新米を味わおう!」
東都生協は2010年9月25日、取扱商品の産直米「新潟コシヒカリ(弥彦)」でおなじみのJA越後中央・弥彦(やひこ)で稲刈り見学「新潟コシヒカリの新米を味わおう!」を開催。東都生協の組合員18人(大人11人、子ども7人)が参加しました。
当日は秋晴れの気持ちのいい日和に恵まれ、稲刈り、もみの乾燥・もみすり、倉庫への保管と一通りの流れを見学するなど、普段はなかなか経験できない貴重な体験をしました。以下、画像でその様子をお伝えします。
稲刈り・乾燥・もみすり・保管
現地に到着して早速、稲刈りの様子を見学。バリカンで刈り上げるように、田んぼを進むコンバインがみるみるうちに稲を刈り取っていきます。今年は、春の低温で生育が心配されたましたが、その後の天候の回復で収穫量はほぼ平年並とのことです。
収穫されたもみは乾燥され、もみすりをして玄米となります。そして、約1トン入りの大きな袋に詰められて、農協の低温倉庫で保管されます。
![]() 弥彦営農センターの本間センター長によると今年の収穫は雨が続いているため、少し遅れているそうです |
![]() 生産者の中川さんから、農薬や化学肥料を使用しない稲作の苦労などが説明されました |
![]() 収穫された米(もみ)はコンバインから軽トラックへと移されます |
![]() おみやげに稲穂をいただきました |
![]() 今回参加された組合員の皆さま |
![]() 収穫された米(もみ)の乾燥、もみすり、袋詰めの流れの説明を伺いました |
![]() もみすりの様子に子どもたちも興味津々 |
![]() 農協の倉庫には約1トンの米が入った袋が積み上げられていました |
昼食そして地域巡り
倉庫できちんと管理されている様子を聞いた後は、新米のコシヒカリで作ったおにぎりと豚汁、手作りの漬物で昼食。今年のコシヒカリもおいしく出来上がっていました。その後、弥彦神社、弥彦山、寺泊の魚市場を巡り、弥彦駅からローカル線に乗り、帰京しました。
![]() 新米コシヒカリのおにぎりは最高、お漬け物と豚汁もおいしかった! |
![]() 弥彦神社では11月の菊祭りの準備がもう始まっていました |
![]() 弥彦山からは弥彦村が一望できます |
![]() 日本海には間近に佐渡島を見ることができました。意外に大きいことにびっくり! |
![]() 寺泊の魚市場通りにはバスを連ねてたくさんの人でにぎわっていました |
![]() 2両編成の弥彦線で田園風景の中をのんびりと東北新幹線の燕三条駅を目指しました |
東都生協は今後も、産地直結の関係があるからこそできる産地交流訪問を通して、消費者と生産者の距離を近づけていければと考えています。
「消費者力UP!」オープン講座第2弾を開催!
第2回は「最近の悪質商法の手口と対策」について受講
受講者は熱心に聞き入りました |
東都生協は「賢い消費者」を目指したオープン講座を2010年9月28日に東京都消費生活総合センターで開催し、組合員38人が受講しました。2回目となる今回は「最近の悪質商法の手口と対策」と題し、講師には東京経済大学教授で弁護士の村 千鶴子氏をお招きしました。
村氏は多様な消費者被害の事例を挙げ、最近の悪質商法の手口を詳しく紹介。未公開株や換金性の乏しい外国通貨の取り引きを持ちかけるなど多様化する詐欺的な「資産形成型取引」や、悪質・強引な訪問販売、雰囲気で消費者を惑わす「催眠商法(SF商法)」、自分の作品を褒められてつい自費出版の契約をしてしまう自己実現型の被害などを示しました。
続いて村氏は、なぜそのような被害に遭ってしまうのか、付け込まれる要因について解説。
まず、健康やお金、家、人間関係など、消費者が抱える不安や、情報・知識の不足に乗じてつい業者の説明をうのみしてしまうことを挙げました。
また、業者に対し「うまく断れない」「感じ良くしたい」など交渉力の格差に付け込んでくること、さらに業者が消費者自身のプライドや自尊心をくすぐってくることなどを指摘しました。
消費者を守るための法律制度のお話では、特定商取引法と割賦(かっぷ)販売法の法改正の内容と改正に至る経過を解説。今回の改正のポイントは「規制の抜け穴解消」です。
改正特定商取引法では、これまでの指定商品・指定役務制を廃止し、消耗品や葬儀などクーリングオフになじまない商品・役務(えきむ)を除き、原則として全ての商品・役務を扱う取り引きが規制対象になり、訪問販売やクレジット、インターネット取引の規制が強化されました。
改正割賦販売法では「割賦」の定義を見直し、これまでの「2カ月以上かつ3回払い以上」の分割払いのクレジット契約に加え「2カ月を超える1回払い、2回払い」も規制対象となりました。
最後に、被害に遭わないための対策と、悪質商法によるトラブルの解決方法について学びました。参加した組合員は、被害防止には予防と「早期発見」「早期対処」が重要とあらためて認識しました。
<被害を未然に防ぐための十箇条>
1.必要かどうかよく考える
2.あらかじめ情報を集めて比較検討する
3.信頼できる事業者を選ぶ
4.要らないものは、毅然(きぜん)と即断る
5.あいまいな態度は取らない
6.契約は「自分で選ぶ」。受け身にはならない
7.契約書などは良く読んで納得してから署名捺印する
8.契約したら書類をもらい、もう一度、よく読んで確認する
9.分からないこと、不安なことは地域の消費生活センターに直ちに相談
10.決して泣き寝入りしない(よい「カモ」として次々と狙われます)
東都生協は2010年度、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、知識を活用して被害のない地域づくりを進めるために連続講座を開催し、(財)日本消費者協会が主催する「消費者力検定」を通じて消費者・組合員の「消費者力」向上に取り組んでいます。
第1回オープン講座はこちら
ユニセフ講演会 & ハンドベルコンサートを開催
~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~
財団法人日本ユニセフ協会の |
NPT再検討会議生協代表団に参加した |
グループ「ハンドベルアンサンブル・ |
毎年9月21日の「国際平和デー」に、家族や身近な知り合いと平和について語り、ベルを鳴らして世界平和を祈念しようという企画、「東都生協発 100万人のピースベル」。
今年はそのプレ企画として、2010年9月16日(木)、上北沢の松沢資料館記念礼拝堂にて、「100万人のピースベル ユニセフ講演会&ハンドベルコンサート ~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~」を開催し、当日は41人の参加がありました。
はじめに、財団法人日本ユニセフ協会 団体・組織事業部の谷口光さんから、「世界の実情を知る ~世界の子どもたちのために~」と題した講演で、ユニセフの取り組みの報告や今年特に深刻な水害に見舞われたパキスタンの現状などについてお話ししていただきました。
続いて、NPT再検討会議生協代表団に参加した松島正枝理事の報告があり、休憩を挟んで、グループ「ハンドベルアンサンブル・ミスティ」のハンドベルコンサートが行われました。
今なお絶えることなく起きている民族や地域紛争、それに伴う貧困や飢餓の問題や、また核兵器の問題などについて現状を学び、9月21日には、世界恒久平和の実現を願って家族や知り合いと平和の鐘を鳴らしてもらうことを確認しました。
参加者からは、「静かに平和を考える時間となった。日本の子どもたちに、地球上で今起こっている争いやあたりまえの生活ができない多くの子どもたちがいることを知らせ、平和を考える時間をたくさん持たなければと思った」「演奏は教会の雰囲気に合い、音も響いて素晴らしかった」などの感想が聞かれました。
※「東都生協発 100万人のピースベル」は、東都生協が昨年から呼び掛け、実施している企画で、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、また核兵器の問題などを話題にして平和について考えるきっかけとしてもらうことと、参加者から平和のメッセージを募って国連へ送付し、東京から世界平和を訴えることを目的に始められました。
寄せられた平和のメッセージは、このホームページなどでも紹介しています。
※国際平和デー:International Day of Peace
国連が定めた平和の記念日。ニューヨークの国連本部では毎年9月21日に国連事務総長が「世界平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われています。世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々にこの日一日は敵対行為を停止するよう働き掛けています。
第1回消費力検定講座を開催
賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!
受講者は熱心に聞き入りました |
当日は東都生協の組合員34人が参加。消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、健全な消費生活を送るために、いま消費者に求められる衣・食・住生活、環境の各分野での消費者力について認識を深めました。また、過去の検定問題の解説を通じ、消費者力をアップさせていくための基礎知識について、クイズ形式で楽しく学びました。
次回第2回は、10月8日(金)に生活経済(ライフプラン・金融商品・家計)について学ぶ予定です。
東都生協では2008年度から(財)日本消費者協会が主催する「消費生活能力検定試験」を通じ、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、主体的に消費生活に関わっていけるように、消費者力育成の取り組みを進めています。現在47人の組合員が登録し、11月に実施する検定試験に向けて学習を進めています。
生物多様性の大切さを学ぶ環境学習会を開催
自分と生き物とのつながりを考えることからはじめる
小山さんが生物多様性の大切さを解説 |
あさり貝殻を使ったゲームで |
今まで通り暮らし続けたらどうなるか、 |
当日は23人の参加があり、まず小山氏からスライドを使って生物多様性について説明。
続いて参加型ワークとして、アサリの貝殻を使って遺伝子の多様性を確認するゲームや、今までどおり人間が暮らし続けたとしたらどうなるかのシミュレーションなどを行いました。
子どもにも分かりやすい内容の学習会で、参加者からは、「大変分かりやすく生物多様性入門の学習会として良かった」との声がありました。
生き物たちの世界が地球温暖化によっておびやかされることや、生物多様性の大切さについて、自分と生き物、生き物同士、自分と地球温暖化など、そのつながりを考えることから気付き、生物多様性に意識を向けていくきっかけを得ることができました。
「沖縄基地問題を考える」学習会を開催
沖縄の基地問題を、わたしたちの問題として考える
沖縄基地問題の変遷などを |
沖縄基地問題については、鳩山前首相の普天間基地の国外移設、県外移設発言から沖縄では大きな基地撤去の盛り上がりをみせましたが、本土ではあまり関心が高くなく、どこかよそ事という風潮があります。今回の学習会は、沖縄基地問題を自分たちの問題として考えるきっかけになる基礎的、入門的な場になるようにと、企画しました。
前田哲男氏からは、沖縄が体験した戦中・戦後史や、沖縄には在日米軍基地134施設と全国の74%が集中している現状、「普天間返還」から「辺野古埋め立て」への流れなど、戦後から現代まで続く沖縄基地問題の変遷を分かりやすくお話しいただきました。
参加者からは、「沖縄そのものがどういう位置に置かれていたか良く理解できた」「自分たちの問題として判断できるように、沖縄基地問題をこれからも考えていきたい」などの感想が聞かれました。
JA秋田おばこ南外(なんがい)交流訪問報告
田舎での夏休みを体験しました!
![]() |
東都生協の組合員11人(おとな6人、子ども5人)が参加し、田舎で夏休みを過ごそうというテーマで、野菜の収穫体験をしたり、田んぼで虫とたわむれたりと、盛りだくさんの2日間でした。
産地の方々は親戚のおじさんやおばさんのように温かく迎えてくださり、楽しく過ごすことができました。写真でその様子をお伝えします。
田沢湖「たつこ像」 | 「みちのく小京都」角館 | 新規取扱商品、 |
枝豆は株ごと抜き取って収穫 | 地元食材のバーベキューで交流 | すいか割りや花火も楽しみました |
![]() 2日目はわらじ作りを体験 | ![]() 何とかうまくできました | ![]() 生産者を講師にそば打ち体験 |
![]() 親子力を合わせて | ![]() 虫取りに子どもたちは夢中! | ![]() 田舎の夏休みを |
![]() 山あいの田んぼで記念撮影 |
JA佐久浅間で田植え報告
「体は泥んこだけど心が洗われました」
200㎡ほどの小さな田んぼでしたが、田植えが初めてという参加者が多い中、田んぼの持ち主でもある土屋さんの丁寧な指導により、泥に足を取られながらも小一時間で終了しました。
「体は泥んこになりましたが、心は洗われました」という参加者からの感想が印象に残りました。
自然豊かな産地の様子を知ることで、多くの方が「長野コシヒカリ」「長野あきたこまち」のファンになったことと思います。
![]() 着替え後、 | 渡したひもを目印に | 地元のケーブルテレビの |
カエルも応援? | 約1時間かかりました | 記念の看板作り。 |
皆さま、ありがとうございました。 |
組合員から託された口蹄疫被害支援募金を宮崎県に贈呈
組合員の皆さんの思いを8月31日、宮崎県に届けました
支援募金(目録)を宮崎県東京事務所 |
理事長と組合員常任理事3人で訪問 |
宮崎県産品の普及について説明する |
東都生協は、組合員の「これからも日本の畜産物を食べ続けたい」「口蹄疫被害に苦しむ畜産農家への支援の輪を広げたい」との願いから、6月から7月にかけて口蹄疫被害支援募金を共同購入や店舗を通じて実施し、これまでに組合員の皆さまから総額6,944,723円ものご支援が寄せられました。ご協力ありがとうございました。
2010年8月31日、東都生協・庭野理事長以下4人で宮崎県東京事務所(千代田区)を訪れ、所長の岡村 巌氏に募金目録を手渡しました。庭野理事長から、今回の募金や宮崎県産品の普及キャンペーンなどの取り組みなどについて報告しました。併せて230通を超えて寄せられた東都生協組合員の応援メッセージを渡し、激励しました。
岡村所長からは、今回の口蹄疫により、宮崎県の農業産出額の約6割を占める基幹産業である畜産業が甚大な被害を受けたこと、さらには食品加工業や運輸、観光など広範囲にわたって大きな影響を受けたことについて報告。「東都生協からの支援金や激励は、畜産農家だけでなく県民に大きな励ましになりありがたい」とのメッセージをいただきました。
宮崎県の畜産農家をはじめとして、日本全体の畜産業に、かつてない危機をもたらした今回の口蹄疫被害。また、輸入拡大で国産牛肉や国産豚肉の消費が大きく減り苦境に立たされている日本の畜産業。東都生協は、これからも産直・国産商品を買い支え、将来にわたって日本の畜産農家、畜産業を応援していきます。
2010年度「産直えさ米たまご」飼料用米の田植え・交流のを行いました
2010年5月22日(土)
東都生協は2010年5月22日(土)、「産直えさ米たまご飼料用米」の田植え体験・交流を組合員と生産者など合わせて30人で行いました。
<田植え体験>
・初めてのことでとまどいもありましたが、農家の方々のご苦労と優しさを感じることができて、親子ともども大変貴重な体験となりました。
・久しぶりの田植えで腰が心配でしたが、思ったより楽でした。田植え機を運転させてもらえたのは貴重な体験でした。ありがとうございます!
・時期が遅かったので、田植えはもう終わっていると思っていました。えさ米は晩種なのでこの時期の田植えもありなのですね。正直、どろんこは苦手で嫌だなあと思っていましたが、やり始めると意外に楽しくていい経験でした。
![]() 産直えさ米たまご | みんなで並んでよ~いドン! | お父さんと一緒にせ~の~♪ |
<生産者との昼食・交流>
・米がおいしかった!! おかずもぜ~んぶおいしかった。産地の方とお話ししながらの食事は二度おいしい昼食でした。・その場で卵焼きをつくっていただいたり、心尽くしの昼食をおいしくいただきました。
・直火釜で炊いたごはん、卵料理、地元の野菜のおかず、とてもおいしくてよかった。鶏の餌にボリビアの塩を使ったり、その他、いろいろな工夫をしている小幡さんの鶏に対する愛を感じました。
そ、その右手はどうするのかな? | 親子で仲良く頑張りました | 機械での田植えも体験 |