みんなの活動:これまでの活動報告

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東都生協の水産品産直産地で「海づくり」を体験しました!

2009年度 枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー 参加者の声

2010.04.07

枝幸漁協での学習会

枝幸漁協での学習会の様子"

放流するほたての稚貝が到着

放流するほたての稚貝が到着"

これが到着した稚貝です

鮭の稚魚を放流

鮭の稚魚を放流

枝幸町の展望台からの眺め

展望台からの眺め

海の幸いっぱいのバーベキュー

海の幸いっぱいのバーベキュー

「海づくり」は「森づくり」からと、東都生協・枝幸漁協・北海道漁連の三者で発足した「魚(うお)つきの森植樹協議会」。豊かな海と川を育て、自然と共生できる漁業を通じて「魚つきの森」運動を進めています。

産直産地の北海道・枝幸町を東都生協の組合員が訪問し、ほたて稚貝・鮭の稚魚の放流や植樹など、「海づくり」を体験する取り組みを実施しています。

2009年度 北海道枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー参加者の皆さまからお寄せいただいた声をご紹介します。


参加者の感想(抜粋)

  • 澄み切った美しい空と海を守り育てている、枝幸の人たちと東京で暮らす私たちが交流できることを幸せに思っています。今後も枝幸からの活気にあふれた風を送り続けてくださることを心より願っております。

  • ガイドの中村氏の漁業外の知識の豊かさに感激しました。お天気に左右されて、予定通りの行動ができずハラハラしたのではないかと拝察しましたが、次から次へと盛りだくさんの企画をありがとうございました。漁業の枝幸だけではない文化や生活に触れ、大変感激しております。

  • 美しい豊かな自然と人々と感じました。冬の厳しさもきっと豊かさのもとなのでしょう。おいしい鮭やほたてをいただいて、枝幸(えさし)という地名を意識するようになったのはいつごろからだったでしょうか。訪れてみて、さらに安心と信頼が増しました。感謝しながらおいしくいただきます。笹原が少しでも森になっていくといいですね。

  • 昔から、見たり、聞いたり、試したりといいます。昨年秋の鮭の定置網漁・採卵・受精・新巻き造り・植樹や今回の稚魚放流・帆立貝の殻むきなど、ほとんどテレビで見ています。でも現場に立ち会ってみて体験することの意味、大切さをつくづく感じました。とてもよい企画だと思います。稚魚の耳にバーコードを付ける話には本当に驚きました。皆さんの研究・ご苦労を、心からすごいなと思いました。

  • 稚貝放流ができなかったのが残念ですが、海は見た目よりずっと波が荒く大変な仕事だと分かりました。ないだ船の旅しか知りませんので、かわいい稚貝が遠くから運ばれてきて時間との勝負。豊かな海で育まれて私たちにおいしい幸せをくれる。昔の取るだけの漁業、それだけでも大変ですが、計画的に育てる漁業...。初めて身近に知り、感謝でいっぱいです。

  • 市場は海が荒れて入荷がなく残念でした。白干工場、冷凍工場とも大規模で、大勢の人たちが雇用されており、今の雇用情勢と全く違った漁業で食べられるという状況をつくっていることに感動した。子どもが親の職業を継ぐのが当たり前、お嫁さん探しも必要ないという状況に"つくる漁業"の最前線に立っていると感じた。

  • 稚魚の放流ができたのはうれしかった。何匹故郷に帰るであろうか、4年後戻ってくる時期に来たいと思った。放流までの餌や温度管理など大変な作業の説明に驚くばかり。

  • 稚魚の耳石に、水温差でバーコードのように標識を付けて放流し、追跡調査し、漁獲高を計算したり。また回帰率は4%など、資源管理された漁業であることを知りました。


親子で産直野菜の収穫と料理を体験しました

東都生協の産直産地、(農)房総食料センターで収穫&料理体験

2010.04.05

雨の中の収穫となりました

雨の中の収穫となりました

それぞれ完全防備で臨みます

それぞれ完全防備で臨みます

房総名物の「祭りずし」づくりに挑戦

房総名物の「祭りずし」づくりに挑戦

うまくできるかな?

うまくできるかな?

「祭りずし」の完成です! きれいに仕上がったでしょ?

「祭りずし」の完成です!
きれいに仕上がったでしょ?

さっきまで畑で育っていたほうれん草と一緒に食べました

さっきまで畑で育っていた
ほうれん草と一緒に食べました

2010年3月6日、東都生協(コープ)は、親子で野菜の収穫と料理を体験する「産地でクッキング」を開催しました。東都生協の産直産地のひとつ、(農)房総食料センターで収穫体験をし、その野菜で料理を作るこの企画。当日はあいにくの天気にもかかわらず、11家族が参加しました。

現地に着くと、さっそくほうれん草の収穫に挑戦。参加者たちは長靴に履き替えたり、靴にビニール袋を巻いてほうれん草畑へ。足下の悪い中、皆泥だらけになりながらも、楽しそうに収穫をしていました。

そして昼食では、房総名物の「祭りずし」づくりに挑戦。上手に海苔の上にご飯を載せてクルクルと巻きすを動かし花びらを一つ、また一つと作ります。外側は薄焼きたまごで出来上がり! さっきまで土の中で育っていた、採れたてのほうれん草と一緒に食べました。

「ほうれん草、苦手だったけどおいしいね」「このおすし、うちでも作れるね」など、楽しげな親子の会話が聞かれました。

参加者(小学5年生)の感想文から

「房総で体験して考えたこと、思ったこと」

ぼくが、体験して楽しかったことは、祭りずしづくりだ。

祭りずしは、千葉県の房総で独特の食べ物だ。もようは、バラの花やかたつむり、梅の花など、いろいろなものがある。

ぼくたちは、梅の花の模様を作った。巻きずしづくりは初めてなので、最初は難しそうだったけれど、思ったより簡単で、とても楽しく料理ができた。完成した巻きずしは、見本と同じようにきれいにできた。真ん中に梅の花と左右につぼみと枝が表現されていて、表面は卵が巻いてある。

ぼくは甘いものが好きで、巻きずしは、甘いすし飯と卵が合っていたのでとてもおいしかった。また、ぼくたちが一所懸命に作ったからおいしいんだなと感じた。

そのほかにも、ほうれん草の収穫や、直売売場にも行った。

ほうれん草の収穫は、ほうれん草を根ごと抜いて、根をはさみで切る作業をした。雨が降っていたので大変だったけれど、農家の人は毎日やっているから苦労しているんだなと思った。

家に帰ってから、収穫したほうれん草を、バター炒めにした。そのほかにも、かぶを塩もみにしたり、菜の花はゆでて、しょうゆとわさびを和えたりした。みんながとてもおいしいと言ってくれたので、すごくうれしかった。

生でも、ほうれん草はアクがなく、シャキシャキしてみずみずしかった。このように、料理をおいしくするには、良い素材がないといけないことが分かった。

このことを多くの人に知ってもらえば、外国の農薬が多い安い品物を選ばないようになって、国の自給率が上がると思う。
ぼくたちも、自給率を上げるためにも、今まで以上にご飯をたくさん食べて、国産の物を買っていきたいと考えた。

登坂倫子氏の書き下ろし劇 ~子役の稽古がスタート!

2010年7月24日「平和のつどい」での公演に向けた説明会

2010.04.02

さまざまな年齢の子どもたちが参加しました

さまざまな年齢の
子どもたちが参加しました

登坂倫子さんのレッスンに真剣に聞き入る参加者

登坂倫子さんのレッスン
に真剣に聞き入る参加者

劇についてのさまざまな資料を確認

劇についてのさまざまな資料を確認

出演予定の参加者。4月からレッスン頑張ります!

出演予定の参加者。
月からレッスン頑張ります!

東都生協平和のつどいで上演される劇「表現者のびおとーぶ ~unseen(あんしぃん)~」では、平和の意味を広くとらえた登坂倫子さんによる書き下ろし脚本・演出により、話題性と手作り感のある舞台を目指しています。

劇は、東都生協の平和のつどいのための斬新な作品で、学童疎開の子どもたち、写真家とアザラシのお母さんの不思議な出会い、現在のありふれた日常という3つの場面がオムニバス形式で展開されます。

2010年3月13日、この劇に出演希望の子どもたち14人が集まりました。東都生協の施設さんぼんすぎセンターで行われた出演者説明会に保護者と共に参加したのは、小学生から中学生まで、さまざまな年齢の子どもたち。みんな、参加したいという意欲が満々です。子どもたちが出演するのは学童疎開の場面です。

舞台の経験はない子がほとんど。4月から月3~4回のレッスンを重ね、当日を迎えます。組合員活動情報紙「ワォ」で、平和のつどいのお知らせとともに子どもたちの様子を伝えていきますので、楽しみにしてくださいね。

東都生協平和のつどいは、次世代に歴史の事実を伝え多くの組合員が平和の大切さについて学ぶ機会として、毎年夏に開催しています。7回目の今年は、7月24日、セシオン杉並で開催し、平和に関する劇や被爆の証言、平和の活動報告、平和に関する展示などを行う予定です。

制作過程は、脚本・演出の登坂倫子さんのブログUnseen Blog(外部サイトにリンク)でもご覧いただけます。

2009年JAやさと野菜コース参加者の感想

産直産地・JAやさと(茨城県石岡市)での通年農業体験企画

2010.03.30

苗植え作業の様子

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収穫作業の様子

小松菜の収穫作業にて.jpg"

かぼちゃの収穫作業の様子.jpg

枝豆の収穫作業の様子.jpg

毎年大好評の「JAやさと農業体験 野菜コース」。農業体験を通じて作物ができる過程を学び、「食べる」ということについて考えるきっかけにしていただくために企画しています。

2009年度に参加した皆さまからは、「生産者の方と交流ができて良かった」「来年も参加したい」といった声をたくさんいただきました。昨年の作業の様子と、参加者の感想をご紹介します。



参加者の感想

  • 土が軟らかくて驚いた。
  • 生産者の生の声が勉強になった。
  • それぞれの作物の収穫方法、時期が分かって面白かった。市場に出す物はその流通期間も考慮していることがあらためて実感できました。
  • 最初に自分で植えた苗の成長に驚きます!
  • 消費者はわがままに、生産者に安全を求めますが、生産者にも生活があり、それでも、できるだけ安全なものを提供するために努力をしている。消費者もそれを知り、購入という協力をしていかなければならないと思う。
  • JAやさとは訪れるたびに癒される、すばらしい場所です。農家の皆さんも皆温かく迎えてくださるので、また行きたくなります!
  • どうしても「農業体験」というと、農業に興味がある人や食に興味のある人が参加するイメージがあるので「行かず嫌い」な人もいると思います。知らない土地に行って、そこで暮らしている人と交流してみると、いろいろ見えてくるものがあるものです。

2010.03.29

田植え

田植えその1

田植えその2

田植えその3

田植えその4

稲刈り

稲刈りその1

稲刈りその2

稲刈りその3

東都生協(コープ)では2009年度、豚に与える餌に配合する飼料米の栽培・産地交流を行いました。米作りの作業の他、生産者との交流や、豚肉の食べ比べや学習会など多くの取り組みを行いました。その時の作業の様子と、参加者の感想をご案内します。

※画像をクリックすると拡大します

  • 稲穂の先にたくさん見えるものがありました。頑張ろう! こめ豚! 頑張ろう! 生産者! 頑張ろう! 消費者!
  • 子どもたちが田植え~稲刈りと生長する飼料米を作る体験をして、小さいなりに食べものを育てる大変さを知り、食べものを大切にすることができるようになればいいなと思います。
  • 皆さんと接し、自然と関わって生活していると心が温かい人になるのかなぁと感じました。
  • 「米」「日本の農業」の大切さを感じさせていただける貴重な体験ができました。2~3回参加すると心の故郷になります。
  • 初めての田んぼ。にゅるっとした感触は今でも覚えています。腰をかがめて、1時間弱の体験でしたが、農家の方の大変さが理解できました。稲刈りでは、鎌を手に持ち稲を刈りました。奥まで行ってもまだまだ残っていて、一方コンバインの方は同じ時間で全てを刈り上げて、昔の人は手作業ですごく大変だったと思いました。機械の力はすごい。時間をかけて稲刈りをしても米の量はそんなに多くはなく、時間と労力がずいぶん費やされてしまう大変な作業だと思いました。生産者の苦労が伝わります。それを知らないと食の有り難さを感じられないと思います。
  • 水田を見たこともなかった子どもたちに、緑(自然)の多い中、泥水の中に入って稲を少しずつ植え、頑張った分だけ水田に植えた稲を見た時は達成感で一杯になり、親子ともどもうれしかった。今回の体験で、食べられることの有り難さを子どもなりに受け止めてくれていたらいいなと思います。

JAやさと農業体験 野菜コース 参加者してよかった!

JAやさと農業体験 野菜コースの様子

2010.03.18

苗植え作業の様子

苗植え作業.jpg"

苗植え作業.jpg"

収穫作業の様子

小松菜の収穫作業にて.jpg"

かぼちゃの収穫作業の様子.jpg

枝豆の収穫作業の様子.jpg

毎年大好評の「JAやさと農業体験 野菜コース」。農業体験を通じて作物ができる過程を学び「食べる」ことについて考えるきっかけとしていただくために企画しています。2009年度に参加した皆さまからは、「生産者の方と交流ができてよかった」「来年も参加したい」といった声をたくさんいただきました。昨年の作業の様子と、参加者の感想をご紹介します。

参加者の感想

  • 土が軟らかくて驚いた
  • 生産者の生の声が勉強になった
  • それぞれの作物の収穫方法、時期が分かって面白かった。市場に出す物はその流通期間も考慮していることがあらためて実感できました。
  • 最初に自分で植えた苗の成長に驚きます!
  • 消費者はわがままに、生産者に安全を求めますが、生産者にも生活があり、それでも、できるだけ安全なものを提供するために努力をしている。消費者もそれを知り、購入という協力をしていかなければならないと思う。
  • やさとは訪れるたびに癒される素晴らしい場所です。農家の皆さんも皆温かく迎えてくださるので、また行きたくなります!
  • 「農業体験」というとどうしても、農業に興味がある人や食に興味のある人が参加するイメージがあるので「行かず嫌い」な人もいると思います。知らない土地に行って、そこで暮らしている人と交流してみると、いろいろ見えてくるものがあるものです。

2010.03.18

東都生協が産直産地、(農)船橋農産物供給センター(千葉県)のご協力の下で進めている農業体験企画「たんぼ作りからの米作り」。

2009年の9月には「みんなの再生田第1号」と参加者みんなで名付けた田んぼでの稲刈りも終了し、おいしい米がたくさん取れました。今年は「みんなの再生田第1号」での米作りはもちろんのこと、新たに「みんなの再生田第2号」を作り、稲作に取りかかります。



作業前の休耕田を5月の田植えに間に合うように田んぼにします

「悪天候ですが、少しでも作業を進めましょう」掛け声の下、いよいよ作業開始!

作業前の休耕田を5月の田植えに間に合うように田んぼにします

「悪天候ですが、少しでも作業を進め
ましょう」掛け声の下、
いよいよ作業開始!

今年最初の作業となるこの日は、朝から雨・風が強く、しかも途中から雪になるほどの悪天候だったにもかかわらず、東都生協からは41人、(農)船橋農産物供給センターの参加者や生産者を合わせて69人の参加がありました。

はじめに(農)船橋農産物供給センター代表理事の飯島さんが企画主旨を説明。

今年は米作りだけではなく、ビオトープ管理士の方を招いて自然との関わりについても学びました。ビオトープ管理士の是永(これなが)さんは、「この取り組みは自然保護に直接貢献できる活動」と説明。将来的には、この「みんなの再生田」で参加者自身による自家栽培ができることを目指しています。






ビオトープ管理士の是永さん。取り組み意義を解説

ビオトープ管理士の是永さん。
取り組み意義を解説

(農)船橋農産物供給センター代表理事の飯島さん

(農)船橋農産物供給センター
代表理事の飯島さん

右側が「みんなの再生田1号」今年も米を作ります<br>

右側が「みんなの再生田1号」
今年も米を作ります

草刈り機の使い方や注意事項を教わります

草刈り機の使い方や
注意事項を教わります

スコップ・鍬、自分の手で草・木を抜き取ります

スコップ・鍬、自分の手
で草・木を抜き取ります

子どもの参加者も頑張って作業を進めます

子どもの参加者も頑張って
作業を進めます

今回はここまで! これからも田んぼの学校の様子をご報告していきます。次回は3月13日(土)に、同じ作業を行います。どこまで田んぼに近づくか、お楽しみに!

2009年12月NO₂測定結果

東都生協(コープ) 環境の取り組み

2010.03.11

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地図をクリックすると拡大画面が開きます

東都生協(コープ)では、組合員が空気中のNO₂(二酸化窒素)測定を行っています。年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えいただくきっかけとしています。

2009年12月の測定結果は以下の通りです。

■測定日時
2009年12月3日(木)午後6時~2009年12月4日(金)午後6時

■測定規模
・配付カプセル数:922個 
・回収カプセル数:633個 
・有効カプセル数466個(回収率72%)

人の健康に悪影響を与える汚染物質として、イオウ酸化物(SOx)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素、浮遊粒子状物質(SPM、PM2.5)などが知られています。これらの汚染物質は主に自動車から出る排気ガスが原因です。

東都生協は、組合員が身近な所の空気の汚れを実際に測って確かめ、きれいな空気を取り戻すにはどうすれば良いかを考えていただくことなどを目的に、1988年から二酸化窒素(NO₂)測定活動を実施しています。

測定結果は「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供。同連絡会では、生協の他さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定活動の積み重ねが、こうした大きな運動を支えています。

次回の測定は2010年6月3日に実施します。東都生協組合員なら、どなたでも測定にご参加いただけます。詳細は、組合員活動情報紙「ワォ」をご覧ください。

東都生協の組合員でない方は、こちらをご覧ください。

2010.03.09

東都生協(コープ)は畜産農家を応援するため、消費者から生産者へ搾乳作業に使用するタオル「MOMOタオル」を届ける取り組みを毎年行っています。さらに今年度は、12月を「MOもう~1本月間」と位置付け、「牛乳をもう1本飲んで、畜産農家にメッセージを贈ろう」と呼び掛けたところ、7,012枚のタオルと、725枚のメッセージカードが寄せられました。

2010年2月24日、東都生協の組合員13人がタオルとメッセージを贈呈するため、「八千代牛乳」を生産する産直産地千葉北部酪農農業協同組合 高秀牧場を訪問しました。

現地では、千葉北部酪農農業協同組合の賀川職員と生産者の高橋憲二さんが出迎えてくれました。

早速、タオルの授与式が行われました。組合員の代表として参加者の子どもたちから、いつも安全でおいしい牛乳を作ってくれる生産者に感謝の気持ちを込めて、メッセージカードとタオルを高橋憲二さんに手渡しました。

続いて千葉北部酪農農業協同組合より、東都生協にタオル寄贈への感謝状をいただきました。

同農協代表理事組合長の服部一幸さんからは「千葉北部酪農農業協同組合では85度から始まった殺菌温度が、年々高まる牛乳品質とともに78度、75度へと、より加熱のダメージの少ない生乳に近い状態の殺菌方法に改善してきました。この牛乳品質改善には、皆さまからいただくタオルが多いに役立てられてきました」とのメッセージをいただきました。

参加者は、組合員のタオルが役に立っていることを実感しました。

その後、高橋さんから高秀牧場の概要をお話しいただき、指定配合飼料の他にとうもろこしや麦を作り、サイロに保管し自前の飼料も食べさせていることや、飼育する際の工夫や苦労など組合員の質問に答えながら見学しました。

また、牛の排泄物を液肥にして、地域の稲作農家、牧草畑、野菜畑に散布し地域循環型の畜産に取り組んでいることなどの説明などがありました。まだ課題はあるものの、低コストで再資源化した排泄物を利用して、地域の活性化や環境保全、そしてこの取り組みに賛同してくれる消費者の消費拡大につなげたいと、展望が話されました。

千葉北酪農農業協同組合から、東都生協に感謝状が授与されました。

※写真をクリックすると拡大画面が開きます



タオルとメッセージを届けました

タオルとメッセージを届けました

メッセージには組合員の思いが

組合員の思いがこもったメッセージ

生産者からの感謝状

生産者からの感謝状

牧場見学、昼食をしながら生産者と交流した後、午後から参加者は酪農体験にチャレンジ。

搾乳体験は高橋さんからやり方を教わりました。間近で見た牛は大きくてちょっと恐くてなかなか近づけない子もいましたが、恐々さわると牛のおっぱいは温かく、優しく握るといっぱいお乳を出してくれて大感激でした。

また、タオルで牛の乳拭きする様子を見ることもでき、自分たちが贈ったタオルが、どのように役立てられているのかを知ることもできました。

餌やりでは子どもたちが大活躍。柵の中にいるとはいえ、たくさんの牛に近づくのは勇気がいること。初めは恐る恐るでしたが、だんだんと慣れていき、「たくさん食べてね」と思いを伝えながらの餌やりができました。

※写真をクリックすると拡大画面が開きます



牛舎には子牛もいました

牛舎には子牛もいました

牛さん、草を食べてね

牛さん、草を食べてね

お父さんと一緒だから恐くないよ

お父さんと一緒だから恐くないよ

酪農を取り巻く状況が厳しい中、高橋さんは明るく前向きに酪農に対する思いを語ってくれました。良い牛乳を作るためには、牛のどんな細かい動き、サインまで見逃さないこと。牛と心を通わせることができれば、いい牛乳が生産できる、牛は裏切らない、という話に参加者は皆、真剣に聞き入っていました。

参加者からは「酪農での苦労や工夫していることを具体的に聞くことができ、勉強になった」「生産者が牛を大切に育てると、牛もそれに応えてくれていることが分かった」
「大変な経営状況の中でも、夢、明るさ、情熱を持った生産者がいて、そのおかげで日本酪農が守られ、発展していくことが分かった」などの感想が寄せられました。

生産者と消費者が、互いの立場を理解し合い、感謝し合うことができた今回の企画。お互いに貴重な時間を過ごすことができました。


皆で記念撮影

皆で記念撮影

2009年度JAやさと農業体験・米コース、参加してよかった!

2009年度 JAやさと農業体験・米コース参加者の感想

2010.03.03




田植え

やさと体験田

親子で田植え体験

草取り

草取りの風景

草取り 組合員と生産者

草取りをする子ども

収穫体験

じゃがいもを収穫

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稲刈り

おだがけ

稲刈りの風景

脱穀

脱穀

収穫祭

収穫祭

収穫祭の参加者

毎年大好評のJAやさと農業体験・米コース。2009年度に参加した皆さまから「生産者の方と交流ができてよかった」「来年も参加したい」といった声をたくさんいただきました。昨年の作業の様子と、参加した皆さまからの感想をご案内します。

参加者の感想
  • 地元の農協の方々とNPO法人の方々のお力があってこそ! ということを実感しました。

  • 体験することで、より米や野菜に愛着が湧き、食べものを大事にいただこう! という思いが強くなりました。
  • 都内在住者にとって、農業はなかなかできない体験。参加も月1回程度だったので、共働き・子持ちの私たちも精神的な負担がなく、楽に通うことができました。また農業だけではなく、さまざまな収穫体験ができ楽しかった。

  • 毎日食べている米がどのようにできているか知ることができます。JAやさとは自然がいっぱいで、心が洗われ、とてもリラックスできます。

  • 東京育ちの私たちでしたが、自分たちの田舎に帰る気持ちで参加しました。旅行ではなく労働や仕事でもなく、田舎に帰る気持ちで毎回気軽に参加できました。初心者の方でもぜひ参加してもらいたいと思います。

  • JAやさとの交流訪問は東京からすごく便利です。こんなに近いところに素敵な故郷ができた感じです。

  • どんなに疲れていて「明日早起きで田んぼなんてムリ!」と思っていても、来るとすごいリフレッシュできる。田んぼの緑とても目に優しくて疲れも忘れ、エネルギーが充電される感じ。

  • 自然豊かで行ったら必ず好きになるし、癒やされます。

  • 自分たちの植えた苗が大きく育っていく様子を見られるのはとても楽しい。米を育てる他にもいろいろな企画を用意してくださり、やさとの自然、また、朝日里山学校の素敵な雰囲気も味わえてとても充実した企画だと思います。だまされたと思って一度来てみてください。絶対にJAやさとが大好きになりますよ!

  • 今後、農業が見直される時代が来ると思いますが、ぜひ一度ご自分で体験されることをお勧めします。JAやさとの自然と原風景(朝日里山学校含む)はとても心地よく、心が癒やされる素晴らしい体験ですよ。自分が作った米がこんなにもおいしいと感じることのできる体験をぜひ一度味わってみてください。


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