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親子になること
親と子のあり方を学ぶ子育て支援学習会
当日は男性の参加者もいました |
2008年11月4日、東都生協は東京都消費生活センターで子育て支援学習会を開催し、25人の組合員が参加しました。「親子になること」をテーマに評論家・芹沢俊介さんを迎え、親と子のあり方について学びました。
子どもときちんと向き合い「おかあさん?」「なあに?」こんな会話を続けることが第一歩とのこと。
参加者はそれぞれに子どもとの関係を思い起こし、これからの指針を見つけ出そうと「親子のきずなの大切さ」、子どもの「受け止められたい欲求」など講師の言葉を懸命に聴いていました。
「このような機会をもっと多くの方々に知ってほしい」「子育てがより楽しいものになる気がします」と参加者から感想がありました。
田んぼづくりからの米づくり交流
産直産地・(農)船橋農産物供給センターの協力による農業体験(その1)
まずは朝のミーティング |
「元田んぼ」を下見。 |
道づくりの第一歩は、 |
協力して階段用の竹を伐採 |
棒の先をとがらせて、 |
伐採し切り開いたところに |
階段作りでは子どもたちが大活躍 |
大人も負けじと頑張ります |
田んぼに降りる階段が完成 |
手洗い場作りもばっちり |
汗を流した後の昼食は最高! |
皆さん、お疲れさまでした |
本企画は、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではなく、荒れた田んぼを復活させるところから始める農業体験企画です。千葉県の産直産地・(農)船橋農産物供給センターのご協力により実現しました。
東都生協にとってはもちろん初めてで、他の生協でもこうした取り組みは聞いたことがありません。どうなることやら心配な反面、すごく楽しみな企画でもあります。
これから、この企画の様子を報告していきます。
作業の予定は以下の通りです。
2008年12月 田んぼまでの道づくり
2009年
1月〜3月 荒廃した田んぼの整備
5月 田植え
6月〜8月 草取り
9月 稲刈り
−その1−「田んぼまでの道づくり」
心配された空模様も昼には太陽が顔をのぞかせ、まずまずの作業日和となりました。総勢約45人が田んぼづくりの第一歩として、田んぼまで下りる道作りに挑みました。
田んぼは、地主の菊池さんのお宅から山の斜面を少し下りたところにあるため、そこに道を作る必要があるのです。
朝、菊池さんの畑に集合して、(農)船橋農産物供給センターの代表である飯島さんから「農家は家族で仕事を行います。ここに集まった皆さんは大きな家族のようなもの、一人ひとりがそれぞれの持てる力を発揮していきましょう」と、あいさつしました。
事務局から本日の作業の説明があった後、まずは山の斜面を下り、これから作業をする「元田んぼ」を下見しました。
田んぼまでの経路の斜面は竹や杉、大小の常緑樹が茂っており、道として踏み跡もない状態です。元田んぼの状態はというと、草や木が生い茂り、地面はぬかるんでいました。
いよいよ、作業開始です。
作業は「道を作る上で邪魔になる木や竹を伐採するグループ」「階段の材料となる竹や木を適当な長さに切るグループ」「その材料を使って斜面に階段を作るグループ」の3つに分かれて行いました。
本当できるのか心配された道作りでしたが、作業を始めて約2時間。子どももおとなもみんな力を出し合い、立派な道の完成です。なんか、道の名前を付けたい気分に...。
次は、2009年1月17日に田んぼづくりの2回目を行います。
生き残ったものの使命です
核兵器廃絶と戦争のない平和な世界の実現を目指し1988年から交流・連帯
135枚のひざ掛けなどを贈呈 |
時々声を詰まらせながらも、 |
2008年11月17日・20日・21日、都内3カ所で「2008 東都生協組合員と東友会(東京都原爆被害者協議会)との交流会」が開催され、延べ120人が参加しました。
スクリーンなどを使った東友会の活動紹介の後、被爆体験者の生々しい証言があり「一度被爆すると一生逃れられない」「63年経っても拭い去れない思いがある」という言葉が重く響きました。
交流会の中では「死ぬまで語れません。早く忘れたい」「戦争の焼け跡の臭いがするので花火はイヤ」などの声が。
東都生協の沖縄基地巡りに参加した人からは「怒りの3日間でした。まだまだ戦後です。命のある限りは憲法9条が生かされるように頑張っていきたい」との報告がありました。
みんなの力で核兵器をなくそう! 未来に生きる子どもたちのために
機関誌 『東都生協だより』 2009年2月号より
核兵器のない平和な世界の実現を |
2008年11月19日、中野サンプラザにおいて第1回ピースセミナーが東京都生協連 平和活動担当連絡会主催で開催されました。
前半は秋葉忠利広島市長より、自身が呼び掛ける平和市長会議がどのようなものかを講演。被爆者の功績をつなげるのは国家よりも市民のレベル。国と国との関係は力が前提になりますが、都市と都市は対等なパートナーとしての世界観を持つことができます。
核兵器廃絶という実を結んでいくため都市が立ち上がるという平和市長会議は、世界133カ国、2,468都市で構成されています。核兵器廃絶のための2020年までの道しるべとしてのヒロシマ・ナガサキ議定書も2008年春に発表され、秋葉市長は「核兵器廃絶は多数派の声であることに自信を」と結びました。
後半は広島県生活協同組合連合会・専務理事の岡村信秀氏が講演。「『核兵器の攻撃目標の解除と核兵器の廃絶を求める要請書』の署名を行うことが、平和の傍観者でなく、理解者を増やし無関心をなくす。さらに秋葉市長の大きな後ろ盾になる」と締めくくりました。
あなたも裁判員になるかも...
東京地方裁判所を見学し、裁判員制度について学習
裁判所内では写真撮影が禁止 |
2008年9月19日、くらし委員会による裁判所見学と裁判員制度説明会が開かれました。
参加した24人は、霞ヶ関の東京地方裁判所前に集合、手荷物検査を受けて入所しました。
所内では3チームに分かれて裁判中の刑事事件を傍聴。ビザ無しによる出入国管理法違反や、無免許の酒気帯び運転など身近な事件で、生の法廷は迫力がいっぱい。
終わってから書記官による説明を受け、法廷に入って法服を着たり、裁判長の席に座ったりして現場を実感しました。
裁判員制度については資料をもとに説明を受け、呼び出された場合の対応なども聞き、「裁判員制度が理解できた」「いろんな質問に答えてもらえた」と好評でした。地下には食堂もあり、傍聴はいつでもOKとのことでした。
裁判員制度は2009年5月21日から実施されます。
食物アレルギーと保育
機関誌 『東都生協だより』 2008年11月号より
じっくりと聞きました |
2008年9月11日、保育ママ委員会は、アレルギーのある子どもも安全に預かることができるようにと、保育ママを対象に「アレルギーについての学習会」を開きました。
講師の東都生協アレルギー相談室の武内澄子さんからの「食物アレルギーって何?」にはじまり、症状やアレルゲン、新しいタイプの食物アレルギーや表示の見方、代替食についてなど、丁寧な説明がありました。
保育に当たっての注意では、保育時の発症事例やアレルギー事故防止対策についての話があり、26 人の参加者は真剣に聞き入りました。
「アレルギーの子どもを預かったときの室内の掃除はどうしたらいちばん効率が良い?」などの質問も出されました。
「講師の知識の豊富さに感動」「事例を挙げて説明してくださったのでとても分かりやすく、良かった」「アレルギーの危険さ、深さについて再認識しました」などの感想が聞かれ、有意義な学習会となりました。
税金のこと再認識しちゃった!
「夏休み東京上野税務署探検ツアー」で税金について学習
「うーん重い! 1億円」 |
6つのゲームを通じて |
東都生協組合員に税金や税務署について知ってもらおうと2008年8月22日、くらし委員会主催で「夏休み東京上野税務署探検ツアー」が開催され、親子40人が参加しました。
ゲームの部屋では「消費税輪投げ」「予算ボール探し」などをし、資料館では1億円の重さを実感!
「マリンとヤマトの不思議な日曜日」のビデオでは「税金がなくなるとどうなるのかが良く分かった」という感想が聞かれました。
「小学校から高校まで生徒1人に対して負担している教育費は?答え1,056万円」「ビール350pの酒税は?答え77円」などのクイズもあり、親も税金について再認識する機会になりました。
パソコンでクイズやゲームのできる「タックス☆スペースUENO」は夏休みに限らずオープンしているので遊びに行ってみませんか。平和は市民の力で
核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界を目指して
東都生協からも活動を報告 |
平和をアピールしながら |
2008年5月19日、核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界を目指して2008ピースアクション in TOKYO & ピースパレードが開催されました。
「ピースアクション in TOKYO」は、東京都生協連平和活動担当者連絡会、特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟(東京地婦連)、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)の3団体が主催。東京から平和な世界がずっと続くことを願い、声を上げていく取り組みとして被爆60年の2005年から始まりました。会場の東京ウィメンズプラザ(渋谷区)では、主催者を代表して東都生協・宗村弘子副理事長があいさつ。
ステージでは、ジャズピアニスト河野康弘さんのピースコンサート、「東友会」の活動報告、広島市と長崎市の市長からのメッセージ、参加団体リレートークなどが行われ、最後に核兵器廃絶に向けたアピールが大きな拍手で採択されました。
東都生協・守屋多喜子理事からは、東都生協での2007年度の平和の取り組みを報告しました。
この後、「みんなで平和の花を咲かせましょう」というメッセージとともに、花の種を沿道の人に配りながら、渋谷までピースパレードを行いました。
2008年・お花見平和のつどい
水爆実験で被ばくした「第五福竜丸」から世界平和と核兵器廃絶への願いを新たに
平和の歌声も響きました |
「おいしそうなお団子ねェ!」 |
2008年4月5日、「第五福竜丸から平和を発信する連絡会」主催でお花見平和のつどいが開催され、東都生協から組合員・職員が参加しました。
第五福竜丸は1954年3月1日未明にマーシャル諸島・ビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験で被ばくした漁船。この集いは世界の平和と核兵器廃絶を願い、毎年夢の島公園の第五福竜丸展示館前広場で行われています。
参加団体の東京都生活協同組合連合会からの呼び掛けにより、東都生協も参加・協力をしています。お手伝いを組合員活動情報紙「ワォ」で募集し、組合員6人と職員とで会場設営協力や団子を販売しました。
会場では参加団体からのメッセージリレーがあり、ミニコンサートを聴きながら、昼食後はグループに分かれ、戦争体験談や平和の思いを交換。展示館の中では「エンジンと第五福竜丸の今」「原爆症認定問題って何?」などの特別報告もあり、平和の意義を知る貴重な一日となりました。
2007年度の平和募金のご報告
くらしを守り、次世代の子どもたちに平和な世界を引き継いでいくために
2007 ヒロシマ平和代表団 |

2007年度、平和募金には組合員の皆さまから 1,859,023円 の募金が寄せられました。ご協力ありがとうございました。
組合員の皆さまからお寄せいただいた平和への思いは、くらしを守り、次世代の子どもたちに平和な世界を引き継いでいくためのさまざまな平和活動に役立ててまいります。
2006年度より6,072,063円が繰り越され、2007年度募金額と合わせて、収入合計は7,931,086円となりました。
お預かりした募金を活用した主な活動と支出金額をご報告いたします。
残金5,869,952は、2008年度に繰り越します。
2007年度 活動報告(支出合計 2,061,134円)
◇親子ヒロシマの旅 (366,680円)
2007年3月26日(月)〜27日(火) 参加16人(うち、子ども7人)
◇沖縄戦跡・基地めぐり(198,000円)
2007年3月27日(火)〜29日(木) 参加6人(うち、子ども1人)
◇お花見平和のつどい&戦災資料センターツアー(54,150円)
2007年4月7日(土) 参加15人(うち、子ども3人)
◇平和のつどい戦跡バスツアー(51,210円)
2007年7月27日(金) 参加26人(うち、子ども5人)= 午前コース+午後コース計
◇ヒロシマ平和代表団 (352,250円)
2007年8月4日(土)〜 8月6日(月) 参加7人(うち、子ども2人)
◇ナガサキ平和代表団 (372,170円)
2007年8月7日(火)〜 8月9日(木) 参加6人(うち、子ども2人)
◇松代大本営地下壕見学会(64,100円)
2007年8月20日(月) 参加22人(うち、子ども3人)
◇核兵器廃絶を求める請願署名ならびに要請署名の取り組み (372,170円)
◇東京都原爆被爆者団体協議会(東友会)への支援 (100,000円)
◎ 2008年度 平和募金企画の予定
・ 戦争体験文集&募金企画参加者感想文集 実施済み
・ 沖縄戦跡・基地巡り 実施済み 2008年3月25日(火)〜 3月27日(木)
・ 松代大本営地下壕見学会 7月
・ ヒロシマ平和代表団 8月
・ ナガサキ平和代表団 8月
・ 「平和のつどい」への支出 (平和募金大型企画)
2008年8月28日(木)
・ 東友会への支援 1月
・ 戦争体験文集&平和募金企画参加者感想文集編纂 など