田んぼづくりからの米づくり交流
産直産地・(農)船橋農産物供給センターの協力による農業体験(その1)
まずは朝のミーティング |
「元田んぼ」を下見。 |
道づくりの第一歩は、 |
協力して階段用の竹を伐採 |
棒の先をとがらせて、 |
伐採し切り開いたところに |
階段作りでは子どもたちが大活躍 |
大人も負けじと頑張ります |
田んぼに降りる階段が完成 |
手洗い場作りもばっちり |
汗を流した後の昼食は最高! |
皆さん、お疲れさまでした |
本企画は、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではなく、荒れた田んぼを復活させるところから始める農業体験企画です。千葉県の産直産地・(農)船橋農産物供給センターのご協力により実現しました。
東都生協にとってはもちろん初めてで、他の生協でもこうした取り組みは聞いたことがありません。どうなることやら心配な反面、すごく楽しみな企画でもあります。
これから、この企画の様子を報告していきます。
作業の予定は以下の通りです。
2008年12月 田んぼまでの道づくり
2009年
1月〜3月 荒廃した田んぼの整備
5月 田植え
6月〜8月 草取り
9月 稲刈り
−その1−「田んぼまでの道づくり」
心配された空模様も昼には太陽が顔をのぞかせ、まずまずの作業日和となりました。総勢約45人が田んぼづくりの第一歩として、田んぼまで下りる道作りに挑みました。
田んぼは、地主の菊池さんのお宅から山の斜面を少し下りたところにあるため、そこに道を作る必要があるのです。
朝、菊池さんの畑に集合して、(農)船橋農産物供給センターの代表である飯島さんから「農家は家族で仕事を行います。ここに集まった皆さんは大きな家族のようなもの、一人ひとりがそれぞれの持てる力を発揮していきましょう」と、あいさつしました。
事務局から本日の作業の説明があった後、まずは山の斜面を下り、これから作業をする「元田んぼ」を下見しました。
田んぼまでの経路の斜面は竹や杉、大小の常緑樹が茂っており、道として踏み跡もない状態です。元田んぼの状態はというと、草や木が生い茂り、地面はぬかるんでいました。
いよいよ、作業開始です。
作業は「道を作る上で邪魔になる木や竹を伐採するグループ」「階段の材料となる竹や木を適当な長さに切るグループ」「その材料を使って斜面に階段を作るグループ」の3つに分かれて行いました。
本当できるのか心配された道作りでしたが、作業を始めて約2時間。子どももおとなもみんな力を出し合い、立派な道の完成です。なんか、道の名前を付けたい気分に...。
次は、2009年1月17日に田んぼづくりの2回目を行います。