みんなの活動:これまでの活動報告

平和のつどい「表現者のびおとーぷunseen~あいしぃん~」劇のレッスン報告

2010年6月5日(土)さんぼんすぎセンターにて通し稽古

2010.06.08

全員、起床! 先生の声にみんな飛び起きます

全員、起床!
 先生の声にみんな飛び起きます

おなかすいたね。

おなかすいたね

わぁ、おにぎりだぁ!

わぁ、おにぎりだぁ!

セリフは、ばっちり!?通し稽古が始まった

稽古は2週間のお休みがあったので、セリフを覚えてくるのがみんなの課題でした。ほとんど、ばっちり覚えているようでした。「あれっ?」って忘れちゃった時は、演出補佐の藤田健さんがフォローしてくれるから安心。

 「はい!って、はっきり大きな声で返事して」「姿勢はピシッ!と」「自信を持って大きな声でね」次々と演出の登坂倫子さんからの指示が飛び出します。子どもたちは、自分のセリフを大切に、一生懸命、演技の勉強です。何回も何回も同じシーンをやり直しながらていねいに確認。「自分のセリフを言ったあとは、他の人のセリフをよく聞いて、緊張感はキープしてないと。」正直、まだまだ舞台でセリフを言うには小さすぎる声だけれど、きっと、これからすごく良くなる予感がします。

なぜがぐっと来るセリフに「おれ、ここに来て、畑いっぱいの赤とんぼ見て、すげえなって思った。きれいだと思ったんだ。」というのがあって、これだけを取り出してみても、なぜなのか説明できないのだけれど、おなかをすかせた子どもたちが夕暮れに語り合うシーンは心を打ちます。「はらへったな~ すき焼き食いてぇ」という実感を伴ったセリフには笑ってしまいました。どうやら、その子は本当にすき焼きが好物らしい。

休憩中のおやつは、おにぎり。休まず練習をしたせいか、みんなすごい勢いでパクついていました。3つも4つも食べる子も。確かに小さいおにぎりでしたが、とてもおとなの分まで回らなかった。次は、何かな?

衣装の用意は保護者の役割です。なんと、東都生協では「もんぺ」を扱っていたのです。一人のお母さんが実物を見せてくださいました。その名も「ワークパンツ」。畑仕事用で、ウエストとくるぶしがゴムになっているものでした。他にも、リサイクル店で探してきた帽子やリュック、古いセーターとかはんてん、防災頭巾。まさに手作りの舞台が出来上がっていく過程が見られます。ご協力に感謝、感謝。

いよいよチケットの発売が始まり、舞台監督との打ち合わせや、音響、照明の打ち合わせなど、これからますます忙しくなることでしょう。子どもたちの頑張りに応えられるようしっかりしなくちゃ。皆さんも来る7月24日、セシオン杉並に来て、応援してくださいね!