みんなの活動:これまでの活動報告

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食品添加物学習会&Let'sおにぎらず

食の安全について学習した後で「おにぎらず」作り

2017.05.08

最初に食品添加物について学びました



配付された資料

鶴川ブロック委員会は2017年2月21日、町田センターで、安全・品質管理部の職員を講師に「食品添加物学習会」を開催。学習会後はおにぎらず作りを行いました。

東都生協では科学的見地に基づいた商品の安全基準を設け、計画的に衛生検査を実施しているため商品は安全なこと、法律を理解した上で情報を正しく選ぶことの大切さを学びました。

参加者からは「東都生協商品への安心感が高まった」「添加物について客観的に学ぶことができて良かった」などのほか、「1時間の講義では...。もっと聞きたい」という声も。

主催者は「食の安全を求める組合員が多いからこそ、東都生協が選ばれている」と納得したそうです。

おにぎらず作りでは、作り方を教わった後、「わたしのこだわり」商品を中心にそろえた具材で各自、自由に作って試食。

簡単にできておいしく、さまざまな商品の紹介もあって好評でした。

普段聞けない苦労話も...産直産地との調理交流会

新世代チャレンジプロジェクト産地・(農)房総食料センター、㈱野菜くらぶ、㈲山梨フルーツラインと交流

2017.05.08


産地の取り組みや農産物について学びました



料理9点の豪華試食会

第1地域委員会は2017年2月21日、新世代チャレンジプロジェクトで応援中の(農)房総食料センター、㈱野菜くらぶ、㈲山梨フルーツラインを招き、「野菜・果物を知って産地ともっと仲良くなろう 調理交流会」を開催。

それぞれの取り組みや農産物について学んだ後、各産地農産物を使って産地の方と一緒に調理。「長ねぎのみたらし風」「糖しぼり大根カナッペ」など7品に主催者が調理した2品を加え、豪華な試食交流会となりました。

参加者からは「春の砂嵐に見舞われたり、産地は大変。野菜が欠品の時には今日の話を思い出したい」といった生産者を応援する感想が続出。

主催者は「前年度もコラボした3団体の皆さまから普段聞けない話を聞けて感動! 産地お薦めの調理も紹介できた」と大変喜んでいました。

天然酵母パン作りに挑戦

第5地域委員会がホシノ天然酵母を使用した「パン作り教室」を開催

2017.05.08


自分たちで作ったパンで試食会



丸パン、にんじんパン


2017年2月20日、第5地域委員会は、ホシノ天然酵母を使用し、たまごやバターを使わない「パン作り教室」を開催しました。

講師の高橋恵美子さんからパン作りの流れについて説明を聞いた後、それぞれの班に分かれてパン作りをしました。

今回のメニューは、丸パン、にんじんパンです。パンのこね、分割、成形の過程の合間には酵母や小麦粉についても学習しました。

参加者からは、「パン作りは初めてでしたが、自分で作るパンはおいしい」「小麦粉も外国産と国産の違いが分かり良かった」など、好評でした。

主催者は「申し込みが多くて、天然酵母のパン作りに興味のある人が多いことが分かりました。参加者もとても意欲的に楽しんで参加されていたようでした」と話していました。

「浜の母さん 海の幸の料理教室」を開催

料理教室を通して「枝幸魚つきの森」運動への理解を深めました

2017.05.08

右端が枝幸漁協女性部部長上野さん"

右端が枝幸漁協女性部部長上野さん

「バラちらし寿司」「秋鮭の三平汁」「秋鮭のバター焼き」「ホタテカレー風味」

「バラちらし寿司」「秋鮭の三平汁」
「秋鮭のバター焼き」
「ほたてカレー風味」

東都生協は2017年2月22日・23日の両日、料理講習や試食交流を通して組合員に産地や商品について知ってもらおうと、北海道の産直産地・枝幸漁業協同組合(*)女性部による「浜の母さん 海の幸の料理教室」を梅田地域学習センターと高井戸地域区民センターで開催しました。

まず、枝幸「魚つきの森」運動や加工工場について紹介。東都生協と枝幸漁協、北海道漁連が協定を結んで今年で10年。

植樹活動や交流などを通して生命の源である川と海を守り、漁場・資源管理型漁業によって生産される水産物を利用して豊かな食生活を推進する「枝幸魚つきの森」の取り組みが広がっています。

産地の北海道・枝幸町には毎年、東都生協の組合員が訪れ、植樹や鮭の稚魚やほたて稚貝の放流活動に参加しています。

放たれた鮭はベーリング海を2周し、4年で母川に回帰しますが、海の環境変化によって戻る鮭が減り、秋鮭の漁獲量は10年前の半分以下になっている現状が産地の枝幸漁協から報告されました。

同産地では朝水揚げされた鮭を昼には製品にしているので鮮度抜群であること、毛がにはメスと8㎝以下のものは漁獲せず、量を決めて大事に獲ることをルールとし、きちんと資源管理していることなどを学習しました。

その後は「枝幸の浜の母さん」こと枝幸漁協・女性部の皆さまと一緒に料理講習と試食。「北海道の話と、試食にひかれ参加した」という男性参加者も一緒に楽しく調理。

普段の漁の様子や地元での食べ方の話しで盛り上がった試食では、「とにかくおいしい」「冷凍秋鮭はアルミホイルをかぶせて焼くとしっとりおいしくできるなど、今後役立つ知識が得られた」と大好評でした。

「魚つきの森」マークの商品を組合員が利用することが、良質な水産物を普及させ、産地を元気にし、豊かな海を次世代に残すことにつながります。

組合員からは、「産地を応援していきたい」との声が上がり、料理教室を通して枝幸「魚つきの森」運動を進める理解が広がりました。

(*)枝幸漁業協同組合:北海道のオホーツク海に面する枝幸郡枝幸町で活動する漁業協同組合。冬季は流氷に覆われるオホーツク海は流氷が運ぶ動植物プランクトンが豊富なため、さまざまな魚介が集まる豊かな漁場です。漁の中心は毛がに、さけ・ます、ほたて、たこなど。毛がには水揚げ量日本一。


大前比呂思医師を講師に放射能学習会を開催しました

低線量被ばくの健康影響について学習

2017.05.08

約50人が参加

約50人が参加

東都生協は2017年2月15日、大前比呂思(おおまえ ひろし)医師(茨城保健生協内科医、獨協医大特任教授)を講師に学習会を開催。

大前氏の専門は寄生虫感染症対策ですが「核戦争に反対する医師の会」にも参加。復興庁「放射線リスクに関する基礎的情報」の問題点を指摘・発信しています。今回は核兵器廃絶を目指す医学者の立場から、低線量被ばくの健康影響と問題点について話しました(以下要約)。

大前比呂思医師の講演内容(要約)

放射線による健康被害には、一定の放射線量被ばくにより高確率で早い時期から現れる「確定的影響」と、微量の放射線量でも遺伝子が損傷し、後年問題となる「確率的影響」があります。

福島第1原発事故後に予想される低線量(100ミリシーベルト以下)の放射線で起こりうる健康被害(発がんなど)についてはWHOも危険性を指摘。低線量被ばくの健康被害は、以前は原爆被爆生存者の調査が中心でしたが、最近は医療被ばくを中心に議論されています。

X線を使って身体の断面を撮影するCT検査で医療被ばくを受けた小児の調査では、累積線量5~10ミリシーベルト程度の線量で発がんリスクが増加し、成人も同程度で発がん頻度が上がるという報告もあります。

病気、けがなどについてX線検査により得られる情報(利得)と被ばくのリスクとの間で状況に応じた判断が必要です。

一方、福島第1原発事故後の被ばくは線量が低くても、X線検査とは異なり、住民に何の利得も生じません。健康リスクを減らすためには、健康診断の拡充が求められるべきです。

福島県外避難者、北関東のホットスポットになった地域も含め、若年者では甲状腺検診の拡大が、成人は放射線の健康影響が多彩であることを考え一般健康診断の拡充が必要でしょう。

また、具体的な判断材料にできる放射線の科学的情報を記載した冊子を行政が提供することなども必要ではないでしょうか」


(文責:東都生協・組織運営部)

第34回沖縄戦跡・基地巡り報告

~沖縄、そして日本の平和を考える~

2017.04.25

東都生協の参加者

東都生協の参加者

「糸数壕(*)」に入る前に説明を受けます

「糸数壕(*)」に入る前に
説明を受けます

糸数壕入り口

糸数壕入り口

2017年3月29日~31日、日本生活協同組合連合会、沖縄県生活協同組合連合会主催の「第34回沖縄戦跡・基地巡り」に平和募金の一部を活用し、東都生協から7人が参加しました。(全体で26生協175人が参加)

今回の目的は、在日米軍専用施設の約74%が集中する沖縄の現状と、住民を巻き込んだ沖縄戦の歴史について学び、平和について考えることでした。

初日の全体会では、コープおきなわ元副理事長・横田眞利子さんより「沖縄の歴史・沖縄戦・沖縄の基地」をテーマとする講演がありました。お話しは、1800年代の「武器のない島」琉球王国から始まり、戦後の基地の歴史や現状についてでした。

次に、沖縄県在住でソプラノ歌手・会沢芽美さんの、証言を基にした歌と語りの一人芝居で、沖縄で起こった地上戦の悲劇を聴きました。

その後、平良啓子さんに「沖縄戦の体験を聞く~対馬丸事件~」のお話しをしていただきました。平良さんは、米国潜水艦の魚雷により沈没した学童疎開船「対馬丸」の生存者で、沈没後6日間漂流し、無人島に流れ着いて一命を取り留めた体験について語られました。

2日目からは、3つのコース「基本コース」「親子コース」「辺野古・高江コース」に分かれ、地元のボランティアガイドさんの案内で、沖縄の戦跡や米軍基地などを見学しました。

基地の近くでは爆音を立てて発進していく戦闘機や、オスプレイなどの姿も目にしました。

参加者からは「国民一人一人が当事者意識を持つことが必要、沖縄だけの問題ではない」「報道や情報源が極端すぎる現状が、今の沖縄基地問題につながっている。もっと報道するべきだし、国民も関心を持つべきだ」との声がありました。

通常の観光では見ることのできない沖縄の実相に触れ、あらためて平和について考える2泊3日の旅となりました。

*糸数壕(アブチラガマ):
約270mの自然洞穴。沖縄戦の際、砲火を逃れ約200人の住民が避難。その後、南風原(はえばる)陸軍病院の約600人の患者も送り込まれた。米軍の攻撃も受け、悲惨を極めた地獄絵が展開された。

「浜の母さん、海の幸 料理教室」を開催

産直産地・枝幸漁協の森を守り、海を育て自然と共生する取り組みについて学習・交流

2017.04.18
東都生協は今年で10回目となる北海道枝幸(えさし)漁業協同組合の女性部による「浜の母さん、海の幸 料理教室」を2017年2月22日は梅田地域学習センター(足立区)、23日は高井戸地域区民センター(杉並区)で開催し、抽選で選ばれた合計66人の方が参加しました。

最初に、枝幸漁協の佐藤部長より、枝幸町の地形や自然、漁業、「魚つきの森」の取り組みなどについて説明。

枝幸町の紹介DVDも視聴し、持参していただいた「流氷」や、流氷の天使といわれる「クリオネ」の生きた実物も見ることができ、遠い枝幸を少し身近に感じられました。

参加者からは、「山を育てることで漁業を育て"みんなを幸せに"との取り組みには、あらためて第一次産業こそ生きる源と知りました」「枝幸の場所を勘違いしていました。養殖の方法も思っていたのと違い、新しい発見がいっぱいです」との声が聞かれました。




枝幸漁協女性部の皆さま



現地の自然やくらし、漁業の様子などを学習



熱く語る枝幸漁協の佐藤部長


各テーブルごとに枝幸漁協の女性部の方が講師として入り、浜の母さんの味や調理を教わりました。都会の私たち用に塩分を控えめにしていただきましたが、枝幸は漁師町なので、本場では塩分がもっと濃いとのことでした。

メニューは、枝幸の海の幸をたっぷり使った、バラちらし寿司・秋鮭の三平汁・秋鮭のバター焼・ほたてカレー風味の4種類。特に今年は毛がにの提供もあり、参加者は思わずにっこり。

お料理の一番人気は、塩鮭と白菜、にんじん、大根、ねぎ、豆腐と具だくさんの三平汁でした。




各テーブルで女性部の皆さまが直接指導



味を確かめながら料理



盛り付けには各テーブルの個性が


出来上がった料理をテーブルに並べ、参加者と枝幸漁協の女性部、北海道漁連の方々、東都生協の役職員が一緒に会食。枝幸の様子や暮らし、漁のこと、お料理のことなどを聞きながら交流しました。

参加者からは「鮭のバター焼きにしょうゆとみりんのタレをかけるのが参考になりました。」「新しいメニュー(ほたてカレー味)、素材を生かした三平汁など「海の幸」が本当においしかった。指導してくださった女性部の方の枝幸の話も楽しかった」などの感想が出されました。




盛り付けにもこだわりが



メニューは4種類



会食懇談、いろいろな方と話せました


多摩市を訪問し、阿部市長と懇談しました

高齢者の見守り活動について意見交換

2017.04.11

中央が阿部市長、左から2人目が庭野理事長

中央が阿部市長、左から2人目が庭野理事長

東都生協役職員、右から3人目が組合員常任理事

左から4人は東都生協役職員、右から3人目が
組合員常任理事

東都生協は2017年3月29日、多摩市役所にて阿部市長との懇談を行いました。

東都生協からは、庭野理事長をはじめ多摩市在住の組合員常任理事と高齢者見守り活動を日々の業務で行っている職員など6人が参加し、阿部裕行多摩市長・健康福祉部福祉総務課 小林弘宜課長・くらしと文化部 澤井吉之副参事と「高齢者の見守り」をテーマに懇談しました。

はじめに、庭野理事長から今回の懇談受け入れのお礼とともに東都生協の概要などを伝えました。そして夕食宅配業務を管轄する配食事業部長と多摩市の組合員への供給業務を管轄している国立センター長から見守りの取り組み、組合員常任理事から多摩市での組合員活動について報告。

阿部市長からは、多摩市の地域性やコミュニティづくりの課題、徘徊者の位置情報を知ることができる「みまもりタグ」「みまもりタグアプリ」を活用した見守りの取り組み、高齢者の見守りにもつながる市民協働の必要性などのお話がありました。

限られた時間でしたが、阿部市長・小林課長・澤井副参事と直接意見交換ができ、とても有意義な懇談となりました。これからも東都生協は自治体や他団体などと連携・協力し「助け合いのある安心して暮らすことのできる地域づくり」に貢献していきます。

千葉北部酪農農業協同組合を交流訪問(第6地域委員会)

「八千代牛乳」の味が生乳に近い訳

2017.04.10

市販牛乳との比較実験

市販牛乳との比較実験

清潔な牛舎

清潔な牛舎

子どもも大勢参加しました

子どもも大勢参加しました

第6地域委員会は2017年3月25日、千葉北部酪農農業協同組合の藤崎牧場の交流訪問を行いました。大人17人・子ども7人が参加しました。

千葉北部酪農農業協同組合の信川氏、藤崎牧場の藤崎氏から同農協が生産する「八千代牛乳」や藤崎牧場の特徴、酪農の現状について教えていただきました。市販の牛乳と八千代牛乳の違いが分かる実験も行いました。

東都生協組合員から贈られた搾乳用の「もーもータオル」の活用や、清潔な牛舎を維持・管理する取り組みにより「八千代牛乳」生産者の原乳は細菌数が少ないことことについて説明を受けました。

市販の牛乳と比べ「八千代牛乳」は、低温で、しかも短時間で殺菌する高温短時間殺菌法(75度15秒、HTST法)を採用。「八千代牛乳」は生乳に近い、さらっとした癖のない味になるそうです。

今回の企画は、牧場見学や乳搾り体験を通して、千葉北部酪農農業協同組合との産地直結を実感し、利用につなげることが目的です。牛乳の消費が減り厳しい環境の中、手間やコストがかかるにも関わらず安全な牛乳を作り続ける酪農家の存在に、参加者一同感銘を受けました。

藤崎牧場は、藤崎さんが学生の時から持っていた「酪農をやりたい!」という夢を追いかけ、1頭の牛からスタートしました。しかし、後継者がいないため、あと数年で終わりになります。とても残念ですが、藤崎さんは「飼料や環境にこだわり作っている安全・安心な八千代牛乳の存在を広めてほしい」と語ります。

主催した第6地域委員会は「八千代牛乳を利用し紹介し、応援していくことが今の私たちにできることだと思います。第6地域委員会でも企画などを通し広く伝えていきたいと思います」と話していました。

おいしくてヘルシー、みんな大満足 

東都生協の食材を使用して8品目を調理・試食

2017.03.02

作り方も分かり参考になりました

作り方も分かり参考になりました

いずれも有機野菜・雑穀を使用

いずれも有機野菜・雑穀を使用

小平西部ブロック委員会は2016年12月7日、小平中央公民館で「健康に良い試食会」を開催しました。

毎年試食会を開催して毎回異なるメニューを作ってきましたが、今回はれんこんステーキ、おからのポテサラ風、手巻き寿司、キャベツとひじきの重ね煮、ミニ玄米ハンバーグ、かぼちゃのサモサ、おからと豆腐の濃厚ガトーショコラなど8品目。

いずれも有機野菜と雑穀を使用し、ヘルシーでおいしい料理が出来上がりました。

参加者は「ヘルシー料理の作り方が大変参考になった」「家でも早速作りたい」と満足そうでした。

委員長の松本桂子さんは、「今年もヘルシー料理を皆さんに満足していただきうれしい。各家庭に戻ってぜひ実践してほしい」と語っていました。

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