みんなの活動:これまでの活動報告

くらし

メイクで美しく変身!

メイクの講習会を開催しました

2014.09.01

組合員モデルにメイクを施します

組合員モデルにメイクを施します

光が丘イーストブロックは、2014年5月22日に㈱クラブコスメチックスを招いて「コープ化粧品で美しく!」を開催。いつもと違う自分になってもらおうと、参加者全員が実際にメイクを試す講習会です。

まずは、専用機で肌の状態をチェック。ワイワイガヤガヤ、大いに盛り上がりました。講師の野口記益子さんが組合員モデルにメイクを施し、そのポイントを聞きながら各自行いました。

終わった後はみんなその仕上がりにびっくり! 化粧品の使い方で仕上がりが変わることが実感できたようでした。

「コープ化粧品は組合員の声から生まれました」という講師の言葉から始まった交流タイムでは、さまざまな要望や感想が寄せられ、化粧品に対する関心の高さが感じられました。

野口邦和氏を講師に放射能学習会を開催しました

東京電力福島第一原発事故の最新の状況とその影響、対策について学びました

2014.08.21

講師は放射線防護学の第一人者・野口邦和氏

講師は放射線防護学の第一人者・野口邦和氏

客観的な資料を基に分かりやすく説明

客観的な資料を基に分かりやすく説明

参加者からの質問にも丁寧にお答えいただきました

質問にも丁寧にお答えいただきました

2014年7月31日、放射線防護学を専門とする日本大学歯学部准教授・野口邦和氏をお招きして放射能学習会を開催しました(渋谷区・全理連ビル)。テーマは、2011年3月に起きた東京電力福島第一原発事故の収束に向けた課題と食品の放射能汚染の現状。組合員など50人が参加し、放射能の基礎知識や、放射能汚染についての最新の状況とくらしの中での対策について学びました。

はじめに安全・品質管理部職員があいさつ。「東日本大震災は私たちのくらしに大きな影響を与え、大津波で炉心溶融した原発により深刻な事故が発生した。原発事故は収束からはほど遠いが、幸いなことに東都生協の食品から放射性物質はほとんど検出されなくなった」と事故後から継続している残留放射能検査の状況を報告しました。

登壇した野口氏は、はじめに放射能の基礎を解説。「放射能」はある原子がひとりでに別の種類の原子に変わる性質をいいます。1秒間に変化する原子の数から強さを表す単位が「ベクレル(記号:Bq)」。「半減期」は原子数が半分になるまでの時間で、種類によって決まっています。野口氏はこの減り方を、「風呂桶理論」で説明しました。水を張った風呂の栓を抜くと、はじめは圧力で勢いよく排水しても、水が少なくなるにつれ徐々に出方が弱まっていく様子に例えたものです。

放射性原子は、半減期の10倍の時間がたつと原子数(=放射線の強さ)は約千分の一になります。半減期が約8日の放射性ヨウ素131は約80日でほぼ消滅する一方、半減期が約30年の長い放射性セシウム137は長く環境中にとどまり、長く影響し続けます。そこで、人体への影響を正しく評価するために、被ばく線量の単位として「シーベルト(記号:Sv)」が使われます。

福島第一原発事故の概要
続いて野口氏は福島第一原発事故の概要を説明。炉心溶融で放出したヨウ素、セシウム、テルルなどの放射性物質は、事故後の風や雨で一気に拡散しました。その7~8割は海洋に降下。陸上が汚染されたチェルノブイリ原発事故と大きく異なる点です。観測データから「事故由来のセシウムは残存する一方、半減期の短いヨウ素やテルルはほぼ消滅した」として、今後は食品中のセシウム対策や、福島県では人の暮らす街中を優先しての除染が重要になることを強調しました。

一方、ストロンチウムについても言及。福島第一事故由来のストロンチウム90は、セシウム137の濃度に対して約2~3千分の1の割合で放出され、セシウムのような揮発性元素ではないことから事故現場を中心に沈着していると考えられています。しかし事故前の2010年、全国48箇所の土壌を観測したデータから、すでにストロンチウムが一定の濃度で分布していたことを指摘します。

福島第一事故後のデータと比較し、「現在検出されるストロンチウムのほとんどは過去の核実験やチェルノブイリ事故由来。セシウム濃度が1㎡あたり数十万ベクレル以下の地点であれば、ストロンチウムの濃度は問題にならないレベル」とし、「今後は、迅速性・信頼性を重視して、セシウムをしっかり検査していくことが重要」と結論づけました。

依然として事故状態
続いて野口氏は原発事故の最新の状況を解説。事故炉の状態は、循環冷却システムによりおよそ25~35度に保たれ、放出される放射性セシウムも事故当初の約8千万分の1にまで減少しているといわれます。最近では原子炉建屋内の汚染された粉じんが、がれき処理などの際に再浮遊し、拡散することも起きています。

深刻なのが汚染水対策。炉心溶融で溶けた燃料の一部は原子炉圧力容器を抜け落ち、格納容器にまで漏れているとされます。地下水が壊れた原子炉建屋に流入し、建屋地下の高濃度汚染水と混合し汚染水が増え続けているのです。汚染水の総量は60万トンに達する一方、汚染水漏れが相次ぎ、汚染水処理施設「ALPS」も安定稼働しないなど、依然として事故状態にあり、政府が計画する30~40年後の廃炉は容易でない概要が説明されました。

汚染水は福島原発港湾内を通じて外洋にも漏れ出していますが、水産物の汚染が拡大している状況にはないことも説明。水産物について放射性セシウムの基準値超えは、福島県内で1%台、県外ではさらに低く小数点以下で推移していることを、事故後の検査データから示しました。

特にタコ、イカ、貝などは検出限界以下。無脊椎動物は体内に放射能を溜め込む体内機能が無いため、放射性セシウム濃度が魚類に比べて低い傾向にあることが知られています。一方アイナメ、シロメバルなどの底魚や、生物学的半減期が海水魚に比べ長い淡水魚は、生息環境によってはセシウム濃度が下がりにくい傾向にあります。

今後は食品中のセシウム対策が焦点
空間線量率も、半減期や降雨による流出、除染などで低下傾向にありますが、側溝、雨樋下など溜まりやすい場所を調査し、必要に応じて除染していく必要があります。現在では水や空気の放射性セシウム濃度は検出限界以下になっており、内部被ばくを防ぐため食品からの放射性セシウム摂取に気を付ける必要があると述べました。

野口氏は、体内のセシウム測定に有効な「ホールボディカウンター」による検査データを示しました。南相馬市内の病院が子どもを対象に行った調査では、2012年10月以降のデータでは100%が検出限界以下になっていることを紹介。「日本ではかえって、地産地消の文化が薄れ世界中から食料を輸入していること、流通機構が高度に発達していること、また検査体制が徹底していることなどから、チェルノブイリ原発事故の場合と比較しても、内部被ばく線量が抑えられている」と指摘しました。

この他、実際に食べている食物から内部被ばく線量を測定する「陰膳方式」による調査結果も報告。対象家族に食事を1食分、余分に食事を作ってもらい、数日分を分析して年間の被ばく線量を測定するという方法です。2012年1月には、この方法で一人当たり1日3食合計4Bq、0.023mSv/年と、国の基準(1mSv/年)を大幅に下回る結果が報道されたことを紹介しました。併せて事故由来ではない、天然由来のカリウム40の摂取も少なくないことも指摘しました。

放射性セシウムは、年間1mSvを超えないように、一般食品100Bq/kg、飲料水10Bq/kgなど食品ごとに基準値が設定されています。野口氏は「セシウムは体内に取り込まれると、イオンの状態で脂肪や骨以外に分布し、全身に影響するが、多くは尿として排出される」として、先の「風呂桶理論」の例を出し、「体内に入る量をできるだけ抑え、低い平衡状態を保つことが重要」と話しました。

内部被ばくを防ぐために
野口氏は、内部被ばく線量を下げるために私たちにできることとして、①行政にはしっかり検査させること ②自分で食品中の放射能濃度を確かめ、選んで食べること ③自家栽培の農産物は行政に測定してもらうか、行政の測定データなどから総合的に判断すること―の3点を挙げました。放射能の値が比較的高いのは、きのこ・山菜、淡水魚、福島県沖の底魚、同じく福島県産の鳥獣類の肉、大豆などですが、既に行政から出荷制限などの措置が取られ、流通していないのが現状です。

最後に野口氏は放射性セシウムの基準値そのものについても言及。基準値が設定された設定の前提条件、検査体制や汚染の実態を引き続き検証していくことの重要性を指摘し、講演を締めくくりました。

続いて質疑応答。参加者からの毎日食べている、きのこ、海藻類の汚染状況への質問に対しては、きのこは「生産条件によって検査結果が変わるので、実際に購入された品目について、東都生協の残留放射能検査などを参考に判断してほしい」としました。海藻については、「海水の濃度にもよるが、現状では1Bq/kgよりはるかに低く、福島原発の港湾に一番近い外洋のセシウム濃度でも基準の1/100程度で推移している」と説明。「併せて各県の検査結果も水産庁ホームページを参考にしてほしい」と応じました。

「原子力発電所の設置状況」についての質問には、「沖縄以外の全国にあるが、逃げる必要がある施設を作ってはいけない」「極力再稼働させないために、地元の人を中心に政府と議論していくことが重要」との考え方を示しました。プルトニウムに関する質問には、「80km圏内の土壌測定データからは、避難区域で福島原発事故由来のプルトニウムも見つかっているが、濃度は事故以前の核実験由来のものと同じレベル」として、問題になる状況にはないことを説明しました。

野口先生のお話で、放射能に関する基礎と、事故とその影響、くらしの中での具体的な対処や考え方について学ぶことができました。原発事故から3年半が過ぎようとしている今も、汚染水漏れなど事故収束のめどは立っていません。食品の放射能汚染の実態も、消費者にとって分かりにくくなっているのが現状です。東都生協は今後も、取扱商品の放射能検査と検査結果の公開を続けていきます。また今回のような放射能学習会を通じ、くらしに役立つ情報提供をしていけるように取り組んでいきます。

母の日に向けて

東都人材バンク講師から「くらしを楽しむラッピング」を学びました

2014.07.01

3種類のラッピングはどれも素敵に仕上がりました

3種類のラッピングはどれも
素敵に仕上がりました

2014年5月2日、第8地域とーと会「まなびたい、やってみたい、たべてみ隊」は、東都人材バンクの近藤公美さんを講師に迎え、ラッピング講座を東都生協町田センターで行いました。

今回は、箱をきれいなピンクの紙で包み、表にカーネーションを挟んでおしゃれに見えるラッピング、花柄の紙とピンクの紙でリバーシブルに見える包み方など3種類にトライ。

何げない包み方がかわいくて、皆さん、出来上がった作品を自画自賛。仕上げに使うリボンの結び方も学び、最後の質疑の時間では、「ワインやペットボトルを風呂敷やバンダナで包むラッピングを学びたい」との声もありました。

オンリーワンの作品に大満足 大変だったけど楽しかった!!

プリザーブドフラワーのミニブーケ作りを開催

2014.07.01

仕上がりに参加者は満面の笑み

仕上がりに参加者は満面の笑み

盛り上がったティータイム

盛り上がったティータイム
第9地域委員会は2014年4月25日、プリザーブドフラワー芸術協会認定講師の三浦由美さんを迎え、ミニブーケ作りを開催。

バラの茎にワイヤーを通し、花びらを1枚1枚丁寧に剥がし、ふくらみをもたせながらまた一枚ずつ貼り付けるという気の遠くなる作業が続きました。

花びらの開き具合や色などで印象が大きく変わるのにびっくりしながらも、出来上がりを手にした参加者は「大変だったけど楽しかった」と満面の笑み。

ティータイムは職員も参加して商品や趣味の話で盛り上がり、また、とーと会・サークルの説明では参加者から「ぜひやってみたい」と即、手が挙がるなど、活気ある場となりました。

地域委員会では、今後もさまざまな企画が目白押し。

ぜひ参加してみてください。そして、仲間づくりの輪がどんどん広がるとーと会・サークルを立ち上げてみませんか。

花とスイーツのあるくらし

春の小さな寄せ植え講座と試食会

2014.07.01

用意した3種類から2苗を選びます

用意した3種類から2苗を選びます

試食では新しい発見が!

試食では新しい発見が!

2014年4月23日、久我山西ブロックは講師を招き、ペチュニア・ロベリア・マリーゴールドの苗を使って「春の小さな寄せ植え」を行いました。

まず、参加者は、各自持参した500㎖の空きペットボトルを斜めにカットして、土を入れる道具を作成。

次に、用意されたブリキの縦長バケツ鉢に見合う高さ・ボリュームを考えて2苗を選び、根を軽くほぐして「土入れ」を使って植えていきます。土の表面に、保水と体裁を良くする水苔を置いたら出来上がりです。

この後、持参のカップ・紙皿・フォークを持ってテーブルの席に着き、東都生協のスイーツ試食会。紹介されたスイーツは「買ったことも食べたこともなかった!」「これから注文したい」という声もあり、新しい刺激を受けることができました。

ラフターヨガ(笑いヨガ)で元気になろう!

東都人材バンク講師によるラフターヨガ(笑いヨガ)&ぷちカフェ♪を開催

2014.06.03

徐々に「大笑い」できるように

徐々に「大笑い」できるように

2014年3月17日、第8地域委員会では、ブロック委員会がない地域の応援企画として、東都人材バンクの坂戸由香講師を迎え、「ラフターヨガ(笑いヨガ)&ぷちカフェ♪」を開催しました。

日本に紹介されてまだ7~8年のラフターヨガは、普通のヨガと違って、老若男女、誰でもどこでもできるヨガです。 

おとなになるとなかなか自分から「大笑い」をする機会もなくなるので、最初はみんな、照れながら笑っていましたが、坂戸先生の指導の下、本当に「大笑い」ができるようになっていきました。

ハードな動きではないのですが、体も温まり、凝っていた体も柔らかくなり、楽しくなる「ラフターヨガ」、皆さんにもお勧めです。

もしもの時に慌てないために

お葬式と終活について事前に学び、準備と心構えを

2014.05.13

もしもの時に慌てないために役立つ知恵を

もしもの時に慌てないために役立つ知恵を

第1地域委員会は2014年3月10日、東都生協の葬儀「にじえ葬」学習会を開催。

社会福祉法人東京福祉会と東都生協保障・生活文化事業部の職員を講師に、にじえ葬の仕組み、エンディングノートの書き方、相続税など、もしもの時に役立つ知恵を学びました。

東都生協の葬祭事業「にじえ」には、「悲しみを乗り越え希望の虹に出会うまでお手伝いする」という思いが込められています。

葬儀経験者からの経験談「急なことでよく分からないうちに終わった」「予算をオーバーした」「スタッフから心付けを要求された」「地元の葬儀社で細かい気配りがあった」なども参考になり、事前の学びと心構えの大切さを実感した学習会でした。
2014.01.21

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ベネチアンマスク

完成したマスクを手にみんなで記念撮影

完成したマスクを手にみんなで記念撮影

日伊文化交流会は、イタリア好きの人たちが集まる東都生協登録サークルの1つです。

2013年10月27日、同会は板橋グリーンホールで第2回「ベネチアのミニマスク作り講座」を開催しました。

前回、マスク作りから始めて時間が足らず未完成に終わってしまった経験を踏まえ、今回はイタリア人講師が持参したマスクに各自が色付け・装飾するという形式。みんな休憩時間も惜しんで制作し、無事時間内に出来上がりました。

立体的な仮面であるベネチアンマスクで顔を隠せば、身分・素性も問われず自由に舞踏会を楽しめます。

参加者は、毎年2月にベネチアで行われる華麗なカーニバルを思い描きながら、完成した手作りマスクを持って喜々として記念写真に納まりました。

72時間どう生き残るか「東京直下72hツアー」~「そなエリア」訪問 

防災体験学習施設「そなエリア」で、各家庭での防災対策をあらためて考えました

2014.01.21

そなエリア 外観

そなエリア 外観

説明ボードの前で

説明ボードの前で

秋晴れの2013年10月12日、第7地域委員会は江東区有明の東京臨海広域防災公園内の「そなエリア」訪問を実施。「そなエリア」は、大規模災害発生時には「災害現地対策本部」などが置かれる防災体験学習施設です。

係員の説明の後、一人ずつDS(ゲーム機)に表示される防災クイズに回答しながら体験学習スタート。エレベーターを降りるといきなり被災地が現れたり、アニメ映像「東京マグニチュード8.0~東京直下72h」を見たり、レスキューカフェや段ボールシェルターなどもあって、まるでテーマパークのよう。

今回の「そなエリア」体験は印象深く、参加者からは「帰ったら、最低限の防災用品だけでもそろえたい」「防災対策の必要性を考える良い機会になった」などの感想が聞かれました。

若々しくきれいな表情への第1歩

フェイスストレッチング講習会 滝野川ブロック(北区)

2013.10.21

講師の鈴木まさこさん

講師の鈴木まさこさん

ストレッチング法を丁寧に指導

ストレッチング法を丁寧に指導

第3地域・滝野川ブロックは2013年7月12日、東都人材バンクの鈴木まさこさんを講師に迎え「フェイスストレッチング講習会」を開催しました。

約30種類ある顔の表情筋ですが、普段使っているのは2~3割。使わないと衰え、シワ・たるみの原因になり、顔の筋力の衰えは健康面にも影響を及ぼすそうです。

目を閉じたり口をすぼめたり口角を上げたり...素敵な笑顔と若々しさと健康を手に入れるためのストレッチング法を丁寧に教えていただきました。

参加者からは「道具がいらないから隙間時間にもってこい」「これからは意識して顔の筋肉を動かしたい」などたくさんの声が寄せられました。

今後も産地交流訪問など楽しい活動を企画中。ブロックニュースをチェックして、皆さんどんどん参加してください。
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