くらし
消費者力検定の公開講座を開催
消費者力検定に向けた公開講座
消費生活全般の消費者力を高め、消費者力検定を受験することを目的に、「消費者力UP! あなたの常識・非常識」と題した公開講座を2回にわたり開催しました。
2011年7月27日(水)あんさんぶる荻窪
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●金銭教育「お小遣いゲーム」とは?
お金の流れや計画立てて使うことを学ぶゲームです。「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを理解し、買う・買わないを判断、消費生活に必要な心と力を学びます。
<ゲーム内容>
定額制のお小遣いの中で、日常的に起こるお金の出来事を自分で判断し、今買う・後で買う・買わないを考えながら繰り返し行うカードゲーム。
順番に引くカードには、自分で買う責任のある文具やお手伝いで得る収入、ボランティア寄付をするなどが記載されていて、欲しいものを買う機会も子どもが判断します。併せて、おこづかい帳も記帳します。
最後に残金を確認し、必要なものを買うことができたのか、「本当に必要な物」「欲しい物」のを買ったのかを振り返ります。
●保護者を対象にミニセミナーも開催
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「お金の教育」は、毎日の経験から子どもの身に付くこと、子どもに任せて見守り、「お金を大切に思うこころ」を育てることの必要性を学びました。
- お年玉やお小遣いをもらう機会が多く、お金の価値を知る前に大金を手にするので「1万円」を軽く捉えている。
- 責任を持たせることが大事だと思いました。
- 買い物に行くと子どもにとっては欲しいものが溢れていて、100円、200円と簡単に使ってしまいがちですが、自分のお小遣いの中でやりくりさせてみようかな、と思いました。
- 渡している小遣いの金額が適切かどうか、どこまでを小遣いで賄わせるかが悩みどころです。
●参加者アンケートより
2011年9月6日(火)東京都消費生活総合センター>
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弁護士の池本誠司氏を講師に、消費者行政の充実とともに消費者としてトラブルに対応・判断できる力を高めるために、様々な消費者トラブル情報や実態を学びました。
消費者が巻き込まれるトラブルは、より複雑・多様で巧妙なものになってきています。消費者トラブル情報や被害の実態の報告と消費者被害をなくすためにどのような行動が必要かという広い視点で学びました。
<参加者の感想>- 日常気を付けて暮らしているつもりでしたが、さらに気を付けようという意識が高まりました。考えてもみないサギまがいのことがたくさんあると、あらためて感じました。
- 被害にあわないために普段から情報のアンテナを高くたてて、情報収集することと、また声をあげていくことも大切だと思いました。
- これからは消費力を付けるだけでなく社会的価値活動をひろげ、消費者市民力をあげなければいけなのかなと思った。
- 身近に潜む悪質商法や悪質ではないけれど、特定商取引法違反であるということも分かり、友人・知人にも知らせていこうと思いました。
- 1人暮らしの母親がおり、週に一度の電話、月に一度の訪問を心掛けています。まだまだ頭はしっかりしていると思いますが、先生の「気力の衰え」の指摘にハッとしました。気を付けようと思います。国民生活センターのホームページを確認したいと思います。
整理&収納で家も心も磨かれる!?
まずは「5分でできる整理」から
講師の東都人材バンク、小宮真理さん |
幅広い年代の参加者が |
講師は東都人材バンクの小宮真理さん。基本編では、物が増える原因、物の買い方・捨て方を学習。「本当に必要かどうか吟味して購入する」「必要のないものは思い切って捨てる」ことが肝要で、整理をすると時間的・精神的・経済的にも良い効果があるそうです。
実践編は、整理法や使いやすい収納方法について。例えば、料理レシピは本棚でなく台所に置く、取扱説明書とアダプターなど一度に用事が済む仲間同士をまとめて収納する...などなど、役立つヒント満載でした。
「5分でできる整理からはじめると達成感が得られ、どんどん家がきれいになる」のだとか。片付けを通して部屋も心も磨きたいものです。
杉並区「荻窪ハーモニーまつり」に杉並の3支部が出展
食の未来づくり運動をPR、売上金は東日本大震災被災地に贈呈
模擬店では「東都つゆ」を使った |
6回目の今年は、東日本大震災後3カ月目に当たる2011年6月11日、12日が開催日。チャリティーを大きな目的の一つに掲げ、バザーや募金活動など、参加者がいろいろな形で応援できるようにしました。
東都生協からは杉並の3支部、杉並東・杉並西・杉並北の各支部が「食の未来づくり運動~牛乳から再生紙をつなぐ」と題して「八千代牛乳」のおいしさと「東都もーもーティシュ」の取り組みを紹介しました。
また、模擬店では「東都つゆ」を使った「東都うどん」を販売。売上金の33,400円は杉並区を通じ、同区と防災協定を結ぶ福島県南相馬市に義援金として贈呈しました。
2日間の来場者は2,600人! 「委員の皆さんのおかげでスムーズに販売でき、たくさんのお客さまにもおいしいと言っていただけたことに感謝です」と主催者も感動ひとしおでした。
放射性物質、放射線についての正しい知識を!
福島第一原発事故を受けて、放射性物質・放射線に関する基礎学習会を開催
p> 会場を埋め尽くす参加者 |
5月17日の講師は日本大学・野口邦和先生 |
農畜水産物への影響に関して組合員から寄せられた声を受け「放射性物質、放射線の基礎学習会~福島第一原発事故を受けて~」と題し、学習会を開催しました。
5月12日は、東都生協 安全・品質管理部職員を講師に、2部構成で学習会を実施。
第1部は、放射性物質、放射線の基礎知識として、あらかじめ配られたレジュメと、スライド形式により用語などを解説しました。
第2部は、原子力発電の基礎知識と題して、原子力発電の概要、メリットとデメリット、事故事例、福島第1原発の事故概要、原子力発電の問題点のまとめが述べられました。
<第1部>
● 放射線...「波長の短い電磁波」および「高速で動く粒子(ビーム)」のこと。
①物質の透過作用 ②物質を透過する際、その物質の原子・分子にエネルギーを与えて陽イオンと電子に分離する電離作用 ③物質に当てると特有な光を放出させる蛍光作用 ④写真フィルムを感光させる感光作用――などがある。
● 放射能...放射線を出す能力のこと。ある種の原子が「放射線」を出して別の種類の原子に変わる性質をいう。
● 放射性物質...放射線を出しながら、別の元素に変わってしまう物質のこと。体内の放射能汚染は、放射性物質そのものを水や食物とともに取り込む場合に起こる。
● 放射線の体への影響...放射線を浴びても放射能は体内に残らない(レントゲン撮影しても体が放射能を帯びるわけではない)。放射線を浴びると、体内の細胞が傷付くが、線量が低ければ、通常の身体回復機能で修復される。しかし、細胞の放射線感受性は、①細胞が未分化なものほど ②細胞分裂が盛んなほど、細胞の一生のうち分裂期が長いものほど――高いため、乳児・幼児への影響が高い。
<第2部>
● 原子力発電...蒸気でタービンを回して発電するという原理は火力発電と同じ。火力発電はボイラーで化石燃料を燃焼させた熱、原子力発電では原子炉でウランを燃料とした核分裂エネルギーの熱で蒸気を発生させている。
● 原子力発電のメリットとデメリット...原料のウランは石油に比べ安定確保できる。CO2を排出せず、低コストである。一方、強い放射線を出す「高レベル放射性廃棄物」が必ず発生する。廃棄物の放射能レベルの低下には数万年かかる上、放射性廃棄物の保管場所もない。300メートル以深の地下に処分する計画(地層処分)も進んでいるが、使用済み燃料の再処理も含め、問題は多い。
日本大学・野口邦和先生が講演
5月17日には、日本大学歯学部 アイソトープ共同利用専任講師・野口邦和先生を迎えての学習会を開催しました。
基礎知識として、原子炉内から漏れ出した放射性ヨウ素・放射性セシウムの特性や暫定規制値の設定、残留放射能の問題などさまざまな角度からお話を伺うことができました。
一番の関心である食に関しては、「市場に出ているものには規制値を超えているものはない。平均的な食事をしている人には問題はない」とのことでした。
どちらの会場にも多くの組合員が足を運び、関心の深さをあらためて実感しました。原発事故の終息はまだまだ見通しが立ちません。今後とも私たちには冷静な判断が求められます。
参加者の感想
「ミネラルウォーターでなくても大丈夫ということが分かった」
「東都生協の検査で適合の場合、放射性物質はごく微量で人体には影響がないと分かって安心した」
「原発事故について、いろいろ事例を説明してもらえてよかった」
「東都生協の放射能物質の自主検査はありがたいと思う」
多様な活動交流会を開催しました!
東都生協は2011年2月23日に「多様な活動交流会 ~おしえて!あなたの楽しい活...
東都生協は2011年2月23日に「多様な活動交流会 ~おしえて!あなたの楽しい活動~」と題した交流会を文京シビックセンターで開催。
多様な活動を進めている団体の活動発表・紹介・交流の場、多様な団体とのネットワークや活動の広がりを考える場とすることを目的としています。
くらしのテーマ(くらし・福祉・平和・環境・食と農・商品)に基づき活動する専門委員会・支部テーマ別委員会・グループ・サークルなど39人が参加しました。今回は東都人材バンク講師と東都生協ワーカーズ・コープ連絡会からも参加しました。
ライアーの演奏や紙芝居など6団体が発表
展示作品
テーブルに分かれ、「テーマ活動にたくさん参加してもらうために工夫していること」をテーマに意見交換や交流を行いました。
いろいろなアイデアを出し合って交流
最後にグループ発表
短い時間でしたが、参加者からは
「普段委員会ではお会いできない方と会え活動を知ることができた」
「これからの活動のヒントになりそう」
「新しい出会いがあり楽しく交流できた」
「熱心な活動が伝わってきた」
「どうしたら参加者が増えるのかを話し合えた」
「企画を立てるときには常にアンテナを張り、タイムリーで興味関心なものなど重要なことを再認識できた」
「アイデアを出し合い今後の参考になった」
などの声がありました。
ブロックや支部とも連携を深めることで、今後テーマ活動をもっと広げていくきっかけとなったようです。
第4回消費力検定講座を開催しました!
賢い消費者になるために、みんなで消費者力アップ!
2011年1月14日、東都生協は東京都消費生活総合センター(飯田橋)で、第4回目の消費者力検定講座を開催し、組合員23人が参加しました。
東都生協で行う消費者力検定連続講座は2010年度で3年目になりますが、今回初めて検定後の振り返り講座となりました。
東都生協の受講者の消費者力検定結果の分析について解説いただき、今後の生かし方としてさまざまな啓発方法について学び、参加者は消費者学習は楽しさを実感することができました。
今回は、2010年11月に行った第7回消費者力検定(一般コース)結果と認定証を配付し、消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、検定の傾向や東都生協受講者の消費者力を分析・解説をしていただきました。
全国平均と比較を行った後、正解率の低い問題を重点に、苦手な問題を振り返り。広重氏から「アンテナを立てていくことが大事」とアドバイスを受けました。
今後の生かし方として、消費者被害の現状を認識し、悪質な業者への対処方法と啓発方法について学習。
特に高齢者の消費者被害では、全国の消費生活センターに寄せられた契約当事者が70歳以上の件数は、2009年度は約12万件で相談全体の13%を占めています。
70歳以上のトラブル相談での販売方法や手口は、1位は訪問販売、2位は電話勧誘販売で、この2つが群を抜いて多くなっています。相談しないケースもよく見られることから、広重氏は「高齢者の周囲の人の見守りが必要」と強調しました。
悪質な業者への対処方法として広重氏は「自分の身は自分で守る意識が大切」として、必要のないものは「要りません」「必要ありません」とハッキリ断ることの重要性を指摘。断り文句としては「今忙しいから...」「主人に相談してから...」などは特に注意が必要だとしました。
断り方ゲームでの断りトークの様子
事例「消防署から来ました」「住宅用火災警報器設置キャンペーンに来ました」の寸劇
続いて、年代・特性に応じた啓発方法を紹介。ロールプレーイングで悪質な訪問販売の事例として「消防署の方から来ました~」についてシナリオを元に参加者で挑戦しました。
年代、特性に応じた啓発方法として以下のようなプログラムが準備されています。
- ゲーム/クイズ/うた/すごろく(金融)
- ロールプレーイング(寸劇)
- パンフレット/ビデオ
- 物作り(エコ料理・廃油石けん)/実演展示法
- 紙芝居/絵本
- 漫才/落語/コント
消費者トラブルについての啓発企画のポイントは「は身近な消費者問題にアンテナを張ること」。
「まず、身の周りで気になっていること、物、それに対する自分の思いを知ることが大切」だとして、参加者同士でアイデアを出し合って企画書を作成し、発表。消費者学習の楽しさを体験しました。
グループごとに消費者の啓発企画を作成
※2010年8月から開始したオープン講座、連続検定講座には延べ175人の組合員が参加し、消費者力を養いました。
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第3回消費者力検定講座を開催しました
賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!
----------------------------------------東都生協は2010年10月20日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)にて第3回目の講座を開催し、組合員43人が参加。消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、契約と悪質商法について学びました。
契約の原則的知識として、契約の種類、契約の成立、契約が無くなるときなどについて学習。
契約の例外的知識として、合意だけで成立しない契約、消費者契約法、特定商取引法など。特定商取引法の対象となる取引、クーリングオフ、その他救済方法についても学びました。
勧誘業者の勧誘員に勧められ契約した人の立場になって、見本を参考にクーリングオフのはがきを書いてみました。また、悪質商法クイズにもチャレンジしました。
悪質商法の種類
- キャッチセールス
- アポイントメントセールス
- SF商法(催眠商法・宣伝講習販売)
- 点検商法
- ネガティブオプション(送りつけ商法)
- 電話勧誘販売
- 内職商法
- マルチ商法
- 利殖商法
- 家庭教師派遣・学習教材
- 架空・不当請求
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第2回消費者力検定講座を開催しました
賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!
------------------------------------------東都生協は2010年10月8日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)で第2回講座を開催し、組合員31人が参加。
消費生活コンサルタントの西村のぶ子氏を講師に、ライフプラン・金融商品・家計の生活経済についてワークショップを行いました。
生活と家計管理、クレジットの利用、クレジットに関する法律、多重債務、貸金に関する法律、金融商品、金融商品に関する法律、相続、遺言、生命保険、損害保険、税金など生活経済全般と、豊かな生活や人生を実現するためのプランニングと合わせて消費者力を学びました。
金融商品については、生活設計に役立てるために、人生で起こりうるさまざまな出来事「ライフイベント」表を元にワークショップを行い、講師からアドバイスを受けました。
グループ対抗、金融関連の「○×クイズ」にチャレンジ
「消費者力UP!」オープン講座第2弾を開催!
第2回は「最近の悪質商法の手口と対策」について受講
受講者は熱心に聞き入りました |
東都生協は「賢い消費者」を目指したオープン講座を2010年9月28日に東京都消費生活総合センターで開催し、組合員38人が受講しました。2回目となる今回は「最近の悪質商法の手口と対策」と題し、講師には東京経済大学教授で弁護士の村 千鶴子氏をお招きしました。
村氏は多様な消費者被害の事例を挙げ、最近の悪質商法の手口を詳しく紹介。未公開株や換金性の乏しい外国通貨の取り引きを持ちかけるなど多様化する詐欺的な「資産形成型取引」や、悪質・強引な訪問販売、雰囲気で消費者を惑わす「催眠商法(SF商法)」、自分の作品を褒められてつい自費出版の契約をしてしまう自己実現型の被害などを示しました。
続いて村氏は、なぜそのような被害に遭ってしまうのか、付け込まれる要因について解説。
まず、健康やお金、家、人間関係など、消費者が抱える不安や、情報・知識の不足に乗じてつい業者の説明をうのみしてしまうことを挙げました。
また、業者に対し「うまく断れない」「感じ良くしたい」など交渉力の格差に付け込んでくること、さらに業者が消費者自身のプライドや自尊心をくすぐってくることなどを指摘しました。
消費者を守るための法律制度のお話では、特定商取引法と割賦(かっぷ)販売法の法改正の内容と改正に至る経過を解説。今回の改正のポイントは「規制の抜け穴解消」です。
改正特定商取引法では、これまでの指定商品・指定役務制を廃止し、消耗品や葬儀などクーリングオフになじまない商品・役務(えきむ)を除き、原則として全ての商品・役務を扱う取り引きが規制対象になり、訪問販売やクレジット、インターネット取引の規制が強化されました。
改正割賦販売法では「割賦」の定義を見直し、これまでの「2カ月以上かつ3回払い以上」の分割払いのクレジット契約に加え「2カ月を超える1回払い、2回払い」も規制対象となりました。
最後に、被害に遭わないための対策と、悪質商法によるトラブルの解決方法について学びました。参加した組合員は、被害防止には予防と「早期発見」「早期対処」が重要とあらためて認識しました。
<被害を未然に防ぐための十箇条>
1.必要かどうかよく考える
2.あらかじめ情報を集めて比較検討する
3.信頼できる事業者を選ぶ
4.要らないものは、毅然(きぜん)と即断る
5.あいまいな態度は取らない
6.契約は「自分で選ぶ」。受け身にはならない
7.契約書などは良く読んで納得してから署名捺印する
8.契約したら書類をもらい、もう一度、よく読んで確認する
9.分からないこと、不安なことは地域の消費生活センターに直ちに相談
10.決して泣き寝入りしない(よい「カモ」として次々と狙われます)
東都生協は2010年度、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、知識を活用して被害のない地域づくりを進めるために連続講座を開催し、(財)日本消費者協会が主催する「消費者力検定」を通じて消費者・組合員の「消費者力」向上に取り組んでいます。
第1回オープン講座はこちら
第1回消費力検定講座を開催
賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!
受講者は熱心に聞き入りました |
当日は東都生協の組合員34人が参加。消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、健全な消費生活を送るために、いま消費者に求められる衣・食・住生活、環境の各分野での消費者力について認識を深めました。また、過去の検定問題の解説を通じ、消費者力をアップさせていくための基礎知識について、クイズ形式で楽しく学びました。
次回第2回は、10月8日(金)に生活経済(ライフプラン・金融商品・家計)について学ぶ予定です。
東都生協では2008年度から(財)日本消費者協会が主催する「消費生活能力検定試験」を通じ、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、主体的に消費生活に関わっていけるように、消費者力育成の取り組みを進めています。現在47人の組合員が登録し、11月に実施する検定試験に向けて学習を進めています。
消費者力UP! 夏休み親子向けオープン講座を開催
「あなたの常識・非常識」オープン講座
東都生協は2010年度も、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、知識を活用して被害のない地域づくりを進めるために連続講座を開催し、(財)日本消費者協会が主催する「消費者力検定」を通じて消費者・組合員の「消費者力」向上に取り組んでいます。
今回はオープン講座の第1弾で、テーマは 「ちゃんと知ろう! ネット・ケータイのこと」。悪質商法やネット・ケータイの被害者の多くは若者と高齢者です。
東京都消費者センター消費生活相談員の木村嘉子さんを講師に、ネット・ケータイのトラブルから身を守るために、子どもが被害にあわない知識と認識を持つことを親子で学習しました。
東都生協の組合員14人(お子さん含む)が参加。ビデオやクイズも交え、現場実例も参考にルールやマナー・心構えなど楽しく学習しました。
よく分かった! 税金の行方 ~東京上野税務署「探検ツアー」~
身近な問題を考え、賢く豊かに暮らす活動
パソコンを使って税金を学習 |
税に関するクイズに挑戦! |
参加者は親子33人。私たちの納めている税金が、どのように割り当てられ、活用されているのかを、3つのグループに分かれて体験コーナーを順に回りながら税金の行方を探検。
ビデオコーナーでは税金を納めている町と、税金が全く納められていない町では、くらしや生活にどのような違いがあるのかを学びました。