みんなの活動:これまでの活動報告

第4回消費力検定講座を開催しました!

賢い消費者になるために、みんなで消費者力アップ!

2011.02.09

2011年1月14日、東都生協は東京都消費生活総合センター(飯田橋)で、第4回目の消費者力検定講座を開催し、組合員23人が参加しました。

東都生協で行う消費者力検定連続講座は2010年度で3年目になりますが、今回初めて検定後の振り返り講座となりました。

東都生協の受講者の消費者力検定結果の分析について解説いただき、今後の生かし方としてさまざまな啓発方法について学び、参加者は消費者学習は楽しさを実感することができました。

今回は、2010年11月に行った第7回消費者力検定(一般コース)結果と認定証を配付し、消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、検定の傾向や東都生協受講者の消費者力を分析・解説をしていただきました。

全国平均と比較を行った後、正解率の低い問題を重点に、苦手な問題を振り返り。広重氏から「アンテナを立てていくことが大事」とアドバイスを受けました。

今後の生かし方として、消費者被害の現状を認識し、悪質な業者への対処方法と啓発方法について学習。

特に高齢者の消費者被害では、全国の消費生活センターに寄せられた契約当事者が70歳以上の件数は、2009年度は約12万件で相談全体の13%を占めています。

70歳以上のトラブル相談での販売方法や手口は、1位は訪問販売、2位は電話勧誘販売で、この2つが群を抜いて多くなっています。相談しないケースもよく見られることから、広重氏は「高齢者の周囲の人の見守りが必要」と強調しました。

悪質な業者への対処方法として広重氏は「自分の身は自分で守る意識が大切」として、必要のないものは「要りません」「必要ありません」とハッキリ断ることの重要性を指摘。断り文句としては「今忙しいから...」「主人に相談してから...」などは特に注意が必要だとしました。

断り方ゲームでの断りトークの様子

事例「消防署から来ました」「住宅用火災警報器設置キャンペーンに来ました」の寸劇



続いて、年代・特性に応じた啓発方法を紹介。ロールプレーイングで悪質な訪問販売の事例として「消防署の方から来ました~」についてシナリオを元に参加者で挑戦しました。

年代、特性に応じた啓発方法として以下のようなプログラムが準備されています。

  • ゲーム/クイズ/うた/すごろく(金融)
  • ロールプレーイング(寸劇)
  • パンフレット/ビデオ
  • 物作り(エコ料理・廃油石けん)/実演展示法
  • 紙芝居/絵本
  • 漫才/落語/コント

消費者トラブルについての啓発企画のポイントは「は身近な消費者問題にアンテナを張ること」。

「まず、身の周りで気になっていること、物、それに対する自分の思いを知ることが大切」だとして、参加者同士でアイデアを出し合って企画書を作成し、発表。消費者学習の楽しさを体験しました。



グループごとに消費者の啓発企画を作成

※2010年8月から開始したオープン講座、連続検定講座には延べ175人の組合員が参加し、消費者力を養いました。



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第3回消費者力検定講座を開催しました

賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!

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東都生協は2010年10月20日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)にて第3回目の講座を開催し、組合員43人が参加。消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、契約と悪質商法について学びました。

契約の原則的知識として、契約の種類、契約の成立、契約が無くなるときなどについて学習。

契約の例外的知識として、合意だけで成立しない契約、消費者契約法、特定商取引法など。特定商取引法の対象となる取引、クーリングオフ、その他救済方法についても学びました。

勧誘業者の勧誘員に勧められ契約した人の立場になって、見本を参考にクーリングオフのはがきを書いてみました。また、悪質商法クイズにもチャレンジしました。



悪質商法の種類
  • キャッチセールス
  • アポイントメントセールス
  • SF商法(催眠商法・宣伝講習販売)
  • 点検商法
  • ネガティブオプション(送りつけ商法)
  • 電話勧誘販売
  • 内職商法
  • マルチ商法
  • 利殖商法
  • 家庭教師派遣・学習教材
  • 架空・不当請求


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第2回消費者力検定講座を開催しました

賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!

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東都生協は2010年10月8日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)で第2回講座を開催し、組合員31人が参加。

消費生活コンサルタントの西村のぶ子氏を講師に、ライフプラン・金融商品・家計の生活経済についてワークショップを行いました。

生活と家計管理、クレジットの利用、クレジットに関する法律、多重債務、貸金に関する法律、金融商品、金融商品に関する法律、相続、遺言、生命保険、損害保険、税金など生活経済全般と、豊かな生活や人生を実現するためのプランニングと合わせて消費者力を学びました。

金融商品については、生活設計に役立てるために、人生で起こりうるさまざまな出来事「ライフイベント」表を元にワークショップを行い、講師からアドバイスを受けました。


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グループ対抗、金融関連の「○×クイズ」にチャレンジ



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