消費者力検定の公開講座を開催
消費者力検定に向けた公開講座
2011.10.20
カテゴリ くらし
消費生活全般の消費者力を高め、消費者力検定を受験することを目的に、「消費者力UP! あなたの常識・非常識」と題した公開講座を2回にわたり開催しました。
2011年7月27日(水)あんさんぶる荻窪
|
|
|
|
●金銭教育「お小遣いゲーム」とは?
お金の流れや計画立てて使うことを学ぶゲームです。「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを理解し、買う・買わないを判断、消費生活に必要な心と力を学びます。
<ゲーム内容>
定額制のお小遣いの中で、日常的に起こるお金の出来事を自分で判断し、今買う・後で買う・買わないを考えながら繰り返し行うカードゲーム。
順番に引くカードには、自分で買う責任のある文具やお手伝いで得る収入、ボランティア寄付をするなどが記載されていて、欲しいものを買う機会も子どもが判断します。併せて、おこづかい帳も記帳します。
最後に残金を確認し、必要なものを買うことができたのか、「本当に必要な物」「欲しい物」のを買ったのかを振り返ります。
●保護者を対象にミニセミナーも開催
-
「お金の教育」は、毎日の経験から子どもの身に付くこと、子どもに任せて見守り、「お金を大切に思うこころ」を育てることの必要性を学びました。
- お年玉やお小遣いをもらう機会が多く、お金の価値を知る前に大金を手にするので「1万円」を軽く捉えている。
- 責任を持たせることが大事だと思いました。
- 買い物に行くと子どもにとっては欲しいものが溢れていて、100円、200円と簡単に使ってしまいがちですが、自分のお小遣いの中でやりくりさせてみようかな、と思いました。
- 渡している小遣いの金額が適切かどうか、どこまでを小遣いで賄わせるかが悩みどころです。
●参加者アンケートより
2011年9月6日(火)東京都消費生活総合センター>
|
弁護士の池本誠司氏を講師に、消費者行政の充実とともに消費者としてトラブルに対応・判断できる力を高めるために、様々な消費者トラブル情報や実態を学びました。
消費者が巻き込まれるトラブルは、より複雑・多様で巧妙なものになってきています。消費者トラブル情報や被害の実態の報告と消費者被害をなくすためにどのような行動が必要かという広い視点で学びました。
<参加者の感想>- 日常気を付けて暮らしているつもりでしたが、さらに気を付けようという意識が高まりました。考えてもみないサギまがいのことがたくさんあると、あらためて感じました。
- 被害にあわないために普段から情報のアンテナを高くたてて、情報収集することと、また声をあげていくことも大切だと思いました。
- これからは消費力を付けるだけでなく社会的価値活動をひろげ、消費者市民力をあげなければいけなのかなと思った。
- 身近に潜む悪質商法や悪質ではないけれど、特定商取引法違反であるということも分かり、友人・知人にも知らせていこうと思いました。
- 1人暮らしの母親がおり、週に一度の電話、月に一度の訪問を心掛けています。まだまだ頭はしっかりしていると思いますが、先生の「気力の衰え」の指摘にハッとしました。気を付けようと思います。国民生活センターのホームページを確認したいと思います。