くらし
米粉の魅力を体験 みんなでワイワイクッキング&ランチ交流会
2019年10月22日 第9地域委員会「(農)房総食料センター 米粉の魅力を体験 みんなでワイワイクッキング&ランチ交流会」
2020.05.25
産直産地の(農)房総食料センターは千葉県の北東部、九十九里浜に近い地域に位置します。2019年の台風15号・19号では甚大な被害を受けましたが、そうした中から講師が来てくださり、米粉を使った「さつま芋とチーズのシチュー」 「フライパンでできる簡単ピザ」「チーズケーキ」を作りました。
米粉はダマにならないのでとても調理しやすく、とろーり、もっちり、しっとりの食感を味わうことができました。どの料理も簡単に作れるものばかりで、未就学児~大人まで幅広い組合員が一緒に楽しめました。その他、サクサクにできる天ぷらやから揚げの作り方のポイントも教えていただきました。
講師が持参した「赤ワインとブルーベリーで煮たごぼう」など、(農)房総食料センターの産直野菜も参加者の皆さんに大好評でした。米粉の魅力を丸ごといただき、「ごちそうさまでした!」
(農)房総食料センターの米粉は、産直米と同じ米を原料としているそうです。レシピも付いているので、米粉初心者の方もぜひ作ってみてくださいね。
寒い日には、糸つむぎ
第9地域委員会 2020年2月18日開催<不成立ブロック企画第2弾 in Ozaku>「寒い日には、糸つむぎ」
2020.05.25
講師は東都人材バンクの川口佳代さん。参加者は、原毛の種類や、用途などの詳しいお話を聞き、原毛から糸を作る工程を実際に体験しました。なかなか難しい作業でしたが、皆、真剣に取り組んでいました。
組合員歴の長い方からは、東都生協の商品のお話や、地域の様子などを聞いたり、和やかな楽しい企画となりました。「東都どらやき」を食べながら、新しいサークルやとーと会などの話題で盛りあがりました。
なお今回の会場には、羽村市小作駅前の住宅展示場「COCOSUMU展示場」をお借りしました。とてもアットホームな感じで、今回の企画に合っており、参加者の方からも喜んでいただきました。
アロマを生活に取り入れて
2019年6月20日 第9地域委員会主催企画「アロマを生活に取り入れて」報告
2020.05.25
開催地域は不成立ブロックのエリア。まもなく夏を迎える6月後半ににて、各自の好みのアロマオイルを使って、虫除けスプレーと、バスボム作りを行いました。
いろいろなアロマの種類や効能、その使い方など、講師による興味深いお話に参加者はとても熱心に耳を傾けていました。男性の方や、初めて参加した組合員も多く、楽しい講習会となったようです。
参加者からは、
⚪︎季節に使えるものが手作りできてうれしい
⚪︎分かりやすくて良かった
⚪︎アロマオイルに興味があっても、使い方が分からなかったので、お話が聞けて良かった
⚪︎楽しく過ごさせていただきました。また楽しい集いがありましたら、参加させてください
などなど、うれしい感想が寄せられ、またの開催を希望する声も聞かれました。
参加者の皆さんには「平和のつどい折鶴」作っていただきました。
企画開催も初めての地域だったので、東都生協の活動アピールにもつながったようです。
リサイクル洗びんセンター訪問
2020年1月31日 萩山ブロック委員会「リサイクル洗びんセンター見学」
2020.05.11
洗びんセンター内を見学 |
商品案内セットの様子 |
洗びん作業の様子 |
ここでは洗びんの他、商品案内のセットなども行っています。一部の洗びん作業は寒い日も暑い日も屋外――責任感とプロ意識が感じられます。商品案内のセットでは、和気あいあいと作業を楽しまれていました。
リユースびんの利用が減っている中、私たちにできるのは、もっとリユースびん商品を利用し、障害のある方への理解を深め、さまざまな形で応援することなのでは?
笑顔が広がる正しい発声 美しい発音講座
2019年12月10日 第5地域委員会「正しい発生・美しい発音講座」報告
2020.03.09
カテゴリ くらし
表情豊かに話される桜井由美子先生 |
「あいうえお」をクリアに発声するだけ |
東都人材バンク講師・桜井由美子さんのリードで元気な声が会場に響きます。
2019年12月10日、第5地域委員会が開催した講座では、この「ありがとうございます」を母音のみで発声する訓練法の他、ゲームや軽い体操をしながら発声のコツを学びました。
姿勢良く目線と口角を上げて笑顔で話す、腹式呼吸はおへそ下の「丹田」に力を込める――これが身に付けば、喉を傷めず響く声が出せるそう。
きれいな発声を目指す皆さん、表情も明るく意欲と活気に満ちたレッスンでした。もう滑舌が悪いとは言わせません!
アレルギーってなあに? ~知って納得! 試して納得!~
2019年10月17日 商品委員会主催アレルギー学習会(会場:高井戸地域区民センター)
2020.02.10
学習会で使用した試食品 |
アレルギーを引き起こす「原因物質」は、時代とともに変化します。「木の実類」のアレルギーが増え、特に多い「アーモンド」がアレルギー表示の特定原材料推奨品に追加されて、現在は21品目に。
食物だけでなく、皮膚から吸収されるベビーマッサージ用の「アーモンドオイル」や植物性化粧品などにも十分注意が必要です。アレルギーのある子どもが集団生活の中で被る困難や心理にも触れ、ふさわしい接し方、考え方についても学びました。
アレルギーに関することなら何でも、アレルギー相談室に遠慮なく相談ください。自分や家族に少しでも疑わしい症状があれば、アレルギー専門医を受診しましょう。
なお、東都生協では「アレルギー配慮商品」を毎月第1回の商品案内にてチラシを配付。チラシで背景がピンク色の商品は、月内毎週注文できます。1カ月保存して使用してください。
<学習会で使用した試食品>
卵を使わない自然派仕立てのベジタブルネーズ/ノンオイルライトツナ/パックde蒸しパン/カリカリスティック ポテト味/こめ粉ロールクッキー/国産さつまいもと栗のタルト/米粉のパンケーキ/お米で作ったまあるいパン/フルーツラムネの森/チョコっとちょこビス/のりものクッキー
「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」学習会
2019年9月20日 会場:東京都消費生活総合センター
2020.01.27
これからの世界について、参加者が |
SDGs〔S:サステナブル=持続可能な D:デベロップメント=開発 Gs:ゴールズ=目標〕は、「全人類が、これから先も、地球上で豊かに暮らし続けていくために、今、取り組まなければならない17個の課題」のこと。2015年9月の国連サミットで採択された、2030年を達成期限とする国際目標です。
17の課題は相互に関係し合い、経済、環境、平和、人権など全てがつながっています。
東都生協は2019年9月20日、「2030年の子どもたちへの贈りもの~わたしができるSDGs」と題したセミナー・ワークショップ企画を開催。
一般社団法人 環境パートナーシップ会議に所属する髙橋朝美さんを講師に、SDGsの生まれた背景に地球の限界と人間の命の危機があること、自分の行動の先に誰かのくらしがあることなどを学習しました。
講義後のワークショップでは、これからの世界はどのように変わるか、その世界に不安はあるかなどについて意見を交換。未来の世界と17のゴールとの関わりを確認し、2030年はどのような世界になってほしいか、実現するためには何をするかなども話し合いました。
参加者からは「身近な行動でSDGsの達成に少しでも関われることが分かった」「自分事として考えられて良かった」などの感想が寄せられました。
一人ひとりの小さな行動が地球の未来につながっています。子どもたちが迎える2030年の世界に、私たちおとなは責任を待たなければ!
ステキなハーバリウムボールペン
2019年10月2日 石神井ブロック委員会
2020.01.27
ボールペンの持ち手の中に、 |
最後にハーバリウムオイルを |
完成した私カラーのハーバリウム |
細い針金を使って花を入れていくのは至難の技! 色やバランスを考え、最後にハーバリウムオイルを入れて完成です。作品は個性豊かなものばかり。オンリーワンの作品に、みんな大満足の一日でした。
※ハーバリウム(herbarium):植物標本のこと
まずは身の安全を! 地震対策まる分かり講座
2019年10月8日 第7地域委員会「地震対策学習会」
2020.01.27
水とお湯で「安心米」を作り、比べて |
頭と目の守り方を一緒に実践。 |
被災画像のスライドでは、あらためて災害の怖さを実感。身の守り方・自宅避難ができる備え方・役立つ防災用品の紹介も具体的でよく分かりました。
日々更新される災害対策の情報を得て、日頃から備えねなければ...。質疑応答では、ペット対策や、避難所の大変さなど話は尽きませんでした。
河田昌東さんを講師にゲノム編集技術に関する学習会を開催しました
分子生物学者・河田昌東先生による「ゲノム編集技術に関する基礎学習」報告
2020.01.07
分子生物学者で遺伝子組換え食品を |
スライドを使って分かりやすく解説 |
会場からは数多くの質問がありました |
河田さんは、「遺伝子組換え食品を考える中部の会」代表で、原子力災害の被災者救援などの活動もされています。名古屋大学で遺伝子の基礎研究をしていた1996年、世界で初めて遺伝子組換え大豆が商品化されたことが、遺伝子組換え問題に関わるきっかけとなりました。分子生物学の学術用語や基礎概念を平易な表現に置き換え、スライドを使って分かりやすく解説しました。
遺伝子の総体を表す「ゲノム」。これを人為的に壊したり入れ替えたりして食料や医療に役立てようとするのがゲノム編集技術です。標的遺伝子を自在に切断できる"遺伝子のはさみ"「CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)」が開発されたことで、世界で研究が急速に広がっています。
はじめに河田さんは、筋肉量を増やした「マッスル真鯛」、成長ホルモン抑制遺伝子を壊して太らせた「マッチョ豚」などゲノム編集技術を応用した品種開発、病気の治療、ヒト受精卵を操作する研究など、国内外の情勢を紹介。日本政府は2018年、ゲノム編集を成長戦略として位置付け、2019年には安全性審査や表示などの規制を行わず、事実上"野放し"とすることを早くも決定しました。
これに対して河田さんは、ゲノム編集技術が持つさまざまな未解決の問題について解説。標的外の遺伝子を傷つけてしまう「オフターゲット」や、免疫反応(アレルギー)や発がん性などゲノム編集酵素(CRISPR-Cas9)が持つ問題のほか、ゲノム編集にウイルスや細菌、外来生物の遺伝子や抗生物質耐性遺伝子などの外来遺伝子を使用することなど数多くの問題を指摘し、「技術的には従来の遺伝子組換えとあまり変わらない」「標的遺伝子以外の他の宿主遺伝子に対する影響を調べる必要がある」「食品の場合は表示義務が必要」との考えを示しました。
また、ヒトの遺伝病治療や臓器移植を目的としたゲノム編集について、生命倫理の問題に言及。皮膚から卵細胞を作り出すiPS技術を使うと、同一遺伝子を持つ人が多数作れるようになること、雌×雌の「同性婚マウス」から生殖能力のある子どもが誕生したこと、ラットの膵臓、心臓、眼、鼻、脊髄などを持ったマウス(キメラマウス)が誕生したことなどを紹介。生殖細胞のゲノム編集が種の保存を脅かす危険性、編集した遺伝子が子孫に伝えられ、社会のニーズによって生命が左右される生命倫理上の問題点を指摘しました。
最後に、CRISPR-Cas9を開発した研究者の「これは遺伝病の治療に使えると同時に、生物兵器の道具にもなる」「国際基準を作るべき」との言葉を紹介し、原子核を操作する中性子技術と核兵器や原子力発電との関係への類似性を説明。数十億年にわたる進化を経た生命の根幹となる遺伝子を人間の欲望のために利用することの問題点を示し、「環境・生態系に対する影響とヒトゲノムの編集には生命倫理の観点からの規制が必要」「専門家だけでなく一般市民を巻き込んだ国際的な規制が必要」と締めくくりました。
東都生協はゲノム編集食品について、日本政府に対し「消費者が理解できる情報提供と説明の徹底」「消費者が適確に選択できる環境や条件づくり」「国の管理・監督責任の明確化と消費者の不安や懸念に応える仕組み作り」を要請しています。
ゲノム編集技術は、消費者が健康な暮らしを営む上で根底となる食の分野を含む問題として重く受け止め、引き続き学習会の開催などに取り組んでまいります。
>>当日の講演要旨(pdf)