みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

(農)房総食料センター視察訪問を実施しました

安全でおいしい産直青果の生産に向けた、土づくりや栽培管理などの取り組みを確認

2014.11.14

品目別栽培カードに関する説明

品目別栽培カードに関する説明

山田集荷場の視察

山田集荷場の視察

施設の視察と質疑応答

施設の視察と質疑応答

農地の視察と質疑応答

農地の視察と質疑応答

2014年10月10日、千葉県の横芝光町にある産直産地・(農)房総食料センターを、組合員6人、東都生協職員4人の計10人で視察訪問しました。

視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で実施しています。

現地では、最初にDVDによる産地概要の視聴。続いて同産地の方よりプレゼンシートに沿って、産地の概要、栽培のこだわり、産地と消費者と生協職員の顔の見える関係づくり、農産加工品へのチャレンジ、若手生産者からベテランの"匠"生産者に至るまでの新しい販売チャレンジ、さまざまな交流活動などについて説明しました。

また、「品目別栽培カード」について、作付け計画、栽培品目、生産者栽培報告書、出荷予定割り振りなどについての説明もありました。

昼食後はバスで移動し、主に根菜類を取り扱っている山田集荷場と生産者の農地の視察を行い、質疑応答を行いました。

参加者は少人数でしたが、その分、視察訪問での産地の状況や概要説明に関してもじっくり聞き入ることができ、東都生協の職員を含め、産地との質疑応答を積極的に行い、産地についての知識を一層得ることができました。

産地と東都生協の産直のつながりや取り組みなどについての理解が深まった、密度の濃い視察訪問となりました。

参加者からは、

「産地を実際に訪れることによって、生産者がどのように栽培し出荷しているのかが目で見て実感できた。今後、商品案内書に掲載されれば、ぜひ購入したいと思う」
「(農)房総食料センター婦人部の方々による手作り料理での昼食のおもてなしが、とてもありがたく、とてもおいしかった」
「和やかに意見交換できるので質問がしやすい。今回も参加して東都生協の野菜は本当にこだわりがあり安全であることを再確認できてよかった」
「ある程度知っているつもりでも、現地に行かないと分からないこともあると思った。若い人が頑張っていることが分かって良かった」
などの感想が寄せられました。

水が自慢の白州の里、(有)白州森と水の里センターを訪問

米や野菜などを生産する耕種農家と畜産農家が連携した循環型農業を推進

2014.11.05

雑草に覆われてもすくすく育つ水なす

雑草に覆われてもすくすく育つ水なす

自然(夏草)と共生する有機農業

自然(夏草)と共生する有機農業

西戸山ブロックは2014年9月8日、産直産地・(有)白州森と水の里センターを訪問 。南アルプスの麓・白州町は、花こう岩をくぐり抜けて磨かれる山の雪解け水(天然水)が自慢の土地です。

同センターは都会の子どもたちの受け入れ農場から始め、畜産・耕作の循環型農業を推進。現在は有機JAS認証取得の野菜を出荷するまでに発展を遂げています。

収穫体験のいんげんは鈴なりに、水なすは雑草に覆われてスクスク育っていました。ある参加者は思わず「多くの産地訪問に行きましたが、これほど育った雑草を見たのは初めて!」とひと声。

目前に広がる自然(夏草)と人為が織りなす対比的な光景に一同目を奪われ、農業と自然との共生や有機農業について考えさせられた訪問でした。

「もったいない」「田んぼの再生」の取り組みに共感

「千葉のこめ豚」「産直親鶏」の利用で国内農業を守り、食料自給率を向上

2014.11.05

参加者全員で調理

参加者全員で調理

「千葉のこめ豚」などの取り組みを学習。「商品を買い支えることが国内農業を守り、食料自給率向上につながります」

「千葉のこめ豚」などの取り組みを学習。
「商品を買い支えることが国内農業を守り、
食料自給率の向上につながります」

2014年8月29日、 第5地域委員会は 「千葉のこめ豚・もったいないシリーズ」 交流学習会を、 井草地域区民センターで開催しました。

まず、㈱コープミート千葉・石井高広さんが、 食の未来づくり運動につなげる取り組みとして、 千葉県内の指定農場で国産の飼料米を給餌して育てた産直豚肉「千葉のこめ豚」、「産直たまご」を産み終えた産直親鶏の挽肉などの加工品、 規格外の野菜を使用した加工品 「もったいないシリーズ」 について説明。

次に、 参加者全員で 「こめ豚となすのみそ炒め」 「ごま油香る中華風黒酢肉団子」 「産直ちび丸焼きじゃがいも」 などを調理して試食しました。

参加者からは 「石井さんの説明が丁寧で分かりやすかった」 「被災地の話が良かった」「もったいない理念や田んぼの再生の取り組みに共感」 という感想や、 「肉団子の食感と風味が最高」 など、 満足の声が多く聞かれました。

みんなでかわいいコックさん!!

マドレーヌは米粉を使うとサクサク感がアップする

2014.11.05

マドレーヌ作りに挑戦

マドレーヌ作りに挑戦

できあがったマドレーヌ

できあがったマドレーヌ

肉団子作り

肉団子作り

赤羽ブロックは東都人材バンクの田中はるみさんを講師に迎え、2014年8月26日に「親子料理教室」を開催。 たくさんのかわいいエプロン姿のコックさんが、 肉団子と米粉のマドレーヌ作りに挑戦しました。

こねて丸めての肉団子では、 大きいお友だちがちびっ子に手を貸すというほほ笑ましい光景も見られました。味付けは塩こうじだけと至ってシンプルですが、 発酵食品を使うことでジューシーさとうま味が引き立つことなど学びながら楽しく調理。

手が空いた時間には野菜の花当てクイズにも挑戦し、 大いに盛り上がりました。

「包丁を持つのは楽しい」「子どもが料理に興味があるのでまた参加したい」 とうれしい感想がたくさん寄せられ、 親子の楽しそうな姿を見て主催者側も大満足の一日でした。

雪害を乗り越えた、ぶどうの甘さに感激

(有)山梨フルーツライン交流訪問 ~腰をかがめての収穫体験で、 生産者の苦労を痛感!

2014.11.05

作業の概要などを聞く

作業の概要などを聞く

ぶどう狩り体験

ぶどう狩り体験

府中南ブロックは2014年8月24日、 (有)山梨フルーツラインを訪問。2月の雪害にも負けず、 たわわに実ったぶどうが出迎えてくれました。

ぶどう12種の試食では、1粒食べるたびに 「おいしい~」 の声が。 ここでの人気度によって作付けが増えることもあり、 試食は重要なのだそう。

ぶどう狩り体験では、おいしい実の見分け方などを教わりながら、 果実に頭が当たらないよう腰をかがめて畑の端を移動。 この体勢は本当に大変で、 生産者のご苦労を痛感しました。

(有)山梨フルーツラインの 「営農塾マルニ」 で就農勉強中の若手生産者を交えた昼食交流会では、 朝4時起きで頑張っている話や、 フルーツ栽培の年間の流れを聞き、 手作業とさまざまな工程を経て果物が供給されることを知りました。

参加者は 「大変な手間で育ててくれている!」 と感謝の思いを強くしました。

埼玉産直センター農業体験企画野菜ができるまでを学ぼう!

大雪被害後初となる(農)埼玉産直センターでの農業体験企画が実現

2014.11.05

大きく育ちますように!

大きく育ちますように!

お水をたくさん飲んで育ってね

お水をたくさん飲んで育ってね

おいしくな~れ

おいしくな~れ

味噌冷やしうどん! 力作です

味噌冷やしうどん! 力作です

今年2014年2月8日の雪が残る中、追い打ちをかけるように14日・15日に降った大雪により、(農)埼玉産直センターは大きな被害を受けました。

特にハウスの倒壊面積は60%以上、「百年トマト」の手付かずの苗がハウスの下敷きになったり、4月出荷予定のブロッコリー施設も残念ながら倒壊し、およそ6億円以上もの減収が予想されました。4月には東都生協職員が応援に行き、ビニールハウスの骨組みを分解するなど復興を願い作業を行いました。

それから半年「この未曽有の危機を必ず乗り切る」と話していた代表理事の木村友一さんの言葉通り、農業体験が実現できるまで見事に復興しました。

8月24日は、大雪被害から初めてとなる農業体験企画が開催され、おとなと子ども合せて51人が集いました。草取りを行い、土を耕し、苗を植え、ハウスを作り、さらに収穫...と、さまざまな農作業を体験しました。

参加者からは 「子どもたちが野菜好きになってくれたらうれしい」 「子どもたちにできるだけ実際の経験をさせたいと思った」などの声をいただきました。

収穫したばかりの新鮮野菜は、お父さんやお子さんが包丁で切って、料理にも挑戦!自分で野菜を作る楽しみや大変さなど、 多くの気付きがあったようです。参加者も元気をいただき、大変充実した一日となりました。

「新商品おしゃべり会」 江戸川会場報告

毎月1〜2品の提案商品を組合員目線で調理・試食・評価し、改善意見を出す商品作りの活動

2014.11.05

資料を基に活発な意見交換中

資料を基に活発な意見交換中

きゅうりが丸ごと1本入ってます 

きゅうりが丸ごと1本入ってます 

今年度の「新商品おしゃべり会」は5つのセンターで開催しています。毎月1~2品の商品を調理して試食し、評価をしています。2014年7月8日、 江戸川会場では第4回を実施しました。

今回の提案商品は、「本醸造醤油でじっくり漬けた国産きゅうりの一本漬け」と「いか揚げ」。2品ともあまり調理の必要がないため、評価し合う時間を多く取り、活発な意見交換が行われました。試食する商品の味、食感、成分についてそれぞれの意見があり、同じ商品でも味が「濃い」「薄い」という議論を行います。

この日のきゅうりの一本漬けも、「これだけ漬け込む必要があるのか」「1本といっても小さく感じる」「ポリポリの食感は良いが、味が濃い」と辛口の評価がある一方で、「市販はもっと味が濃く、添加物も多い」と市販品との違いを評価する意見もありました。

いか揚げについては、「これはいかというよりゲソ揚げでは?」「おいしい」「お酒に合いそう」といった意見が出ました。「ゲソが同じ長さだけど、長い触手の2本分はどこにあるの?」という質問には、一同大笑いでした。

評価が高い商品は、「商品案内に出るのが楽しみ、 もっと早く出してください」と要望するメンバーもいます。 毎回和気あいあいで、 笑い声の絶えない江戸川会場からの報告でした。

*新商品おしゃべり会
新商品に組合員の声を生かす商品づくりの活動。毎月、新商品・開発中の商品について原材料や製造方法を確かめて試食し、味や包材、調理法などを評価します。改善意見は商品部で受け止め、改善結果は商品活動を取りまとめる商品委員会へ報告されます。今年度は、江戸川会場、大田会場、調布会場、町田会場、城西会場で開催

大雪被害支援募金10,555,269円を被災産地に贈呈

大雪被害を受けた産直産地の支援活動を続けていきます

2014.11.05

(農)埼玉産直センター<br>木村友一代表理事に<br>庭野吉也理事長から<br>募金目録を贈呈

(農)埼玉産直センター木村友一代表理事
に庭野吉也理事長から募金目録を贈呈

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(有)山梨フルーツライン
手塚建(たつる)社長へ
東都生協風間与司治専務
から募金目録を贈呈

~大雪被害産地支援募金へのご協力、ありがとうございました~

今年2014年2月の記録的な大雪で、関東甲信の産直産地は大きな被害を受けました。東都生協では3月より大雪被害産地支援募金を組合員の皆さまに呼び掛け、これまでに総額10,555,269 円(うち東京南部生協529,800 円)の募金が寄せられました。 皆さまの温かいご 支援とご協力に心より感謝申し上げます。

皆さまからお預かりした募金は、特に被害が大きかった(農)埼玉産直センター・(有)山梨フルーツラインをはじめ、やさと農業協同組合、(農)茨城県西産直センター、(農)埼玉西部産直グループ、(農)佐久産直センター、北軽井沢産直の会など23 産地に割り振り、6月20日までに贈呈しました。

しかし産地は今なお復興途上にあります。(農)埼玉産直センターでは、年度内に再建できるのは8割程度の見通しです。同産地代表理事の木村友一さんは「私たちの原点は「物を作ってこそ」の生産者魂。この未曽有の危機を必ず乗り切る」と話します。

春の露地野菜の小松菜・水菜などは、生産者の皆さんの頑張りで順調に育ち、少しずつ出荷できました。産地交流訪問はお休みしていますが、11月8日には例年の収穫祭も開催し、組合員との交流も少しずつ元に戻りつつあります。

一方、(有)山梨フルーツラインでは雪害を受けて傷ついた樹や棚、倒壊したハウスは手付かずのままの状態です。生産者の高齢化やハウス再建に必要な労力は大きな問題で、果樹栽培をやめる生産者が増えることが懸念されています。

産直産地の復興に少しでも役立とうと、東都生協では関東甲信の産地に職員を派遣し、倒壊したビニールハウス撤去作業などを手伝いました。これからも産地の再興を見守り、交流企画への組合員参加など、産直の東都生協だからこそできる支援活動を続けてまいります。

取れたての枝豆って、こんなにおいしい!

都心から1時間の(農)埼玉西部産直グループを訪問

2014.10.09

面白かった枝豆の収穫

面白かった枝豆の収穫

枝豆のさやと葉茎を分ける機械

枝豆のさやと葉茎を分ける機械

2014年7月31日、王子ブロックは埼玉県入間郡三芳町にある(農)埼玉西部産直グループを訪問。都心から車で1時間とは思えない環境に恵まれ、たくさんの野菜を生産する畑で、今回は枝豆となす、じゃがいもの収穫体験をしました。

特に面白かったのは枝豆。大人の力でも引き抜くのが大変なほどでしたが、みんなで力を合わせてなんとか引き抜きました。その後は脱穀機のような機械を使って、枝豆のさやと葉茎に分ける体験も...。

昼食時には取れたての枝豆をゆでていただき、そのあまりの甘さにびっくり! こんなに甘くて味の濃い枝豆は生まれて初めて食べました。

「土に触れて元気になった」「生産者と話せて良かった」「これからも東都生協の野菜を食べたい」と、参加者は大満足の様子でした。

無農薬やぶきた茶、茶摘み体験

農薬・化学肥料を使わない栽培が、茶葉の香りとおいしさを引き出します

2014.10.09

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茶摘を体験

生産者の話になるほどと納得

生産者の話になるほどと納得

2014年7月3日、第6地域とーと会「やよい会」は、静岡県藤枝市で農薬無散布で茶を作り続ける産直産地・(有)人と農・自然をつなぐ会」を訪問しました。

7月上旬は、やぶきた種茶の2番茶葉の新芽収穫時期。紅茶に加工されるこの茶葉を籠を持って摘む姿は、文部省唱歌「茶摘み」の「あかねだすきにすげのかさ~♫」茶娘を連想させます。その中に、黒一点(??)、手摘みをしたいと熱望して参加した男性も混じり、現代風な茶摘み風景となりました。

茶摘みの合間には、農薬無散布の茶葉について「なるほど納得」というお話も聞くことができました。

農薬を使った場合、茶葉に掛けられた薬の被膜で虫は寄り付かず、葉は戦うこともなくのんびり育つ。薬の掛からない葉は、寄ってくる虫と必死で戦わねばならず、たくましく育つ。この違いが味に表れるのだそう。

「薬の有無、茶葉の観察は大切」と勉強になりました。
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