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食と農通信 「これが旬。ルッコーラ!」
組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年7月号より
料理例 ★ルッコーラとスモークサーモンのパスタ
1. ルッコーラ(80g)はざく切り、玉ねぎ(100g)は薄切り、ニンニクはみじん切りにする。
2. 鍋にお湯を沸かして塩ひとつまみを入れ、フェデリーニ(細めのスパゲッティ、140g)をほんの少し芯が残った状態のアルデンテにゆでる。
3. フライパンにオリーブ油(大さじ4)、ニンニク、半分に割った赤唐辛子(2本)を入れて火にかけ、香りが立ってきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
4. (3)にゆであがったフェデリーニとゆで汁(おたま1杯)を加えて混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調える。火を止めてルッコーラと松の実(からいりしたもの、大さじ3杯)と混ぜ合わせる。
5. 皿にスモークサーモンを2枚敷き、(4)のパスタを盛りつける。
子育て、支援しま〜す
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
私の好きなものを |
音楽に合わせて |
親子のスキンシップと母親同士の情報交換を目的とした福祉委員会主催の「やってみよう! 親子ヨガとおやつ作り」がさんぼんすぎセンターで2006年7月31日に開かれました。
この企画には、抽選で選ばれた組合員13組が参加。講師は東都人材バンクの根橋明子さん。ゆったりと音楽に合わせて、猫のポーズのおかあさんの背中に乗ったり、足の間をくぐったりと親子の息もぴったり。すっかりリラックスしました。
後半は調理室で子どもたちがおやつ作り。コップにアイスクリームを入れて、バナナ、グミなどをトッピングしてパフェの出来上がり。「保育があったので、1歳児を預け、上の子と参加できて楽しかった」など、親子で楽しんだひとときでした。
未来への遺産
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
ガイド役の長野俊英高校 |
2006年7月27日、東都生協は平和募金企画「松代大本営地下壕見学会」を開催し、組合員16人が参加しました。
地下壕(象山地下壕・舞鶴山地下壕)は太平洋戦争末期、本土決戦に備えて天皇御座所や大本営(戦時中の最高司令部)などを松代に移そうと極秘に建設が進行。
地下壕の建設工事には朝鮮半島から強制連行された人々を含め、多くの犠牲者を出したといわれています。参加者からは「戦争の愚かしさと平和であることの重要さを実感しました」などの感想がありました。
子どもの気持ちになってみました
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
縄はなくても、 |
くらし委員会は2006年7月6日、渋谷区立消費者センターにて臨床心理士の浜田駒子さんを講師に、学習会「子どもの気持ちになってみる心理劇」を開催しました。
17人の参加者は、自分が呼ばれたい名前で自己紹介し、好きな花や、自由時間の使い方を尋ね合うことからはじめました。
続いて、「見えない縄」を使っての大縄跳びをしながら、目に見えるもの・見えないものを経験として学びました。
その後は3人のグループを作り、「子どもが言うことを聞かないとき」を想定し、子ども・母・父の役を割り当て、頭ごなしに叱る親と、何でも受容する親と、子どもの意見を聞きながら話し合う親の3つのパターンを演じてみました。
子ども役をした人の感想を聞くと、頭ごなしに叱るよりも会話をし、理解し合うことで解決に至るのではという考え方が導き出されました。
浜田さんの、「しつけとは、とある目標に向かっての、親と子どもの相互運動である」「勉強好きは、子どもが感動を覚え興味を持つことから生まれるのであって、親が強制するものではない」など、まとめに代えた講義を聞きました。
今回の参加者は、子育て真っ最中の人から子育てを終えた人まで、幅広い年齢層で、改めて家族との接し方を考える良い機会となり、小さいお子さんがいる人には特に、具体的なアドバイスになったようでした。
"平和を守るため"の学習会
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
「国定の教科書に殺されしは |
2006年7月3日、平和委員会主催の学習会「読んだことはありますか? 教育基本法」が東京都消費生活総合センターで開催されました。組合員18人が参加しました。講師は、子どもと教科書全国ネット21事務局長の俵義文さん。
第2次世界大戦後、二度と戦争を繰り返すまいという思いのもとに「憲法の精神に則り」教育基本法が制定されたといういきさつ、制定後から現在までの社会や教育現場の歴史が話されました。
与党は現在「教育基本法改正」を検討しています。俵さんは「なぜ改正しなければならないのかの明確な理由が示されていないのに、内容は教育の自由・自主性の保障を保障する法律から国家による教育統制を正当化する法律に180度転換するものだ」と指摘。
続いて俵さんは改正案文の問題点を、具体例を挙げながら分かりやすく説明。「全ての人に関わることとして関心を持ってほしい」と結ばれました。
灯りを消して「100万人のキャンドルナイト2006夏至」
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
東都生協は、2006月21日(夏至の日)に環境活動の一環として、「キャンドルナイト」への参加を呼び掛けました。「キャンドルナイト」は、アメリカにおいてエネルギー政策に抗議するための自主停電の運動として始まりました。次回の「キャンドルナイト」は本年12月の冬至です。
◆取り組みに参加した組合員からの声
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去年も参加したので今年も参加しました。
普段当たり前のように使っている電気ですが、使わずに過ごすのは難しいものです。早めに家事をフル回転で済ませ参加しました。
去年初めて知って以来、あちこちでキャンドルナイトのことを耳にし、目にしました。多くの人が参加しているんだと思うとうれしくなりました。
地球に優しくなって地球も美しいままでいられるかな? 子どもたちのためにも小さなことを積み重ねて...。
(世田谷区 Kさん)--------------------------------
我が家では「キャンドルナイト」イベントとして、ろうそくの火と音楽で過ごします。音楽は静かな曲をかけました。とても素敵な夜ですよ。
アロマをたいてというのも素敵だと思います。
(練馬区 Tさん)
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家の中でクリスマス用、非常用、和ろうそく、高さ25㎝の大きな物と、4種類全てに火を付けあちこちに置きました。ちらちらと灯りがきれいで昔(江戸時代)の人の暮らしを思ったり、8月8日長崎での慰霊前夜式、平和のことを思いました。
(世田谷区 Sさん)--------------------------------
◆取り組みに参加した職員からの声
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昔使っていたキャンドルランタンを探し出し、久しぶりに火を付けてみました。
(組織運営部 K職員)--------------------------------
仕事を早く終え、猫とたっぷり遊んでから夕食を食べにいきました。時間的にはゆったり過ごせました。
(ニュータウンセンター K職員)--------------------------------
情勢学習会 〜消費者をめぐる世の中の動き〜
機関誌 『東都生協だより』 2006年8月号より
2006年6月13日、東都生協は日本生協連の高井秀一さん、小林真一郎さんを講師に、消費者被害防止のための学習会を開催しました。組合員10人が参加しました。
前半は高井さんを中心に、最近の消費者被害について参加者が順に体験を語り合いました。
消火器詐欺、火災報知器詐欺、振り込め詐欺、架空サイト料金請求はがき、エステ体験勧誘電話など、さまざまな実話に、身近に起こっている被害の多さを改めて感じました。
後半は小林さんから「消費者団体訴訟(団体訴権)制度」について話を聞きました。この制度は、個人では難しい訴訟に消費者団体が取り組めるようになる制度です。各地で団体訴権の担い手となる団体のネットワークづくりが進められています。
この制度を私たちのくらしにどう生かしていくのか、考えさせられた意義深い学習会でした。
平和の種を東京から!
機関誌 『東都生協だより』 2006年8月号より
道行く人に花の種を |
渋谷の街で平和をアピール |
2006年6月12日、「2006ピースアクションin TOKYO」が渋谷区の東京ウィメンズプラザホールで開催されました。東都生協からは10人が参加。
黒坂黒太郎さん(コカリナ)と矢口周美さん(歌とオートハープ)による演奏の後、朗読劇「61年目、はじめての被爆証言」では、広島や長崎で被爆したことを61年間語らずに生きてきた人々の心境が映像とともにつづられました。
広島・長崎両市長からのメッセージが読まれた後、参加した各団体がリレートークを行い、最後に核兵器廃絶に向けたアピールの採択が行われました。
引き続いて、会場の前(青山通り)から表参道ヒルズ、原宿駅の前を通り、宮下公園まで「ピースパレード」を行いました。
情勢学習会 〜平和をキーワードに〜
機関誌 『東都生協だより』 2006年8月号より
東都生協は2006年6月6日、日本生協連び北村洋さんを講師に平和の学習会を開催。組合員10人が参加しました。
前半は、2005年度の日本生協連の平和活動への取り組みを、
(1)被爆、戦争体験の継承と警鐘
(2)核廃絶を目指す
(3)憲法や基地問題
(4)ユニセフ
の4つのテーマに分けて、映像を使って分かりやすく説明していただきました。
後半は「平和活動を広げるために」をテーマに、模造紙に意見を出し合ってまとめていく作業でアイディアを出したり、意見交換を行ったりしました。
学習会などの分かりやすい広報、他団体と連携して情報を迅速に伝える手段の必要性、ひとりでも行動につなげられる方法など、活発に意見が出ました。
2006年6月のNO₂の測定結果
機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より
東都生協(コープ)では、組合員が空気中の二酸化窒素(NO₂)測定活動に取り組んでいます。
年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけにしていただくことなどを目的としています。2006年6月1日(木)午後6時〜6月2日(金)午後6時の24時間、簡易カプセルでNO₂測定を行いました。その結果をご報告します。
■2006年6月の測定結果は以下の通りでした。
測定日時:2006年6月1日(木)午後6時〜6月2日(金)午後6時
配付数:912個
回収数:613個
有効カプセル数:573個
回収率:67.2%
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04〜0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」とされています。
人の健康に悪影響を与える汚染物質として、イオウ酸化物(SOx)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素、浮遊粒子状物質(SPM、PM2.5)などが知られています。これらの汚染物質は主に自動車から出る排気ガスが原因です。
東都生協は、組合員が身近な所の空気の汚れを実際に測って確かめ、きれいな空気を取り戻すにはどうすれば良いかを考えていただくことなどを目的に、1988年から二酸化窒素(NO₂)測定活動を実施しています。
測定結果は「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供。同連絡会では、生協の他さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定活動の積み重ねが、こうした大きな運動を支えています。