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慣れれば優しい生ごみリサイクル
機関誌 『東都生協だより』 2006年3月号より
庭がなくても、 |
2006年1月13日、環境委員会主催で生ごみの有効利用を広く進めるために「生ごみリサイクル教室」がさんぼんすぎセンターで開かれました。
講師は「NPOたい肥化協会」の会田節子氏と浅井民雄氏。ビデオも交え、プランターやダンボールを使うなど、いろいろな事例でのぼかし肥を使った堆肥の作り方を教えていただきました。
13人の参加者は熱心に聞き、講習会が終ってからも講師の周りには個人的に質問する人の輪ができました。
食と農通信 「これが旬。長ねぎ!」
組合員活動情報紙 『ワォ』 2005年12月号より
長ねぎは、ビタミン類は少ない一方、新陳代謝を高め、疲労回復に効果的な働きをする硫化アリルという成分を含んでいます。ビタミンB1の吸収を助け、その働きを高めるので、B1を含む食材(豚もも・ごま・など)と一緒に食べると良いでしょう。
また、鼻詰まりや頭痛を抑制し、体を温める効果もあるといわれています。風邪気味かなと思ったら、刻んだ長ねぎとしょうが+みそ適量に熱湯をかけた汁を試してみてください。
●調理例 ねぎみそ (4人分)
1. かたゆで卵(1個)を作り、黄身だけ取り出してつぶし、みそ(30g)に混ぜる。
2. 長ねぎ(1本)は白い部分をみじん切りにする。またかつおぶし(1/3カップ)を手でよくもんで粉にする。
3. (1)(2)をみりん(大さじ1)で混ぜてお皿に薄く塗りつける。
4. 焼き網を熱し、(3)のお皿を伏せてのせ、表面に焼き色がつく位に焼く。ごはんにのせてできあがり。
「次の世代へ伝える食 今私たちにできること」
管理栄養士・安藤節子氏を講師に、食育での食事の重要性について学習
「おやつの与え方にも気を付けて!」 |
2005年10月26日、食と農委員会は食育に関する学習会を東京都消費生活総合センターで開催しました。講師は管理栄養士の安藤節子さん。組合員22人が参加しました。
◆食事とは何か「現代は、情報が氾濫し、情報に振り回されて自分を根無し草にしている」「調理済みの加工食品があふれ、見て・聞いて・触って・匂って・味わうという五感を上手に使って感じるプロセスが奪われている」と安藤さんは指摘。
「食事の持つ意味は、一緒に作って食べること、会話をすることという生活行為」と話しました。
◆五感豊かに脳育て赤ちゃんは、生まれてくると欲求を訴えます。食欲もその一つです。子どもの成長段階に合わせて、五感を上手に使って一緒に作るプロセスを経験させると脳も育ちます。
好き嫌いが出始めたときには、大人がおいしそうに食べて見せたり、子どもが嫌いなものを食べたときに褒めてあげることで、子どもは食べることを心地良いと感じるようになります。
食べることを強制するのではなく、食べたいという意欲が自主的・自発的に生まれ、それを育てる環境づくりを心掛けましょうということでした。
◆食育とは季節の物が巡り巡ってくること、それが旬で、私たちは生き物が一番元気なときに、その命を頂きます。
「素材を食べることを大事にし、いろいろなものを子どもと共に調理して食べること、会話のある楽しい食卓をともにすることが何よりも大切」安藤さんは強調。
若いお母さんからも実生活に則した質問があり、充実した学習会となりました。
明かりを消して「100万人のキャンドルナイト2005冬至」
夏至と冬至の午後8時〜10時の2時間、照明を消しロウソクを灯して過ごすスローライフ運動を進めています
東都生協では、環境を大切にする、さまざまな活動を進めています。2005年は6月21日(夏至の日)に続き、12月22日(冬至の日)に環境活動の一環として「キャンドルナイト」に取り組みました。「キャンドルナイト」は、アメリカでのエネルギー政策に抗議する自主停電の運動から始まりました。夜8時から10時の2時間、明かりを消した暮らしを呼び掛けています。
◆取り組みに参加した組合員からの声
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今回も、ろうそくの火をつけて食事をしました。
電気の有り難さを(便利で快適な生活を送れるので)つくづく感じました。実は、うちでは、キャンドルナイトを始めてから夕食の時の、落ちつく感じがとても気に入って、時々、やっています。
電気の有り難みを考える良い機会でもあり、無駄な電気を使わないように気を付けるようにもなりました。
これからも「キャンドルの光で夕食」を続けていこうと思っています。
(調布市 Tさん)
12月のキャンドルナイトには、アロマのろうそくなどたくさん用意しておいて楽しみました。それ以来、夜、茶わん洗いする時などは、あまり明るくなくても良いので、ろうそくを並べて、洗ったりして楽しむようになりました。
(目黒区 Tさん)
外が明るいので(他の家の光ですが)、電気が無くても過ごせました。他の人も地球のことを考えながら過ごしていると思うと、つながっているみたいでちょっと楽しい(でも、外が明るいということは、周りの人はやってない‥?!)。
子どもがもう少し大きくなったらキャンドルをともし、語り合って過ごしてみたいなぁ、と思いました。
(世田谷区 Kさん)
◆参加した職員からの声
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家の明かりを全て消して、8階から外を見て、どんなに街が明るいか見てみました。予想以上に外は明るく、無駄と思われる明かりがキラキラしていました。
防犯上のこともあると思うので、明かりの使い方を家族と話し合いました。
(足立センター M職員)
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ジャン・ユンカーマン監督の映画「日本国憲法」の上映会を開催
日本国憲法に対する認識を深め、平和について考えました
ビデオパッケージ |
2005年12月12日と13日の2日間、平和委員会の主催でジャン・ユンカーマン監督の映画「日本国憲法」の上映会がさんぼんすぎセンターで行われました。約50人の組合員が参加し、上映後には参加者同士の活発な意見交換が行われました。
戦後60年を過ぎ、憲法改正の動きが活発になっています。戦争放棄を誓った憲法第9条を、私たちはどのように捉えればいいのでしょうか。憲法は誰のためのものなのでしょうか。
この映画では、憲法制定の経過や平和憲法の意義について、世界の知識人が貴重な考えや示唆に富む分析をしています。
戦前の日本女性の無権利状態から新憲法に女性地位向上とその権利を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴードンさんや中国の作家、韓国の歴史学者、アメリカの政治学者などのインタビューの中に、私たちが知らなかった大きな問題が見えてきます。
日本国憲法に対する認識を深め、平和について考える機会となりました。
※「日本国憲法」(本編78分)のビデオの貸し出しをしています。
問い合わせは「さんぼんすぎセンター」(TEL:03-3329-3667 月曜〜土曜 午前10時〜午後4時)までどうぞ。
沖縄戦跡と基地巡り
沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題について学び、平和を巡る課題について考えました
魂魄(こんぱく)の塔 |
2005年12月6日から8日、沖縄県生協連と日本生協連共催「沖縄戦跡と基地巡り」に東都生協から10人が参加しました。
沖縄県生協連と日本生協連は、沖縄戦の実相と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、毎年沖縄にて戦跡・基地を巡る活動に取り組んでいます。1日目は到着後、沖縄戦の学習会として元ひめゆり学徒隊の宮城喜久子氏の証言と、2004年8月沖縄国際大学へ墜落した米軍ヘリを自宅から見たコープおきなわの組合員から説明を聞き、過去・現在の米軍と沖縄との関わりを知ることができました。
2日目は60年前の沖縄戦の戦跡を巡り、島民の多くが隠れ潜んだ「がま」(鍾乳洞を利用した防空壕)にも実際に入り当時の様子を体験。
3日目は米軍の嘉手納基地を間近で見ることができる安保の丘(あんぽのおか)に立ち、目の前で戦闘機が離陸する様子などを見て、現在の沖縄が置かれている状況を目の当たりにしました。
駆け足で巡った3日間でしたが、参加者は皆、南国リゾートのイメージとは全く違う沖縄の過去・現在をわずかではありますが理解することができました。
2005年12月東都生協NO₂測定結果のご報告
東都生協組合員による二酸化窒素(NO₂)測定活動
2005年12月1日(木)午後6時~12月2日(金)午後6時の24時間、
簡易カプセルでNO₂測定を行いました。その結果をご報告します。
東都生協は1988年から二酸化窒素(NO₂)測定に取り組み、測定結果を「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供しています。この連絡会では生協のほか、さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定の積み重ねが大きな運動を支えています。
測定日時:2005年12月1日(木)午後6時~12月2日(金)午後6時
配付数:1033個
回収数:701個
有効カプセル数:610個
回収率:67.9%
※環境省が定めたNO₂の基準値は「0.04~0.06ppmのゾーン、またはそれ以下であること」とされています。
あの日から60年・・・
東京都原爆被害者団体協議会と東都生協組合員が交流
「色合いが素敵でしょ」 |
「平和な明日」を思い、 |
平和委員会主催で、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)と組合員との交流会が都内3会場で行われました。2005年11月30日、東京ボランティアセンターで開催された交流会には東友会から28人、東都生協からは11人が参加しました。
板橋区の小野美穂氏が原爆投下の日の生々しい体験を語る「被爆の証言」があり、組合員は被爆者の話を真剣に聞いていました。
「たった1発で多数の命が奪われました。このような核兵器を1日でも早く無くしましょう」と東友会副会長の飯田マリ子氏が述べました。最後に今年も組合員の手編みのモチーフで作った膝掛けやマフラーなどが贈呈されました。
探検しよう!! 高尾山
森林インストラクターが、普段では見過ごしがちな高尾山の自然を丁寧にガイド
インストラクターの指す |
2005年11月8日、環境委員会主催「秋の自然環境教室in高尾山」の企画で山歩きをしました。
参加者26人は3つの班に分かれて山頂を目指します。
各班にはインストラクターが付き、山道でのマナーや安全、動植物の生態、周囲の地形などを詳しく学びました。
見て、聞いて、触れて、感覚を充分に働かせながら自然を満喫しました。
「素晴らしい高尾山の環境をこれからも守りたい」「今日はたくさんのことを学びました」などの感想が寄せられました。
食と農通信 「これが 旬 。にんじん!」
組合員活動情報紙 『ワォ』 2005年11月-(3)号より
●ビタミンたっぷりメニュー
β-カロチンを有効に摂取するなら、天ぷら、野菜炒め、きんぴら、シチュー、グラッセなどのように、油を使って調理するのがベター。サラダも、マヨネーズや油を使用したドレッシングを使えばOK!
寒くなるころは根野菜がおいしくなり、体にも良いですよ!
12月1回 企画にんじんはHAPPY PRICE!!です。
商品案内 土づくり通信をご覧ください。